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上野勇希がクリス・ブルックスからKO-D無差別級王座を奪取し、DDT新時代に突入。「チャンピオンの僕に期待してください。面白がってください」【DDT】

2023.11.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月12日、東京・両国国技館で秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」を開催した。ダブルメインイベント第2試合では、デビュー8年目で28歳の上野勇希がクリス・ブルックスを破り、KO-D無差別級王座を涙の初戴冠。若きイケメン王者の誕生でDDTは新時代に突入したといえそうだ。

 開始早々、上野はドロップキックでクリスを場外に落とし、トルニージョを見舞う。戦場が場外に移ると、クリスはイス、フェンスを投げつける手荒い攻め。上野は通路の上に登ってムーンサルトアタックを敢行も、クリスは鉄柱にぶつけ、机上パイルドライバーを繰り出す。リングに戻ると、目が離せないノンストップの一進一退の攻防に。25分過ぎ、クリスはみちのくドライバーⅡ、プレイングマンティスボム、ハイアングル式のプレイングマンティスボム、バズソーキック3連発と怒涛の攻め。耐えた上野はドロップキック、BME連発もカウントは2。ならばと上野はWRを繰り出して3カウントを奪った。

KO-D無差別級王座戦に臨むクリス・ブルックスと上野勇希は一歩も引かず。親友対決が激しい試合になるのは必至【DDT】

2023.11.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月11日、都内のホテルで秋のビッグマッチ「Ultimate Party 2023」(11月12日、東京・両国国技館)の直前会見を行った。ダブルメインイベント第2試合でKO-D無差別級王座を争う王者のクリス・ブルックスと挑戦者の上野勇希がともに一歩も引かない姿勢を示した。

 クリスは7月23日の両国大会で火野裕士を破り初戴冠。その後、入江茂弘、赤井沙希の挑戦を退けV2を果たした。上野は昨年12月29日、TOKYO DOME CITY HALLで当時王者の樋口和貞に挑んで敗れて以来、11カ月ぶりの王座挑戦。クリスと上野はプライベートでは親しくしており、まさしく親友対決となる。

 チャレンジャーの上野は「明日の両国大会はDDTのレスラーのいつも以上のレスリングが見られると思いますし、海外、他団体からも(DDTで)初めて見る選手がたくさんいます。だからDDTのいろんな顔が見られると思うし、そのメインが僕とクリスのKO-D無差別級選手権。いろんなものが見られるDDTのビッグマッチだからこそ、僕とクリスがこのベルトを競うことで、DDTの先を見せられると思う。試合が終わった後は、僕が少しだけ前に出て、DDTを見せていくことになっていると思います」とベルト獲りを誓った。

上野勇希がKO-D無差別級王者クリス・ブルックスとの最後の前哨戦を制し「両国では絶対に勝つ」【DDT】

2023.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、東京・新宿FACEで「Road to Ultimate Party 2023 in SHINJUKU」を開催した。12日の東京・両国国技館でクリス・ブルックスの持つKO-D無差別級王座に挑戦する上野勇希が最後の前哨戦を制して弾みをつけた。

 両者による前哨戦は10・22後楽園に続き2度目。そのときはクリスが上野から直接勝利をマークしている。この日、クリスは正田壮史と、上野はMAOと組みタッグマッチで激突。

 互いに意識し合ったクリスと上野はバチバチの戦いを展開。クリスが豪快な雪崩式ダブルアーム・スープレックスを見舞えば、上野は後頭部にシャイニング・ウイザードを叩き込む。上野とMAOが合体式のMADMAXを正田に決めれば、クリスはダイビング・ダブルニーでカット。クリスはエプロンで上野にツームストーン・パイルドライバーを叩き込む。上野が正田にサドンインパクトを決める。上野がドロップキックでクリスを場外に落とすと、すかさずMAOがラ・ケブラーダで完全排除。最後は上野がJul.2(ローリング・ギロチン式エースクラッシャー改め)で正田からフォールを奪った。

 試合後、クリスと視殺戦を繰り広げた上野は「KO-D無差別級、すごい試合になるとか、しようとか考えなくても、私たちならその先にいける。俺はクリスに絶対勝つ。すごい試合が両国ではいっぱいあります。でも僕とクリスの夢の先、DDTを大きくしようって、いっぱいの人に見てもらおうって。僕とクリスの戦いのその先には、僕がチャンピオンでいて、みんなが楽しんでますんで、応援よろしくお願いします」と力強くベルト獲り宣言。

KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが上野勇希との前哨戦制し、王座死守宣言「両国で勝つのは僕だ」【DDT】

2023.10.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月22日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2023」を開催した。KO-D無差別級王者クリス・ブルックスが11月12日の東京・両国国技館で挑戦を受ける上野勇希との初の前哨戦を制して、王座防衛を力強く宣言した。

 両者による王座戦は9・24後楽園で決まったが、クリスが古傷の右肩に違和感を覚え欠場。クリスが復帰すると、今度は上野がインフルエンザに罹患してしまい欠場。王座戦が決まってから1カ月が経ち、ようやく前哨戦が実現した。

 互いに対戦を熱望していた“相思相愛”の関係とあって、2人は序盤から激しくやり合った。クリスがチョップを放てば、上野はエルボーで応戦。上野がスワン式ミサイルキック、プランチャーを繰り出せば、クリスはフットスタンプ、オクトパスストレッチで攻め込む。上野がトペ、MAOがラ・ケブラーダをクリス組に発射すると、上野がクリスにフロッグスプラッシュ。上野とMAOがMAD MAXを決める。MAOが旋風脚でHARASHIMAを排除し、リング上はクリスとMAOの1vs1に。上野のBMEを自爆させたクリスはドロップキック、パイルドライバー。これはMAOがカットするも、クリスはバズソーキック、ダイビング・ダブルニーからプレイングマンティスボムを決めて、上野から直接フォールを奪った。

佐々木大輔の勧誘に上野勇希の心が傾いたか?「答えは出てんだろ? 俺たちと一緒に世界を変えようぜ」【DDT】

2023.08.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月27日、東京・後楽園ホールで「夏休みの思い出2023」を開催した。KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と共闘するダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔の悪魔のささやきに、サウナカミーナの上野勇希の心がグラリと傾いたか?
 
 9月9日、東京・大田区総合体育館でのTAKESHITA&佐々木vs上野&MAO戦を前に、8・20大阪で上野は佐々木にシングル戦で完敗。試合後には佐々木から「俺たちとやるしかない」と迫られていた。本来、今大会では佐々木とMAOが一騎打ちを行う予定だったが、MAOが頬の負傷のため欠場となり、代わりに同じサウナカミーナの小嶋斗偉が出陣した。
 
 奇襲をかけた佐々木はクロス・フェースロック、ペディグリーと速攻。しかし、小嶋もプランチャー、レッグラリアットで反撃し、ととのえスプラッシュを狙うも佐々木は剣山で阻止。佐々木はスピア、みちのくドライバーⅡからクロス・フェースロックで絞め上げてギブアップを奪った。

佐々木大輔が“迷える”上野勇希に完勝。「次は8・27後楽園でMAO、いつでも誘ってやる!」【DDT】

2023.08.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月20日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でのビッグマッチ「大阪ベイブルーススペシャル2023」を開催した。ダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔がサウナカミーナの上野勇希とのシングル戦で完勝し、27日の後楽園ホール大会で一騎打ちを行うMAOにも悪魔のささやきをつぶやいた。
 
 事の発端は7月23日、両国国技館でのKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と上野のシングル戦だった。サウナカミーナの同志だったTAKESHITAが米AEWでヒールに転向したことで「気持ちを確かめたい」と一騎打ちに臨んだ上野だったが惨敗。試合後のバックステージでは、TAKESHITAが佐々木と握手を交わし共闘を宣言。同30日の後楽園ではダムネーションT.A&TAKESHITAとサウナカミーナが6人タッグマッチで対戦するも、TAKESHITAとサウナカミーナの亀裂が明らかになった。そして、9月9日、大田区総合体育館でのTAKESHITA&佐々木vs上野&MAOの一戦が組まれた。

佐々木大輔と共闘のTAKESHITAがサウナカミーナと完全決裂か!? 9・9大田区で上野勇希&MAOと再戦へ【DDT】

2023.07.31 Vol. Web Original

 DDTプロレスが7月30日、東京・後楽園ホールで「Summer Vacation 2023」を開催した。この日から、佐々木大輔率いるダムネーションT.Aと共闘を開始したKONOSUKE TAKESHITAとサウナカミーナとの溝が深くなり、9月9日の東京・大田区総合体育館で再度対戦することになった。

 7月23日の東京・両国国技館大会でのシングル戦でTAKESHITAが同志であるはずの上野勇希に圧勝し、試合後には佐々木と手を結ぶ衝撃の展開に。7・30後楽園ではTAKESHITAが佐々木、KANONと組み、上野、MAO、小嶋斗偉組と激突。試合は小嶋が捕まる場面が多く、TAKESHITAはこの日も圧巻の戦いでサウナカミーナを寄せ付けず。上野と小嶋が佐々木にMy MADMAXを決めるも、TAKESHITAがMAOと小嶋を2人まとめてジャーマンで吹っ飛ばす。最後はTAKESHITAのザーヒーから、佐々木がミスティカ式クロスオーバー・フェースロックで絞め上げ、上野からギブアップを奪った。

 TAKESHITAが「上野、両国と今日で分かったやろ。DDTを背負っていきたい、トップに立ちたい? 本気でそれをしたいなら、俺についてこい」と言えば、佐々木は「世界で天下を取る男の才能を。俺はKONOSUKE TAKESHITAを、オマエがやりたいように全力でサポートする。上野、TAKESHITAがこう言うなら、オマエもこっち来るしかないんだ」と迫った。

佐々木大輔&MJポーが反則ざんまいで上野勇希&小嶋斗偉を破りKO-Dタッグ王座を強奪【DDT】

2023.06.26 Vol.Web Original

「ダムネーションT.A、下半期はヤバいことになるぞ」

 DDTプロレスが6月25日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2023」を開催した。ダムネーションT.Aの佐々木大輔&MJポーが、サウナカミーナの上野勇希&小嶋斗偉とのKO-Dタッグ王座決定戦で、反則攻撃のオンパレードで同王座を奪い取った。

 同王座は「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)が保持していたが、勝俣が右足首の粉砕骨折のため返上。無念の勝俣の思いを受け継ぐべく、上野と小嶋が名乗りを挙げ、佐々木&ポーと王座を争うことになった。

 佐々木組が奇襲をかけるも、上野組はすぐさま反撃し、2人同時のプランチャーを敢行するも自爆。佐々木は放送席にいた勝俣の松葉杖を奪い、小嶋を殴打。上野が場外の2人めがけて、トップロープからラ・ケブラーダを発射し、佐々木にフロッグスプラッシュ、ストレッチボムと攻め込む。佐々木も上野にドラゴン・スープレックス、スピアーで反撃。小嶋はポーと激しくやり合うと、巨漢のポーをジャーマンで投げ、勝俣譲りのととのえスプラッシュを見舞うも、セコンドの藤田ミノルがレフェリーの足を引っ張って阻止。さらに佐々木がレフェリーを突き飛ばすと、小嶋にイス攻撃。意地で立ち上がった小嶋は佐々木を雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばし、上野がフロッグスプラッシュで追い打ち。上野と小嶋は勝俣直伝のMy MADMAXを佐々木にズバリと決めるもカット。ここで左肩脱臼で欠場中のKANONがスタンガンを手に現れ、サウナカミーナを威嚇。佐々木は小嶋に急所打ち、佐々木式ウラカンラナ。そしてダイビング・エルボードロップからクロス・フェースロックで絞め上げ、小嶋は無念のタップ。

欠場中の勝俣瞬馬が6・25後楽園でのKO-Dタッグ王座獲り目指す上野勇希&小嶋斗偉に新合体技を伝授【DDT】

2023.06.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスのユニット「サウナカミーナ」の上野勇希と小嶋斗偉が6月14日、東京・御茶ノ水の道場で公開練習を行った。2人は負傷欠場中の勝俣瞬馬から新合体技を伝授され、ダムネーションT.Aの佐々木大輔&MJポーとのKO-Dタッグ王座決定戦(6月25日、東京・後楽園ホール)に向け自信を深めた。

 勝俣は5月21日、後楽園での岡谷英樹とのDDT EXTREME王座の防衛戦で右足首を粉砕骨折。しばらくの間、欠場となるため、MAOとのしゅんまおで保持していたKO-Dタッグ王座を返上。その無念の思いを受け継ぐべく、同じユニットの上野と小嶋が名乗りを挙げ、佐々木、ポー組と王座を争う。

 王座戦に向けた公開練習に招かれた勝俣は手術を受け、先週退院したばかりで松葉杖姿。久々に2人と対面したとあって、やたらハイテンション。佐々木から散々罵倒され、前哨戦では再三にわたってダムネーションT.Aの反則攻撃を受けて、フラストレーションが溜まっている小嶋の現状に「もっとムカつけ。でも勘違いするな。明るく楽しく元気に、みんなをととのわせるのがサウナカミーナだろ。落ち着け」と諭した。

上野勇希が7・23両国での竹下幸之介とのシングル戦を熱望【DDT】

2023.06.14 Vol.Web Original

「タケの気持ちを確かめるという理由を盾にシングルで戦わせてください」

 DDTプロレスが6月13日、東京・花やしき内浅草花劇場で「What are you doing 2023 TOUR in ASAKUSA」を開催した。上野勇希が高校の同級生であり、サウナカミーナの同志である竹下幸之介と7月23日、東京・両国国技館大会での一騎打ちを熱望した。

 2人はDDTの米ハリウッド大会(現地時間3月30日)でシングル戦を行い、竹下が勝利。その後、米AEWに参戦中の竹下は、先頃ヒールに転向したばかりだ。

 浅草大会の全試合終了後、報道陣を招集した上野は「言おうか言うまいか迷ってたんですけど、思いついたなら言ってしまったほうがいいんじゃないかと。両国に竹下幸之介が参戦するのは決まってたんですけど、タケが米国で悪くなってしまったのか。どうなっていても、僕らはサウナカミーナだと思ってるし。試合をして分かることもあるだろうし。なんてこともいいながら、実は僕はタケと試合できたら、それでいいんですけど。タケの気持ちを確かめるという理由を盾に竹下幸之介と両国国技館でシングルさせてもらえたらうれしいです。僕がタケの気持ちを暴きたいと思います。戦わせてください!」と思いの丈を吐露した。

 果たして、上野の熱い思いは米国の竹下に届くのか?

小嶋斗偉がダムネーションT.Aのダーティーファイトに激怒のイス攻撃で遺恨深まる【DDT】

2023.06.14 Vol.Web Original

「6・25後楽園で絶対ぶっ倒してやる!」

 DDTプロレスが6月13日、東京・花やしき内浅草花劇場で「What are you doing 2023 TOUR in ASAKUSA」を開催した。25日の東京・後楽園ホールで行われるKO-Dタッグ王座決定戦(上野勇希&小嶋vs佐々木大輔&MJポー)に向けた前哨戦で、ダムネーションT.Aのダーティーファイトに怒りの小嶋が反則負けを喫し、両軍の遺恨が深まった。

 この日、小嶋はポーと一騎打ち。これまで佐々木に散々バカにされ続けてきた小嶋はドロップキック、レッグラリアット連発で先制攻撃。しかし、ポーはすぐさま場外へ誘って、小嶋の額を鉄柱に叩きつけた。セコンドの佐々木が再三介入するが、小嶋はレッグラリアット、串刺し式ドロップキックで反撃。ポーのリバース・スプラッシュを耐えた小嶋は背中にドロップキック、レッグラリアット、バックドロップと怒涛の攻め。ところが佐々木がレフェリーの足を引っ張って場外に転落させると、リングに上がってイス攻撃。小嶋のセコンドの上野が救出に入るも、佐々木が急所打ち。激怒した小嶋はポー、佐々木をイスでめった打ち。さらに復活したレフェリーを投げ飛ばしてしまい、反則負けが宣せられた。

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