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デビュー15周年の三代目JSB「雨が止めば、虹がかかります」念願の単独スタジアムライブに2日間で10万人

2025.10.05 Vol.Web Original

 ダンス&ボーカルグループの三代目 J SOUL BROTHERS(以下、JSB3)がデビュー15周年を記念したスタジアムライブ「三代目 J SOUL BROTHERS 15TH ANNIVERSARY STADIUM LIVE “JSB FOREVER 〜ONE〜”」を10月4、5日の2日間、大阪のヤンマースタジアム長居で行った。2010年のデビューから音楽シーンに数々の歴史を刻んできたJSB3が目標としてきたスタジアム単独公演。それを祝うために2日間で10万人のファンが集まり、本気でぶつかった。本記事は、10月4日の様子をリポートする。

 

 開演直前には予報を覆す晴れ間が差し込んだ。オープニング映像が流れ始め、徐々にアリーナにいるファンも、スタンドにいるファンも立ち始める。映像はこのヤンマースタジアム長居が次第にJSB3のための王国に変わっていく様を描いており、迫力のある映像美とBGM、ライトスティックを使った演出、サポートダンサーのフラッグを用いたパフォーマンスによって、ライブへの高揚感を極限まで高めていく。

『J.S.B. DREAMが鳴り出し、メンバーの姿が見えると、爆発の演出を凌ぐほどの凄まじい歓声がスタジアムを包み、早くも大熱狂。そこから次第に楽曲に合わせてアリーナもスタンドも体を動かし始め、一体感が生まれていく様は圧巻。ØMIの歌声がスタジアムで綺麗に響くと、NAOTO、小林直己、ELLY、山下健二郎、岩田剛典もこの景色をじっくり味わうように踊っていた。味わいながらもダンスで客席を煽り、お馴染みの両手で三角を作るポーズを促すと、会場との一体感をさらに強固なものへとしていく。あとは何と言ってもコールアンドレスポンス。スタジアム中に「HEY!」や「OOH!」という声が響き渡り、その勢いを受けたØMIもさらにパワフルに歌い上げ。そこから夜空を思わす映像がモニターに映し出され、ØMIが「準備はいいか、MATE!」と問いかけて『O.R.I.O.N.』がスタート。今度はハンズアップをしながらの「YEAH!」というレスポンスと、クラップがスタジアムを包む。ØMIの「さぁいくぞ!」という掛け声から、息の合ったダンスでも会場を魅了。踊る中で客席を指す指先は、この大人数の中でも確かに1人1人に向けられている。同じ空の下で繋がっている絆を感じる瞬間だった。「最後までいくぜ、Everybody!」というØMIの言葉通り、勢いそのままに『LET’S PARTY』へ。また、この曲からメンバーはアリーナ中央を囲むムービングステージに乗り始め、客席付近を移動しながらパフォーマンス。全員そのステージのギリギリまで前に出てパフォーマンスする姿から、少しでも近い距離で思いを届けたい意志が伝わってきた。それに応えるように盛り上がり続けるMATEの様子を見て「あったまってきたか、スタジアム!」とØMI。終わると今度は全体が青に染まり「懐かしい曲いくぞ!」と2014年リリースの『JSB Blue』。ØMIの爽やかな歌声が吹き抜ける。続くは一転ネオン感のある『Welcome to TOKYO』。色気と力強さを兼ね備えたダンスで魅せていく。山下も「後ろまで見えてるぞ!」と言わんばかりのマイム360度どこから見ても隙のないパフォーマンスをメンバーは届け続け。ムービングステージが最後方まで到着し、始まったのは『FIGHTERS』。ムービングステージから吹き出す火花の演出が、闘志剥き出しのパフォーマンスをさらに引き立て、観客も拳を掲げた。続く『1st Place』にも大歓声。メリハリのついたアーティスティックなダンスでJSB3の表現の引き出しの多さを見せつけた。

チョコプラが結成20周年でミュージカル&フェスで3000人ライブ コンビ史上最大規模「20周年は最初で最後」

2025.04.08 Vol.Web Original

 お笑いコンビのチョコプラことチョコレートプラネットが結成20周年を記念したライブ『ULTRA SWEET GALAXY』(8月20・21日、国立代々木競技場第二体育館)を開催することになり、4月8日、新宿区の吉本興業新宿本部で取材会を行った。

  会場の収容人数約3000人というチョコブラ史上最大規模で2日間の日程で行われるライブ。第1部はミュージカルで、第2部はおなじみの「CHOCOFES 2025」の構成だ。

 チョコプラの2人はミュージカルに初挑戦。それもあって気の置けないメンバーが集結する。この日は、出演キャスト第1弾として、とにかく明るい安村、渡辺直美と世界に活躍の場を広げたチョコプラのワールド先輩や後輩、パンサーの菅良太郎と向井慧、シソンヌ、ジャングルポケットの太田博久、スパイク、横澤夏子、男性ブランコを発表。長田は「僕らが集められる優しいメンバー。確実にコンプラ違反はやらないであろうと」

 今後も追加されるそうで、松尾は「あんまり言いたくないですけど、追加メンバーのほうが強め」。さらに「なんならこれ(今日発表されたラインアップ)が一番弱め……でもそんなことを行ったところで誰も怒らない優しいメンバーです」

 長田によれば、普段お笑いのライブには出演しないような人が出演するという。

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