SearchSearch

“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希がプリンセスタッグ王座V3も最大の試練が到来。インペイラー&ハウイツァの怪女コンビが挑戦表明【東京女子プロレス】

2022.11.28 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが11月27日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’22」を開催。プリンセスタッグ王座を保持する“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希(SKE48)が愛野ユキ&原宿ぽむを退けV3に成功したものの“怪物”マックス・ジ・インペイラーとハイディ・ハウイツァの「ザ・ウエイストランド・ウォー・パーティー(WWP)」から挑戦表明が届き最大の試練が到来した。

 当初、同王座には愛野&らくが挑む予定だったが、らくの欠場により、急きょ原宿が抜てきを受けた。その原宿は24日の直前会見では感極まって号泣してしまい、王者組が警戒心を強めていた。

 赤井はキック、ビッグブーツ、張り手などの打撃技を中心に戦い、荒井も愛野にエルボーを叩き込んでいく。愛野がセカンドロープからのショルダー・タックルを荒井に、エプロンでヴィーナスDDTを赤井に決めれば、原宿はスネ蹴り、低空ドロップキックを繰り出し奮戦。愛野のダイビング・ショルダーと原宿のミサイルキックの合体技を荒井に放つも、カウント2でクリア。立て直した荒井は原宿にビッグブーツ、そして赤井とのダブル新人賞をぶっ放すと、荒井が原宿に必殺のFinally(カカト落とし)を決めて3カウントを奪った。

赤井沙希&荒井優希が11・27後楽園でのプリンセスタッグ王座V3戦に向け防衛宣言も“号泣”の挑戦者・原宿ぽむに警戒感【東京女子プロレス】

2022.11.25 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが11月24日、都内で27日の東京・後楽園ホールで行われるプリンセスタッグ選手権(王者組=赤井沙希&SKE48荒井優希vs挑戦者組=愛野ユキ&原宿ぽむ)の調印式と記者会見を開き、王者組の“令和のAA砲”が防衛を宣言したものの、号泣した原宿に警戒感を深めた。

 同選手権を巡っては、13日の京都KBSホールで愛野とらくが挑戦を表明し、王者組が受諾。ところが、ここに来て、らくが新型コロナウイルスの陽性判定を受け、出場不能に陥った。この緊急事態にらくの代役に原宿が起用された。

 両チームが調印書にサインを済ませると、荒井は「3度目の防衛戦ということで、全然慣れなくてまだまだ緊張するんですけど、今までの防衛戦で経験とかそこで得た強さを出して、ユキさん、ぽむさんにしっかり勝ってベルトを守りたいです。そしてこのベルトを持って年越しができるように2人で力を合わせて頑張ります」と意気込んだ。

 赤井は「京都大会で挑戦表明されて決定して、そのときとカードは変わってしまったんですけど、挑戦者には変わりないので意識はまったく変わってないです。愛野選手については、デビューのときから試合はちょこちょこ見ていたんですけど…。最近の試合を『WRESTLE UNIVERSE』で見させていただいたところ、前のほうが彼女のキャッチフレーズの“バーニング”は感じました。最近の試合を見てると、そんなに脅威を感じないです。ぽむ選手もこういう形で挑戦者になった以上はハプニング、アクシデントを味方につけるのがプロレスラーだと思うので、この状況の2人がプロレスラーとしての芯を見せてくれるのか楽しみにしています」と余裕を垣間見せた。

 対する愛野は「らくと挑戦することはできなくなってしまったんですけど、ベルトに挑戦するのっていつでもできるものじゃない。らくとたぐり寄せたこの機会を絶対にムダにしたくなかったので、らくの戦えない悔しい気持ちと自分の気持ち、それを考えたときに今挑戦しなきゃいけないなと思いました。そしてそこにぽむがいてくれたから、らくの気持ちと一緒に挑戦できます! ぽむにも感謝だし、この挑戦を受けてくれる赤井さん、優希ちゃんにも感謝してます。だから、らく、ぽむ、ユキの力でチャンピオンに勝ちます!」と決意表明。

 偶然にも、この日がデビュー4周年記念日だった原宿は愛野のコメントに感極まり、ところどころ涙で言葉に詰まりながら、「らくさんとユキさんが2人で頑張って挑戦するのを知ってて。うちが一緒にいっていいのかなって悩んでくれたと思うし、らくさんもぽむのことを考えてくれたりしたと思うし、ぽむは2人がそうやって、ぽむのことを考えてくれたりして、ベルトに挑戦しますってなって。2人が巻いているところを見たかったし、ここにらくさんにいてほしかったんですよ。でもこうやって代わりにぽむがいるからには、獲ってベルトを三等分にして巻きたいです。ぽむが一番悔しいんですよ、ここにらくさんがいないことが! ぽむがやるしかないですよね。ユキさんと一緒に、らくさんと一緒に」と覚悟のほどを示した。

 原宿は4周年で初のタイトル挑戦になるが「今までそういう機会がなくて、まだまだデビューしたばかりだからという年数にどこか甘えていたみたいなところがあったと思うんですけど。こういうチャンスも実力のうちと思うので“ぽむちゃんも大人のレスラーだよというところを見せなさい”と神様に言われたのかなと思った気がしたので、このチャンスをつかみたいと思います」とキッパリ。

 赤井から「最近バーニングは感じない」と厳しい言葉を投げかけられた愛野は「自分のファイトスタイルは変わってないと思うし、常に全力で頑張っていると思うんですけど。正直、自分のなかでも、この先に進むのにどうしたらいいのか分からないと思っている部分があるんですよ。何かを変えなきゃいけないなと思っている部分もあって。私は赤井さんと一度も戦ったことがなくて、“強くてきれいで魅力的で華やかな選手だな”“いつか戦ってみたいな”と思っていたんですけど、優希ちゃんとタッグベルトを獲ったことで“華やかの2乗の最強タッグ爆誕”みたいな感じになって。華やかって人をひきつける力だと思っていて、それは自分から遠い力なんですね。だから、今の自分に足りないものを模索しているなかで、そういう相手と戦えるというのはすごくワクワクしています」と話した。

 さらに、原宿の泣きながらの覚悟を聞いた愛野は「ぽむと組むことも結構あったので、やりやすいパートナーではあるんですけど。突拍子もないこととかをし出したときに私は放置していたというか、自分もついていくことをあきらめていたんですけど。今回、2人で挑戦するので、そういうところに自分も対応できるように頑張って、力を合わせて戦いたいなと思います」とコメント。

 原宿が泣き出したことについて、赤井は「私は会見でもすごい緊張して、始まる前に震えていたんです。リング上でのマイクの後や、会見後にプレッシャーに圧し潰され、泣いたりとかはしていたんですけど。カメラの前でそこまで感情を出せたことがなかったので、いい度胸して十分強いと思います。その表現を自分はできなかったので、芯の部分は強いんだなと感じました」、荒井は「ぽむさんは戦うことが多くて、いつも追い詰められて怖いなと思ったんですけど、今日泣いている姿を見てもっと怖くなりました。ちょっと怖い…」と警戒。

 挑戦者の一人がらくから原宿に変わったことに関して、赤井は「らく選手に関しては、苦手なテンポなので警戒していた部分はあるんですけど、ぽむ選手は今日これだけブチまけて驚異的だなと思ってますし。私たちはチャンピオンなので挑戦者を受けて立って追い返すだけなので、それで強さを重ねていくので」、荒井は「相手は変わったんですけど、やることは変わらないので。自分たちらしくマイペースに頑張ります!」と力を込めた。

“令和のAA砲”赤井沙希&荒井優希組が英国勢を退けプリンセスタッグ王座V2。そして長期政権を宣言【東京女子プロレス】

2022.10.10 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月9日、TOKYO DOME CITY HALLでビッグショー「WRESTLE PRINCESS Ⅲ」を開催。プリンセスタッグ王者の赤井沙希、荒井優希(SKE48)組が英国の団体EVEから来襲したリア・オライリー、ナイトシェイド組を返り討ちにして2度目の防衛に成功し“令和のAA砲”は長期政権を宣言した。

 初の外国人選手との対戦となった荒井は英国勢との対格差もあり、序盤は劣勢に回った。それでもパートナーの赤井がナイトシェイドに串刺しビッグブーツ、ダイビング・ボディーアタックを見舞い反撃。10分過ぎ、蘇生した荒井はオライリーにドロップキック3連発からサソリ固めで絞め上げた。

SKE48荒井優希が歌にプロレスに躍動。プリンセスタッグ王座初防衛戦で自力勝利【東京女子プロレス】

2022.09.04 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが9月4日、名古屋国際会議場イベントホールで「TJPW CITY CIRCUIT~名古屋公演~」を開催。名古屋を拠点にする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、同団体でプロレスラーとしても活躍する荒井優希がアイドル、プロレスの二刀流を披露し大いに躍動した。試合では赤井沙希(DDT)との“令和のAA砲”で保持するプリンセスタッグ王座の初防衛戦に臨み、上福ゆき&桐生真弥の東洋盟友(とうようメイト)を相手に自らの勝利で初Vを飾った。

 昨年12月18日、同所での大会以来、9カ月ぶりにプロレスラーとして本拠地に戻ってきた荒井は第2試合終了後、SKE48メンバーの鎌田菜月、熊崎晴香、福士奈央、松本慈子とともにライブを行い「片想いFinally」「オキドキ」「Stand by you」「パレオはエメラルド」の4曲を熱唱。この日はソーシャルディスタンスでの座席設定、不織布マスク着用必須で“声出し応援”が解禁されたが、AKBグループ、坂道グループを併せてライブで声出しOKとなったのは2年半ぶりのことで、場内は大いに盛り上がった。さらに荒井は福岡を拠点とするアイドルグループLinQの元メンバー・伊藤麻希を勧誘し、9月25日に名古屋・日本ガイシホールで開催されるSKE48の14周年コンサートに伊藤が出演することが決まった。

赤井沙希、SKE48荒井優希組が“難攻不落”のマジラビを下し、プリンセスタッグ王座を初戴冠【東京女子プロレス】

2022.07.10 Vol.Web Original

「ベルトを獲るところがゴールじゃないので、もっと成長して頑張っていきたい」

 東京女子プロレスが7月9日、東京・大田区総合体育館で夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS ’22」を開催。赤井沙希(DDT)、SKE48荒井優希組がマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)のV6を阻止してプリンセスタッグ王座初戴冠を果たした。

 序盤、赤井組はダブル・ビッグブーツを瑞希に決めて好発進したが、その後はマジラビの猛攻で荒井が捕まる場面も多かった。赤井が坂崎に串刺し式ビッグブーツを決めるなど獅子奮迅の動きを見せると、荒井も瑞希にサソリ固めを決めて反撃。瑞希がフェースロックで荒井を絞り上げると、赤井は瑞希を三角締めで絞め上げる。20分過ぎ、マジラビが合体技で攻撃すると、荒井が瑞希にフルネルソンバスター、赤井がブレーンバスターを繰り出した。坂崎のマジカルメリーゴーランドを赤井組が阻止すると、荒井が瑞希の背後からFinally(カカト落とし)を一閃。さらに坂崎にも蹴りを見舞うと、赤井が瑞希にケツァル・コアトルを見舞う。そして、赤井と荒井がダブルの新人賞を瑞希に叩き込むと、赤井がカバーして3カウントを奪取。赤井組が難攻不落のマジラビから王座を奪い取った。

SKE48荒井優希が坂崎ユカとのタッグ王座前哨戦に臨むも危機感「2週間で力も他のところでも対抗できるように頑張りたい」【東京女子プロレス】

2022.06.26 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月25日、兵庫・神戸芸術センターで「TJPW CITY CIRCUIT~神戸公演~」を開催。SKE48荒井優希は坂崎ユカとの前哨戦に勝利するも「力の差があった」と危機感を募らせた。

「SUMMER SUN PRINCESS ’22」(7月9日、東京・大田区総合体育館)で組まれたプリンセスタッグ選手権試合(王者組=坂崎&瑞希vs挑戦者組=赤井沙希&荒井)の前哨戦として行われた6人タッグマッチ。荒井は同じ「ゆき」の名の愛野ユキ、上福ゆきとのトリオで坂崎&らく&遠藤有栖組と対戦した。

プリプリ&プリンセスタッグのダブル前哨戦は坂崎が制す。「心配な要素は一個もない」【東京女子プロレス】

2022.06.05 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが6月4日、静岡・浜松市えんてつホールで『TJPW CITY CIRCUIT~浜松公演~』を開催した。サイバーファイトフェス(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)でのプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(王者・中島翔子vs挑戦者・坂崎ユカ)、19日の後楽園ホールでのプリンセスタッグ選手権試合(王者組・坂崎&瑞希vs挑戦者組・中島&ハイパーミサヲ)のダブル前哨戦で両軍が火花を散らした。

 この日、坂崎は瑞希、遠藤有栖と組み、中島、ミサヲ、宮本もか組と対戦。アメリカ遠征から1カ月ぶりに帰国した坂崎に、ミサヲがプレゼントを贈呈すると見せかけて、スプレー噴射で奇襲をかけて開戦。試合中盤に瑞希がミサヲにフェースロックを極めれば、ミサヲがチキンウイング・フェースロックで切り返し、中島と坂崎が対峙すると場内に緊張が走る。

享楽共鳴が6・19後楽園でマジラビの持つプリンセスタッグ王座に挑戦。プリプリ王者・中島翔子は団体史上初の2冠王宣言【東京女子プロレス】

2022.05.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが5月15日、東京・両国KFCホールで「TJPW SPRING TOUR ’22」を開催。中島翔子とハイパーミサヲの享楽共鳴が6月19日の東京・後楽園ホールで、マジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が保持するプリンセスタッグ王座に挑むことが決まった。

 享楽共鳴は5月3日、後楽園でのプリンセス・オブ・プリンセス王座をかけたパートナー対決を経て、この日、約3カ月ぶりにタッグを結成し、瑞希、遠藤有栖組と対戦した。

 試合前のマイクでミサヲは“新生”享楽共鳴としてやっていくことを宣言し「正々堂々戦おう」と握手を求めるも、中島共々、相手に蹴りを入れて奇襲でスタート。開始早々、ミサヲが2人にスプレーを噴射するなど“らしい”戦いで相手チームを幻惑し、ブランクを感じさせぬコンビネーションを披露。負けじと瑞希がフェースロックで中島を絞め上げ、遠藤も中島に磐梯山を決めるなど応戦。中島が遠藤に619を決めてカバーするも、瑞希がフットスタンプでカット。中島が瑞希を排除すると、ミサヲがハイパミ・リターンズを遠藤にズバリと決めて3カウントを奪取した。

マジラビが「ふりーWiFi」を退けプリンセスタッグ王座V4。「今までにないタイプのタイトル戦だったので視野も広がった」【東京女子プロレス】

2022.05.04 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが5月3日、東京・後楽園ホールで「YES! WONDERLAND 2022~夢の翼を広げ~」を開催。プリンセスタッグ王者のマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が「ふりーWiFi」(乃蒼ヒカリ、角田奈穂)の挑戦を退け、4度目の防衛に成功した。

 坂崎の米AEWへの遠征が急きょ決まったたため、スケジュールの都合で第1試合でタイトル戦が行われる異例の事態になった。

 4月24日、東京・両国KFCホールでの前哨戦では「ふりーWiFi」がコーナーポストを外して、瑞希の額を金具にぶち当てるラフ殺法で制していたが、この日もなりふり構わず。序盤は両軍ともに好連係を繰り出して、一進一退の攻防となったが「ふりーWiFi」は2度に渡ってポストを外して、マジラビを追い込んだ。さらに「ふりーWiFi」はサンドイッチ式のトラースキックを瑞希に見舞うも、立ち上がった瑞希は乃蒼にキューティースペシャル。坂崎が角田をマジカルメリーゴーランドで排除すると、再び瑞希が乃蒼にキューティースペシャルをガッチリ決めて3カウントを奪取した。

坂崎ユカ&瑞希のマジラビがNEO美威獅鬼軍を破り2年ぶりにプリンセスタッグ王座奪還【東京女子プロレス】

2021.10.10 Vol.Web Original

「大きくなって、私たちの元に返ってきました」

 東京女子プロレスが10月9日、東京・大田区総合体育館で年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」を開催。坂崎ユカ、瑞希のマジカル・シュガー・ラビッツ(以下、マジラビ)が、沙希様、メイ・サン=ミッシェルのNEO美威獅鬼軍を破り、2年ぶりにプリンセスタッグ王座奪還を果たした。

 これまで東京女子マットで猛威を振るい、4月17日の後楽園大会ではタッグ王座を奪取した美軍は、いつも以上に絶妙の連係を披露。マジラビも負けじと抜群のコンビネーションを発揮。メイ・サンは新兵器のモップまで持ち出して奮戦したが、瑞希がキューティースペシャルを連発し、そのままホールドして3カウントを奪取した。

Copyrighted Image