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森七菜 ダイヤモンド・プリンセス号クルー役に「ピンチを乗り越えた人のオーラを自分も出さないと」

2025.06.13 Vol.web original

 

 映画『フロントライン』の初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、俳優の小栗旬らキャストと関根光才監督らスタッフが登壇。森七菜が、コロナ禍の最前線となった豪華客船のクルー役を振り返った。

 2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で対応に当たった災害派遣医療チームDMATの医療従事者らの闘いを、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化。

 この日は、小栗を始め、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介、森七菜へ、それぞれモデルとなった実在の“ヒーロー”たちからの手紙を司会が代読。

 その中で、森が演じた羽鳥寛子のモデルとなった、元ダイヤモンド・プリンセス号フロントデスク・クルーの和田祥子氏は、森への手紙で「状況を把握出来ていないまま、対応をしなくてはいけなかった当時の不安感や、徐々に事の大きさを認識し始めた頃のこと、自分がしっかりしないと!と気を引き締めた時、何とかしよう!乗り越える!と協力し合った日々のことなどそれぞれの場面での心境の変化を、森さんが本当にうまく表現してくださいました」と振り返り「初めてお会いした森さんは小柄だけど、芯がしっかりある印象で、エネルギーを感じました。これからも色んなところで活躍する俳優さんだろうなと思いました」と称賛。

 和田氏の言葉に森も「和田さんと初めてお会いしたとき、ピンチを乗り越えた人のオーラを感じて。自分もそのオーラを出さないといけないんだという責任感と、実際に起こったことを自分の体を通していろんな人に知ってもらわないと、と気が引き締まった思いで演じていたので、こうしてお言葉を頂けて本当にうれしいです」と感激していた。

窪塚洋介「自分が恥ずかしい」コロナ禍ダイヤモンド・プリンセス号報道に「テレビを見ながら“降ろしてんじゃねえよ”って」

2025.06.13 Vol.web original

 

 映画『フロントライン』の初日舞台挨拶が13日、都内にて行われ、俳優の小栗旬らキャストと関根光才監督らスタッフが登壇。窪塚洋介がコロナ禍当時を振り返りつつ本作への熱い思いを語った。

 2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で対応に当たった災害派遣医療チームDMATの医療従事者らの闘いを、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化。

 見終わった後の観客からの万雷の拍手に、小栗をはじめ一同感無量の面持ち。

 この日は、小栗らキャストへ、それぞれモデルとなった実在の“ヒーロー”たちからの手紙を司会が代読。

 小栗が演じた主人公・結城のモデルとなった神奈川DMAT調整本部長(当時)・阿南英明医師からの「 世界中から注目されて、現場・組織・政治・マスコミ・世間との間で信念がグラつくこともあったのは事実です。でも、撮影現場で小栗さんの後姿を見たとき、完成した映像をみたとき、何度も涙しました」という言葉に、小栗は「5年前、皆さんは実際にこの出来事を経験していて、映画では描かれていない大変さもたくさんあったと思います。DMATの皆さんには今後もご自分たちも無事に、いろいろな災害に向かっていってもらえたら」。

 松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介、森七菜へもモデルとなった関係者たちから、実在モデルはいないが世論を体現する重要な役どころを演じた桜井ユキへは関根監督から思いのこもった手紙が寄せられた。

 その中で「いつもならさよなら、という感じなんですけどまた船に乗り込むような気持ち」と初日を迎えた思いを語っていた窪塚。

 モデルとなったDMAT事務局次長・近藤久禎医師からの「真剣なお芝居の姿に勇気づけられ、戦い続ける勇気をいただけたことを今でも覚えています」という言葉に窪塚は「力を頂いたのはこちらのほう」と感謝。

 さらに「あの日、自分は何をやっていたかなと振り返ったら、テレビを見ながら“船から人を降ろしてるんじゃねーよ”と…思ってなかったですか?」と会場を見渡し「感染してるんだから人を降ろしてるんじゃねーよ、とか。しかも酒飲みながらね。そんなことを思っていたりした自分が本当に恥ずかしいな、と」と悔恨をあらわに。

「この作品をやらなかったら、こうやって見えないところで名もなき人たちが世界を支えて回しているんだということをうっかり忘れたまま前に進んでいたかなと思うんですよね。この映画に(小栗)旬に呼んでもらって本当に誇りに思います。取り戻せない大切な人や返ってこない大切な時間も、乗り越えて前に進めるきっかけをくれる映画だと思う」と本作への思いを語り、会場からも大きな拍手が沸き起こっていた。

 この日の登壇者は小栗旬、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介、森七菜、桜井ユキ、関根光才監督、増本淳プロデューサー。

森七菜、吉沢亮に感謝「本気で殴りかかってくれた」チャンバラで距離縮める

2025.06.06 Vol.web original

 

 映画『国宝』の初日舞台挨拶が6日、都内にて行われ、俳優の吉沢亮、横浜流星ら豪華キャスト陣と李相日監督が登壇。森七菜が吉沢に感謝しつつ爆笑の撮影エピソードを明かした。

 作家・吉田修一が、本作の歌舞伎指導も務めた中村鴈治郎の元で3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験をもとに書き上げた同名小説を映画化。

 公開初日を迎え、主人公・喜久雄役の吉沢、その親友にして宿命のライバルとなる俊介役の横浜をはじめ「早く見てほしい」と完成作に自信。

 本作を経て感謝したい人は?と聞かれると、吉沢、横浜は1年半にもわたる役作りを振り返りつつ、共演者やスタッフ、関係者に感謝。

 すると、喜久雄に思いを寄せる歌舞伎役者の娘を演じた森七菜も「作品に参加させていただいたこと自体がありがたいことなんですけど…」と切り出し「吉沢さんと、撮影する前に、チャンバラをさせていただいたんです」と明かし、吉沢も「やりましたね(笑)」。

 劇中にチャンバラシーンがあるわけではないが「慕う役で、初めましてに等しい状態だったので…まずはチャンバラで会話しながら。“元気?”、“はい、元気です!”って敬語で殴り合って。緊張してたんですけど、吉沢さんが本気で殴り掛かってくれたので感謝してます」と、チャンバラのおかげで緊張がほぐれたことを明かし、会場もびっくり。

 すると吉沢がすかさず「ちゃんと発泡スチロールの剣ですからね。当たっても痛くないやつ」と言い添え、会場も笑いに包まれていた。

 この日の登壇者は吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、宮澤エマ、田中泯、渡辺謙、李相日監督。

映画『国宝』出演の寺島しのぶ、歌舞伎の世襲を覆す設定にツッコミ? 渡辺謙「けっこう厳しい指摘」

2025.04.23 Vol.web original

 

 映画『国宝』(6月6日公開)の完成報告会見が23日、都内にて行われ、俳優の吉沢亮、横浜流星ら豪華キャスト陣と李相日監督が登壇。歌舞伎を題材にした作品に寺島しのぶが“ぶっちゃけ”トークで笑いを誘った。

 作家・吉田修一が、本作の歌舞伎指導も務めた中村鴈治郎の元で3年の間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験をもとに書き上げた同名小説を映画化。

 壮大なスケールの原作を映画化した李監督は「人間やればできるもんだなと思いました」と苦笑しつつ、カンヌ国際映画祭監督週間への正式出品決定に「カンヌ、国宝、歌舞伎…語呂がいいな、と(笑)。エンターテインメントでもあり、カンヌという場で作品としても評価してもらえて両軸そろった作品。あちらの方も、歌舞伎に対していろいろなイメージを持っていると思うので、それを新たに覆す体験をしてもらえたら」。

 自身も名門・尾上一門生まれである寺島しのぶは「自分自身とのつながりを感じた」と振り返りつつ「今回、役者というよりスタッフの一部みたいになってしまって。セットで、自分が見てきたものとちょっと違うなと思うと言ったりして…」と明かし、すかさず渡辺が「けっこう厳しい指摘がありました」。

 さらに寺島は、名門・丹波屋の看板役者・花井半二郎(渡辺謙)が、主人公・喜久雄(吉沢亮)の才能を見抜いて、実の息子・俊介(横浜流星)よりも引き立てようとするという設定に「夢があるな、と。世襲の歌舞伎界では、ほとんど考えられないこと。吉田さんは、すごいものをお書きになったと思いました」と感嘆しつつ、半二郎の妻役として「夫にムカついて仕様がなかった」とぶっちゃけ会場も大笑い。

 一方の渡辺は「吉田さんの本を読んだとき“こんなの誰も映像化できないよ”と思ったんですけど…いたんですね、ここに。完成作を見た後すぐに監督に電話して“これ吉沢の代表作になるね”と言ったんです」と絶賛し、吉沢も感謝。

 李監督も「無理だというのは僕も同感でした。だからこそ歌舞伎の映画がなかなか無いわけで。やってみて分かった」と苦笑しつつ、原作本の出版前から吉田氏から話を聞いていたことを語り「しのぶさんが言った、歌舞伎界ではあり得ないということを、吉田さんが突破した。次は自分が背負う番と思い、次に吉沢くんを引き入れて。僕一人では背負えないものを一人ひとりと背負い分けあった。(監修の)鴈治郎さんも前のめりで、いつカメラの前に出ちゃうかハラハラしました」と笑いを交えつつキャストスタッフに感謝。吉田氏から「想像を超えてきた」と絶賛されたエピソードも明かしていた。

 この日の登壇者は吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、田中泯、渡辺謙、李相日監督。

吉沢亮、横浜流星の女形役に共演女優が脱帽 高畑充希「2人が血反吐を吐くように…」

2025.04.23 Vol.web original

 

 映画『国宝』(6月6日公開)の完成報告会見が23日、都内にて行われ、俳優の吉沢亮、横浜流星ら豪華キャスト陣と李相日監督が登壇。歌舞伎俳優を演じた吉沢と横浜の女形に共演の女優陣が脱帽した。

 作家・吉田修一が、本作の歌舞伎指導も務めた中村鴈治郎の元で3年の間、歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験をもとに書き上げた同名小説を映画化。

 偶然にも同じ仕事現場にいたときに、本作のカンヌ国際映画祭監督週間への正式出品の知らせを聞いて大喜びしたという吉沢と横浜。

 吉沢は「普段から映画に携わらせていただいている人間としては、カンヌという場にお邪魔できるのもうれしいです。日本が誇る文化が世界に放たれてどう評価いただけるのか楽しみです」。横浜も「映画人としてカンヌはあこがれの場ですし、魂を込めた作品なのでうれしいです」と感激。

 吉沢が演じるのは、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の名門・丹波屋に引き取られ、稀代の女形として成長していく主人公・喜久雄。吉沢は「1年半にわたり役作りで歌舞伎と向き合ってきた。この作品はかけた時間とエネルギー量が桁違い」と振り返り「それだけのものを背負って現場に臨みました。今までの役者人生の集大成と言いますか、今まで培ったすべてをぶつけた作品です」。

 丹波屋の御曹司として生まれ、喜久雄の親友でありライバルの俊介を演じた横浜は「自分と正反対で、正直、苦手な人間でした」と苦笑しつつ「李監督との『流浪の月』のときもそうだったんですが、自分の中にもあるけど律して眠らせているものを李監督は解放して挑戦させてくれる。役者冥利に尽きました」。

 完成した作品に、吉沢は「すごいものを見た。総合芸術の素晴らしさがこの作品にはある」、横浜は「芸に生きた彼らを美しく感じ励まされました。自分も彼らのように生きるには、ただただ芸に身を尽くすのみと思いました」。

 全身全霊で歌舞伎俳優を体現した2人に共演陣も絶賛。2人を見守り続ける女性を演じた高畑充希は「2人が血反吐を吐く、じゃないですけど、頑張って芸を習得していく姿を見て、自然と舞台裏で何か力になれないかと思っていた感覚がよみがえりました」。

「吉沢さんは青い炎みたいで近寄れなかった」と吉沢の気迫を振り返った森七菜は「吉沢さんが移動中に物をポロっと落とされたことがあって、すごくきれいに、女性らしく拾われた瞬間があったんです」と感嘆。

「撮影の2カ月前から日本舞踊を、1カ月前から三味線の稽古を始めた」という見上愛は「日本舞踊の稽古で横浜さんを一瞬、目にすることがあったんですが、これはもう私は間に合わないかもと思いました」。女優陣からの絶賛に吉沢と横浜も照れ笑いしていた。

 この日の登壇者は吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、田中泯、渡辺謙、李相日監督。

松たか子、吉岡里帆から「ミューズってこういうこと」、森七菜から「女神」と賛辞

2025.01.13 Vol.web original

 映画『ファーストキス 1ST KISS』(2月7日公開)の完成披露舞台挨拶が13日、都内にて行われ、俳優の松たか子、松村北斗、吉岡里帆、森七菜らが登壇。吉岡と森が松へのファンぶりを語った。

 脚本家・坂元裕二とヒットメイカー塚原あゆ子監督が初タッグを組んだ異色のラブストーリー。

 事故で亡くした夫と出会う直前の日にタイムトラベルをする主人公カンナを演じる松が「自分にも返って来る物語」と言えば、松村も「2時間を感じさせない、それでいて密度のある映画。コスパがいいというか(笑)」。吉岡と森も号泣必至の映画と太鼓判。

 松と、その夫・駈を演じる松村北斗は本作が初共演。松村は「会う前は“芸能人・松たか子”みたいな印象だった」と振り返りつつ「会った初日から今日まで、距離感と話し方が変わらない方。…こう聞くと距離が離れたままと聞こえるかもしれませんが、初対面からずっと知った仲かのようにふるまってくれて。そのおかげで夫婦役がやれた」と松に感謝。

 吉岡は「坂元さん脚本の松さんが大好き。今回も、台本を読んでいると松さんで再生された。ミューズってこういうことなのかな、と。松さんしか考えられないと感じていました」と感嘆しきり。

 森も「高校生の時に、お母さん役と、同一人物の幼少期を演じさせていただいて。今回久しぶりにお会いして、あのとき、こんな女性になりたいと決意したんだったと思い出しました」と振り返り「本当に女神」。

 そんな2人の言葉に松も「教えられる立場の役どころで2人と再会できてうれしいです」と照れ笑い。

 この日の成人の日にちなみ新成人へのメッセージを求められた松と松村。松は「自分が思っている以上に、自分は可能性を持っているんだと信じて前に進んで」、松村は「僕は今年30歳なんですけど、いよいよ頑張り時だなと言う気持ち。20代はたくさん失敗できる時期だと思うので恐れずにいろんなところに行ってもらえたら」とエールを贈っていた。

 この日の登壇者は松たか子、松村北斗、吉岡里帆、森七菜、坂元裕二(脚本)、山田兼司プロデューサー。

森七菜、佐藤健の鋭い一言に「分析されちゃった」

2024.03.07 Vol.web original

 

 映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の完成披露試写会が7日、都内にて行われ、俳優の佐藤健、長澤まさみ、森七菜、ともさかりえと山田智和監督が登壇。世界中を旅する役どころを演じた森が「21日間で10カ国」をめぐるハードな撮影を振り返った。

 映画『世界から猫が消えたなら』などを生み出してきた川村元気による同名ベストセラーを映画化。かつての恋人から届いた手紙と突然、姿を消した婚約者の謎をめぐり、つづられていく愛の物語。

 佐藤が演じる主人公の過去の恋人役の森は「私は今22歳で、甘いラブストーリーをいっぱい見て来たんですが、この作品は一歩、大人になるためのラブストーリーのように思いました」と語り「もしこういうことが起きても、お互いを無駄に嫌い合わないようにする勉強ができた気がします」。

 そんな森が「アドリブが多かった」と明かすと佐藤も「過去の回想シーンなんですけど。アドリブの上に長回しで…。雑談しているところを撮られていた(笑)」と明かし「これは森さんだから成立したと思いました。何だったら、セリフが決められているシーンより輝いてらした」と森のアドリブ力を絶賛。

 森は「まさにそうです。分析されちゃった(笑)」と照れ笑い。劇中、重要なシーンでも登場する写真の中には、森が演技しながら撮影したものも多く使われているといい、森は「この作品で写真を勉強し始めてとても好きになりました」と目を輝かせたが、写真好きの佐藤が「私も気合を入れて撮ってましたよ。ただ、何にも使われてませんでした」とぼやき笑いをさそう一幕も。

 ウユニ塩湖やアイスランドなど、世界各地をめぐり撮影を行った森。「つらかったですね…」と苦笑しつつ「楽しかったんですよ、おいしかったし。でも21日間で10カ国まわってるので。単純計算で2日に1回、違う国にいることに。目まぐるしすぎて、コロンビアで1回、泣きました。母に電話して“帰りたい”って…」と告白。

 それでもウユニ塩湖の絶景には大いに感動したようで「長澤さんに電話をかけました。絶景を目の前にして、ぜひ長澤さんに見てほしくて」と言うと、森からの電話は無かったという佐藤が「思い浮かばなかったの?」とポツリ。すると森が「浮かびました。しっかり浮かんで、まさみさんに電話をかけました」と答え、佐藤をさらに苦笑させていた。

佐藤健、長澤まさみに「大好きになりました」一方、長澤は「かっこよすぎて恥ずかしくなっちゃう」

2024.03.07 Vol.web original

 

 映画『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の完成披露試写会が7日、都内にて行われ、俳優の佐藤健、長澤まさみ、森七菜、ともさかりえと山田智和監督が登壇。恋人役を演じた佐藤と長澤が照れながら互いをたたえ合った。

 映画『世界から猫が消えたなら』などを生み出してきた川村元気による同名ベストセラーを映画化。かつての恋人から届いた手紙と突然、姿を消した婚約者の謎をめぐり、つづられていく愛の物語。

 原作者の川村氏とは普段から交流がある佐藤。「リアルタイムで読んでいたんですけど」と、原作の魅力を語りつつ、映画化熱望について聞かれると「どうせ川村元気が書いているんだから、映画化するんでしょ、と。だったら自分がやりたいな、と…」とぶちゃけ、会場も大笑い。

 佐藤は「そうしたら、本当かどうか分からないですけど“主人公は健であて書きした”みたいなことを言ってました」と苦笑しつつ、脚本の段階から参加した本作への熱い思いを語った。

 そんな佐藤は、恋人役の長澤と劇中の役どころさながらの仲良しぶりも披露。今回の共演で再発見した互いの魅力について聞かれると、佐藤は「現場の空気は完全に長澤さんが作ってくれた。番長のようでした」と冗談めかしつつ「真面目な話、自分は長澤まさみという人の魅力をこんなに知らなかったんだと思い知らされました」。

 さらに「僕が好きだったエピソードがいくつかあるんですけど…」と語ろうとすると、長澤が「アレは言わないほうが…」と焦り、佐藤が「こうやって口止めされるんです。でも言うんですけど(笑)」。そんな2人の“わちゃわちゃ”に会場も大笑い。

 佐藤は「すごい大事なシーンで、僕はすてきなお芝居だと思ったんですが本人は納得いってないみたいで“昨日、家で練習したときはもっとうまくできたのにな”って。家で練習するの、長澤まさみが!?と思って大好きになりました」というエピソードを披露。

 努力家の面を披露され、照れる長澤。一方、佐藤について長澤は「かっこよすぎて恥ずかしくなっちゃって、これまでちゃんと話せなくて。たくさん話したことが無かったので、付き合いづらい人なんじゃないかと思ってたんですけど…本当はとても“いい子”でした(笑)」と笑いつつ「きっと高い理想はあるんだけど、現場では私の不器用なところも受け入れてくれる器の大きい人。過去が塗り替えられました」と語り、互いに照れながら、たたえ合っていた。

森七菜が「雪見だいふく」の“出来立て”再現方法を指南

2023.11.08 Vol.web original

 ロッテの人気商品「雪見だいふく」の新WEBCM『 弾むぷにぷにモチの楽しみ方』篇、『まるで出来立て』篇が11月8日より公開した。

 CMキャラクターには、今年で3年目の出演となる女優の森七菜。新WEBCMでは、森がCMキャラクター就任当初より、雪見だいふくの開発担当に食べ方アイデアとして熱く語っていた「雪見だいふく」をレンジで温める驚きの楽しみ方を紹介。食べごろ食感から、まるで出来立てのような食感まで、さまざまな食感の「雪見だいふく」を楽しむ事ができる新メソッドを披露している。

 雪見だいふくのベストな食感を楽しむには、常温で8分待つことを公式に発表しているが、消費者より「8分も待ってられない」といった声が多く寄せられている。これを解決する裏技をこの度公開。方法は「レンジで8秒温めるだけ」とのこと。

 そして、雪見だいふくをレンジで20秒温めると、ロッテ社内でも限られた関係者しか食べるチャンスがないといわれている“出来立て”のようなおいしさが楽しめてしまうというメソッドも。

 森のアイディアがきっかけとして生まれた“雪見レンチン”の楽しみ方が詰まった新WEB動画に注目だ。

森七菜「浴衣を着るのは人生初」という奥平⼤兼にびっくり

2023.07.06 Vol.web original

 

 公開中の映画『君は放課後インソムニア』のイベントが6日、都内にて行われ、ダブル主演を務めた森七菜、奥平⼤兼らキャストと池⽥千尋監督が登壇。明日の七夕にちなみ浴衣姿のキャスト陣がユニークな願いを明かした。

 浴衣で舞台挨拶に登壇した経験はと聞かれると、森は「私2回目ですね。昔…と言ってもたかが知れてる昔ですけど(笑)あります」と振り返り、共演陣の浴衣姿に「きれいですよねー。皆のことガン見していました。きれいだもん」とうっとり。

 一方、奥平は「僕たぶん浴衣を着るの人生で初めてなんです。下駄はプライベートで履いてるんですけど」と一同を驚かせつつ「みんなすごくきれい。僕も本当だったらこういう派手な色を着たいなと思ったんですけど、今日はかっこよく決めようと黒いのを選ばせてもらったんですけど。みんなすごいきれいですね」と女性陣の浴衣姿にほれぼれ。

 さらにこの日は、一同が七夕の日の願い事を披露。川﨑帆々花は「せっかく出会ったキャストや監督、スタッフの皆さんとまた違うところで会えたら」と言い、今後の希望を聞かれると「媚びを売っているとかではなくて(笑)、前から言っていることなんですけど、七菜ちゃんのような女優さんになりたい」と言い、森を照れさせた。

 永瀬莉⼦は「髪の毛が早く伸びてほしい」、安⻫星来は「浴衣を着て花火大会に行きたい」。上村海成は「僕は家をプールにしたいです。寝るのもプールの中で寝たい」と言い、森から「イヤです」、奥平から「考えたことないよ」と微妙な反応。

 奥平は「今まで水族館の良さが分からなかったんですけど、最近シャチの動画を見まして」とシャチの魅力を力説。最後に森が「夏だし、フェスに行きたいなとか思ってたんですけど…。でも本当に、媚びを売るとかなしに(笑)」と笑いつつ「この映画が本当にたくさんの人に遠くまで届きますように、ということしか出てこなくて」と本作への思いを語った。

 そんな森は、締めの挨拶をしようとしたところで、ふいに客席のとある観客に視線が釘付けに。「私の真ん前に(森が演じた)伊咲そのままの方がいて。自分の亡霊かなと。ドッキリしました」と、キャラクターのコスプレ客に感激していた。

 この日の登壇者は森七菜、奥平⼤兼、上村海成、安⻫星来、永瀬莉⼦、川﨑帆々花、池⽥千尋監督。

MEGUMIと萩原聖⼈「我々はよどみ切ってしまった」森七菜と奥平⼤兼のキラキラ感に「うらやましい」

2023.06.24 Vol.web original

 

 映画『君は放課後インソムニア』公開記念舞台挨拶が24日、都内にて行われ、W主演の森七菜、奥平⼤兼らキャストと池⽥千尋監督が登壇。森と奥平それぞれの親を演じたMEGUMIと萩原聖⼈が2人の「キラキラ」感に切ない本音をもらした。

 オジロマコトによる同名コミックを原作に、不眠症に悩む女子高生・曲伊咲と男子高校生・中⾒丸太の青春を描く。

 主人公2人を演じる森と奥平を、それぞれの家族を演じた共演陣も大絶賛。

 森が演じる伊咲の姉を演じた⼯藤遥が「ずっと見ていられる2人」と言えば、母役のMEGUMIも「七菜ちゃんは天才で、奥平くんはまた違う種類の天才。(森は)アドリブがすごく自然体なんですよね。ふわっと入ってもう伊咲になっている感じ。すごい人だなと前から思っていたんですけど、目の当たりするとすごくそれを感じました。奥平くんは、体内にうごめいているものがあるんですけどアウトプットするときは“静”になっているというか。2人ともすごいなと思っていました」と2人を絶賛。

 さらにMEGUMIは「(撮影現場が)めっちゃ暑かったんです。で私は白湯とか飲みながらフラ~っとなっていたんですけど、2人は同じ暑さの中、キャッキャしていて。それがまぶしすぎて。自分はよどみ切ってしまったんだなと反省していました(笑)」と苦笑。

 すると森は「今お話を聞きながら、すごくお肌がきれいだな…と。熱い中でも白湯を飲むということなんですね!」とMEGUMIの美容法に感心しきり。

 一方、奥平の父を演じた萩原聖⼈も「今しかないんだ、という2人のキラキラがいっぱい散りばめられていて、よどみ切った我々には、どう受け止めようという思いでした。心の叫びで言うと、うらやましい、もう戻れない、と(笑)」と言い、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は森七菜、奥平⼤兼、⼯藤遥、⻫藤陽⼀郎、MEGUMI、萩原聖⼈、池⽥千尋監督。

『君は放課後インソムニア』は公開中。

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