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平本蓮が右肩を手術し欠場。朝倉未来の出場は未確定も榊原CEOは「チャンスはピンチの形をして現れる」と開催に向けて前向き【THE MATCH 2】

2025.03.03 Vol.Web Original

 RIZINが3月3日、オンラインで会見を開き「THE MATCH 2」(5月4日、東京・東京ドーム)で行われる予定だった平本蓮(剛毅會)と朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)の再戦が中止となったことを発表した。この日の会見は当初は2月27日に開く予定だったのだが、直前になって中止となっていた。

 同大会については昨年大晦日に開催を発表。昨年7月28日の「超RIZIN.3」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で戦った2人の再戦を行う予定だった。

 会見の冒頭、榊原信行CEOは「朝倉未来vs平本蓮の再戦は中止とさせていただく。平本蓮選手のケガによって、5月4日に朝倉未来との試合に臨むのは不可能という結論に達した」と平本がケガにより欠場することを報告。その症状は右肩の「外傷性肩関節不安定症」で2月下旬に手術を行い全治6カ月という重傷。

 平本から連絡を受けたRIZINがオフィシャルドクターで日本における肩とヒジの権威である菅谷啓之医師に診断してもらった結果「とてもではないがこの状態はすぐに手術すべき」という診断が下ったという。

 榊原氏は「5月4日に平本蓮との再戦ということで復活すると決めた朝倉未来にもこの状況を伝えた。未来ともいろいろな話をここまでもしてきたし、これからもしていきたい。平本がケガで戦えないという状況の中で、朝倉未来が相手が変わって、この日を復活の日として気持ちを作って、RIZINのリングに戻って来るかどうか。その思いをこの数日の中で未来としっかり向き合って、相談して決めてもらいたいと思っている」と朝倉の出場については現段階で確定していないことを明かしたうえで「僕としては何が何でも未来に東京ドームのリングに上がってほしい、上げたいと思う。そんな簡単な話ではないと思うが、未来の鬼気迫る、殺気だった戦いを待ちわびている多くのファンもいると思うので、僕は一人のプロモーターとして5月4日に朝倉未来の復活祭をプロデュースさせてほしいと思っている。未来にもその思いは伝えるが、最後は朝倉未来がどう決めるか」と続けた。

朝倉未来と平本蓮が2025年5月4日に「THE MATCH 2」で再戦

2024.12.31 Vol.Web Original
 朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)と平本蓮(剛毅會)が2025年5月4日に再び拳をまじえることが12月31日に電撃発表された。
 
 RIZINの榊原信行CEOがこの日行われた「RIZIN DECADE」のオープニング映像で発表した。
 
 2人が戦うのは2022年に那須川天心と武尊がメインで戦った「THE MATCH 2022」の第2弾となる「THE MATCH 2」。会場は東京ドーム。
 
 2人は「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで行われた「ラストマンスタンディングタイトルマッチ」で対戦して、平本蓮が1RでKO勝ちを収めている。
 
 試合後、朝倉は引退を表明していたが、榊原信行CEOが引退撤回は向けて動くことを口にするなど、その去就に注目が集まっていた。
 
 また、この一戦については試合後に平本にドーピング疑惑が浮上するなど物議を醸した。この疑惑については試合当日の検体の検査結果は陰性との結果が出ている。

大晦日の第2部は「雷神番外地」として開催。YURAがK-1の朝久泰央にOFGマッチへの変更を要求。安保瑠輝也はBLACK ROSE解体を宣言【RIZIN】

2024.12.22 Vol.Web Original
 RIZINが12月22日、都内で会見を開き「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉。スーパーアリーナ)で詳細が未発表となっていた旧第2部のイベント名と対戦カードを発表した。
 
「雷神番外地」のイベント名でBreakingDownファイターを中心とした朝倉未来の選抜選手とBLACK ROSEを中心とした平本蓮の選抜選手との対抗戦が行われる。ルールはMMA、MMA特別、キックボクシング、オープンフィンガーグローブキックボクシングとカードごとにさまざまなルールが設定された。
 
 会見の冒頭、榊原信行CEOは「未来に相談して、RIZINとは違う世界観でヒリヒリする試合をマッチメイクしたりプロデュースするのに力を貸してくれ、とお願いした。未来も“やりましょう”と答えてくれてこの場に至っている。さすがというか目ざといというか、いい感性しているなと思ったのが平本蓮。蓮が“じゃあ俺たちBLACK ROSEもそこに関わらせてくれ”ということで手を挙げて、14日にK-1に行って“誰か俺たちと一緒に未来軍と”と声をかけた。その旨、未来にも相談して“じゃあ全面対抗戦でいきましょう”となった。チーム未来vsチーム平本蓮の全面対抗戦を発表させてもらいます」とここまでの経緯を説明した。そして「RIZINなんだけどナンバーシリーズでもランドマークでも何でもないということで雷神番外地ということでやる」とイベント名も発表した。
 
 続いて朝倉は「榊原社長が全部喋っちゃったんで何も言うことはないんですけど。大晦日といえば格闘技だと思っていて、助けが必要ということだったので、少しでも盛り上がるカードが組めたらいいかなということで。僕たちは3部を超えるつもりでやってきているので、楽しみにしていてください」と語った。

ガルシアvs安保戦の延期に伴い第1部は中止。第2部の詳細は12月22日に朝倉未来、平本蓮出席のもと発表へ【RIZIN DECADE】

2024.12.18 Vol.Web Original

 RIZINが12月18日、大晦日の「RIZIN DECADE」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)第1部に関する会見をリモートで行った。

 メインで行われる予定だった元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(アメリカ/ゴールデンボーイ・プロモーションズ)と安保瑠輝也(MFL team CLUB es)の試合が延期になったことに伴い、1部で行われる予定だったボクシングマッチも延期されることとなった。また神龍誠(神龍ワールドジム)vs ホセ・トーレス(アメリカ)と貴賢神(フリー)vs エドポロキング(ROOTS GYM)のMMA2試合は3部の「RIZIN.49」で行われる。

 2人の試合についてはガルシアが練習中に手をケガしたことからドクターストップがかかり春先に延期になることが16日に発表されている。

 会見で榊原信行CEOは改めて、試合は来春に国内外のどこかで行う予定であることを報告した。また大会は3部構成で行われる予定だったが2部構成となり、開始時間は当初予定の10時から13時に変更となった。第3部の「RIZIN.49」は16時30分~17時の開始となる。

K-1のリングでの平本蓮、篠塚辰樹の行動に榊原CEO「平本蓮をリングに上げるとああなる」【RIZIN】

2024.12.15 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが12月15日、前日にK-1のリングで起こった出来事についての見解を示した。

 K-1は14日に東京・代々木第一体育館で「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~」を開催した。新生K-1の10周年ということでかつてK-1で戦っていた平本蓮(剛毅會)と篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)がリングに上がり祝辞を述べたのだが、その際に「大晦日に朝倉未来と榊原社長がなんか一緒にやるみたいなんですけど、そこにBLACK ROSEで乱入しようかと思っていて。誰かK-1ファイターで一緒に素人集団をぶっ殺しませんか?」とK-1ファイターに呼びかけると前K-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)がリングイン。BLACK ROSEに合流し、大晦日に開催される「RIZIN DECADE」の第2部への出場をアピールした。

 その後、今後のK-1を背負う存在といえる大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)も試合後のマイクでBLACK ROSEとして大晦日への参戦を希望。

 これらの動きについてK-1グループの宮田充Krushプロデューサーが大会後の総括で「ぶっちゃけて言うと、なにやってくれるんだと。あれは決定ではない。全く決まっていない。ちょっと待ってくださいという状況」などと戸惑いの表情を浮かべたうえで「K-1の大事な選手なのでがちゃがちゃしたところには出せない。ガキのケンカではない。仕事なので。大晦日にわけの分からないことをやって、ケガして戻って来られても」などと語った。

前K-1王者の朝久泰央が平本蓮、篠塚辰樹と合流。大晦日のRIZIN第2部に参戦か

2024.12.14 Vol.Web Original

 大晦日に開催される「RIZIN DECADE」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に前K-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)が参戦する可能性が浮上した。

 K-1は12月14日、東京・代々木第一体育館で「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~」を開催した。

 今年は新生K-1が10周年とあって、かつてK-1で戦っていた平本蓮(剛毅會)と篠塚辰樹(MASTER BRIDGE / 剛毅會)がリングに上がりお祝いの言葉を述べた。

 ここで平本が「大晦日に朝倉未来と榊原社長がなんか一緒にやるみたいなんですけど、そこにBLACK ROSEで乱入しようかと思っていて。誰かK-1ファイターで一緒に素人集団をぶっ殺しませんか? あの知名度だけついて粋がっている素人たちを。誰かいないですかね。仲間になってくれるような人」、篠塚が「誰かいませんかー?」と呼びかけると朝久がリングイン。

“JTTの超新星”秋元強真が鈴木博昭を完封。朝倉兄弟の正統継承者としてふさわしい勝利も試合内容には納得せず【RIZIN】

2024.11.17 Vol.Web Original

“JTTの超新星”秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)でSHOOT BOXINGの初代SB日本ライト級、第9代SB日本スーパーライト級、初代SB世界スーパーライト級王者でONEでも3戦2勝の戦績を残す鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)を完封し、3-0の判定勝ちを収めた。

 秋元は9月のさいたまスーパーアリーナ大会でRIZIN初参戦を果たすと常連ファイターの金太郎に1RでTKO勝ち。今回の勝利でプロ戦績を7戦7勝とした。

 1R、ともにサウスポーの構え。秋元がワンツーから片足タックル。サイドについてケージに押し込みテイクダウン。上を取る。そしてパウンド、ヒザ。秋元は立ってから足をさばいてパウンド。そして再びグラウンドで上を取る。足をたたんでパウンド。鈴木がガードを固める。秋元が立ち上がると鈴木は蹴り上げを狙う。秋元は立ってパウンド、組み付いてパウンドを交互に。立ち上がってスタンドの展開に。秋元は右ジャブからワンツー。鈴木はガードを固めてインロー。秋元は3連打。秋元が組み付いてケージに押し込む。

榊原CEOが朝倉未来の引退式開催に言及も「引退式やってから現役復帰する人もいる」と復帰にも望み【RIZIN】

2024.11.05 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが11月5日、引退を宣言している朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)の引退セレモニーの開催について言及した。

 この日、RIZINは10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の開催と第1弾カードを発表した。

 朝倉は「超RIZIN.3」で平本蓮に1RでKO負けを喫し、試合前の宣言通りSNSで「自分が戦うのは一旦終わり」と引退を発表した。

 榊原氏は平本戦の直後から引退撤回の説得を試みることを口にしていたのだが、会見後の囲み取材で「YouTubeで“引退式をやってくれ”と言っていたので、本人と話していないが、まあ引退式くらいはやるべきかなと思っている」と引退を容認したかと思いきや「引退式やってから現役復帰する人もいますしね(笑)。あくなき口説きはしますけどね」と続けた。

ドーピング検査で平本蓮と朝倉未来は陰性。榊原CEOは騒動を受けドーピングに関するルールの抜本的見直しと強化を宣言【RIZIN】

2024.09.05 Vol. Web Original
 RIZINが9月5日、都内で会見を開き、「超RIZIN.3」(7月28日)のメインイベントで行われた朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)vs 平本蓮(剛毅會)におけるドーピング検査の結果を発表した。
 
 会見には榊原信行CEOとRIZIN医療部の諌山和男医療部長、川口慶医療部副部長、金成道医療部副部長の医師3人が出席した。
 
 冒頭、榊原信行CEOが「まずRIZINの2015年の旗揚げ以来、どういうルール、考え方のもとにドーピング検査を行ってきたか説明します。我々は旗揚げ当初からRIZINという舞台が公平で公明正大で選手たちが正々堂々と戦ってもらう。そこに禁止薬物の存在があってはいけないという考え方の中で厳しい検査基準をクリアしてもらうというドーピング検査を導入してきた。当日のタイトル戦に臨む両選手の尿を試合当日に採取して、その採取した尿をWADAの検査基準をクリアしている検査機関に送り、その結果が陰性なのか陽性なのか。そこが試合が最終的に成立するか不成立になるかを決定するというルールを定めて、9年間、全タイトル戦でやってきた。今回もラストマンスタンディングベルトをかけたタイトル戦、両選手の尿検査を同じ基準の中で同じルールの中でやらせてもらってきた」と説明。そのうえで「両選手、陰性という結果が返ってきました」と報告した。
 
 続いて、諌山医師がRIZINの医療体制とドーピング検査における体制について説明。その中で「ドーピング部は医療部の管轄下ではあるが、ドーピング部のドクターの権限は独立。ドーピング部の医師の判断で当日の選手をランダムに抽出して検査を行っている」などと語った。
 
 そして当日のドーピングチェックとメディカルチェックの流れを語る中で「この度、検査結果を主催者が隠微・捏造するのでは?という見方をする方がいるようです。医療部のドクターは選手の健康、生命を第一に考える主催者とは独立した部門であります。もし主催者側が捏造するようなことがあれば、結果を最初に知る私たちは医療倫理、アンチドーピングポリシー、公平性、スポーツマンシップにのっとり、告白することになります。加えてSMRTLが二度と検査を引き受けてくれなくなることや、この機関から告発されることもあるでしょう。SNSでの心無い投稿に我々ドクター陣も心を痛めている。2015年、RIZIN創設以来、医療部はレフェリー、ジャッジ、競技部の方々と共に競技に関しては中立を貫く独立な立場で選手を支えているいることを最後にお伝えいたします」と訴えた。

平本蓮が“ドーピング指南”暴露の赤沢幸典の文章を「朝倉未来に寄り添いすぎている」と指摘。「連絡が取れていない」と身を案じる発言も

2024.09.02 Vol.Web Original
 格闘家の平本蓮(剛毅會)が9月2日、都内で会見を開き、一連のドーピング疑惑について完全否定した。
 
 会見では自らが薬物を平本に用意したことをXに長文で投稿した総合格闘家の赤沢幸典についての多くの質問が飛んだ。
 
 8月20日に復活の日本というアカウントがドーピング疑惑を告発してから、この日で約2週間。平本はこの間の心境について「必ず僕は潔白を証明できるので、でも問題が大きかったので弁護士の方に相談して、Xの簡単な発信ではなく、このような形で会見を開こうと思い準備に時間がかかりましたが、ツイートではなく自分の口から伝えたいと思い会見を開きました。心境としては“とにかく信じられない”という気持ちが一番大きいです」、赤沢については「そんなの(怒り)はないですね。なんでそんなことをする必要があるのか。赤沢さんと対立関係はなかったし、今でもないと思うので嘘じゃないかと」と赤沢への思いを口にした。
 
 赤沢との電話での会話については自らの発言であることを認めたうえで「いろいろと聞いてくる質問が多かったけど、むげにできなかったので」と説明。「今はそういうのが何を言っているのかは理解しています。買った当初は梱包材でぐるぐる巻きでなにがなんだか分からなかったので」と続けた。

平本蓮がドーピング疑惑を完全否定「一切やっていない。自分からお願いしたような事実は全くない」血液検査や毛髪検査も辞さずの構え

2024.09.02 Vol.Web Original
 格闘家の平本蓮(剛毅會)が9月2日、都内で会見を開き、一連のドーピング疑惑について「一切ドーピングに関することはやっていない」と完全否定した。
 
 平本は「超RIZIN.3」(7月28日)もメインイベントで朝倉未来と対戦し、1RでKO勝ちを収めたのだが試合前後から“ドーピング疑惑”が一部でささやかれていた。
 
 会見の冒頭、平本は「今回の騒動について自分の口から話したいと思って、この記者会見を開かせていただきました」と挨拶。そしてRIZIN、朝倉、観客、格闘技ファンへ心配をかけたことへの謝罪の言葉を述べたうえで「自分は一切ドーピングに関することはやってもいませんし、自分からドーピングをお願いしたような事実は全くありません」とドーピングを明確に否定した。
 
 今回の騒動は試合後の8月18日、堀江貴文氏が三崎優太氏との動画で朝倉vs平本戦について「とんでもない話をミゾから聞いてしまったんだよね」と発言したことから、SNSで平本のドーピング疑惑が再燃。ミゾというのはBreakingDownの共同経営者の溝口勇児氏。
 
 その後、「復活の日本」というアカウントがXで平本と何者かによるドーピングに関する会話を疑われる内容の通話音声を公開。平本自身が沈黙を守っていたこともあり、SNS上ではさまざまな意見や分析、誹謗中傷が飛び交うこととなったが、27日には総合格闘家、プロレスラーでYouTuberのシバターが自らのYouTubeチャンネルで平本の通話相手を現在、DEEPを主戦場とする総合格闘家の赤沢幸典であると暴露。その翌日には赤沢がXに長文を投稿し、音声の相手が自分であることと、自らが薬物を平本に用意したことを明かした。翌日にはドーピング薬の振り込み画像も“証拠”としてアップした。

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