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才能が出会って、生まれる。「天明屋尚×インディゲリラ展 」

2015.11.24 Vol.655

 日本の“ネオ日本画家”天明屋尚と、インドネシアの夫婦アーティストデュオ・インディゲリラによるコラボ展。

 既存の日本伝統絵画のイメージを刷新する作品を次々と発表し、国内のみならず海外でも高い評価と注目を得ている天明屋尚。インドネシアを拠点に活動するインディゲリラも、天明屋の仕事に引かれており、昨年は、両者が自国で注目している若手作家たちを選んだダブルキュレーション展を合同で開催した。

 本展では、そんなアジアの気鋭アーティスト2組が、それぞれの新作を発表する。天明屋は、初期代表作のひとつであるJapanese Spiritシリーズの新作群を披露。作品の背景にあるのは、外国人の日本に対するステレオタイプの誤解。そのイメージをさらに増幅させ、外国人が見ることを前提に制作されたとのこと。

 展覧会は今回が初。彼らはジャワの民俗学と現代の都市生活についての深い知識と興味を持っており、その作品における洗練された視覚効果と実験的な表現手段は国内外で高く評価されている。

 自国の培ってきた文化を洞察し、現代人の姿を鋭い批評性と多様な手段で表現しているアーティスト2組から刺激を感じることができるはず。

才能が出会って、生まれる。『ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある』

2015.11.21 Vol.655

 1993年から英国を拠点に活動するジョン・ウッド&ポール・ハリソンは、パフォーマンスやアニメーション、建築的なセットやさまざまな装置を取り入れたビデオ作品を共同で制作しているアートユニット。そのユニークな作風で、近年、英国内外で人気と評価を高めている。日本でも、森美術館などの巡回展で紹介されたほか、同ギャラリーの『オープン・スペース 2012』でも6作品を展示して人気を博していた。

 あるときは、2人の男が“板”を操る。またあるときは、二人三脚の状態でマシンから発射されるボールを避けようとする。固定アングルで淡々と撮影される映像は、奇妙で不思議、どこかユーモラス。画面の向こうで、何をしているのか、何が起こっているのか、分からずとも引きつけられてしまう。

 本展では、パフォーマンス、アニメーション、物語、映画とテーマを分け、日本初公開となる作品を含む20作品を紹介。別視点から見た日常なのか、劇的に切り取られた物語なのか、はたまた記録や実験なのか…“説明しにくい”不思議で楽しい世界へようこそ。

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