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王者ヨードクンポンが100gオーバーで王座はく奪。挑戦者の稲垣柊「日本人最後の砦として僕が王者になる」【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 今大会では三大タイトルマッチが行われる。K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチではKrushスーパー・ライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)がヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)に挑戦する予定だったのだが、ヨードクンポンが65.1kgで規定体重の-65kgをクリアできず。稲垣は64.9kgでクリアしたことから試合はヨードクンポンから王座をはく奪したうえで、1R、ヨードクンポンは減点1からスタート、ファイトマネーの20%を没収し、その金額は稲垣に支払われたうえで試合を行うこととなった。試合自体は公式記録として残るものの、ヨードクンポンが勝っても王者とは認めず、稲垣が勝った場合のみ王者として認定される。なおグローブハンディについては稲垣側が希望しなかったため、当初の予定通り両者8オンスで行われる。

 ヨードクンポンは昨年9月に開催された「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」でカン・ピナール、イオヌット・ポパから連続KO勝ち。決勝は稲垣柊を破り、新王者となった。今年2月には鈴木勇人をKOし、初防衛に成功した。

小田尋久が初防衛に失敗。王者となったアビラルが引退を止めた周囲に感謝し「K-1王者に絶対になります」【Krush】

2025.05.19 Vol.Web Original

 Krushの5年半ぶりとなる大阪大会が5月18日に行われた。今回は昼夜の2部制で行われ第2部の「Krush.175 ~in OSAKA」(大阪府立体育会館・第2競技場=エディオンアリーナ大阪)のメインイベントでは「Krushスーパー・ウェルター級タイトルマッチ」が行われ、王者・小田尋久(TEAM3K)がアビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合はアビラルが計3度のダウンを奪いタオル投入によるKO勝ちを収め、王座を獲得した。

 小田はフルコンタクト空手出身で、キックボクシングは2021年11月にプロデビュー。K-1グループには2023年2月のKrushが初参戦で夜叉猿、山崎陽一を相手に2連勝し、昨年5月から始まった「第5代Krushスーパー・ウェルター級トーナメント」への出場を勝ち取る。準決勝では優勝候補と目されていた森田奈男樹をKOで破り、8月に行われた決勝では璃久を破って同級王座を獲得した。その勢いを駆ってK-1初参戦となった10月の大阪大会では「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」優勝者のストーヤン・コプリヴレンスキーと対戦し、ダウンを奪いあと一歩のところまで追いつめたが、延長で無念の判定負けを喫した。

和島大海がトーナメント王者のコプリヴレンスキーからダウンを奪って判定勝ち。オウヤン・フェンへのリベンジマッチ実現をアピール【K-1】

2024.12.15 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~」(12月14日、東京・代々木第一体育館)でトーナメント王者のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)からダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 コプリヴレンスキーは今年7月に行われた「K-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント」にケガで欠場となったオウヤン・フェンの代わりに出場して、ブアカーオ・バンチャメーク、デング・シルバ、ヴィクトル・アキモフを破りトーナメントを制した。10月の大阪大会ではKrushスーパー・ウェルター級王者の小田尋久と対戦し、延長判定勝ちを収めている。

 和島は2020年9月から連勝を重ね、2021年12月に木村“フィリップ”ミノルを破り王座を獲得。2度の防衛を果たすが、昨年12月の大阪大会でオウヤン・フェンにKOで敗れ、王座から陥落。再起戦となった今年3月のダリル・フェルドンク戦でもKO負けを喫し2連敗とどん底に落ちるも、10月の大阪大会でキム・ジュンファにKO勝ちを収め再起を果たしていた。

Krush王者の小田尋久が世界トーナメントVのストーヤン・コプリヴレンスキーからの大金星ならず。延長で1-2の判定負け【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
 Krushスーパー・ウェルター級王者の小田尋久(TEAM3K)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でK-1初参戦を果たし、7月に決勝ラウンドが行われた「-70kg世界最強決定トーナメント」優勝のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)と対戦した。試合は延長にもつれ込む接戦の末、1-2の判定で敗れ大金星を挙げることはできなかった。
 
 小田は今年5月と8月の後楽園大会で行われた「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」で準決勝で森田 奈男樹、決勝で璃久を破り王座を獲得。約1カ月半という短いスパンではあったが、今回のK-1出場につなげた。
 
 コプリヴレンスキーは3月に行われたトーナメント1回戦ではカスペル・ムジンスキに僅差の判定負けを喫するも、オウヤン・フェンの欠場で急きょ決勝ラウンドに出場。ブアカーオ・バンチャメーク、デング・シルバ、ヴィクトル・アキモフを破り優勝した。

和島大海が得意の左の蹴りで1RKO勝ち。「和島大海、まだまだこれから。もう1回ベルトを獲るために頑張る」【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
 前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で再起戦に臨み、キム・ジュンファ(韓国/安養サムサン)と対戦した。試合は1RでKO勝ちを収め復活を果たした。
 
 和島は2021年12月の大阪大会で木村“フィリップ”ミノルを破り王座を獲得。ジョムトーン・ストライカージム、ジョーダン・ピケオーという強豪を相手にいずれもKOで2度の防衛を果たした。2022年に行われた「THE MATCH 2022」では第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアにKO勝ち。2020年9月から8連勝でうち7KO勝ちと盤石の強さを見せていたのだが、昨年12月のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)を相手にした3度目の防衛戦でまさかのKO負けを喫し、王座陥落。再起戦となった今年3月の「−70kg世界最強決定トーナメント」の1回戦でもダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)にKO負けを喫し2連敗となっていた。

小田尋久が判定勝ちでの王座獲得に「0点の試合」と反省も「世界のマッスルタンクに成長していく」【Krush】

2024.08.19 Vol.Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・決勝戦」で小田尋久(TEAM3K)が璃久(HIGHSPEED GYM)を3-0の判定で破り王座を獲得した。

 今回のトーナメントは前王者ジョーダン・ピケオーの王座返上に伴うもの。5月の後楽園大会で準決勝が行われ、小田は森田奈男樹にKO勝ち、璃久は藤村大輔に判定勝ちを収め、この日の決勝に駒を進めた。

 1R、ともにオーソドックスの構え。璃久の右ハイに小田は右ロー。璃久の右ハイに小田は右ロー。璃久は右カーフ。小田は左ジャブ。小田の右ローは重い。璃久も右ローを返す。小田は左右のロー。璃久の右ハイはガード。小田は詰めて左ボディーストレート。璃久の左インローに小田も左インロー。小田の右ローに璃久も右ロー。終了間際、小田は詰めて強烈な右フック、右ミドル。

大阪対決の小田尋久と璃久「頑張るのは当たり前。試合で見せるしかない」に宮田Pが檄「帰ってしまった人が後悔するような試合をすればいい」【Krush】

2024.08.17 Vol. Web Original

「Krush.164」(8月18日、東京・後楽園ホール)の前日計量が8月17日、都内で開催された。

 メインイベントで行われる「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント・決勝戦」で対戦する小田尋久(TEAM3K)は69.8kg、璃久(HIGHSPEED GYM)は最初に量りに乗った際は70.05kgだったものの、公式計量中に体重を落とし70.00kgでともに規定体重をクリアした。

 同トーナメントは5月の後楽園大会で準決勝が行われ、小田尋久(TEAM3K)は森田奈男樹(エイワスポーツジム)にKO勝ち、璃久(HIGHSPEED GYM)は藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定勝ちを収め、決勝に駒を進めた。

 会見の冒頭、璃久は「意気込みとかは別にあまりないが、明日はタイトル戦なので今までやってきたことを全部出して僕が王者になろうと思っている」、小田は「明日のためにしっかり仕上げてきたので、ぶっ倒して王者になろうと思う」と語る。

 大阪の2選手でメインを務めることになるのだが璃久は「正直、このトーナメントは全然注目されてない。不可思選手とか里見選手のほうが絶対おもろい試合をするだろうし、華があって、ああいう人たちが会見で“頑張ります”とか言うほうが絶対にかっこいい。僕らはメインを任されて“頑張ります”は当たり前。僕らにしか出されへん味を2人で出して、2人でバチバチに行きたいと思っているんですが、正直、この会見もなんか…。いろいろ質問してくれるが、おもろいですか? おもろい感じって小田君無理じゃないですか。だから試合で見せるしかない。僕らは華もないし。メインを任されたからにはしっかりやって。別に会見でどうこうはないです」とややナーバスな語り口。

璃久が藤村大輔との激闘制し決勝進出。「8月は小田君と大阪同士で倒し合う。最後まで残って僕の試合をしっかり見てほしい」と訴え【Krush】

2024.05.27 Vol.Web Original

「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、小田尋久(TEAM3K)と璃久(HIGHSPEED GYM)が勝利を収めた。2人は8月18日の後楽園ホール大会で王座をかけて対戦する。

 璃久はメインで行われた準決勝第2試合で藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり右ハイの璃久。圧をかける藤村がジャブ。璃久は右カーフからパンチの連打。藤村は左ミドル。圧をかける藤村に璃久は右カーフ。前に出る璃久に藤村が左ジャブから右カーフ。圧をかけて藤村がワンツー。璃久は右ハイからパンチの連打、そして右カーフ。藤村は左ミドル。璃久がパンチの連打。藤村も右カーフ。璃久が詰めて近い距離でパンチを放つが、藤村は強烈な右フック。

小田尋久「関西人の超熱いコテコテバチバチの戦いを後楽園ホールでお見せしたい」。8月大会で璃久と王座をかけて対戦【Krush】

2024.05.27 Vol.Web Original

「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、小田尋久(TEAM3K)と璃久(HIGHSPEED GYM)が勝利を収めた。2人は8月18日の後楽園ホール大会で王座をかけて対戦する。

 小田はセミファイナルで行われた準決勝第1試合で森田奈男樹(エイワスポーツジム)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。森田が右ロー、左ミドル。小田のローにパンチを合わせる。小田は圧をかけてミドル。森田もロー、ミドル。小田は圧をかけて右フック。森田はローからワンツー。小田はスイッチを繰り返しチャンスをうかがう。森田のローにパンチを合わせに行く小田。圧をかける小田に森田はローからパンチ。小田もミドルからパンチ。小田は圧をかけ左フック。終了間際、小田が右フック。

メインを任された璃久が「バズるKOで締めたい。覚悟を持って藤村さんとバチバチやる」、藤村も「自然にKO決着になる」【Krush】

2024.05.25 Vol.Web Original

「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月25日、都内で行われた。

 今大会では前王者ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)の王座返上に伴い開催される「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われる。準決勝第1試合の森田奈男樹(エイワスポーツジム)は69.9kg、小田尋久(TEAM3K)は69.55kg、準決勝第2試合の藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は69.8kg、璃久(HIGHSPEED GYM)は70.0kgで4選手とも規定体重をクリアした。勝者2名は8月18日の後楽園ホール大会で決勝を戦う。

 今大会はタイトル戦が行われず、この2試合がセミファイナルとメインイベントとなる。

 小田は「明日は一番盛り上がる試合を見せて、自分の筋肉と試合で会場を爆発させたい」、森田は「コンディションもばっちり。明日はいい試合を見せたい」、璃久は「明日は藤村さんとメイン。初めてのメインなので、そこを任されたからには2人で思い切り殴り合って、倒すか倒されるかで締めたい」、藤村「フェイストゥフェイスで璃久選手はすごいいい顔をしていた。僕も最高の準備ができているので、その辺をしっかり見ていただければ」などとそれぞれ語った。

ピケオーが返上した王座をかけ4選手で王座決定トーナメント。前戦でK-1出場の璃久「一番練習した奴が勝つ」【Krush】

2024.04.17 Vol.Web Original

8月18日の後楽園ホール大会で決勝

「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が4月17日、都内で開催された。

 今大会では前王者ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)の王座返上に伴い開催される「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」準決勝2試合が行われる。勝者2名は8月18日の後楽園ホール大会で決勝を戦う。

 準決勝の第1試合は森田奈男樹(エイワスポーツジム)vs 小田尋久(TEA3K)、第2試合は藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 璃久(HIGHSPEED GYM)の組み合わせ。

 今回の王座決定トーナメントについてKrushの宮田充プロデューサーは「ピケオー選手が昨年7月にK-1に出る前の5月に王座返上。それから1年空位だった。空位にしておくのもよくないし、3月20日の代々木で『-70㎏世界最強決定トーナメント』を行った結果、和島大海、中島玲、璃久の日本人3選手が惜しくも1回戦で敗れてしまった。そんな中、この中では小田選手が12月にフランスで試合をしたりと海外からの試合のオファーも多く来ている。K-1グループとして“これだ”という選手を育成しなければいけない。空位ではなく“Krushのトップはこの選手”というように選手を競り合わせていかないといけない」などと説明した。

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