線虫がん検査N-NOSEの個人向けサービス「Go To N-NOSE」が10月26日からスタート

2020.10.27 Vol.Web Original

コロナ禍でがん検診受診率が大幅に低下

 株式会社HIROTSUバイオサイエンスが10月26日から、がんの1次スクリーニング検査である「N-NOSE」の個人向けサービス「Go To N-NOSE」を開始した。 「N-NOSE」は嗅覚の優れた線虫が、がんの匂いに引き寄せられることを利用した検査。わずかな尿で検査が可能で、日本がん予防学会等の発表データから感度86.3%の高精度の検査となっている。    現在、コロナ禍においてがん検診受診率が大幅に低下し、日本対がん協会の発表では2020年5月は前年同月比8%の受診率となった。そんな中で「感染リスクを減らすために医療機関に行かずにN-NOSEを受けられるようにしてほしい」という声があがったことから、同社が新しい受付システム「Go To N-NOSE」を導入した。  同システムでは専用Webサイトで申し込み後、自宅等に届く検査キットで採尿し、検体(尿)を「N-NOSEステーション」に提出すると検査結果が郵送で届くというもの。 「N-NOSEステーション」は東京・千代田区紀尾井町と福岡・博多区千代の2か所から稼働。今後、検体回収拠点を増やしていく予定。費用は9800円(税別)+検査キット・送料700円(税別)となっている。

三戸なつめがしっとり黒髪で医療用ウイッグサービスをPR「悩みやストレスを改善できたら」

2020.10.19 Vol.Web Original

 三戸なつめが19日、都内で行われた新しい医療用ウイッグサービス「natuwig MEDIC(ナチュウイッグ・メディック)」の記者発表会に登壇した。  しっとりとした黒髪のセミロングのウィッグを着用して登場した水戸は「たぶん、三戸なつめに見えないですよね。ぱっと見、誰も私と思わないと思う」と照れくさそうに笑うと、新サービスを使って、人差し指で好みのヘアスタイルを作って見せた。  抗がん剤治療や脱毛を伴う病気、先天性の理由により脱毛に悩む女性を対象にした、フィッティングアプリを通じてオーダーメイドする医療用ウィッグサービス。  三戸は、医療用ウィッグについて、「どうやって選んでいくんだろうというのがありました。形、長さとかも変えられるのか、自由に選べるのかなと思っていた」というが、アプリ上で髪型を完成していくなかで「手軽にできてうれしいですね。家族と“これいいんちゃう?”、“似合わへんな”とか(話すことが)できていいんじゃないかな」。  抗がん剤治療の影響で、ウィッグをつけるようになってから“脱ウィッグ”するまで1年ほどかかる人が多いという。だからこそ、医療用ウィッグにも注目が集まっている。 「髪の毛は女性にとってすごい大事なもの」と、三戸。「闘病中の方、髪の毛に悩みがある方の悩みやストレスがこのウィッグでちょっとでも改善できたり、前向きな気持ちになれたらいいなと思います。私もこの機会に闘病中の方の気持ちだったり、ウィッグに関して知れて良かったと思う。いま悩んでいる方にはヘアやファッションを楽しんでくれたらいいな、そういうきっかけになってくれたらと思います」と、話した。  「natuwig MEDIC」を使うと、アプリ上で、髪の長さ、髪の色、分け目から基本となるヘアスタイルを選び、自分の顔写真に合せて、長さやボリュームなどを自分好みに調節して、フルウィッグを簡単にオーダーできる。ウイッグには医療用として高品質の人工毛を使用。普通のシャンプーを使用でき、自然乾燥が可能なスタイル形状記憶、締め付けず蒸れないインナーキャップを採用している。

乳がんと闘う矢方美紀、抗がん剤治療による見た目の変化の悩みを動画でサポート

2020.10.14 Vol.Web Original
 乳がんと闘うタレントで声優の矢方美紀が14日、「アピアランスサポート オンライントークセッション~がんと共に自分らしく、美しく過ごせる社会へ~」に出席、抗がん剤治療をするなかで経験する髪や肌、爪などいったアピアランス(見た目)の変化への対応について、自身の経験も交えながら、トークした。矢方は、2年前に乳がんで手術を受け、抗がん剤治療を行い、現在も治療を続けながらタレント活動をしている。

ペナルティのワッキーが一時休養 中咽頭がんで治療

2020.06.07 Vol.Web Original
 お笑いコンビ、ペナルティのワッキーが中咽頭がんの治療のため、一時休養する。7日、所属する吉本興業が発表した。  ワッキーは、4月上旬に首にしこりのようなものを感じて都内の病院で何度か検査を受けたところ、初期の中咽頭がん(ステージ1)が見つかった。担当医師と相談し、外科手術はせずに放射線化学療法で治療することを決めたという。  現在のところ、6月8日から7月下旬まで入院して治療に専念し、8月末まで休養する予定だという。

堀ちえみがエッセイ出版「話すことができない分、気持ちを文字として綴った」

2019.10.21 Vol.Web Original
 堀ちえみが20日、エッセイ『Stage For~舌がん「ステージ4」から希望のステージへ~』(扶桑社)の発売記念サイン会を都内で行った。同書は、舌がんの発覚から、治療を経て、表舞台に立つことができるようになった現在に至るまでを綴ったエッセイ。

日本人のHPVワクチン接種率は0.3%!知っているようで知らない子宮頸がんの現実

2019.10.16 Vol.Web Original

 毎年10月は乳がんの啓発を行う「ピンクリボン月間」として、さまざまなイベントやキャンペーンが行われているが、11月は「子宮頸がん予防啓発強化月間」だということをご存知だろうか。女性特有のがんとして、乳がんに次いで多く発症しているのが「子宮頸がん」だ。国内では現在年間に約1万人が罹患し、そのうち死亡者数は約3000人に上る。特に若い女性の罹患率が高く、一番多いのは30代前半だがどんどん若年齢化、その背景にあるのは“オープンな性行動”なのだという。こうした現状を踏まえ、企業で働く人のがん検診受診率向上を目指す「がん対策推進企業アクション」が女性メディア向けにセミナーを行った。  子宮頸がんの原因となるのが、HPV(ヒトパピローマウイルス)への感染だ。主な感染経路は性的な接触で、性交渉の経験がある女性のうち50〜80%が生涯に一度はHPVに感染するとされている。現在180種ほどあるHPVのうち、子宮頸がんの主要な原因となるのは16・18型で、予防には性交渉を経験する前にHPVワクチンを接種することが最も有効とのこと。しかし「日本はヘルスリテラシーが低いと思います。その象徴がHPV予防ワクチン」と警鐘を鳴らすのは、東京大学医学部附属病院の放射線治療部門長である中川恵一医師。

知る事で治療の選択肢を増やしていこう! がんに関する市民講座開催【胃がん】

2019.01.05 Vol.WEB
 日本人の2人に1人は罹患するといわれているがん。昔はがん=死というイメージだったが、最近は手術、投薬、放射線などさまざまな治療法が確立され、完治が目指せるケースも多い。また、完治は難しくても“がんと共存して生きる”人も増えている。がんには個人差があり、同じがんでも人によって治療法はさまざま。自分のがんを知る事で、納得のいく治療を選択できるようにしたい。

がん免疫療法開発でノーベル賞

2018.10.05 Vol.web Original
 スウェーデンのカロリンスカ研究所は10月1日、2018年のノーベル医学・生理学賞を免疫を抑制するタンパク質を発見し、がん免疫治療薬「オプジーボ」の開発につなげた京都大特別教授の本庶佑氏ら2人に授与すると発表した。日本人のノーベル賞受賞は2年ぶりで計24人。本庶氏は2日、賞金については「(若い研究者をサポートするための)大学の基金として寄付したい」などと語った。

正しいがんの情報を知ることができる2日間 「ジャパンキャンサーフォーラム2018」が開催

2018.08.15 Vol.web Original

 がん患者と家族のための日本最大級のがん医療フォーラム「ジャパンキャンサーフォーラム2018」が11日(土)、12日(日)に東京・築地の国立がん研究センター築地キャンパス新研究棟で開催された。主催・運営は、「科学的根拠に基づくがん医療の普及啓発」に取り組んでいる、認定NPO法人キャンサーネットワークジャパンで、今年で5年目を迎える。

治るはずのないがんは、なぜ消滅したのか—『がん消滅の罠 完全寛解の謎』

2017.03.16 Vol.686
 2017年第15回の「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作は、医療本格ミステリー。日本がんセンター呼吸器内科の医師・夏目は、余命半年の宣告をした肺腺がん患者の病巣がきれいに消えていることに衝撃を受ける。実は他にも、生命保険会社に勤務する友人から、夏目が余命宣告をしたがん患者が、リビングニーズ特約で生前給付金を受け取った後にも生存し、そればかりかがんが寛解するという事が立て続けに起こっているという事を聞く。偶然にはありえない確率で起きているがん消滅の謎を、同僚の羽鳥と共に解明すべく調査を開始。一方、セレブ御用達の病院、湾岸医療センター。ここはがんの超・早期発見、治療する病院として、お金持ちや社会的地位の高い人に人気の病院。この病院のウリは、万が一がんが再発・転移した場合も、特別な治療でがんを完全寛解させることができるということ。果たしてそれはそこでしか受けられない最新の治療なのか?!  がん消滅の謎を追究するうちに、夏目はこの湾岸医療センターにたどり着いた。その病院には、理由も告げずに日本がんセンターを去った恩師・西條が理事長として務めていることが分かり動揺する夏目。一体、そこではどのような治療が行われ、がん患者はどのような経過をたどっているのか。また、自分の病院で起きているがん消滅の謎との関係性は。専門用語が出てくる医療物は苦手な人もいると思うが、同書は非常に分かりやすく、ミステリーとして単純に楽しめる。果たしてそのトリックが可能なものなのかどうかは、判断できないものの、非常に興味深く読め、国立がん研究センターにいたという著者の知識が存分に生かされた大胆なストーリーに驚かされる。

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