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俳優で映画プレゼンターの赤ペン瀧川「AIを積極的に使っていくほうが映画業界的には明るい未来があるんじゃないか。AIが進化したら、よりアナログの価値が上がるとも思う」

2025.09.06 Vol.Web Original

 全編生成AIで製作した、3人の監督によるオムニバス映画『generAIdoscope:ジェネレイドスコープ』が現在、東京・吉祥寺のアップリンク吉祥寺で上映中だ。毎回、上映後にはトークイベントが開催されているのだが、9月5日には俳優と映画プレゼンターという二つの顔を持つ赤ペン瀧川が出演し、『グランマレビト』を手掛けた映画監督・映像ディレクターの山口ヒロキ監督にAI映画についての疑問をぶつけ、AI映画の今後についても花を咲かせた。

 2人はTOKYO HEADLINE WEBで「AI映画の現在と未来」というテーマで対談を行い、それがきっかけでこの日の出演となった。対談の際には山口監督の作品しか見ておらず、瀧川は曽根剛監督の『AZUSA』と安達寛高監督の『モンキーズ・オデッセイ』は初見とあり、改めてAI映画の可能性に驚きを感じた様子。

 瀧川はまずは「何に驚いたってモンキーズ・オデッセイのエンドロールの短さですよね。マジで?って(笑)。これだけ少ない人数でこういう映像が作り出せるんだということにやっぱり驚いたし、めちゃくちゃ可能性があるなと思いました。だから“こういう物語を作りたい”“こういう映像が作りたい”でも作れないという人が、この生成AIツールを使うことによっていろんな作品を作ることができるんだということの証明でもあるので、めちゃくちゃ未来はあるなと僕は思いました」とこの日もAIの可能性について言及した。

AIと人間の共作映画『generAIdoscope:ジェネレイドスコープ』一言で言うなら“新時代、お前らがこっちに来い!”と、でも言わんばかりの挑戦的な作品だった!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2025.09.03 Vol.web original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 昨日(2日)、無事、三栄町LIVE×黒田勇樹プロデュースvol.20「SHINKYO QUEST〜そして真京へ〜」の幕が開きました。

 始まってしまえば、あとは楽日まで突っ走るのみです。少しでも興味を持っていただいた方はぜひ! そうでない方もぜひ!

 では今週も始めましょう。

〈赤ペン瀧川×山口ヒロキ対談 後編〉山口「AIはあくまでツールにすぎない」 瀧川「色眼鏡をかけまくった状態で見てもいい。きっと驚く。僕がそうだった」【AI映画の現在と未来】

2025.08.27 Vol.Web Original

 全編生成AIで作られた映画『generAIdoscope:ジェネレイドスコープ』が8月29日から東京・吉祥寺のアップリンク吉祥寺にて公開される。公開を前に映画監督・映像ディレクターの山口ヒロキ監督と俳優と映画プレゼンターという二つの顔を持つ赤ペン瀧川がさまざまな視点からAI映画について語り合った。(全2回 後編)

〈赤ペン瀧川×山口ヒロキ対談 前編〉瀧川「AIが実写の作品と融合したときにすごい革命が起こりそうな感じがする」 8・29からアップリンク吉祥寺で「generAIdoscope」公開【AI映画の現在と未来】

2025.08.27 Vol.Web Original

 8月29日から『generAIdoscope:ジェネレイドスコープ』という映画が東京・吉祥寺のアップリンク吉祥寺にて公開される。この映画は3人の監督によるオムニバス形式の作品で、いずれもオリジナルの物語を全編生成AIで製作するというチャレンジングなものになっている。

 昨今よく耳にするものの、実際のところよく分からない部分も多い「生成AIで製作された映画」について、同作の中の『グランマレビト』を手掛けた映画監督・映像ディレクターの山口ヒロキ監督に俳優と映画プレゼンターという二つの顔を持つ赤ペン瀧川が迫った。(全2回 前編)

『グシャノビンヅメ』『メサイア』シリーズの山口ヒロキの監督生活25周年を記念した「山口ヒロキフェス2022」が8月6、7日に開催

2022.07.07 Vol.Web Original

 映画監督の山口ヒロキ氏の監督生活25周年を記念したイベント「山口ヒロキフェス2022」が8月6、7の両日、東京・渋谷の渋谷ユーロライブで行われる。

 山口監督は1997年、立命館大学2回生時に製作した『深夜臓器』で第2回インディーズムービー・フェスティバルグランプリを受賞。インディーズムービー・フェスティバルのスカラシップ作品として監督した『グシャノビンヅメ』はモントリオール・ファンタジア国際映画祭グランドブレーカーアワード銀賞受賞をはじめ、数多くの海外映画祭で高い評価を得た。

 その後『ヲ乃ガワ -WONOGAWA-』『血まみれスケバンチェーンソー』『トリノコシティ』など多くの作品を製作。2013年からは『メサイア』シリーズの映像作品すべての監督も務めている。今年4月には池袋活性化映画祭「巡る×シネマ×cafe 3」参加作品として『ツクモ電蓄達磨奇譚』を製作した。

映画『トリノコシティ』の特別上映会が8月23日開催

2018.08.01 Vol.Web Original

『メサイア』シリーズの山口ヒロキ監督作品
『メサイア』シリーズ、『血まみれスケバンチェーンソー』『グシャノビンヅメ』の山口ヒロキ監督による映画『トリノコシティ』の特別上映会が8月23日、東京・渋谷の渋谷ユーロライブで行われる。

 同作は累計再生回数8000万超えの人気ボーカロイドプロデューサー・40mP(よんじゅうめーとるぴー)の同名楽曲を映像化したもの。 原曲に描かれた思春期の少女の孤独な心情描写に山口監督特有のSFテイストを加え、その相乗効果から生み出される 魅力的な物語の映像化に挑む意欲作。

 出演は山崎丹奈、玉城裕規、高崎翔太ら。

 当日は11時、13時30分、15時20分、17時40分、20時の5回上映。11時の回の上映後には山崎丹奈、山地まり、山口ヒロキ監督、企画の岩田雄介氏、15時20分の回の上映後には40mP、山崎丹奈、山口ヒロキ監督、岩田雄介氏による舞台挨拶が予定されている。

人気ボカロ曲『トリノコシティ』を『メサイア』の山口ヒロキが映画化

2017.09.09 Vol.698

人気ボーカロイドプロデューサー・40mPの楽曲『トリノコシティ』が実写映画化されることとなった。監督は映画『メサイア』シリーズ、『血まみれスケバンチェーンソー』の山口ヒロキ。

 原曲は思春期の少女の孤独な心情を描写したもの。発表後は多くの派生型PVを生み出し、2015年には小説が発表されるなど、ボカロの枠を超えた作品として成長し続けている。今回の実写映画化にあたっては原曲の持つ世界観に山口監督特有のSFテイストが加わる。

「実写映画化が発表されたときには大きな反響がありました」というのは山口監督。いわゆる“原作モノ”の映画化は賛否が飛び交うもの。しかし過去の原作実写化系の山口作品は再現度の高さなどで原作ファンからも好意的に受け入れられており、また代表作である『グシャノビンヅメ』『ヲノガワ』は女子高生や少女の微妙な心の揺れを描いたもの。

SF+思春期の少女というのは山口監督の得意分野で、山口作品の世界観と『トリノコシティ』の世界観とは親和性も高いと思われる。また原作の40mPが音楽担当として参加するというのも興味深いところだ。

「映画化の発表の時に立ち上げたティザーサイトではスチール写真しかお見せできていないんですが、撮影は急ピッチで進んでいて、9月中旬にはそこで特報映像などさまざまな情報が公開できると思います。そういった情報は公式ツイッターでご報告します。それに合わせてクラウドファンディングも開始します。リターンはオフショットのブロマイド、キャスト登壇イベント参加権、劇中美術・衣装も全部放出の予定。美術は宮下忠也さん、衣装は伊藤摩美さんなんですが、これは『メサイア』や『血まみれスケバンチェーンソー』と同じスタッフなので、あちらの作品を好きな方にも気に入っていただけるかと思います」とのこと。
続報を待ちたい。

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