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古木誠也が代打出場の内藤凌太を2-0の判定で破り2階級制覇「素直にうれしい。これからもKNOCK OUTを盛り上げます」【KNOCK OUT】

2025.09.24 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦」で古木誠也(REX GYM)が内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)を2-0の判定で破り王座を獲得した。前KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者の古木は2階級制覇を成し遂げた。

 当初、この試合は古木とチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)が対戦の予定だったのだが、チュームーシーフーがケガのため欠場。16日の会見で代わりに内藤が出場することが発表された。

 1R、ともにオーソドックスの構え。内藤は左ミドル。古木は右カーフを立て続け。そして強打のワンツー。圧をかけてワンツーの古木。内藤はガードを固めて押し返し、ロー。古木は詰めて強烈な左ボディーを連打。内藤はヒザ、左フック。古木がコーナーに詰めて連打も内藤はしっかりガード。古木はロープに詰めると左ボディー。内藤は左フックを返す。古木はワンツー、ハイキック、前蹴り。足を使って逃げる内藤を追いかけ左ボディー、右フック。強烈な顔面前蹴り。

2年ぶり参戦の玖村修平が劇的KO勝ちでKNOCK OUT初勝利「一つずつ勝ち上がっていく」とBLACKフェザー級王座へ照準【KNOCK OUT】

2025.09.24 Vol.Web Original

 K-1グループの元Krushフェザー級王者・玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)で2度目のKNOCK OUT参戦を果たし、雅治(レンジャージム)と対戦。激しい打撃戦を展開したうえで試合終了と同時の3R3分でKO勝ちを収めた。

 玖村は2023年9月の初参戦時は栗秋祥梧に1RKO負けを喫しており、この日はKNOCK OUTでの初勝利となった。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかける玖村が右ミドル。そこに雅治がカウンターで右ストレートを合わせると大きくバランスを崩す玖村。体勢を立て直した玖村がワンツー、ローで前に出る。雅治も打ち返し打ち合いとなる。互いのパンチが交錯。今度は玖村の右フックで雅治が大きくバランスを崩す。玖村の蹴りに右ストレートを合わせにいく雅治。圧をかけて下がらせた玖村は雅治のヒザに右フックを合わせてダウンを奪う。立ち上がった雅治に圧をかけてワンツーの玖村。雅治も打ち返し壮絶な打撃戦。

11日前にオファーの王座決定戦に内藤凌太「ベルトを巻く運命。最高の日にする」、2階級制覇がかかる古木誠也「いつも通り。倒して勝つ」【KNOCK OUT】

2025.09.22 Vol. Web Original

「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)の前日計量が9月22日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会では3つの王座決定戦が開催される。メインイベントで行われる「KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦」で対戦する古木誠也(REX GYM)は57.5kg、内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)は57.4kgだった。

 当初、この試合は古木とチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)が対戦の予定だったのだが、チュームーシーフーがケガのため欠場。16日の会見で代わりに内藤が出場することが発表された。

 内藤はシュートボクシング(SB)を主戦場にする選手。今年4月の後楽園大会でチュームーシーフーと対戦し判定で敗れはしたものの、強打のチュームーシーフー相手に粘り強いファイトを見せ、チュームーシーフーを追い詰めていた。

“苦労人”たておがついに王座獲得。泣かないつもりが「格闘技をやっていた14~15年の思いがあふれて」思わず涙【修斗】

2025.09.21 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.8」(9月21日、東京・ニューピアホール)のセミファイナルで行われた「環太平洋フェザー級チャンピオンシップ」で上原平(リバーサルジム横浜グランドスラム)がたてお(ELEVEN)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。試合はたておが2-1の判定で勝利を収め第13代王者となった。

 上原は2023年に行われたインフィニティリーグで準優勝。優勝者の竹原魁晟と昨年7月に環太平洋王座決定戦を戦う予定だったのだが、竹原が規定時間までに計量を行うことができず、不戦勝で上原が王者となった。上原は今年3月には青井太一を判定で破り初防衛に成功している。

 たておは2021年から2022年にかけて4連勝し、2023年3月にSASUKEの持つ世界王座に挑戦も、スピニングバックエルボーでKO負け。その後、RIZINで新居すぐるにKO負け、修斗で椿飛鳥にスプリットの判定負けで3連敗とどん底に落ちるも昨年11月に島村裕に判定勝ちを収め再起を果たした。今年3月の前戦では2連勝中だったシャ ランディと引き分けている。

前戦でケラモフに判定負けの木村柊也が再起戦で摩嶋一整と対戦「勝てばまたあの辺の選手たちとやれるのかなと思っている」【RIZIN】

2025.09.19 Vol.Web Original

 RIZINが9月19日、都内で「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」(11月3日、兵庫・GLION ARENA KOBE)の追加カード発表会見を開催した。

 6月の「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」でRIZIN参戦2戦目にしてメインに抜擢され、元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフと対戦したものの無念の判定負けを喫した木村柊也(BRAVE GYM)が再起戦に臨むことが発表された。

 対戦相手は摩嶋一整(毛利道場)。今回も試練の一番となった。摩嶋も昨年11月の「RIZIN LANDMARK 10」のメインでケラモフと対戦するというビッグチャンスを得るが、無念の1RKO負けを喫し、今回が再起戦となる。

 木村は「前回負けてしまって今回は復帰戦。落とせない試合ではあるんですが、しっかりKOを狙って会場を盛り上げようと思います」と語った。

チュームーシーフーが9・23大会をケガで欠場。内藤凌太が緊急参戦し古木誠也と王座決定戦【KNOCK OUT】

2025.09.16 Vol.Web Original

 KNOCK OUTが9月16日に会見を開き「KNOCK OUT.57」(9月23日、東京・後楽園ホール)で行われる「KNOCK OUT-BLACKフェザー級王座決定戦」に出場予定だったチュームーシーフー(中国/郭強ファイトクラブ/CFP)がケガのため欠場することを発表した。

 代わりにシュートボクシング(SB)の内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)が出場し古木誠也(REX GYM)と対戦。予定通り王座決定戦は開催される。

 内藤は今年4月の後楽園大会でチュームーシーフーと対戦し判定で敗れはしたものの、強打のチュームーシーフー相手に粘り強いファイトを見せ、チュームーシーフーを追い詰めていた。
 
 山口元気代表は会見で「古木誠也選手のタイトルマッチの相手、チュームーシーフー選手が拳の骨折によって欠場となった。そこでチュームーシーフー選手とギリギリの戦いを繰り広げて、ほとんど遜色のない内容だった内藤凌太選手が代打で緊急出場でタイトルマッチということになった。代役で緊急参戦してくれた内藤選手とシュートボクシング協会さんに非常に感謝している」と語った。

王者・安本晴翔への次期挑戦者の座をかけたトーナメント開催。元王者の梅井泰成が王座奪還への熱い思いを吐露【RISE192】

2025.08.21 Vol.Web Original

 RISEが8月21日、都内で「RISE192」(10月19日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見を開催した。

 現在、安本晴翔(橋本道場)が王者として君臨するフェザー級の次期挑戦者の座をかけた4選手によるトーナメントの開催が発表された。今大会では大森隆之介(EX ARES)vs 翔(REVOLT)と梅井泰成(Mouton)vs 吉田晄成(TEAM TEPPEN)の1回戦2試合が行われ、早ければ年内、遅くとも年始には決勝が行われる。

 会見で翔は「同世代でリスペクトしている選手であるし、彼の試合以外の姿勢や試合もそうですが、すごく強い選手で一本筋の通ったカッコいい選手だなと思うので、そういう選手に真っ向から挑んで勝ちたい」と語る。

 大森は「今回は自分の本来の階級から1個上の階級でやらせてもらうんですが、いきなりトーナメントに出られてすごくうれしい。翔選手とはちょっと前から喋る機会があって。会見で喋っているところを見ていて、僕がYouTubeのコメント欄で“お前はヒゲ脱毛に行ったほうがいい”と書いた。DEEP KICKの計量の時に会ったんですが“あれからヒゲ脱毛に行くようになった”と言われた(笑)」と明かすと翔は「脱毛はもともとちょっとやっていたが、あれからはまっていて足もやっている。大森選手のお陰で毎月の支払いが増えている」、これに大森が「という仲なので面白い組み合わせ。気持ちのいい試合ができると思っている」と息の合った掛け合いを展開。

フェザー級王者シェイドゥラエフがコレスニックを相手に初防衛戦。バンタム級では佐藤将光とサバテロが対戦【RIZIN.51】

2025.07.28 Vol.Web Original

 RIZINが7月27日に行われた「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の一部対戦カードを発表した。

 5月の「RIZIN男祭り」でクレベル・コイケを破りRIZINフェザー級王者となったラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)がビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)を相手に初防衛戦に臨む。

 シェイドゥラエフは「超RIZIN.4」で初防衛戦を行う予定だったが、対戦相手の候補とされていたヴガール・ケラモフが6月の北海道大会でケガをし7月末の大会には間に合わないなど、ふさわしい対戦相手がおらず、防衛戦は延期になっていた。

 コレスニックは2023年からRIZINに参戦。ここまで岸本篤史、高木凌に判定勝ち、そして6月の北海道大会では修斗王者のSASUKEに1RでKO勝ち収め、3連勝。今回の挑戦にこぎつけた。

GLORY×RISEトーナメントに出場の麻火佑太郎「怖さを見せて勝ちたい」、3週間前にBreakingDown出場のYURA「ケガする前に倒せばいい」【RISE】

2025.07.02 Vol.Web Original

 RISEが7月2日、都内で「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)の対戦カード発表会見を開催した。

 GLORYとRISEが共同で開催する「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」の1回戦4試合が発表された。

 このトーナメントは両団体から−65kgのトップ選手12人ずつが参加し、5大会に渡りRISEブロック、GLORYブロックに分かれてトーナメントを開催。最後に残った4選手によりワンデートーナメントで決勝ラウンドが行われる。

 この日は各ブロック2試合ずつが発表された。RISEのスーパーライト級2位の麻火佑太郎(PHOENIX)がエドゥアルド・カタリン(スペイン/Moi Rui & Susi Team)と対戦する。

 麻火は昨年は年明けから3連勝し、一気にスーパーライト級のキーパーソンに。9月の「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」ではRISE世界スーパーライト級王者チャド・コリンズとの対戦を実現させるも無念の1RKO負けするも、12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」ではリザーブファイトでヤン・カッファにKO勝ちを収めすぐに復活。今年3月には「第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦」で白鳥大珠と対戦し、先制のダウンを奪い王座に手をかけたが、最終ラウンドの終了間際にダウンを取り返され、判定負けを喫し王座戴冠を逃した。今回はそれ以来の再起戦となる。

野杁正明がスーパーボンと王座統一戦。「次に勝たないと胸を張ってチャンピオンと言えないので挑戦していくだけ」【ONE173】

2025.06.23 Vol. Web Original

 ONE Championshipが6月23日、都内で「ONE173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の対戦カード発表会見を開催した。

 ONEフェザー級キックボクシングの世界王者スーパーボン(タイ/Superbon Training Camp)と暫定世界王者の野杁正明(team VASILEUS)による統一戦の開催が発表された。

 スーパーボンは2021年10月にジョルジオ・ペトロシアンを破り王座を獲得。その後、チンギス・アラゾフに敗れ陥落も、昨年4月にマラット・グレゴリアンを破り暫定王座に就くとその後、正規王者に認定された。

 野杁は今年3月の日本大会「ONE172」でタワンチャイ・PK・センチャイとの暫定王者決定戦を制して暫定王座を獲得した。

 会見で野杁は「スーパーボン選手は本当に強いだけではなくて上手いチャンピオンですし、タワンチャイ選手以上にパーフェクトなチャンピオンだなという印象があります」とスーパーボンを評した。そして「前回、タワンチャイ選手との試合が決まって、ずっと戦っている最中もワクワクしていた。今回はそれ以上のワクワク感というか。本当にスーパーボン選手は僕がONEを目指してからずっと出ている選手ですし、ずっと見ていた選手だったので、そういった選手と統一戦をできることをすごいうれしく思いますし、その舞台をこんな素晴らしいイベントで用意してくれて感謝しています。そういった意味でも前回以上の衝撃を皆さんに与えないといけないと思っているので、ワクワクしています」と語った。

ケラモフが木村柊也に判定勝ちでシェイドゥラエフの王座に挑戦…と思いきや榊原CEOは「落ち着いてもう一回どうするか考えたい」【RIZIN LANDMARK】

2025.06.15 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の北海道大会となった「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)のメインイベントでヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と木村柊也(BRAVE)が対戦した。試合は3Rにもつれ込む激闘となり、ケラモフが3-0の判定で勝利を収めた。

 木村は2023年12月にプロデビュー。GLADIATOR、GRACHANで4戦4勝(4KO)と白星を重ね、今年3月の香川大会でRIZIN初参戦。柔術の2019年の全日本柔術選手権優勝者の横山武司との究極の「寝技vs打撃」の一戦で1Rに一撃の右フックでKO勝ちを収めた。
 
 ケラモフは2023年7月に「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来に1Rで一本勝ちを収めフェザー級王座を獲得。11月に自国で開催された「RIZIN LANDMARK 7」で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも1RでKO負けを喫し王座陥落。同大会で起きたトラブルが原因で拘留されていたが、嫌疑が晴れ、拘留が解けたことから昨年11月の名古屋大会で約1年ぶりにRIZIN出場を果たし、摩嶋一整に1R28秒で秒殺KO勝ちを収めた。その勢いを駆って大晦日には階級を上げてライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザに挑戦。テイクダウンしトップを取るもサトシの三角絞めにタップ、無念の1R一本負けで2階級制覇とはならなかった。今回はもともとのフェザー級に階級を落としての試合だった。

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