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RISEがRWSとの交流スタート。RISE世界王者の大﨑一貴がタイで開催の「RWS」に参戦しいきなりラジャダムナン王座に挑戦【RISE】

2025.11.03 Vol.Web Original

 RISE世界スーパーフライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)が12月27日にタイのラジャダムナンスタジアムで行われるRWSに参戦し、ラジャダムナンスタジアム認定 バンタム級タイトルへ挑戦する事が発表された。

 RISEは11月2日、東京・両国国技館で「RISE WORLD SERIES 2025 FINAL」を開催した。その休憩時間にRISEの伊藤隆代表と大﨑がリングに上がり、RISEとRWSが協力関係を築きクロスプロモーションを実施していくことを発表。合わせて大﨑がジャルンスック・ブーンラナームエタイ(タイ/ブーンラナームエタイジム)の持つラジャダムナンスタジアム認定 バンタム級王座に挑戦することが発表された。この試合はムエタイルールで行われる。

 2人は2023年12月の「RISE WORLD SERIES2023」で対戦し、大﨑が延長の末、判定勝ちを収めている。

 伊藤代表は「この戦いはラジャダムナンの王者とRISEの世界王者が戦う。滅多にないこと。我々もRISEの威信をかけて挑みたい」と力を込めた。

【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉第5回 闘い方も身のこなしもトリッキーだった平直行

2025.10.30 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行「〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025」を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・一般社団法人シュートボクシング協会)

「WBCムエタイ日本王座決定戦」は孫悟空vsアンパンマン? 繁那の「孫悟空をイメージ」に壱・センチャイジムは「アンパンチを決めたい」【KNOCK OUT】

2025.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT.58」(10月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。

「WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王座決定戦」で対戦する繁那(R.S-GYM)は55.30kg、壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)は55.10kgで規定体重をクリアした。

 WBCムエタイは現在世界105カ国が加盟しているムエタイの組織。タイではムエタイのルールは国が管理しているのだが、WBCムエタイはそのルールを運用。いわゆる5Rでグローブ着用の純ムエタイルールで試合を行う。
 
 計量後に行われた会見で壱は「明日はWBCという、現役中に絶対挑戦したいと思っていたベルトのチャンスをいただいたので、必ずこのチャンスを逃さず勝ち取ります」と王座獲りを誓う。目の前のベルトを見て「とても権威のあるベルトですし、僕はWBC JAPANではなく、もっとインターナショナル、ワールドチャンピオンに向けて練習を積み上げていきたいので、ここで満足せず一戦一戦大事にしていきます」と日本王座の先に世界王座を見据えた。

グラウンドに長足の進歩を見せた梅野源治がスリリングな展開を制し芦澤竜誠に判定勝ち。最後は「芦澤選手、ベビ梅確定!」と絶叫【RIZIN】

2025.09.28 Vol.Web Original

“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)が「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)でMMA2戦目に臨み、芦澤竜誠(フリー)と対戦した。試合は攻守が激しく入れ替わるスリリングな展開の末、梅野が3-0の判定で勝利を収めた。

 梅野は昨年大晦日に大雅を相手にMMAデビュー戦同士で対戦し、判定勝ちを収めている。芦澤はここまでMMAで皇治、昇侍に勝利も太田忍、福田龍彌に敗れ、4戦2勝2敗。MMAでは初の連敗となった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。梅野の蹴りにパンチを合わせに行く芦澤。そこからラッシュの芦澤。梅野も打ち返し、首相撲から梅野がテイクダウンに成功し上になる。梅野はハーフに。梅野は左足を抜いてサイドポジションに。芦澤がブリッジで上を取るが、梅野は下から三角絞め。梅野は体勢を整えがっちりと三角絞め。しかしロープ際で絞め切れきれない。芦澤は梅野の尻にヒザを打ち続け、首を抜いて脱出。スタンドに戻る。組み合って、芦澤が首投げを狙う。梅野がバックを取ってヒジを放つ。芦澤が前に出てワンツー。梅野は首相撲からヒザ。梅野はこかしにいくが芦澤は倒れず。

日本の女子では史上二人目のWBCムエタイ世界王座獲得の撫子が地元・札幌の秋元克広市長を表敬訪問

2025.09.26 Vol.Web Original

「札幌在住でWBC世界のベルトを獲ることができたのは初めてなので、とてもうれしい。強い気持ちと努力さえあれば、道内在住でも世界チャンピオンになれるということを証明できた」

 9月25日、札幌在住の撫子(GRABS KICKBOXING STUDIO)が同市の秋元克広市長を訪問。8月9日(現地時間)オーストラリア・ブリスベンのSOUTH BANK PIAZZAにて開催された『MTL (Muay Thai League)15』で、王者で来日経験もあるシール・デットマン(オーストラリア)を3R、TKOで奪取したWBC世界ムエタイ女子ミニマム級(45.36㎏以下)王座奪取を報告した。

 日本の女子選手のWBCムエタイ世界王座獲得は史上二人目。北海道在住の選手としては史上初の快挙だっただけに、報告会にはテレビ局も含め地元の一般マスコミが多数集まり関心の高さをうかがわせた。

 撫子を週6回、そのうち3日は1日2部練というハードな練習で鍛え上げた佐藤友則会長はムエタイとキックボクシングの違いを簡単に説明しつつ、「今回は完全なアウェイでの戴冠だった」と語る。「でも、我々にとっては東京で戦うのもアウェイ。その点は慣れていてよかった」

吉成名高が新設のアトム級ムエタイ世界王者決定戦でONE5連勝中のヌンスリンと対戦。「この新しいアトム級ムエタイの象徴になりたい」【ONE 173】

2025.09.12 Vol.Web Original

 ONE Championshipが9月11日、都内で「ONE 173」(11月16日、東京・有明アリーナ)の追加対戦カード発表会見を開催した。

 ラジャダムナンスタジアム認定3階級覇者王者の吉成名高(エイワスポーツジム)がアトム級ムエタイ世界王者決定戦でヌンスリン・チョー・ケットウィナー(タイ)と対戦することが発表された。
 
 吉成は今年3月の日本大会でONE初参戦を果たすとラック・エラワンに3RでKO勝ち。5月にはONEと独占複数試合契約を締結し、その初戦となった6月のバンルーロック・シットワチャラチャイ戦では判定勝ち、8月のハマダ・アズマニ戦ではTKO勝ちを収め2連勝を飾った。

 ヌンスリンは2023年3月の「ONE Friday Fights 8」からONEに参戦し、ここまで5戦5勝(2KO)の30歳のベテラン。

吉成名高がONEと独占複数試合契約を締結「ONEムエタイ初の日本人チャンピオンに必ず輝きます」【ONE】

2025.05.19 Vol.Web Original

「ONE Championship」が5月19日、ラジャダムナンスタジアム認定3階級覇者王者の吉成名高(エイワスポーツジム)と独占複数試合契約を締結したことを発表した。

 吉成はミニフライ級で2018年12月にラジャダムナンスタジアム認定王座、2019年4月にルンピニースタジアム認定王座を獲得し、日本人初のムエタイ2大殿堂統一王者に。2023年7月にはラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を獲得し、タイ人以外では史上初となるラジャダムナン王座の2階級制覇とういう偉業を成し遂げた。同年12月にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級暫定王座を獲得し、タイ人以外では史上初となる3階級制覇を達成。昨年2月には正規王者プレーオプラーオ・ペップラオファーを破り正規王者となり、真の3階級制覇を成し遂げた。

 主戦場のBOM、RWSの他にもRIZIN、KICK BOXING WORLD CUP、TOP BRIGHTSなどさまざまな団体で戦い、今年3月の日本大会でONE初参戦。ラック・エラワンにKO勝ちを収めている。5月の「SPACE ONE×BOM」でもチョークディー・ペッセーントーンにKO勝ちを収め、現在37連勝中。また昨年12月の「SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT GROUND ZERO TOKYO 2024」でオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチに初挑戦しKO勝ち。以降、エラワン、チョークディーとOFGMで3連勝とONEムエタイへの準備は抜かりなし。

 吉成はONEを通じて「今回、新しいチャレンジとしてONEの舞台に参戦することが決まりました。中川会長をはじめエイワスポーツジムの先生、仲間、先輩方と追求してきた、美しさのあるムエタイが世界の舞台でもトップに立てること証明したいと思います。ONEムエタイ初の日本人チャンピオンに必ず輝きますので、ぜひ応援よろしくお願いいたします」とコメントしている。

吉成名高が3度目のOFGマッチで1RKO勝ち「純ムエタイがONEでも世界でも通用することを見せたい」【SPACE ONE×BOM】

2025.05.12 Vol.Web Original

 ラジャダムナンスタジアム3階級制覇王者の名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・アリーナ立川立飛)で3度目のオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に臨み、1Rに3つのダウンを奪いKO勝ちを収めた。

 この日の大会は中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai」がタッグを組んでのもの。名高はチョークディー・ペッセーントーン(タイ)と対戦した。チョークディーは2008年生まれの16歳にして60戦48勝10敗2分の戦績を誇るファイター。これまでヤソートーン県アマチュアムエタイ、東北地方青少年アマチュアムエタイ大会の2つのタイトルを獲得している。

ONE初参戦の吉成名高「どの展開でも上回れるように練習をしてきた」と自信の一方「試合中に音楽が流れない」と意外な不安も【ONE172】

2025.03.19 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメディアデー(囲み取材)が3月19日、都内で行われた。

 ONE初参戦となるラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)が「どの展開でも上回れるように練習をしてきた」と勝利への自信を見せる一方で意外な不安点も明かした。吉成はアトム級(−52.2kg契約)ムエタイルールでラック・エラワン(タイ/Erawan)と対戦する。

 ラックについては「強い選手だと思う。ONEでの戦績では向こうが上。このリングでの戦いには慣れているのかと思う。ただムエタイの実績では自分が上。ラック選手がパンチで来ようが、技術で勝負してこようが、どの展開でも上回れるように練習をしてきたので大丈夫かなと思っている」と評し、勝利への自信を見せた。

 ONEのムエタイはオープンフィンガーグローブを使用するなど通常のムエタイとはやや異なるのだが「ディフェンスとかオフェンスで多少の違いは感じるが、一番の違いは試合中に流れる音楽がないこと。あれが結構、僕からしたら大きい影響があるなと思う。前回の試合でリズムが取りにくいと思った。そこが割と気にしているところ。曲があったほうが乗る」と意外なポイントを指摘。

KNOCK OUTの龍聖とラジャダムナン王者の吉成名高の厄年コンビが初参戦。ともに試合前に「厄払いに行く」【ONE】

2025.01.31 Vol.Web Original
 ONE Championshipが1月31日、都内で約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見を開催した。
 
 KNOCK OUTのISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王者・龍聖(Team KNOCK OUT)、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)の初参戦が発表された。
 
 龍聖は−59.9kg契約のキックボクシングルールでスリヤンレック(タイ)と対戦する。「ONEに出させてもらうことをうれしく思う。3月23日は埼玉でスリヤンレック選手と最高にエキサイティングな試合を約束します。(スリヤンレックは)日本でも試合をしていたり、ONEに出始めてからすごい活躍していて。昔のムエタイではない、今のONEムエタイを象徴するようなエキサイティングな印象。右のパンチは固いんだろうなという印象」などと語った。

伊藤紗弥が初代K-1女子アトム級王者パヤーフォンと対戦【RWS JAPAN】

2024.03.26 Vol.Web Original

 ラジャダムナンワールドシリーズ(RWS)の第2回日本大会「RWS JAPAN」が4月14日に千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催される。

 WMC世界女子ミニフライ級王者の伊藤紗弥(尚武会)が前回大会に続き連続出場。初代K-1 WORLD GP女子アトム級王者パヤーフォン・バンチャメーク(タイ)と対戦する。

 伊藤は前回大会ではノンミン・トール ソンキアット(タイ)と対戦し、2Rに2つのダウンを奪いKO勝ちを収めている。

 伊藤は「1回目から引き続き、2回目も出ることができて、すごく光栄です。今回の相手は元K-1チャンピオンなのでもちろん強いですけど、K-1でやっていた時はヒジ、ヒザがなしのルールでやっていたので、久しぶりのムエタイの試合の制限がない状態で戦った時にどれだけ強いのか、というのが楽しみです。前回に引き続き、KOするという強い気持ちを持って全力で戦いたいと思います。彼女も久しぶりのムエタイの試合だと思うので、気合い入っていると思いますが、私も絶対に負けられません」と闘志を燃やす。

 対するパヤーフォンは主催者を通じて「練習がバッチリなので試合までには完璧な状態までいけそうです。相手の伊藤選手は身体が小さくて素早い動きをするので、そこを対応したいと思います」とのメッセージを寄せた。

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