森田剛×岩松了の新作舞台『空ばかり見ていた』で描かれるのは「内戦下の恋愛」

2019.03.09 Vol.Web Original
兵士と恋人、そしてその兄。それぞれの思いが交錯
 V6の森田剛が主演を務める舞台『空ばかり見ていた』の公開ゲネプロが3月8日、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンで行われた。  同舞台は劇作家で演出家の岩松了氏の新作。かねてより岩松氏が森田にラブコールを送り続け、2人の顔合わせが実現した。  今回、岩松氏が描くのは内戦下のなかでの「恋愛」。物語の舞台は内戦中の反政府軍のアジト。森田が演じるのはその反政府軍の兵士・秋生。秋生と恋人、その兄である軍の首領、仲間の兵士たちは強固な絆で結ばれていた。命の保証のない日々の中、恋人との結婚を意識しながらも一歩踏み込めない秋生。そんな秋生の胸の内を察し、兵士としてともに戦いたいと思う恋人。そんな中、絶対的な信頼を置いていた首領に対して不信を感じざるを得ない出来事が起こる。これをきっかけに強固に結びついていた絆にきしみが見え始める。  森田は恋人との揺れる思いに加え、その兄への忠誠と不信という相反する感情に挟まれ苦悩する兵士を好演。

小泉今日子と風間杜夫が倦怠期を迎えた夫婦役 舞台『家庭内失踪』上演中

2016.03.14 Vol.662
 M&Oplaysプロデュースによる舞台『家庭内失踪』が3月11日から東京・下北沢の本多劇場で上演中。  同作は作・演出家で俳優の岩松了の新作書下ろし。岩松の代表作のひとつである『蒲団と達磨』の後日譚ともいえる作品で、倦怠期真っただ中の夫婦を中心に繰り広げられる笑いと謎に満ちた岩松的ホームドラマの決定版。  その夫婦役を小泉今日子と風間杜夫が演じる。  倦怠期の夫婦のもとに妻とは血のつながらない前妻の娘が現れる。娘は夫とギクシャクした関係となり、実家に戻ってきたのだ。その娘のもとには夫の部下が説得のために現れるようになり、また夫のもとには近所に住む謎の男が時折訪ねてくる。  さまざまな立場の人たちがさまざまな言葉を発していく中で、そこにある人間関係が微妙に変化し、事態は思わぬ方向に転がっていくのだった。  東京公演は23日まで。以降、大阪、名古屋、福岡ら全国10カ所で公演を行う。  詳細はM&Oplays(TEL:03-6427-9486=平日11〜18時 [HP] http://mo-plays.com/kateinai/ )まで。

岩松的ホームドラマの決定版 M&Oplaysプロデュース『家庭内失踪』

2016.02.21 Vol.661
 M&Oplaysプロデュースでは岩松了、倉持裕、ノゾエ征爾といった作・演出家が他のプロデュース公演や劇団などで見せる作品とは一風変わった作風を見せてくれる。加えて“ならでは”の豪華であっといわせるキャストを揃え、ハイアベレージな作品を作り続けている。  今回は岩松了と定期的に行っている公演で、昨年に引き続いての新作書き下ろし。  物語は倦怠期真っただ中の夫婦を中心に繰り広げられるのだが、その夫婦を演じるのは小泉今日子と風間杜夫。2008年にも岩松作品である『恋する妊婦』で夫婦役を演じており、まさに倦怠期の夫婦役はぴったり?  この倦怠期真っただ中の夫婦は20歳ほど年が離れていた。夫には前妻との間に娘がいたのだが、最近その娘が嫁ぎ先から出戻ってきた。血のつながらない娘の登場により、いっそう微妙さを増す夫婦の関係。そこに説得にやってきた娘の夫の部下、近所に住む謎の男がからみ、事態は思わぬ方向に転がっていく…。  岩松の代表作のひとつである『蒲団と達磨』の後日譚ともいえる作品。笑いと謎に満ちた岩松的ホームドラマの決定版。 M&Oplaysプロデュース『家庭内失踪』 【日時】3月11日(金)〜23日(水)(開演は平日19時。土14時/19時。日祝14時。16日(水)は14時の回あり。23日(水)は14時の回のみ。14日休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前) 【会場】本多劇場(下北沢) 【料金】全席指定 前売り・当日共6500円/U-25チケット4500円(25歳以下対象・当日指定席券引換・枚数限定・要身分証明書・チケットぴあにて前売販売のみ取扱) 【問い合わせ】M&Oplays(TEL:03-6427-9486=平日11〜18時 [HP] http://mo-plays.com/kateinai/ ) 【作・演出】岩松了 【出演】小泉今日子、風間杜夫、小野ゆり子、落合モトキ、坂本慶介、岩松了

岩松了と大森南朋がタッグ 舞台『不道徳教室』

2013.04.15 Vol.589
岩松了が大森南朋を主演に迎えて描く新作舞台のテーマはなんと“ストーカー”! 岩松が文豪・川端康成の『みずうみ』にインスピレーションを得、高校教師と女子高生の禁断の恋を描く舞台『不道徳教室』。岩松×大森が語る同作の見どころとは?

岩松了プロデュース「カスケード~やがて時がくれば~」

2011.03.07 Vol.500

岩松了が若手俳優たちとワークショップから作り上げる

 作・演出家・岩松了が今年早くも2作目の新作書き下ろし。  1〜2月にかけ上演した『国民傘』ではオーディションで選ばれた俳優たちと「戦争」をテーマとするオムニバス形式の実験的な作品を作り上げた岩松。今回は昨今、舞台や映像で頭角を現しつつある若手俳優たちとのワークショップを経て、ひとつの作品に取り組むという。  物語は「かもめ」の上演を控えた若い役者たちを中心に繰り広げられる。とある出来事をきっかけに彼らのバランスがくずれはじめ、さまざまな問題が浮き彫りになる。彼らを翻弄するのはチェーホフ? 世間の大人たち? それとも演出家? 涙を笑いで洗う青春群像劇。  葛川思潮社の『浮標』での好演も記憶に新しい安藤聖、昨年の『シダの群れ』で岩松作品を経験済みの�「ジョンミョンら、これから気になる若手俳優たちがしのぎを削る舞台となる。

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