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GENICの増子敦貴が意気込み「ハクのように!高く舞い上がって…」? 舞台『千と千尋の神隠し』

2024.03.01 Vol.Web Original


 7人組ダンス&ボーカルグループ、GENICのメンバーで俳優の増子敦貴が2月29日、都内で行われた舞台『千と千尋の神隠し』(3月11日開幕、帝国劇場)の製作発表会見に出席した。

 宮﨑駿による不朽の名作『千と千尋の神隠し』を英ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターであるジョン・ケアードの翻案・演出で舞台化。2022年に世界で初めて舞台化された際には、主人公の千尋を橋本環奈と上白石萌音がWキャストで務め、大きな話題を呼んだ。

 増子は今回オーディションを勝ち抜いてハク役に抜てきされた。

 ハクをどのように演じたいかをキャッチフレーズで答えてほしいとリクエストされると「僕は東北出身で色白でよく消えそうと言われるので、”消えそうなハク”です」と増子。「ライトが当たると、色白で消えそうと言われるので……」と苦笑い。そして「ハクのように! あ、龍のように! 天高く舞い上がって……舞い上がる?(笑) とにかく全力で頑張ります!」と意気込んだ。

謎に包まれた『君たちはどう生きるか』は、懐かしさも新しさも感じる純然たる“ジブリ映画”だった!【黒田勇樹のハイパーメディア映画鑑賞記】

2023.08.02 Vol.we original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 8月9日から始まるJungle Bell Theaterの二本立て公演『夜行万葉録・戌』『おとぎ夜話・寿』の『夜行万葉録・戌』に出演させていただきます。場所は「劇的スペース・オメガ東京」という荻窪にある劇場なんですが、初めて立たせていただく劇場なので、そっちも興味津々です。

 暑い中、頑張ってますので、ご興味のある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

ナウシカ役声優・島本須美「私も知らなかった」“幻の青いテト”に「怖くない、怖くない」

2021.04.15 Vol.web original

 

「アニメージュとジブリ展」内覧会が15日、会場となる松屋銀座にて行われ、同展の音声ガイドナビゲーターを務める声優・島本須美が登壇。代表作『風の谷のナウシカ』の名台詞を披露した。

 スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫に焦点を当て、鈴木が創刊から携わった雑誌「アニメージュ」の歴史をたどりつつ、ジブリ誕生の背景にも迫る展覧会。会場では、同誌が世に送り出してきた作品や、クリエイターによる当時の貴重な資料も数多く展示される。

 映画『風の谷のナウシカ』の主人公ナウシカをはじめ、『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリス、『となりのトトロ』では姉妹サツキとメイの母親の声などを務めた島本。同展監修者・三鷹の森ジブリ美術館シニアアドバイザーの高橋望氏から「宮崎駿さんの映画を楽しみにしてきた世代の自分にとって“神”」と絶賛され、司会からも“ジブリに愛された声優”と紹介されると「初期、ですね(笑)」と照れ笑い。

 高橋氏とともに、アニメージュから生まれたアニメカルチャーを振り返った島本。高橋氏が「アニメブームが起こる前は、どんな人がアニメを作っているかということはあまり知られていなかった。そういうことを紹介したのが最大の功績だと思う」と語ると、島本も「アニメージュのイベントを武道館で開催しましたね。武道館が満員で、声優さんたちが歌って踊って大盛り上がりでした。今はそういうイベントが多くなったけど、そういうイベントの走りでした」と感慨深げ。高橋氏も「アニメの楽しみ方のひな型を作った雑誌」と話していた。

米アカデミーの巨大映画博物館、オープニング企画展は「宮崎駿展」

2021.03.17 Vol.Web original

 今年9月にアメリカ・ロサンゼルスにオープンするアカデミー映画博物館の記者発表会が17日、オンラインにて行われ、同博物館の内容が公開。オープニングを飾る企画展として「宮崎駿展」が開催される。

 アカデミー映画博物館は、映画芸術科学アカデミーによって設立される、映画の芸術と科学に特化した博物館。設計はプリツカー賞を受賞したレンゾ・ピアノ。ロサンゼルスのウィルシャー大通りとフェアファックス通りの角にある旧メイ・カンパニー・ビルを修復したサバン・ビルと、新たにデザインされた球形ビルを合わせ、総面積は約2万8000平方メートル。

 サバン・ビルは全7階建てで、さまざまな展示スペースをはじめ、288席のテッド・マン・シアターや体験型スタジオ、イベントスペース、カフェなどを備える。接続する球形ビルには、1000席を備える最先端のデビッド・ゲッフェン・シアターや、ハリウッド・ヒルズを一望できる屋上のドルビー・ファミリー・テラスを備える。

マエストロたちの表現力に圧倒『風立ちぬ』

2014.06.08 Vol.619

 2013年、日本の興業収入100億円を超える大ヒットを巻き起こした、宮崎駿監督、5年ぶりの監督作。ゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱を注いだ青年の姿を描く感動のアニメーション。『エヴァンゲリオン』シリーズなどを手掛けた庵野秀明が主人公・二郎の声に抜擢されたことも、大きな話題となった。二郎と恋に落ちる美しいヒロイン・菜穂子の声を『てっぱん』の瀧本美織。他、二郎の親友役で西島秀俊、二郎に大きな影響を与えるイタリア人飛行機製作者・カプローニ役に野村萬斎。主題歌には『魔女の宅急便』以来24年ぶりのタッグとなる松任谷由実の『ひこうき雲』。切なくも爽やかな歌声とメロディーが映画の余韻を広げてくれる。大正から昭和へ。不景気、大震災、そして戦争…。生きるのに辛い時代を、当時の若者たちはどう生きたのか。巨匠・宮崎駿、渾身にして“最後”の作品。

宮崎駿監督最新作『風立ちぬ』ヒロイン瀧本美織「すんなりキスしちゃいました」

2013.06.07 Vol.592

20130606a.jpg宮崎駿監督の最新作『風立ちぬ』の中間報告会見が6日、都内にて行われ、鈴木敏夫プロデューサーと、ヒロインの声を演じる瀧本美織が登壇した。


 同作は、ゼロ戦の誕生秘話に、技師の青年とヒロインとの恋物語を絡ませて昭和30年代の青春を描く物語。主人公・二郎の声を『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズで知られる庵野秀明が務め、ヒロイン・菜穂子を瀧本が演じる。


「宮崎さんにお会いできるだけでいいと思っていました。それがこうしてヒロインを演じることができて光栄です」という瀧本。鈴木プロデューサーから、宮崎監督も瀧本の演技と声を絶賛していたと聞くと「良かった(笑)」と安堵の笑みを見せた。また『キューポラのある街』や『無法松の一生』など、昭和の作品を見て役作りを研究したと明かし「昔の女性はけっこう早口なんですよね。そのほうがイキイキしているように感じます」と語った瀧本に、鈴木プロデューサーも「あっという間に菜穂子になったのが頼もしかった」とニッコリ。また『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明監督が演じた主人公とキスシーンがあることも明かし、「ジブリ作品でキスシーンがあったのでびっくりしましたが、意外とお互いに照れずに、すんなりキスしちゃいました」と瀧本。すると報道陣から、実際にキスの演技を?という質問が。これには瀧本も「してません!(笑)」と照れ笑いしていた。


 この日は、その他に西島秀俊、西村雅彦、竹下景子、大竹しのぶ、野村萬斎、志田未来らのキャスティングが発表された。


『風立ちぬ』は7月20日全国公開。

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