ミュージカル『梨泰院クラス』の初日前囲み取材が9日、都内にて行われ、小瀧望(WEST.)らキャストが登壇。小瀧の“オッパ(お兄ちゃん)”ぶりを共演陣が絶賛した。
チョ・グァンジンによる韓国の大ヒットウェブトゥーン「梨泰院クラス」を世界で初めてミュージカル化した話題の舞台。主人公・パク・セロイ役に小瀧。チョ・イソ役(Wキャスト)に和希そら、sara。オ・スア役(Wキャスト)に梅澤美波、川口ゆりな。
日本でも話題を呼んだ大人気原作の世界初ミュージカル化に、小瀧は「初演の大変さを痛感した2カ月間でした」と稽古の日々を振り返りつつ、初日を前に「キャスト、スタッフ、クリエイティブ含め皆で一丸となって戦い続けてきた成果を皆さんに届けられるという高揚感にあふれています」と意気込み。
小瀧が演じるのは、自らの信念を貫き高校をドロップアウトしながらも多国籍な街・梨泰院で成り上がっていく主人公パク・セロイ。
早くも「セロイそのもの」という声が上がっている小瀧のセロイ役に、梅澤が「稽古場でも、小瀧さんはほめられると耳まで赤くなる。そんなピュアさもセロイみたい(笑)」と明かすと、小瀧も照れつつ「スタッフの方からも、めっちゃセロイ“オッパ”だったねと言われました」。
“セロイヘア”にも「気に入っています。去年、ビジュアル撮影の時にも1度してるんですけど。早くこれにしたいなと思ってました」と小瀧。最初にセロイヘアにしたときには、WEST.のメンバーの藤井流星から「“思ったより変じゃないな”って言われて」と苦笑しつつ、その藤井の髪型を「アイツ、寄ってきてるんです」とイジり一同大笑い。
物語の舞台・梨泰院さながら、英語、韓国語、日本語が飛び交うグローバルな稽古場だったといい、小瀧が「英語やっとけばよかったと痛感する2カ月でした」と苦笑する一方、女性陣4人は「壁を感じない雰囲気作りをしてくれた」と小瀧の座長ぶりも大絶賛。
最後に小瀧は「信頼できるカンパニーと世界初演に挑めて光栄」と初日開幕に気合を見せていた。
この日の登壇者は小瀧望、和希そら、sara、梅澤美波、川口ゆりな。
ミュージカル『梨泰院クラス』は6月9日から30日まで池袋・東京建物Brillia HALLにて、7月6日から11日まで大阪、7月18日から21日まで愛知で上演。