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メインイベントの志朗vs田丸辰はバッティングでノーコンテスト。ともに早期の再戦を希望【RISE】

2024.03.18 Vol.Web Original

 RISEの年間最大のビッグイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)のメインイベントで行われた「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)が初防衛戦で田丸辰(TRY HARD GYM)と対戦した。

 試合は1R終盤に起きたバッティングで志朗が鼻骨を骨折。2R開始直後にドクターチェックが入り、試合続行不可能という裁定が下され、試合はノーコンテストとなった。

 試合後の会見で志朗は「不完全燃焼なんですが、事故みたいなものなので誰も悪くない。早く治してすぐに試合をしたいという思いはあります」と淡々と試合を、鼻骨骨折については「1回折れたことがあって、その時の感覚と似ていた。下手したら折れているなという感覚はあった。セコンドには“もしかしたら折れてるかもしれない”と言った。血が結構噴き出したので、レフェリーが来た時に“折れてるかも”と伝えた」などと振り返った。

王者・志朗「すきがあれば1Rから」、挑戦者の田丸辰も「はまれば1Rで終わる可能性も」【RISE】

2024.03.16 Vol.Web Original

 RISEの年間最大のビッグイベント「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)の前日計量が3月16日、都内で開催された。

 メインイベントで行われた「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で初防衛戦に臨む王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)、挑戦者の田丸辰(TRY HARD GYM)ともに54.95kgで規定体重をクリアした。

 計量後に行われた会見で田丸は「RISEの一番大きい大会でメインイベントという役割を任されたことにありがたく思う。明日は楽しみ。圧倒的な差で勝って、メインイベントにふさわしい試合をしたい」「本当に、正直目指しているところはもっと本物の外国人だったり、日本だけではなく、海外の格闘技の好きな人にも認められたいという気持ちがあるので、ここで背比べをしても意味がないと思っている。圧倒的な差を見せて勝たないとこの試合を受けた意味がないと思っている」などと勝利への自信を口にした。

 志朗は「明日は世界戦なので、55kgの世界最強の動きを、強さを見せたい」「今回は攻め方というかパターンが固まるのが結構早かった。自分の中で久々というか新しい感覚で試合が楽しみという思いがすごくある。1Rからいろいろな動きを見せられると思うので、1Rから楽しみにしていてください」と防衛に向けての自信を見せた。

MVPプレゼンターの真木よう子「格闘技から何回も勇気をもらって私も頑張ってこられた。田丸選手からも勇気をもらいたい」【RISE’s PRIZE】

2024.02.05 Vol.Web Original

 RISE初となる年間表彰式「RISE’s PRIZE」が2月4日、都内で開催された。栄えある初代MVPは昨年行われた「RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント」を制覇した田丸辰(TRY HARD GYM)が獲得した。

 プレゼンターを務めた女優の真木よう子が表彰式後の会見で格闘技への熱い思いを語った。真木は田丸について「プロではないので偉そうなことは言えないんですが、田丸選手の戦い方を見て、正確で冷静で、とても目がきれいだと思います」と語る。

 表彰式でのスピーチではRISEの年間最大のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)を生観戦したいという希望を口にしていたのだが「本来の楽しみ方ではないのかもしれないんですが、私は選手同士が戦い、ダウンしても、倒れても立ち上がる姿が好き。その姿に何回も勇気をもらって、私もそれで頑張ってこられた。格闘技からいろいろなものをもらったので、3月の試合、田丸選手からも勇気をもらいたい」と田丸のファイトに期待をかけた。田丸は同大会では「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で王者・志朗に挑戦することが決まっている。

 また真木は格闘技を好きになったきっかけとして「自分がくじけそうになった時にたまたま総合格闘技を見に行って、その時にどんなに打たれて血が出ても、脳震盪を起こしても立ち上がってくる選手、そして戦いに行く選手を見て本当に感動した。“この人たちに比べたら私、何やっているんだろう?”と思って、そこからキックボクシングを見るようになって、今はボクシングも見ていますけど、素晴らしい選手がたくさんいる。今回は田丸選手に会えてすごくうれしい。息子のような気持ち(笑)」などと語った。

MVPの田丸辰が「突き抜けた選手になったなと認めさせたい。毎年、MVPを取れるように頑張る」【RISE’s PRIZE】

2024.02.05 Vol.Web Original

 RISE初となる年間表彰式「RISE’s PRIZE」が2月4日、都内で開催された。この「RISE’s PRIZE」はRISEの大会を中心に2023年に最も活躍した選手、ジム、ラウンドガールを選出し全13部門で表彰するもの。栄えある初代MVPは田丸辰(TRY HARD GYM)が獲得した。

 田丸は昨年行われた「RISE WORLD SERIES 2023 -54kgトーナメント」を制覇。トーナメントでは準決勝でRISEスーパーフライ級とISKAオリエンタルルール 世界フライ級(-53.5kg)王者の大﨑一貴にも勝利を覚めている。昨年はトーナメントの3勝を含む5戦5勝(1KO)の戦績を残した。

 MVPのプレゼンターは女優の真木よう子。真木は「MVP賞おめでとうございます。そして去年のトーナメント、優勝おめでとうございます。私は格闘技がすごく好きなので、すべての選手を尊敬しているのですが、今度の3月、田丸選手の戦いを生で見るためにRISEの会場にうかがわせていただきたいと思っております」とRISEの年間最大のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)の生観戦を口にした。田丸は同大会では「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で王者・志朗に挑戦することが決まっている。

初防衛戦の志朗「挑戦者が誰であろうと勝たないといけない」、挑戦者の田丸辰「相手どうこうではなく自分を見てもらいたい」【RISE】

2024.01.19 Vol.Web Original

 RISEの年間最大のビッグマッチ「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)の第1弾カード発表会見が1月19日、都内で開催された。

 RISE世界バンタム級(-55kg)王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)が田丸辰(TRY HARD GYM)を相手に初防衛戦に臨むことが発表された。

 志朗は昨年3月の「RISE世界バンタム級(-55kg)王座決定戦」でディーゼルレック・ウォーワンチャイ(タイ/ペッティンディームエタイアカデミー/True4Uスーパーバンタム級王者)をKOで破り王座獲得。7月から始まった「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では1回戦でルベン・セオアネ(スペイン/Muay Sapein)に判定勝ちも8月の準決勝でクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(ペッティンディーアカデミー)にダウンを奪われたうえでの判定負けを喫した。12月には再起戦に臨み、ブンロン・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)に1RKOで勝利を収めている。

 田丸は2022年10月に初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦で数島大陸(及川道場)を破り、スーパーフライとの2階級制覇に成功。志朗が準決勝で姿を消したトーナメントでは1回戦でWPMF世界ライトフライ級王者のペッシラー・ウォー・ウラチャー(タイ/Wor.Auracha)、準決勝ではRISEスーパーフライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)を破り、決勝に進出。決勝では志朗が敗れたクマンドーイからダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収め、トーナメントを制した。今回はトーナメントから1kg上のバンタム級での王座挑戦となる。

田丸辰が下馬評覆しトーナメント優勝「実力的には証明できた。日本中が注目するような大会をメインに出ていきたい」【RISE】

2023.12.17 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)のメインイベントで行われた「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament 決勝戦」で田丸 辰(日本/TRY HARD GYM)がクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミーからダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めトーナメントを制した。

 トーナメントは7月の「RISE WORLD SERIES 2023 1st Round」で1回戦、8月の「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」で準決勝が行われた。クマンドーイはモハメッド・カルーアと志朗を、田丸はペッシラー・ウォー・ウラチャーと大﨑一貴を破り決勝に進出した。

 1R、サウスポーの田丸とオーソドックスのクマンドーイ。クマンドーイが強烈な右ロー、右ミドル。田丸も距離を詰めて左ミドル、ワンツー。クマンドーイが右ミドルを返す。クマンドーイは距離は詰まると右インロー。クマンドーイは左ロー、右ミドル。田丸は詰めて左ストレートもクマンドーイは組み止める。終了間際に田丸がクマンドーイをロープに詰めてパンチもクマンドーイも打ち返す。

田丸辰が「毎試合後、みんながきれいに掌を返してくれる。それを楽しみに戦おうかなと思っている」【RISE】

2023.12.15 Vol.Web Original

-54kg Tournament 決勝でクマンドーイと対戦

「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」(12月16日、東京・両国国技館)の前日計量が12月15日、都内で開催された。

 メインイベント(第16試合)で行われる「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament 決勝戦」で対戦するクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)は53.95kg、田丸辰(日本/TRY HARD GYM)は53.7kgでともに規定体重をクリアした。

 トーナメントは7月の「RISE WORLD SERIES 2023 1st Round」で1回戦、8月の「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」で準決勝が行われた。クマンドーイはモハメッド・カルーアと志朗を、田丸はペッシラー・ウォー・ウラチャーと大﨑一貴を破り決勝に進出した。

 計量後に行われた会見で田丸は「心技体すべてが整った状態でやっと決勝を迎えられるということで楽しみな気持ちでいっぱい。トーナメントは7月からだが僕は3月の風音戦から勝ち上がってきたと思っているので、メインでこのカードが組まれている意味をしっかり理解して勝ちに行きたい」と語った。その風音戦から試合前は常に「相手が勝つ」と言われ続けてきた中で勝ち上がってきたとあって「ずっと相手が勝つとトーナメントが始まる前の風音戦から言われていた。毎試合後、みんながきれいに掌を返してくれるので、それを楽しみに戦おうかなと思っている」とこれまでの世間の見方に辛口コメント。

数島大陸が松本天志との王座決定戦制し悲願の王座獲得。「絶対に田丸選手にリベンジする」【RISE172】

2023.10.30 Vol.Web Original

「RISE172」(10月29日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」で数島大陸(及川道場/同級1位)と松本天志(HAWK GYM/同級2位)が対戦し、3-0の判定で数島が勝利を収め、悲願の王座獲得を果たした。

 今回の王座決定戦は初代王者。田丸辰の王座返上に伴い行われるもの。数島は初代王座を田丸と争い、無念の敗戦。その後、2連勝で復活。今回の王座決定戦への出場を勝ち取った。松本は今年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」では大方の予想を覆し、空龍、塚本望夢を破り優勝。一気にフライ級トップ戦線に躍り出た。

 数島はプロ戦績14戦10勝(6KO)2敗2分の20歳、松本は9戦8勝(4KO)1敗の19歳とKO率の高い若い選手同士の対戦となった。

 1R、ともにサウスポーの構え。数島が左ロー、松本は右ハイで様子を見る。数島は左ストレート、松本は右ジャブ返す。互いの左が交錯。松本が左ストレートも数島がカウンターで右フックをヒット。終了間際にバッティングで中断。ジャッジ3者とも10-10のイーブン。

フェザー級王者の門口佳佑が安本晴翔を破った魁斗を相手に初防衛戦【RISE172】

2023.09.15 Vol.Web Original

 RISEが9月14日、都内で「ナンバーシリーズ4大タイトルマッチ発表記者会見」を開催した。10月以降の後楽園ホールで開催されるナンバーシリーズ3大会で4つのタイトル戦と一つのトーナメントが開催されることが発表された。

 10月29日の「RISE172」ではフェザー級王者の門口佳佑(EX ARES)に魁斗(立志會館)が挑戦するタイトル戦と、数島大陸(及川道場)と松本天志(HAWK GYM)の間で「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」が行われる。

 門口は昨年8月に梅井泰成を破り王座を獲得。その後はシュートボクシング(SB)の山田彪太朗、K-1の新美貴士、SBの川上叶と他団体の選手との対抗戦が続き、いずれも勝利を収めている。

 魁斗はSBやHOOST CUPを主戦場に戦い、HOOST CUP日本フェザー級王座を保持。RISEでは前王者の梅井泰成と元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔を破り、今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

 2人は2021年に一度対戦し、その時は魁斗が判定勝ちを収めている。

クマンドーイがRISE世界王者の志朗からダウンを奪ったうえでの判定勝ち。決勝は田丸辰と対戦【RISE】

2023.08.27 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(8月26日、東京・大田区総合体育館)で行われた「-54kg Tournament」の準決勝でクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)がRISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)に3-0の判定で勝利を収めた。

 クマンドーイは12月16日に東京・両国国技館で行われる決勝でRISEフライ級王者の田丸辰(TRY HARD GYM)と対戦する。

 トーナメントは7月2日の大阪大会で1回戦が行われ、クマンドーイはモハメッド・カルーア(ベルギー/DCボクシングジム)に判定勝ち、志朗はルベン・セオアネ(スペイン/Muay Sapein)に判定勝ちでそれぞれ準決勝に勝ち上がっていた。

田丸辰が母の死乗り越え準決勝で大﨑一貴にリベンジ。決勝は志朗を破ったクマンドーイと対戦【RISE】

2023.08.27 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」(8月26日、東京・大田区総合体育館)で行われた「-54kg Tournament」の準決勝でRISEフライ級王者の田丸辰(TRY HARD GYM)がISKAオリエンタルルール 世界フライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)に2-0の判定勝ちを収めた。

 田丸は12月16日に東京・両国国技館で行われる決勝でRISE世界バンタム級王者の志朗(BeWELLキックボクシングジム)を破ったクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)と対戦する。

 トーナメントは7月2日の大阪大会で1回戦が行われ、田丸はペッシラー・ウォー・ウラチャー(タイ/Wor.Auracha)に1RKO勝ち、大﨑はアイマン・ラマー(フランス/URBAN MULTI BOXING)に2RKO勝ちでそれぞれ準決勝に勝ち上がっていた。

 1R、オーソドックスの大﨑とサウスポーの田丸。田丸が左ミドル、大﨑は圧をかけて右インカーフ。大﨑は右ローからパンチへ。田丸は回って右ジャブ、左ストレート。大﨑は圧を強めて右ミドル、右ストレート、右ロー、右インカーフ。田丸は下がりながらも右ジャブを突いていく。大﨑は右ボディー。ガードを固め回る田丸に大﨑は左右のボディー。田丸は要所で左のインロー、左ストレート、左ミドル、左ハイと放っていく。大﨑はガードを固め前に。大﨑は右ロー、右インカーフ。

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