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野杁正明がスーパーボンと激闘展開もわずかに及ばず正規王座獲得ならず。若松佑弥はTKOで初防衛。吉成名高はアトム級初代王座を獲得【ONE173】

2025.11.17 Vol.Web Original

 ONE Championshipの今年2度目の日本大会「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ ※U-NEXTで独占PPV LIVE配信)で4大タイトル戦が行われた。

 メインイベントの「ONEフェザー級 キックボクシング世界王座統一戦」では正規王者スーパーボン(タイ)と暫定王者の野杁正明(team VASILEUS)が対戦した。試合は5Rを戦い抜いた末、際どい判定でスーパーボンが勝利を収め、王座を統一した。

 1R開始から野杁はパワー負けすることなく。カーフキック、ワンツー、左ミドル、与座キック(奥足へのロー)で積極的に前に出る。スーパーボンも野杁の前進に合わせてのヒザ、要所で左ハイを放っていく。

 2Rになっても野杁の圧は止まらず。スーパーボンは下がりながらも左ハイ。野杁はカーフキック、与座キックで下から崩しに行く。スーパーボンが前蹴り、左ジャブも野杁は押し返し、カーフ、左フック。スーパーボンはヒザを多用。互いに前に出て組み合う展開が出て、注意が出る。

王座統一戦に臨む野杁正明「タワンチャイ戦以上のKOを必ず見せる」、スーパーボンは「そんなに簡単にはいかない」とさらり【ONE173】

2025.11.12 Vol. Web Original

 ONE Championshipの今年2回目の日本大会となる「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の記者会見が11月12日、都内で開催された。

 今大会のメインイベントで行われる「フェザー級 キックボクシング 世界王座統一戦」で対戦する正規王者のスーパーボン(タイ/Superbon Training Camp)と暫定王者の野杁正明(Team Vasileus)が会見で静かに火花を散らした。

 野杁は昨年6月にONE初参戦を果たすもシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)に0-3の判定負け、12月の第2戦ではリウ・メンヤンにダウンを奪われたうえでの判定負けを喫し、プロキャリア初の連敗を喫するどん底に。しかし今年1月にすぐに試合が組まれるとシャーキル・タクレティに徹底したカーフキックで両足を破壊し、ONE初勝利を挙げた。そして3月の日本大会では「フェザー級 キックボクシング暫定世界王者決定戦」でタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/PK Saenchai Muay Thai Gym)と対戦。戦前の下馬評を覆し、3RでKO勝ちを収め暫定王座に就いた。

野杁正明がスーパーボンと王座統一戦。「次に勝たないと胸を張ってチャンピオンと言えないので挑戦していくだけ」【ONE173】

2025.06.23 Vol. Web Original

 ONE Championshipが6月23日、都内で「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の対戦カード発表会見を開催した。

 ONEフェザー級キックボクシングの世界王者スーパーボン(タイ/Superbon Training Camp)と暫定世界王者の野杁正明(team VASILEUS)による統一戦の開催が発表された。

 スーパーボンは2021年10月にジョルジオ・ペトロシアンを破り王座を獲得。その後、チンギス・アラゾフに敗れ陥落も、昨年4月にマラット・グレゴリアンを破り暫定王座に就くとその後、正規王者に認定された。

 野杁は今年3月の日本大会「ONE172」でタワンチャイ・PK・センチャイとの暫定王者決定戦を制して暫定王座を獲得した。

 会見で野杁は「スーパーボン選手は本当に強いだけではなくて上手いチャンピオンですし、タワンチャイ選手以上にパーフェクトなチャンピオンだなという印象があります」とスーパーボンを評した。そして「前回、タワンチャイ選手との試合が決まって、ずっと戦っている最中もワクワクしていた。今回はそれ以上のワクワク感というか。本当にスーパーボン選手は僕がONEを目指してからずっと出ている選手ですし、ずっと見ていた選手だったので、そういった選手と統一戦をできることをすごいうれしく思いますし、その舞台をこんな素晴らしいイベントで用意してくれて感謝しています。そういった意味でも前回以上の衝撃を皆さんに与えないといけないと思っているので、ワクワクしています」と語った。

フェザー級キック世界戦で王者スーパーボンにチンギス・アラゾフが挑戦【1・14 ONE】

2023.01.03 Vol.Web Original

 ONE Championship「ONE Fight Night 6: Superbon vs. Allazov」(1月14日、タイ・バンコク/インパクトアリーナ)の全対戦カードが1月3日に発表された。

 メインイベントでは「フェザー級キックボクシング世界タイトルマッチ」が行われ、王者スーパーボン(タイ)に「フェザー級キックボクシングWGP」覇者のチンギス・アラゾフ(アゼルバイジャン/ベラルーシ)が挑戦する。

 コーメインイベントで行われる「フライ級キックボクシング世界タイトルマッチ」は、王者イリアス・エナッシ(オランダ/モロッコ)がフライ級契約体重61.2kg(水抜きなし)への体重調整が不可能であるため王座を返還。これにより同王座は空位となり、当初エナッシと対戦予定だったスーパーレック(タイ)がダニエル・プエルタス(スペイン)と王座をかけて戦うこととなった。

 また今大会では「フライ級サブミッショングラップリング世界タイトルマッチ」が行われ、マイキー・ムスメシ(アメリカ)が初防衛戦でガントゥルム・バヤンドゥレン(モンゴル)を迎え撃つほか、アトム級WGP覇者のスタンプ・フェアテックス(タイ)とアニッサ・メクセン(フランス/アルジェリア)が、ムエタイと総合格闘技の混合ルールのスーパーファイトで激突する。

 なお、大会の模様はABEMAやWatch.onefc.comを通じ150カ国以上に生中継される予定となっている。

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