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2016年公開映画『たたら侍』出雲ロケ地を取材!【ご縁と出会う出雲紀行】

2015.12.28 Vol.656

 2016年に公開を予定している映画『たたら侍』。モントリオール世界映画祭で絶賛された『渾身KON-SHIN』の錦織良成監督と、主演・青柳翔(劇団EXILE)が再タッグを組んだ本作は、奥出雲に1300年の時を経て伝わる製鉄技術・たたら吹きを題材にした時代劇だ。見どころの一つは、物語の舞台である出雲の地で行われたロケ撮影。本格的なたたらの村のセットでは、専門家の指導のもと実際にたたら吹きを行い、日本刀の素材となる玉鋼の製作にも成功したというから、文字通り本物の映像が期待できそうだ。侍の魂ともいわれる日本刀。その最高峰の素材・玉鋼を生むたたら吹きを通して、文化とともに受け継がれる日本人の魂を感じ取る。EXILE HIROがエグゼクティブプロデューサーとして参加する他、青柳、AKIRA、小林直己の共演にも注目。

 戦国時代、奥出雲の山間に“たたら”を生業にする村があった。その秘伝を受け継ぐ使命を負いながらも、侍にあこがれる青年・伍介。最後に選んだ答えとは…。

「振り切っておバカを演じた衝撃作です(笑)」町田啓太

2015.01.25 Vol.635

「うさぎドロップ』の宇仁田ゆみの大人気コミック「スキマスキ」が映画化。隙間に異常な愛着を感じるという主人公を、NHK連続テレビ小説「花子とアン」など、テレビや舞台で活躍中の劇団EXILE町田啓太が演じる。カーテンの隙間を除くことで見える隣人の隙だらけの私生活。それを観察することを日課としている、危ない(?)おバカという、これまでにない役柄に挑戦している。

「主人公のヘイサクは、バカっぽく、振り幅の大きな役だったので、そこを思い切り弾けて、自分の持っているものとリンクさせながら作っていきました。監督からはとにかくバカに、バカにと言われました(笑)。そこに、僕自身のヘイサク像を重ねて勝負していけばいいと言っていただいたので、僕の中の抜けているところやバカっぽさ、あとピュアだったころの思いを広げていこうと。もちろん、今でもピュアな部分はありますが(笑)」

 今までの町田のイメージを覆すような役だが。

「そうですね。衣装にしても、これまで着たことがないような、ぶっ飛んだものでしたから(笑)。でもその違和感のおかげで、逆に毎回ヘイサクになることができた。またこんなにガッツリとバカをやったのも初めてですし、ベッドシーンもなかなかだったので、ファンの方にはちょっと衝撃かも…。ちょっと変わった恋愛エンターテインメントではありますが、男女両方の目線からも楽しめるし、自分に投影して見られる方もいると思います。僕も少年から青年になったぐらいの成長はできたと思いますので、多くの方に見てほしいですね」

 劇団EXILEのメンバーも共演

「同じ劇団の八木将康くんも共演しているので、すごく心強かったし救われました。ほかのメンバーにも見てほしいけど、ネタにされるか、ニタニタされそう(笑)。一番ニタニタしそうなの? 青柳さんか鈴木のどちらかですね(笑)」

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