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【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉第7回 夢のマッチメークを次々と GROUND ZEROのコンセプト

2025.11.06 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行「〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025」を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・一般社団法人シュートボクシング協会)

SBの笠原弘希が延長戦で2つのダウンを奪い白鳥大珠に判定勝ち。準々決勝で対戦の原口健飛に「熱い試合をしましょう」【RISE WS】

2025.11.02 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2025 FINAL」(11月2日、東京・両国国技館)で行われた「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」でシュートボクシング(SB)の笠原弘希(シーザージム)が白鳥大珠(TEAM TEPPEN)との延長にもつれ込む接戦の末、2つのダウンを奪って判定勝ちを収めた。

 笠原は来年3月に行われる準々決勝ではこの日、ペトル・モラリに1RKO勝ちを収めた原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)と対戦する。

 1R、サウスポーの白鳥とオーソドックスの構えの笠原。じりじりと圧をかける白鳥。白鳥はロー、笠原は左ジャブ。そこに白鳥は右フックを振る。白鳥は左ミドル、左三日月、前蹴り、右ローと多彩な蹴りを見せる。笠原は飛び込んで左アッパー、右フック。圧をかける白鳥に笠原は右ミドル。笠原は飛び込んでワンツー。白鳥はパンチから右ロー、左ミドルのコンビネーション。白鳥の蹴りと笠原のパンチが交錯し互いに倒れるもスリップの判定。終了間際、白鳥が前に出て左フック。笠原も右フックを合わせる。

【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉第6回 優勝は吉鷹弘。阪神大震災の直後、大阪で開催された第1回S-cup

2025.11.01 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行「〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025」を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・一般社団法人シュートボクシング協会)

【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉第5回 闘い方も身のこなしもトリッキーだった平直行

2025.10.30 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行「〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025」を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・一般社団法人シュートボクシング協会)

【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉第4回 立ち技女子をリードし続けたシュートボクシング

2025.10.28 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行『〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025』を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・石本文子)

【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉第3回 格闘技のイメージを変えたSBのニューカマーたち

2025.10.25 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行『〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025』を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・一般社団法人シュートボクシング協会)

決勝での山田ツインズ対決実現なるか?に川上叶、安本晴翔、古木誠也が口をそろえて「阻止する」。決勝でのRISEvsKNOCK OUT対決はSB勢が「あり得ない」【SB】

2025.10.24 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)が10月24日、都内で会見を開き、創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される「S-cup」に出場する5選手を発表した。これでトーナメントに出場する8選手が出揃った。

 会見にはすでに出場が発表されていたSB日本スーパーバンタム級王者の山田虎矢太(シーザージム)とRISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)、そしてこの日、出場が発表されたKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の古木誠也(REX GYM)、前SB日本フェザー級王者で現在同級1位の川上叶(龍生塾)が出席した。

 トーナメントの組み合わせについては後日発表で、まだ対戦相手が決まらない中、4選手は静かに火花を散らした。

 冒頭、虎矢太は「S-cup出場が決まったということを本当にうれしく思います。そして今揃ったメンバーを聞いて、改めて本当に豪華なメンバーが揃ったなと思いましたし、この中で優勝すれば自分の実力を皆さんにお届けできると思うので、必ず僕が世界一になって皆さんにシュートボクサーの、そして山田虎矢太の強さをお届けするので楽しみにしていてください」、川上は「前回、査定試合で勝てて、S-cupの出場をしっかり決められた。出るのは誰でも出られると思うので、しっかり優勝する。ここで優勝したら、今までの負けとかも一発逆転できると思う。僕はそういう試合には結構強いので、しっかり優勝する」、安本は「すごい豪華な面子で世界最強を決める大会だと思う。僕が優勝して大会を盛り上げたい」、古木は「どの選手も強豪ばっかなので、すごく試合が楽しみ。自分がトーナメントを制覇します」とそれぞれ語った。

S-cup出場全8選手が決定。査定試合で勝利の川上叶、KNOCK OUT王者の古木誠也、RIZIN推薦選手のメイマン・マメドフらが参戦【SB】

2025.10.24 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)が10月24日、都内で会見を開き、創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で開催される「S-cup」に出場する5選手を発表した。これでトーナメントに出場する8選手が出揃った。

 これまで山田ツインズのSB日本フェザー級王者・彪太朗とSB日本スーパーバンタム級王者・虎矢太(ともにシーザージム)、RISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)の3人の参戦が発表されていた。この日発表されたのはKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者の古木誠也(REX GYM)、前SB日本フェザー級王者で現在同級1位の川上叶(龍生塾)の日本人2選手と海外からサタントン・チョー.ハーパヤック(タイ)、ジョシュー・アブサロン(フランス)、メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン/Olympus Club)の3選手。

 古木はKNOCK OUTの9月の後楽園大会で内藤凌太との王座決定戦を制し、王座を獲得。古木は前KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者で2階級制覇を成し遂げた。当初は古木とチュームーシーフーと王座を争う予定で、KNOCK OUTの山口元気代表は勝った選手をS-cupに推薦しようと思っていたのだが、チュームーシーフーがケガで欠場。急きょ内藤との対戦となったが、当初の予定通り、勝者の古木が参戦することとなった。

【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉第2回 なぜシュートボクシングだったのか?

2025.10.23 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行『〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025』を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・一般社団法人シュートボクシング協会)

【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉 第1回 佐山聡とUWF

2025.10.21 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行『〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025』を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・一般社団法人シュートボクシング協会)

“NEXT GOAT”をテーマとした3カードを発表。SBの片山魁とKNOCK OUTの渡部蕾が対戦【GOAT】

2025.10.14 Vol.Web Original

 キックボクシングの新イベント「キックボクシングフェス『GOAT』」の追加対戦カードが10月14日に発表された。

 GOATは9月29日に会見が行われ開催が発表された大会で“団体”ではなく、あくまで“イベント”という位置づけ。会見では各団体やジムと協力関係を築いたうえで選手を招聘し大会を開催するという説明があったのだが、その言葉通り、この日発表された“NEXT GOAT”をテーマとした3カードにはシュートボクシング(SB)、KNOCK OUT、RISEなど国内のさまざまな団体で戦う選手が名を連ねている。

 KNOCK-OUT BLACKルールではSBを主戦場とする17歳の片山魁(TEAM FOREST)とKNOCKOUTを主戦場とする18歳の渡部蕾(KNOCK OUT クロスポイント大泉)が対戦する。

 片山はアマチュアSB、RISE NOVAなどアマで数々のタイトルを獲得。昨年10月にSBでプロデビューし5連勝。6戦目でRISEの上位ランカーである長谷川海翔に判定負けを喫するも、10月11日のSBでは1RでTKO勝ちを収めている。プロ戦績は7戦6勝(2KO)1敗で“天才”のキャッチコピーがつけられる期待の星だ。

 渡部はKNOCK OUTのアマチュアで優勝を重ね、昨年9月にKNOCK OUTでプロデビュー。5連勝と連勝街道をばく進し、今年8月にはK-1グループの「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」に参戦。1回戦で優勝候補の安尾瑠輝と対戦し、トリッキーな動きで安尾を翻弄する場面もあったが、3RでKO負けを喫し、今回が再起戦となる。。

 RISEルールでは龍太郎(VALIENTE)と相沢晟(TARGET)が対戦する。龍太郎はプロ戦績19戦7勝(2KO)10敗2分の24歳。2023年12月には今大会に出場する那須川龍心と対戦し、TKO負けを喫している。相沢はRISEを主戦場にする20歳。プロ戦績は10戦5勝(2KO)3敗2分で、こちらも2023年6月に那須川と対戦し、判定で敗れている。

 同じくRISEルールでSAIGO(TARGET SHIBUYA)と歩希(team VASILEUS)が対戦。SAIGOは2022年にRISE EVOLでデビューしStand up、KROSS×OVER、STRIKE NEXUSなどさまざまな団体に参戦。今年5月にはベトナムで開催された「HEAT56 in VIETNAM」でベトナム人ファイターに勝利を収めている。戦績は10戦6勝(2KO)3敗1分の28歳。歩希は武尊率いるteam VASILEUSの所属でプロ戦績3戦2勝1敗の24歳。アマでは「JAPAN CUP 2023」の-60kgで優勝している。

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