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安保瑠輝也がブアカーオ戦のドローにがっくり「格闘技一本でやっていく。これからは意味のない喧嘩はしない」【RIZIN.42】

2023.05.07 Vol.Web Original

「MMAは寝技でごろごろして詰まらない」発言は「間違っていた」と潔く認める

 元K-1 WORLG GPスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の試合後の会見で「格闘技一本でやっていく。意味のない喧嘩はしない」と今後の方針を語った。

 安保は今回がRIZIN初参戦。幼少のころからあこがれの存在だった「K-1 WORLD MAX世界トーナメント」を2004年と2006年に制したブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)と対戦。1R開始からスピードで圧倒し、早期決着を思わせるファイトを見せたが、2Rになるとブアカーオが徐々に反撃。3Rもブアカーオを攻略することはできず0-0の判定でドローとなった。

 試合後の会見で安保は「情けないっていう感想です。大口を叩いていい奴っていうのは有言実行できる奴だと僕は思っている。それができなくて自分の試合に注目してもらうためにMMAの団体で“MMAは寝技でごろごろして詰まらない”ということを言って、自分の面白い試合でそれを見返してやろうと思ったんですけど、結果が伴わなくて本当に自分が情けないなという感想です」と肩を落とした。

 そんな中でも「今回、いろんな賛否両論起こることも言いましたし、会場でブーイングが起こってもおかしくない状況だったと思うんですけど、応援してくれる人たちのたくさん温かい声も聞けて、そういう意味ではうれしかったですね」とRIZINファンに感謝の言葉を述べた。

榊原CEOが朝倉未来vs平本蓮実現の可能性に含み。「クレベル渋滞」の行方は? 混沌のフェザー級戦線【RIZIN】

2023.04.30 Vol.Web Original

「自分の進退をかけてケラモフとやりたい」

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で大きな盛り上がりを見せるRIZINのフェザー級戦線の今後を占う3試合が行われた。

 当初はダブルメインイベントで行われた「牛久絢太郎(K-Clann)vs 朝倉未来(トライフォース赤坂)」と「斎藤裕(パラエストラ小岩)vs 平本蓮(剛毅會)」の2試合が“今後”を占うカードといわれていたのだが、第2試合も大きなポイントに。山本空良(パワーオブドリームジム)を破った金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が試合後のマイクで「僕が思うフェザー級で一番強いケラモフとやらせてください」とRIZINで4戦3勝1敗のヴガール・ケラモフ戦をアピールした。

 試合後の会見でも「長くもできないから、最後に自分が追い求めていたMMAを、最後に今、自分が認める一番強い選手とやりたいと思った。今日のように空良くんみたいな若い子とやることもすごくいいとは思うが、見てもらって分かるように実力差があった。このカードが自分にとってなんの意味があったのかとちょっと思うところもあった。そんなカードもう一回やるくらいだったら、自分の進退をかけてケラモフとやりたい」などと改めてケラモフ戦をアピール。

朝倉未来が戦いたい相手にクレベル、鈴木千裕の名。平本蓮戦は「メリットがない」とファイトマネー次第【RIZIN】

2023.04.30 Vol.Web Original

前王者の牛久絢太郎に判定勝ち

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)のダブルメインイベント第2試合で牛久絢太郎(K-Clann)と朝倉未来(トライフォース赤坂)が対戦し、朝倉が3-0の判定で勝利を収めた。

 そして試合後の会見で戦いたい相手としてRIZINフェザー級王者・クレベル・コイケ、そして条件付きで鈴木千裕や平本蓮との対戦についても言及した。

 1R、ともにサウスポー。センターを取ったのは朝倉。回る牛久。牛久は左ロー。右インロー。浅倉は右ミドル。両者のパンチ交錯。圧をかける浅倉。朝倉がパンチで前に出る。組み止めた牛久。体勢を入れ替えた牛久は引き込むも、浅倉はすかさずケージに牛久を押し付けるポジションに移動。牛久はケージに押し付けられて、仕掛けることができない。膠着しブレイク。スタンドに。圧をかける朝倉。徐々に距離を詰めて左ミドル。左に回る牛久。朝倉の左ストレートに牛久はバックエルボー、そのまま組み合い、ケージに牛久が押し込んだままゴング。

斎藤裕が平本蓮に2-1の判定勝ち。約1年10カ月ぶりの勝利に試合後のマイクで2度も絶句【RIZIN】

2023.04.29 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)のダブルメインイベント第1試合で斎藤裕(パラエストラ小岩)と平本蓮(剛毅會)が対戦し斎藤2-1の判定で勝利を収めた。

 斎藤は昨年4月に牛久絢太郎に敗れ王座から陥落して以来、約1年ぶりの試合で、勝利に至っては2021年6月のヴガール・ケラモフ戦以来、約1年10カ月ぶり。試合後のマイクでは2度も絶句し、ファンに感謝の言葉を述べた。

 1R、圧をかける斎藤。平本はパンチを見せてから左インロー。平本のストレートに斎藤はカウンターでタックルを決め、ケージに押し込む。斎藤はクラッチして投げ気味にテイクダウン。しかしケージを使いすぐに立ち上がる平本。斎藤は内掛けも平本はしのぐ。斎藤はヒザ蹴りこつこつ。斎藤は外掛けで崩し、バックに乗りかける、平本は腕を持ってしのぐ。斎藤は正対し右を差し、ヒザ。斎藤はケージに押し込みヒザをこつこつ。

平本蓮が65.75kgで計量クリア「ばっちり。2~3時間で落ちた」、斎藤裕「めちゃくちゃきつそうな感じはした」【RIZIN】

2023.04.28 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前日計量が4月28日、都内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会は「牛久絢太郎(K-Clann)vs 朝倉未来(トライフォース赤坂)」と「斎藤裕(パラエストラ小岩)vs 平本蓮(剛毅會)」のフェザー級注目の2試合がダブルメインイベントという形で行われる。

 ダブルメインの第1試合に出場する元フェザー級王者で約1年ぶりの試合となる斎藤は65.85kg。前戦では練習中に足をケガしたことから大会5日前に契約体重を−66kgから−70kgに変更して試合をした平本は前々日会見で「あと4kgくらい。K-1の時は成長期で8kgくらい水抜きで落としていた」などと語っていたのだが、今回は65.75kgでクリアした。

 計量後にマイクを持った平本は「明日から、俺の時代です」と一言告げると斎藤のコメントを聞くことなくステージを後にした。

RIZINに神降臨「平本”GOD”蓮を見せられると思う」と平本蓮が勝利を確信【RIZIN】

2023.04.27 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。

 斎藤裕(パラエストラ小岩)と対戦する平本蓮(剛毅會)が勝利を確信し「平本”GOD”蓮を見せられると思います」と宣言した。

 平本はインタビューで開口一番「最高です! 誰も俺のことを止めることはできないと思います。それくらい強くなってしまいました」と勝利への自信を見せた。

 そして試合展開を問われた際に「平本”GOD”蓮を見せられると思います」といきなり“GOD”宣言が飛び出した。これは「なんかのインタビューで普通に天才って言った後に後悔した。自分は違うなと。よく考えたら“神”だなと気づいてしまったというか(笑)。“神の子”とかじゃない。神なんです。だから、そういう試合をどんどん見せて行って、気づいたら僕しかいない時代になっていると思う」との理由から。

 またSNSで「時代を変える」と発言したことについては「BreakingDownとかいろんな格闘技がごちゃまぜの中、THE MATCHが終わった後から格闘技がにぎわってきていると思うが、そういう混沌とした世界で、RIZINという舞台は本物のでかいスターが現れたときに、本当に王道のすごい格闘技が見せられると思う。そういう意味で時代を変える。混沌とした時代ですが自分が一番すごい面白いものを作ってやるという気持ち」とまさに救世主としての役割を担うつもりだ。

斎藤裕が平本蓮の空手幻想にも「あまり気にはしていない」と泰然自若【RIZIN】

2023.04.27 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)の前々日インタビューが4月27日、都内で開催された。

 元RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が対戦相手の平本蓮(剛毅會)の空手幻想にも「あまり気にはしていない」と泰然自若な姿勢を見せた。

 斎藤は昨年4月に牛久絢太郎に敗れ王座から陥落して以来、約1年ぶりの試合となるのだが「自分の中では準備が整ったという感じで、早く試合がしたいという感じ」と平常心。

 平本の印象については「打撃型の選手。試合のたびにMMAに対応しているという印象」、試合については「1秒でも早く終わってほしいなという気持ちはあるんですけど、あんまり慢心せず、過信せず、しっかり自分のMMAを5分3Rやろうという気持ちはあります」と語った。

斎藤裕の「この試合は平本選手の分岐点になる」の言葉の裏にある11年前の上田将勝vs堀口恭司戦【RIZIN LANDMARK】

2023.04.20 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)に出場する元RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が4月20日、都内で公開練習を行った。練習後の取材で対戦相手の平本蓮(剛毅會)のこと。そして「この試合が平本選手にとっての分岐点になる」と語っていたことの意味を聞いた。

斎藤裕が「自分が勝つので朝倉未来vs平本蓮戦は実現しない」と断言【RIZIN LANDMARK】

2023.04.20 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)に出場する元RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)が4月20日、都内で公開練習を行った。斎藤は平本蓮(剛毅會)と対戦するのだが、練習後の会見で「自分が勝つので朝倉未来vs平本蓮戦は実現しない」と断言した。

 斎藤は1分間のミット打ちを行った後、会見に臨むと「コンディションは良好。心身ともに安定しているというか、もういけますね」と仕上がりに自信を見せた。

 斎藤は昨年4月に牛久絢太郎に敗れ王座から陥落して以来、約1年ぶりの試合となる。試合間隔が空いたことによる不安などについては「あんまりない。変わらないいつもの試合というふうにとらえている。間隔が空いたから硬くなるとかはあんまりない。あとは当日の会場の雰囲気とか対戦相手と向き合ってどう感じるかは自分次第」と自然体。

 この1年については「前回の1年前の試合が終わって、ちょっと休みたいと思ったので、次にどうするかよりは、いったんフラットにしたいという気持ちがあった。格闘技以外で視野が広がったというか、いろいろなことをやってきたので人としての幅は広がったかなと思う」と明かした。

安保瑠輝也が初参戦でブアカーオと対戦。平本蓮には「お前の打撃のどこが世界一なんだ」【RIZIN.42】

2023.04.13 Vol.Web Original

「RIZIN.42」(5月6日、東京・有明アリーナ)の追加カード発表会見が4月13日、都内で行われた。

 昨年12月にK-1との契約を解除したことを発表し、今年2月の「BreakingDown7」でシリル・アビディと対戦した元K-1 WORLG GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と「K-1 WORLD MAX世界トーナメント」を2004年と2006年に制したブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)が対戦することが発表された。ともに初参戦となる。

 安保は「BreakingDownから来ました安保瑠輝也です。去年の年末にK-1を辞めて、それから4カ月くらいの間にいろいろなことをしてきた。これが格闘家・安保瑠輝也の第2章の始まり。それにふさわしい最高の相手を用意してもらった。しっかり試合でぶちかます」と挨拶。

 対戦するブアカーオについては「格闘技を知っている人なら誰もが知るスーパースター。タイに行ったら空港に馬鹿でかい広告があるくらいの国民的スターだと思う。ファイターとしての印象は、300戦くらいしていると思うので、戦うことについては何の恐怖もないと思うし、息を吸うように戦えると思うが、俺の攻撃をもらったらびっくりすると思う。これから先の時代を作っていくのは安保瑠輝也だと思っているので、ここはKOで倒さないといけないと思っている」とリスペクトの態度を見せながらもKO勝ちを宣言した。

朝倉未来「斎藤選手に勝ったら平本は天才」 ともに勝利した場合の平本戦実現についても言及【RIZIN LANDMARK】

2023.04.11 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」(4月29日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)に出場する朝倉未来(トライフォース赤坂)が4月11日、都内で公開練習を行った。

 朝倉は昨年9月に行われた「超RIZIN」で、ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとスペシャルエキシビションマッチで対戦して以来の復帰戦で、前RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(K-Clann)と対戦する。MMAの試合は2021年大晦日の斎藤裕(パラエストラ小岩)戦以来、約1年4カ月ぶりとなる。

 朝倉はこの日、1分間のミット打ちを披露した後に会見に臨み「とてもいい。約4カ月くらいいいトレーニングができた。過去一番体力がある」などと仕上がりに自信を見せ、牛久についても「どこが強いのかあまり分からない。全体的にまあまあ強いんじゃないですか。よつとか腕の力は強いんだろうなと思っていて。でもそれが弱点なんじゃないかと思っている」と分析したうえで「警戒するところはあまりない」とさらり。牛久のストロングポイントといわれている「持久力」についても「持久力はない。過去の6~7試合を見て、体力がないなと思った。3Rくらいから急激に落ちる。あれだったら僕はKOしちゃいます」とKO勝ちを確信するコメントを残した。

 また、今大会は牛久vs朝倉戦と斎藤vs平本蓮(剛毅會)のフェザー級の2試合がダブルメインイベントとして開催されるのだが、もう一つの試合については「普通に斎藤選手が勝つと思っている。だから、平本がもし勝ったらすごいなと。天才だなと。勝てばやることになるかもしれないですね」とともに勝利した場合の朝倉vs平本戦実現の可能性についても言及した。

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