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飲料各社、多種多様な取り組みで「水平リサイクル」活発化

2022.06.13 Vol.web original

 6月は環境月間であり、6月9日は「リサイクルの日」ともいわれているが、プラスチック資源の循環利用を推進する取り組みとして、近年、リサイクルの中でも、「もとの製品と同じもの」に生まれ変わらせる「水平リサイクル」の機運が高まっている。

 その中でも代表的なものが、飲料メーカーが推進するボトルtoボトルの「水平リサイクル」で、今年に入ってその動きが各社一層活発化している。ボトルtoボトル「水平リサイクル」とは、使用済みペットボトルを新しいペットボトルに生まれ変わらせることで、同じ材料を何度も資源循環させる理想のリサイクルの形であり、新たな化石由来原料を使わない取り組みとして昨今注目されている。

白いTシャツはもう捨てないで ファクトリエが水平リサイクル

2021.11.13 Vol.747

 

 ファッションブランドのファクトリエは「着なくなったら糸になるサステナブルなTシャツ」を販売中。TシャツからTシャツへと循環させる日本初の水平リサイクルに挑戦している。ユーザーは、Tシャツを購入し、着なくなったら店舗に持ち込むか、店舗に送付するだけ。ブランドは集まったTシャツを工場に持ち込み、布を細かく割いて糸に戻す。そこから新しく生地を編んで、新しいTシャツに生まれ変わらせる。

 販売されている「着なくなったら糸になるサステナブルなTシャツ」そのものはハイクオリティー。価格は税込みで3960円。1000円で良質なTシャツが購入できるいま安くはない。ただ捨てる際の罪悪感、SDGs達成のために何かをしているという気分で十分ペイできそうだ。ブランドのECサイトで購入できる。

ペットボトルの「ちょい残し」、実は大きな影響が…

2021.07.12 Vol.743

 あと一口で空になるのに、少しだけ飲み残してペットボトルを捨ててしまう人いませんか?

 そもそも最後まで飲んでいるか残しているかを意識した事がない人が多いかもしれないが、桜美林大学教授の藤倉まなみ氏による「大学におけるペットボトル飲料の飲み残しの実態に関する研究」によると、大学構内で廃棄されたペットボトルの総本数の23%に何らかの飲み残しがあったという調査の結果が出ている。

 一般的に飲み残す理由としては「最後数センチは沈殿物や雑菌がありそうで飲みたくない」といった意識的なものから、「おなかいっぱいになってしまい、飲めなくなってしまったから」「荷物になるから」「どうせなら冷えてる新しいやつから飲もう」などといった自分でも特に理由を考えずにその場の状況で飲み残しをしている人が多いよう。

 

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