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宮本芽依が計量オーバーのコ・ユナに大差の判定勝ちも「KOできず自分が情けなくて、悔しい」と反省【RISE192】

2025.10.20 Vol.Web Original

 RISE QUEENミニフライ級王者・宮本芽依(KRAZY BEE)が「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)で王座戴冠後の初戦に臨んだ。宮本はキックボクシングとMMAの二刀流ファイターであるコ・ユナ(韓国/BodyKick GYM)と対戦し、仕留めきれず無念の判定勝ちとなった。

 ユナは前日計量で50.20kgで規定体重の−49.0kgを1.2kgオーバー。2時間以内に設けられた追加計量でもオーバーし、結局、計量をパスすることができなかった。RISEの公式計量のルールでは試合当日に計量を実施し、前日計量をオーバーした選手の大幅な体重戻しを禁止するため、契約体重の5%以内の体重に留めることとする、となっている。ユナは当日計量では51.10kgでこの規定の51.45kgをパス。減点2とファイトマネー30%没収、そして宮本が勝利した場合のみ公式記録となり、それ以外の結果の場合はノーコンテストとなるルールのもと試合が行われた。

宮本芽依が戴冠後の初戦に「ワクワク」も対戦相手が計量オーバーで試合消滅の危機【RISE192】

2025.10.18 Vol.Web Original

「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月18日、都内で開催された。

 王者としての初戦に臨むRISE QUEENミニフライ級王者・宮本芽依(KRAZY BEE)は48.85kgで規定体重の-49kgをクリアしたものの、対戦相手のコ・ユナ(韓国/BodyKick GYM)は50.20kgでクリアできなかった。

 ユナは2時間以内に設けられた追加計量もオーバーし、この日は計量をパスすることができなかった。ユナは明日14時に当日計量を実施して戻し体重(51.45kg)を確認したうえで試合を行うかどうかを判断することとなった。

 RISEの公式計量のルールでは公式計量をオーバーし、2時間後の再計量をパスできなかった場合は追加計量を2時間後に実施する。ただし公式計量の時点で2kgオーバーは失格となる。追加計量を通過できた場合は減点1、ファイトマネーの一部没収での試合開催となる。

 今回のユナは追加計量を通過できなかったため、減点2、ファイトマネーの30%没収、グローブハンデ(クリアしている選手が実施の決定権を持つ)、当日計量を大会開始3時間前に実施し、前日計量をオーバーした選手の大幅な体重戻しを禁止するため、契約体重の5%以内の体重に留めることとする――といったルールを適用したうえでの試合開催となる。試合が行われた際は計量をパスした選手が勝った場合のみ、その結果を公式記録とし、それ以外の結果についてはノーコンテストとなる。

宮本芽依が「先輩の思いを背負って、このベルトと一緒に戦っていく」と決意の出陣。8日に亡くなったプロボクサー神足茂利さんと親交【RISE192】

2025.08.21 Vol.Web Original

 RISEが8月21日、都内で「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 5月の名古屋大会で小林愛理奈を破り王座を獲得したRISE QUEENミニフライ級王者の宮本芽依(KRAZY BEE)が王者としての初戦でWBKFアジア女子ミニフライ級王者のコ・ユナ(韓国/BodyKick GYM)と対戦する。

 ユナはキックボクシングとMMAの二刀流ファイター。キックでの戦績は2戦2勝。

 会見には宮本のみが出席した。宮本は「コ・ユナ選手と戦えることを光栄に思う。ベルトを持つ王者としていろいろな思いがあり、それはユナ選手も一緒だと思う。私も負けられないし、RISEのベルトはこのような価値があるんだと戦って身にしみて感じてもらえればと思う。先日、私のボクシングの先輩が亡くなりました。タイトルマッチを終えて亡くなりました。先輩の思いを背負って、私はこのベルトと一緒に戦っていく。その思いも強いので試合を楽しみにしていてください」と言葉を詰まらせながらも決意のコメント。

 宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、2023年5月にプロデビュー。その先輩というのは今月2日に行われたボクシングの東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチ後に意識を失い、急性硬膜下血腫で開頭手術を受け、経過観察中の8日に亡くなった神足茂利選手のこと。

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