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竹下幸之介が同門のMAOを破り「D王」Bブロック首位を死守。岡林裕二もクリス・ブルックスを下し同点で並走【DDT】

2021.11.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強を決めるリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」の第4戦が11月10日、東京・新宿FACEで開催された。Bブロックで出場しているKO-D無差別級王者・竹下幸之介はサウナカミーナの同志であるMAOを破り、2勝1分けで勝ち点5に伸ばして首位を守った。負けじと岡林裕二(大日本プロレス)もクリス・ブルックスを下して勝ち点5として、竹下との並走をキープした。

 竹下の優勢は揺るがないと思われたが、MAOは掌底、洗濯バサミといった矢野卓見師範から学んだエセ骨法殺法で攻め立てた。竹下が垂直落下ブレーンバスターからPlus Ultraに移行しようとすると、MAOはこの日、2度目の洗濯バサミであと一歩のところまで追い詰める。なんとかこれを逃れた竹下は投げ捨てジャーマン、ザーヒーでダメージを与え、Plus Ultraをガッチリ決めてギブアップを奪った。

「D王」Bブロック最軽量のMAOが“エセ骨法”殺法で樋口和貞を破り初戦飾る。「今日はうまく消化できて勝てた」【DDT】

2021.11.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」が11月6日、神奈川・横浜ラジアントホールで開幕第2戦を迎えた。Bブロックで最軽量(85キロ)のMAOが開幕前に「総合格闘術骨法烏合會矢野卓見道場」で“エセ骨法”を習得した成果を見せて、樋口和貞を破り初戦を勝利で飾った。

 樋口とは20キロの体重差があるMAOはエセ骨法の動きを要所要所で見せて樋口を幻惑。樋口も持ち前のパワーで、チョップの乱れ打ち、ラリアットで追い込んだ。10分過ぎ、MAOは教えを受けた矢野卓見師範の得意技である洗濯バサミを垂直落下式で決め、両足で頭を絞め上げると樋口が気を失ってレフェリーが試合を止めた。

KO-D無差別級王者・竹下幸之介が堂々の「D王」全勝優勝を誓う【DDT】

2021.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが21日、東京・千代田区の神田明神内で、同団体のシングル最強決定リーグ戦「D王 GRNND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、東京・大田区総合体育館で開幕)に向け記者会見を開き、Bブロックで出場するKO-D無差別級王者・竹下幸之介が堂々の全勝Vを誓った。

 Bブロックでは竹下のほか、HARASHIMA、樋口和貞、クリス・ブルックス、MAO、岡林裕二の6選手がエントリーした。

 竹下は「昨年は準優勝で、優勝したのは3年前。1度優勝したときの竹下幸之介とも、去年準優勝した竹下幸之介とも全然違う。特に今回はでかい選手が多い。開幕戦は岡林選手。僕がこの1年間もがき苦しんできた一つの結果を見せるときだし。プロレスラーはでかくてナンボだというのを心に秘めて、10代の頃からウエイトトレーニングに励んできたので、岡林選手とは真っ向勝負で。数年前の自分だったら、スピードというか変化球で勝負しないと、一瞬たりとも勝ち目はなかったと思うんですけど。今はしっかり真っ向勝負でチャンピオンとして、岡林選手と戦えると思ってます。初戦必ず勝って、このD王は全勝優勝で、一つも負けずに一番になりたいと思います」と高らかに全勝での優勝を口にした。

KO-D無差別級王座初Vに成功した竹下幸之介が「D王GP」無敗での優勝宣言【DDT】

2021.09.28 Vol.Web Original

「チャンピオンとしてシングルのリーグ戦に出る以上、1敗もできない」

 DDTプロレスが9月27日、東京・千代田区の神田明神内で「Who’s Gonna TOP? 2021」(9月26日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見を行い、挑戦者クリス・ブルックスを激闘の末に破り、KO-D無差別級王座の初Vに成功した竹下幸之介が出席した。

 竹下は「クリスはベストフレンドの1人で、ふだんからプロレスの話をかわし合ってる間柄。クリスも英国から覚悟をもって来て、DDTを選んでくれて。それをほかのレスラーより知ってる分、特別な感情がありましたし、チャンピオンとして負けられない以上、後楽園の地で結果を残したいと臨みました。壮絶なハードな試合になりましたけど、どうにかこうして元気にこの場に来れたことを誇りに思います」とクリス戦を振り返った。

 さしあたって、竹下は勝俣瞬馬とのコンビで保持するKO-Dタッグ王座の防衛戦(挑戦者はHARASHIMA、吉村直巳)を10月12日の後楽園で控えているが「無差別は個人の戦いであり、タッグは勝俣との2人での戦いなんで。モチベーションも違うし。シングルでも可能性を追求したいし、明るい未来を見て行きたい。タッグでも未来を見て行きたい」と語った。

 DDT最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」の開幕戦(11月3日、東京・大田区総合体育館)では岡林裕二(大日本プロレス)との公式戦(Bブロック)が決まったが「岡林選手が今年のD王、1戦目の対戦相手になりますが、リーグ戦で1戦目は大事。もちろんいいスタートを切りたいし。今DDTのトップ、チャンピオンとして大日本の岡林選手と戦うということで、普通のシングルとは重みが違うなと思います。DDTの代表として、岡林選手を迎え撃ちたい。最近ではKO-Dタッグ王座をHARASHIMA、岡林組から獲ったんで、岡林選手とはマッチアップしてるんですけど。バーベルを上げる重さは確実に岡林選手が上だと思うんですけど、人をつかんでぶん投げる力、人を殴ってぶった斬る力は僕も負けてないと思うんで。シングルは初めてなんで非常に楽しみにしてます」とコメント。

竹下幸之介がクリス・ブルックスとの死闘を制しKO-D無差別級王座初V。「『D王GP』絶対王者として僕が優勝したい」【DDT】

2021.09.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月26日、東京・後楽園ホールで「Who’s Gonna TOP? 2021」を開催。KO-D無差別級王者の竹下幸之介が挑戦者クリス・ブルックスとの29分超えの死闘を制して、初防衛に成功。試合後には、11月3日に東京・大田区総合体育館で開幕するDDT最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」での優勝を早くも宣言した。

 序盤はグラウンドでのレスリングの攻防でスタートしたが、5分過ぎ、クリスは場外に戦場を求めた。クリスが腕を攻め、チョップの連打をたたき込めば、竹下もジャンピングラリアット、トップロープ超えトペコンヒーロなどで応戦。竹下が雪崩式パワーボムを見舞えば、クリスは雪崩式ダブルアームスープレックスで逆襲し消耗戦に発展。25分過ぎ、竹下がエプロン、場外でのジャーマンを繰り出してダメージを与えると、ザーヒー、グラウンド状態でのラリアットからPlus Ultraで絞め上げてギブアップを奪った。

竹下幸之介が保持するKO-D無差別級王座に挑戦するクリス・ブルックスが前哨戦で猛アピール「9・26後楽園でも、私がもう一度勝つ!」【DDT】

2021.09.19 Vol. Web Original

 DDTプロレスが9月18日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Who’s Gonna TOP? 2021 TOUR in YOKOHAMA」を開催。同26日の東京・後楽園ホールで竹下幸之介が保持するK0-D無差別級王座に挑戦するクリス・ブルックスが王座獲りを猛アピールした。

 この日のメインイベントでクリスはHARASHIMAと組み、竹下、中村圭吾組と対戦。クリスと竹下が先発し、序盤はレスリングの攻防。スタンドになると、竹下がラリアット、ブレーンバスターを繰り出してPlus Ultraを決めるもカットされた。10分過ぎ、クリスは竹下の腕にダブルニー、オクトパス・ストレッチで逆襲。竹下も強引にジャーマンで投げ捨てるなど応戦。その後、HARASHIMAと中村が強烈なミドルキックの応酬に。打ち勝ったHARASHIMAはハイキックから蒼魔刀をたたき込んで中村から3カウントを奪った。

 竹下組から勝利を挙げたクリスは「タケちゃん、今日はサウナカミーナじゃない。私が勝ったでしょ。9月26日、後楽園、KO-D無差別級もタケシタ・オンリー。サウナカミーナじゃない。私、もう一度勝つよ」と日本語で王座奪取を誓った。

KO-D無差別級王者・竹下幸之介がクリス・ブルックスとの初V戦に闘志「かつての飯伏vsケニーを超えるような戦いをしたい」【9・26 DDT】

2021.09.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月15日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、26日の東京・後楽園ホールで挑戦者クリス・ブルックスを迎えて初防衛戦を行う、KO-D無差別級王者の竹下幸之介が闘志を燃やした。

 竹下は8月21日の富士通スタジアム川崎で、難攻不落の王者・秋山準を破り、約2年ぶりに王座を奪還。試合後、シングル戦で竹下に3連勝しているクリスが挑戦を表明し、新王者が受諾した。

 2019年7月21日、後楽園で当時、王者だった竹下に挑戦して以来、約2年ぶりに同王座に挑むクリスは「会見ではふざけたことをすることもあるけど、そういう日ではない。私のキャリアで最も重要な試合になる。プロレスキャリア14年の集大成であるとともに、この2年間、家族、友達とも離れて暮らし、そこまでして日本に残ってプロレスをした。それが正しかったのか試されることになる。貴重な機会をムダにすることはありません。確実にこのチャンスをモノにして、無差別級チャンピオンとして、皆さんの前に立ちたい」と王座奪取を誓った。

 一方、竹下は「今回、タイトルマッチの対戦相手がクリスに決まって、今までチャンピオンとして何度もタイトルマッチを経験してきましたけど、そのどれよりも“楽しみにしてます”と声を掛けてもらった。何度かシングルをしているし、そのなかでクリスがこの2年くらいで積み上げた経験、日本に来る前に築き上げた経験がある。僕もこの1年苦しい思いをしたけど、秋山準に勝って、ベルトを巻いてる経験は、ほかのどのレスラーも経験できない経験をしてきた。お互いに築き上げたものが最高潮になってると思います。竹下のブランド、クリスのブランド。もっと言えば、それぞれが築き上げたブランドがある。それが最高峰に来てる」と胸中を吐露。さらに「比べるモノではないけど、かつてDDTで飯伏幸太vsケニー・オメガがそうだったように、僕たちもその存在を今のDDT代表として、超えるような戦いをしたい。かつての竹下vsクリスを超える一戦になるので期待してください」と胸を張った。

KO-D無差別級王座を奪還した竹下幸之介が決意表明。「今の絶好調の僕なら、重圧をはねのけて唯一無二の王者像を作れる」【DDT】

2021.08.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月23日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、21日の富士通スタジアム川崎で秋山準を破り、KO-D無差別級王座を1年10カ月ぶりに奪還した竹下幸之介が二夜明けた胸中を吐露した。

 冒頭、竹下は「当日は実感というより、必死に戦って、必死に勝ったなと。負けられない戦いだったし。1日、2日経って、秋山準から獲ったこのKO-D無差別級のベルトというのは、今までのKO-D無差別級チャンピオンとしての防衛ロードとは、重みが違うと思うし、責任感も違うと思います。でも、今の絶好調の僕なら、その重圧をはねのけて唯一無二の王者像を作れると思ってるので。さっそく次のタイトルマッチは9月(26日)、後楽園ホールでクリス(ブルックス)に決まりましたけど、DDTファンだけじゃなく、日本のプロレスファン、世界のプロレスファンに届けられるような試合になると思います。今後の防衛ロードに大いに期待してもらいたいと思います」と堂々たるコメント。

 川崎決戦でのフィニッシュは秋山対策で考案した変型チキンウイング・フェースロックだったが「これで勝てなかったら何も残されてないくらいのつもりで絞りきった。その結果、秋山選手からギブアップが取れたので、僕自身もそうですけど、技自体にも自信がつきました。これさえ入ればギブアップが取れないことはないというのが証明された。これからジャーマンと並んで、大きな武器にしていきたい」と話した。

竹下幸之介が“3度目の正直”で秋山準を破り、KO-D無差別級王座を2年ぶり5度目の戴冠【DDT】

2021.08.22 Vol. Web Original

「もっとデカいレスラーになって、次は僕が秋山準を迎え撃ちます」

 DDTプロレスの真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」が8月21日、神奈川・富士通スタジアム川崎で開催され、メインイベントでは竹下幸之介が秋山準を破り、KO-D無差別級王座を奪還。9月26日の東京・後楽園ホールでクリス・ブルックスと初防衛戦を行うことが決まった。

 竹下は昨年11月3日の東京・大田区総合体育館、同年12月27日の後楽園(D王 GRAND PRIX優勝決定戦)で秋山に敗れシングルで2連敗を喫し“3度目の正直”に向け、満を持して臨んだ。

 試合は序盤から激しい一進一退の攻防となり、15分過ぎには秋山のエクスプロイダーと竹下の投げ捨てジャーマンの投げ合いに発展。20分過ぎ、秋山がヒザ蹴り連打からリストクラッチ式エクスプロイダーを繰り出すも、竹下はカウント2でクリア。耐えた竹下は投げ捨てジャーマンからザーヒー、さらにサポーターを外してザーヒーを連発。クロスアーム式ジャーマンで投げると“打倒秋山”のために開発した変型チキンウイング・フェースロックで首を絞め上げると秋山はたまらずギブアップ。竹下はようやく秋山を倒し、約2年ぶり5度目の王座戴冠を果たした。

 竹下は「今日でピリオドなんて打つ気はありません。秋山さんから獲ったベルト。死ぬ気で防衛して、もっとデカいレスラーになって、次は僕が秋山準を迎え撃ちます」とマイク。退場しようとしていた秋山は「竹下、今日は負けたよ。獲り返すから待っておけ」と言い返した。

勝俣瞬馬&MAOの“文化系ハードコア”発言を葛西純が“ゆとり系ハードコア”と一刀両断【DDT】

2021.08.18 Vol.Web Original

 DDTプロレスは8月17日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)に向けて記者会見を開き「スペシャルハードコアタッグマッチ」でクリス・ブルックスと組み、勝俣瞬馬、MAO組と対戦する“デスマッチのカリスマ”葛西純が勝俣とMAOを一刀両断した。

 勝俣は「キャリアとか経験とかは置いといて、葛西さんに僕たちのDDTらしいハードコアマッチを堪能していただいて。野外ということで当日も暑いでしょ。サウナカミーナは暑さに慣れてますので。暑いサウナのようなスタジアムを、僕たちの試合でロウリュウ(サウナの入浴方)して、体感温度を上げて汗をかいてもらって。最後は水風呂と言われる僕のマイクで皆さんに冷えてもらって、外気浴をして帰ってもらいたい」とコメント。

 MAOは「葛西さんがDDTに2年くらい前に参戦されたときにやらせてもらって。ちょっと間が空いた。その間、DDTのハードコアを高木(三四郎)さんとやり合ったり。勝俣さんとDDTでしか見れないハードコアを突き詰めてきた。ヨソで見れちゃ意味がないものを、DDTで作っていきたいという意思のもと2人でやって。完成してはいないですけど、形にはなってきたので、それを全力でぶつけて。DDTの文化系ハードコアマッチじゃないけど、頭を使ってるのか使ってないのかよく分からないあいまいさも楽しんで。怪しいハードコア、怪しいDDTの部分を見せていきたい」と発言。

青木真也が得意の関節技を封印されながらもEXTREME&アイアンマンの2冠王に【DDT】

2021.07.16 Vol.Web Original

8・15後楽園で次期挑戦者MAOと防衛戦へ

 DDTプロレスが7月15日、東京・新宿FACEで「Summer Vacation 2021 TOUR in SHINJUKU」を開催。アイアンマンヘビーメタル級王者の青木真也が、DDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスとのダブルタイトルマッチに臨み、関節技を封じられながらも勝利して2冠王者になった。

 EXTREME級選手権は王者が希望するルールを指定できるが、クリスは「ノーDQ・ノーサブミッションルール」を要望。これは、レフェリーが特に危険とみなした行為以外、すべての反則が認められるが、サブミッション(関節技)の使用は反則となるというもの。“関節技のスペシャリスト”である青木にとっては明らかに不利なルールとなった。

 クリスはプラスチックケース、イス、ラダーなどを駆使しハードコアファイトを展開。得意技を使えない青木はミドルキックのほか、ふだんは出さないトペ、スワンダイブ式ボディープレスなどを繰り出して対抗し、机上パイルドライバーまで敢行。クリスはプラスチックケースを青木の体に置き、ラダー上から急角度のダイビング・セントーンを見舞うもカウントは2。さらにプラスチックケース攻撃を狙うも青木が蹴りで阻止。青木が投げ捨てジャーマンを放ち、その後、エビ固めの応酬となったが、青木がダイヤル固めで3カウントを奪った。

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