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大混乱のなかHERO正規軍の友龍&後藤恵介がWBCタッグ王座奪取。怒りのダークソウルはディアブロに決着戦要求【HERO】

2023.02.26 Vol.Web Original

「バリアフリープロレスHERO」(NPO法人バリアフリー・エンターテイメント・サポート主催)が2月25日、東京・新木場1stRINGで「HERO34~旗揚げ13周年記念大会」を開催。大混乱のなかHERO正規軍の友龍(聾レスラー)&後藤恵介が、難攻不落の王者・ダークソウル(加藤茂郎&千葉智紹)を破りWBCタッグ王座を戴冠。王座から陥落したダークソウルは、襲撃を受けたディアブロ軍との決着戦を要求した。

 WBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王座は国籍、性別、障害のあるなしなど、あらゆるバリアを取り払った世界で唯一無二のベルト。2019年に創設され、王座決定トーナメントを経て、同年9月28日の新木場大会で真GUTS軍のガッツ石島&マスクド・ミステリーが初代王座に就いた。2020年2月23日の10周年記念大会では、正規軍の友龍とワイルド・ベアー(ワイルド軍)が軍団の枠を超えて合体し王座奪取。友龍、ベアー組は1年間ベルトを守ったが、2021年2月20日、リッキー・フジ&大和ヒロシに敗れ王座を明け渡した。その後、同年8月13日、ダークソウルが王座を奪うと1年半ベルトを守り続けた。

加藤&千葉のダークソウルがTTT軍を破りWBCタッグ王座V4。来年2・25新木場でHERO正規軍の友龍&後藤が挑戦へ【HERO】

2022.11.27 Vol.Web Original

 バリアフリープロレスHERO(NPO法人バリアフリー・エンターテイメント・サポート主催)が11月26日、東京・新木場1stRINGで「HERO33」を開催。加藤茂郎&千葉智紹のダークソウルがガッツ石島&瀧澤晃頼のTTT軍を破り、WBCタッグ王座の4度目の防衛に成功。次期挑戦者にはHERO正規軍の友龍(聾レスラー)と後藤恵介が名乗りを挙げ、来年2月25日の新木場大会で王座に挑むことが決まった。

 ラフファイトが売りのダークソウルだが、この日は一転、TTT軍とクリーンなレスリングの攻防を展開。TTT軍は千葉が痛めている左肩を徹底攻撃し試合を優位に進めた。10分過ぎ、加藤と瀧澤がチョップ、ビッグブーツの応酬。トップロープに上った加藤を瀧澤がデッドリードライブで投げ捨てると、石島が串刺しラリアット、パワースラム、ニールキックと怒涛の攻め。さらにゴーストバスターで決めにいくも、これは千葉がカット。千葉と石島がもみ合っていると、加藤がレフェリーの死角を突き、メリケンサックをつけての反則ナックルパンチを瀧澤に見舞い、電撃の3カウントを奪った。

5・28新木場でのダークソウルvsディアブロ&レザーのWBCタッグ選手権が決定【HERO】

2022.04.13 Vol.Web Original

加藤茂郎「防衛して結果的にHEROを守ったというなら、それはそれで」

 バリアフリープロレスHERO(バリアフリー・エンターテイメント・サポート主催、GPSプロモーション協力)が4月12日、東京・文京区のGPSスタジオで記者会見を開き、5月28日、東京・新木場1stRINGでの「HERO31」で、王者組=ダークソウル(加藤茂郎、千葉智紹)vs挑戦者組=ディアブロ、レザーフェイス組によるWBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ選手権を組むことを発表した。

 前大会(2月26日、新木場)での同王座戦(ダークソウルvs将軍岡本、ケン・片谷組)でダークソウルが初防衛に成功した直後、脱兎のごとくディアブロが乱入。加藤にイス攻撃を見舞い大流血に追い込み、王座挑戦を要求したが団体側は保留としていた。

 豊島修二会長によると、同団体事務所にディアブロから「レザーフェイスをパートナーで連れて行くから挑戦させろ」との文書が届いたという。

 ディアブロの試合を一度も見たことがなく、面識すらない豊島会長は「暴れるだけ暴れて、その後、控室にもいなくて帰って行くようなワケの分からない人が出てきて。次の興行でタイトルマッチとか普通認めない。ダークソウル側からも“カードを組め”と先週も言われたから、今日来てもらった。いったい何者なのかもHEROのファンに説明してほしい」と話した。

 出席した夢闘派プロレス・吉野秀和代表は「もともとは2017年頃からウチの大会でダークソウルとディアブロ軍で軍団抗争していたんです。でも決着がついてない。ほとんどノーコンテスト。“アレを呼んだのは夢闘派じゃないか”と、一部のファンの方から言われたんですけどそうじゃない。全く知りません」と説明。

 王者の加藤は「ディアブロを認めてるとは言いたくないけど、挑戦者としてみたら面白いと思います」と改めて、ディアブロ組との防衛戦を希望した。

 豊島会長は「WBCはウチの唯一のベルトだし、団体としても大事にしてるので、変な人に巻いてほしくないんですよ。ダークソウルが参戦してきたときも、挑戦するまで時間がかかった。何試合かやってもらって、タッグチームとしてすごいなって思ってから挑戦したでしょう。その点、ディアブロは全く分からない。レザーは知ってるよ。ウチに出たことがあるから。そのレザーがどのレザーか分からない。レザーは一人とは限らないし。ただ興行まで2カ月切ってるし、カードを決めたい。でも“じゃあ分かりました”とすんなりいかないから悩んでます。こんな文書がくるし判断しかねる」と苦悩する胸の内を明かし「ダークソウルは受けて立ちたい? 迎撃できるのはチャンピオンだけだから」と問うた。

 加藤は「そうだね。あそこまでやられて挑戦受けないというわけにもいかない。後ろから蹴飛ばされてイスでドカンだからね。許せないから上げないのか、やってみろというのか・・・」と回答。

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