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ターザンがサッタリに逆転KO勝ち。試合後、前王者リュウ・ツァーと視殺戦を展開。互いに対戦をアピール【K-1】

2025.05.31 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)のメインイベントで行われた「第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定戦」でティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)がマハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂)と対戦した。試合は最初にダウンを奪われる絶体絶命の展開から最後は左ストレートでダウンを奪い返し、逆転のKO勝ちを収めた。

 当初、ターザンは王者リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)に挑戦する予定だったのだが、ツァーが大会1週間前の24日の練習中に鼻骨骨折のケガを負い、ドクターストップ。これに伴い、運営が協議した結果、昨年9月にツァーに挑戦し1-2の判定で敗れているサッタリを代替選手にすることと、その際に不可抗力ではあるがタイトル戦にスタンバイできないということでツァーに王座返上を提案。ターザン側とも折衝を続け、ツァーが王座返上し、サッタリとターザンで第5代王座の決定戦を行うことで合意し、このカードが26日に発表された。

クルーザー級王座決定戦で急きょ対戦のサッタリとターザンがともに絶好調宣言【K-1】

2025.05.30 Vol.Web Original

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が5月30日、都内で開催された。

 今大会では三大タイトルマッチが行われ、メインでは「第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定戦」でマハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂)とティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)が対戦する。

 当初は王者リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)にターザンが挑むタイトル戦が予定されていたのだが、ツァーが大会1週間前の24日の練習中に鼻骨骨折のケガを負い、ドクターストップ。これに伴い、運営が協議した結果、昨年9月にツァーに挑戦し1-2の判定で敗れているサッタリを代替選手にすることと、その際に不可抗力ではあるがタイトル戦にスタンバイできないということでツァーに王座返上を提案。ターザン側とも折衝を続け、ツァーが王座返上し、サッタリとターザンで第5代王座の決定戦を行うことで合意し、このカードが26日に発表された。

 計量ではサッタリは87.0kg、ターザンは89.4kgでともに規定体重(-90kg)をクリアした。

 その後に行われた会見でサッタリは「試合に関してはもう準備万端という感じです。全てうまくいっています。明日、私たちは皆さんに最高の勝負を見せられる、最高のパフォーマンスを見せられるように戦いたいと思います」、ターザンは「明日、KOする準備はもう十分にできています。今回は減量も5kgだったので、とても簡単にすることができました。明日、最高の試合を皆さんにお見せしたいと思います」とそれぞれ自信のコメントを口にした。

リュウ・ツァーがケガで欠場も思わぬ好カードが実現。サッタリvsターザンで王座決定戦。互いにKO決着を約束【K-1】

2025.05.26 Vol.Web Original

 K-1が5月26日、都内で「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)に関する緊急会見を開催した。

 会見ではメインで行われる「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」で2度目の防衛戦に臨む予定だったリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)がケガのため欠場することが発表された。そしてツァーが王座を返上し、挑戦者だったティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)と元Krushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM 大和魂)による「第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定戦」が行われることが合わせて発表された。この試合はそのままメインで行われる。

 サッタリはもともとレダ・ゼイディ(モロッコ/ARJ Trainingen)とクルーザー級で対戦の予定だった。ゼイディについては対戦相手をこれから見つけるのは困難なことから今大会は欠場。7月の福岡大会か9月の代々木大会への参戦を打診中とのこと。

 この日の会見には宮田充K-1プロデューサー、ターザン、サッタリが出席した。

 宮田氏は24日の土曜の正午に中国側の窓口となっているCFPの岩熊宏幸氏を通じて、ツァーが金曜の夜の練習中に鼻骨骨折のケガを負ったという報告を受けたことを明かした。その後、診断書とレントゲン写真が送られ、ドクターストップでの欠場が決まった。

 その後、運営で協議を行い、昨年9月にツァーに挑戦し1-2の判定で敗れているサッタリを代替選手にすることと、その際に不可抗力ではあるがタイトル戦にスタンバイできないということでツァーに王座返上を提案。ターザン側とも折衝を続け、ツァーが王座返上し、サッタリとターザンで第5代王座の決定戦を行うことで合意。またツァーには負傷が癒えた後に早い段階で新王者に挑戦する権利を与えることも提案したという。

リュウ・ツァーがサッタリを破り初防衛。KO宣言は不発も「初めて防衛できてうれしい」【K-1】

2024.09.30 Vol.Web Original
「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で行われた「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」で王者リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)がマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA)を相手に初防衛戦に臨み、2-0の判定で勝利を収めた。
 
 ツァーは昨年9月に行われた「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」を3連続KO勝ちで制すと、12月には谷川聖哉にもKO勝ちを収め、今年3月にはK-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアンに挑戦。計4度のダウンを奪う圧勝で王座を獲得した。

5連続KO勝ち中のリュウ・ツァーに挑戦のサッタリ「僕のパンチが当たれば幻想から現実に引き戻す自信はある」【K-1】

2024.07.24 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)の第1弾カード発表会見が7月24日、都内で開催された。

 K-1 WORLD GPクルーザー級王者のリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)にマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA)が挑戦するタイトル戦が発表された。

 ツァーは昨年9月に行われた「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」を3連続KO勝ちで制すと、12月には谷川聖哉にもKO勝ちを収め、今年3月にはK-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアンに挑戦。計4度のダウンを奪う圧勝で王座を獲得した。

 サッタリはKrushクルーザー級王者でありながら、2022年4月「K’FESTA.5」で行われたK-1無差別級トーナメントに参戦。出場8選手のなかで最軽量(82.5kg)ながら優勝を果たした。昨年9月のツァーが優勝したトーナメントでは1回戦でクラウディオ・イストラテに敗戦。今回はそれ以来の試合となる。

リュウ・ツァーがカリミアンから“4度”のダウンを奪いKO勝ち。試合後、サッタリがリングに上がり挑戦アピール【K-1】

2024.03.21 Vol. Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)で行われた「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」で王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)が初防衛戦に臨むも、挑戦者のリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)に計4度のダウンを奪われ2RでKO負けし、王座から陥落した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ツァーは右ミドルを連打。カリミアンも右ロー。ツァーがパンチから右ミドル、前蹴り。カリミアンも右ミドルを返す。ツァーは右カーフ。カリミアンの右ミドルにツァーが右フックを合わせてダウンを奪う。立ち上がったカリミアンにツァーは左右のフックを連打。ツァーは右ミドル、右カーフ。コーナーに詰めて左右のフック。ボディーブロー。なおもコーナーに詰めて右ストレートを連打。カリミアンがスリップダウン。足にきているのは明らか。なおも追ったツァーが左ボディー。カリミアンは苦し紛れのバックハンドブローも当たらない。ツァーはコーナーに詰めて右フックを連打し2度目のダウンを奪う。

乱戦の準決勝で敗退のカリミアン「レフェリーのジャッジがフェアじゃなかった」。相手のイストラテは「汚い相手」と断罪【K-1】

2023.09.10 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)で行われた「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」でリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)が決勝でクラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)を破り、優勝した。

 K-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)は準決勝で、Krushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA)は1回戦で敗れた。

 カリミアンは1回戦でケリム・ジェマイ(ドイツ/ZAM-ZAM Ulm)と対戦。

 1R、ともにオーソドックススタイル。蹴りの攻防からカリミアンが左右のフック。ジェマイは右ローからワンツー。ジェマイは右ボディー。カリミアンも右ロー。ジェマイがローから右ストレート。ジェマイが右バックハンドブロー、カリミアンがガードもジェマイが右ストレートで追撃。ジェマイは詰めてパンチ。かかと落としは届かず。カリミアンは脱出するとロー、そしてパンチで反撃。

ともに1回戦を勝ち上がれば禁断のイラン対決。カリミアン戦は「実現すればいい試合になるのは間違いない」とサッタリ【K-1】

2023.09.09 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の前日会見が9月9日、都内で開催された。

 今大会では8選手の参加による「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」が開催される。

 8人中6人が初参戦という未知の強豪が勢揃いのトーナメントの中、残る2人は主催者推薦のK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)とKrushクルーザー級王者のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA)。2人は1回戦を勝ち上がれば準決勝で禁断のイラン対決が実現する。

 サッタリはこれまでカリミアンの持つK-1クルーザー級王座への挑戦を再三アピールしていたものの実現には至らず。この日の会見では「もちろんクルーザ級のタイトルをかけて試合をしたかったが、その試合がかなわないままになった。このトーナメントでお互いに勝ち上がれば戦うことになる。それが実現すれば皆さんが期待するように楽しい試合、いい試合になるのは間違いない」と語った。1回戦の相手は約24kg重いクラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)なのだが「リングに上がってしまえば、サイズは関係ない。準備をしていた人が勝つだけ。自分のスキル、能力を信じている。それは同じ。ベストを尽くして勝ちたい」と対格差を克服する自信を見せた。

「無差別級トーナメント」の組み合わせ発表。準決勝でサッタリvsカリミアンの禁断のイラン対決の可能性【K-1】

2023.09.03 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の会見が9月2日に都内で行われ、「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」の組み合わせが発表された。

 1回戦はマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA)vs クラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)、シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)vs ケリム・ジェマイ(ドイツ/ZAM-ZAM Ulm)、ミハル・トゥリンスキー(ポーランド/HW LOW-KICK)vs アリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team)、ヴァレンティン・ボルディアヌ(ルーマニア/Catalin Morosanu Academy)vs リュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)の対戦となった。

 K-1 WORLD GPクルーザー級王者のカリミアンとKrushクルーザー級王者のサッタリは1回戦を勝ち上がれば準決勝で禁断のイラン対決が実現する。

 K-1は8月30日に世界最大級のスポーツストリーミングサービスである「DAZN」において、今大会が日本をはじめとする200以上の国と地域でライブ配信されることを発表している。

K-1クルーザー級王者のカリミアンが無差別級トーナメント参戦。サッタリとのイラン人対決実現の可能性も【K-1】

2023.08.08 Vol.Web Original

 新生K-1第2章の幕開けとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)の追加カード発表会見が8月8日、都内で開催された。

 K-1は7月18日に行われた会見で「K-1 30周年記念無差別級トーナメント」の開催と5選手の参戦を発表。この日は残る3枠としてシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)、クラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)、ケリム・ジェマイ(ドイツ/ZAM-ZAM Ulm)の3選手の参戦が発表された。

 これまでリトアニアのキックボクシング団体「K.O.K.」からヘビー級王者のミハエル・トゥリンスキー、ブラジルのキックボクシング団体「WGP」からアリエル・マチャド、中国のキックボクシング団体「武林風」からリュウ・ツァー、ルーマニアのキックボクシング団体「DFS」からヴァレンティン“ザ・ガンマン”ボルディアヌ、「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」優勝のマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA)の5選手の参戦が発表されていた。

サッタリがプロ21戦目にして初黒星。カリミアンは後味の悪い反則勝ち【K-1】

2022.12.04 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループが誇る2人の重量級選手シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)とマハムード・サッタリ(イラン/TEAM ŌTA/ICF)が「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~初代バンタム級王座決定トーナメント~」(12月3日、大阪・エディオンアリーナ大阪)に出場するもともに不本意な結果に終わってしまった。

 Krushクルーザー級王者のサッタリはK-1初参戦となるステファン・ラテスク(ルーマニア/SCORPIONS IASI)と対戦。

 1Rから重いパンチを打ち合う2人。圧をかけるのはラテスク。重い左右のフックを上下に放っていく。しかしサッタリは下がりながらも右ハイ、左ボディー。

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