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武尊が「次の負けは許されない」と背水の陣を敷いての出陣。ピューリックは奇策の存在におわす【ONE 173】

2025.09.12 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月11日、都内で「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 すでに対戦が発表されているK-1三階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)とデニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)も会見に登壇。

 武尊は今年3月にロッタン・ジットムアンノンに敗れて以来の再起戦に向け「次の負けは許されない状況」などと背水の陣を敷いて臨む気持ちを口にした。

 武尊はピューリックについて「アグレッシブな選手だし、ロッタン選手との試合でも3Rフルに殴り合いをして、すごいタフ選手でもあると思う。僕のファイトスタイルにすごい噛み合う選手だと思うし、試合もすごい盛り上がるかなと思う」と評し、激闘を約束。

 ピューリックはアウェーでの試合に「私は20年以上格闘技をやってきたが、ほぼ敵地での試合。その中で勝利を続けてきた。武尊選手は日本の中ではもちろん大変人気があって、そして彼が試合をするというのは大ニュースだということは分かっているが、みんなが武尊選手を応援すればするほど、自分の集中力が高まっていく。そして自分が彼を倒したいという思いの強さもより強くなっていく。もちろんKOする気でいる。彼の弱点はここ数試合の中で見えている。彼から光を奪いたい」とKO勝ちを宣言した。

武尊が再起戦で“ロッタンが倒せなかった男”デニス・ピューリックと対戦【ONE173】

2025.08.15 Vol.Web Original

 ONE Championshipが8月15日、「ONE 173: スーパーボン VS 野杁」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加カードを発表した。今年3月にロッタン・ジットムアンノンに敗れた武尊(team VASILEUS)がデニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)を相手に再起戦に臨むこととなった。

 武尊はONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインで前ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタンとの対戦をついに実現させるが、大会前に肋骨などを骨折していた影響もあり、1RでKO負けを喫した。4月には現役続行を表明し、6月に行われた今大会のカード発表会見にゲストという形で登壇し、出場をアピールしていた。

 対するピューリックは強打とタフネスを武器とするファイター。昨年6月の「ONE 167」では、ロッタンとフルラウンドの激闘を展開し、ユナニマス判定で敗れたもののその実力を証明。ロッタンとの再戦を狙う武尊にとっては勝てばロッタンとの再戦をアピールする大きな材料となる。

 今回の対戦決定にあたり武尊は「11月16日のONE日本大会で、デニス・ピューリック選手との対戦が決まりました。彼は非常にアグレッシブで、真正面から打ち合ってくれるファイターですので、熱い殴り合いになると確信しています。今回の試合は、自分が再びロッタン選手と戦うための重要なステップだと考えています。ピューリック選手は過去にロッタン選手と対戦し、判定まで持ち込んでいます。彼をKOできれば、ロッタン戦につながる大きなアピールになるはずです。絶対に負けられない一戦であり、自分の格闘家人生においても非常に重要な試合です。最終章とも言えるロッタン戦につながるこの一戦、ぜひ会場で熱い応援をお願いします」とONEを通じてコメントした。

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