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松村北斗はアイドルと俳優のときで違う?「2人いるのかなと」高畑充希と宮﨑あおいが暴露

2025.10.10 Vol.web original

 

 映画『秒速5センチメートル』の初日舞台挨拶が10日、都内にて行われ、俳優の松村北斗、高畑充希らキャスト陣と奥山由之監督が登壇。松村が、SixTONESのメンバーといるときとの“違い”を高畑と宮﨑あおいから暴露されて苦笑する一幕があった。

『君の名は。』など数々の大ヒット作を生み出してきた新海誠の劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(2007年)の実写映画。主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描く。

 実写化発表から話題を呼んでいた本作。主人公・遠野貴樹役の松村北斗、ヒロイン・篠原明里役の高畑充希をはじめ、公開初日を迎え一同も感慨深げ。

 公開までの思い出を聞かれた松村は、釜山国際映画祭への参加を上げ「上映が終わったとき観客の皆さんから円のように囲まれて拍手を浴びて、この光景は一生忘れないだろうなと思いました」と感激。

 そんな松村のグループSixTONESの番組に出演したという高畑と宮﨑。宮﨑が「私と高畑さんは役者としての松村さんしか知らなかったから、こんなに違うお顔を持ってらっしゃるんだ、と」と振り返れば、高畑も「2人いるのかな、というくらい…。俳優の時は静かに、遠くにいて。(アイドルのときは)はじけてる姿が素敵でした(笑)」。

 アイドルとしての松村に、宮﨑は「すごくキラキラしていた。皆さんがチームで、何かあってもフォローし合ったり盛り上げ合ったりしていて。グループでもすごく素敵な時間を過ごしていらっしゃるんだな、と。そんな違う一面を見れたのもうれしかったです」。高畑も「俳優ってグループとか無いから…ああいう風に心を許せる仲間がずっと横にいてくれるって、いいなって」。

 2人からアイドル活動時と俳優時の違いを暴露された松村はクスクス笑う観客に「ダサいことしてるとバレるので静かに…」と苦笑。

 そんな松村は、物語にちなみ「ひと言だけ未来に残すとしたら?」と質問されると「やめない、という言葉。この仕事をしていて心がボロボロになることもあるんですけど、そこまでハードルを下げると気持ちが楽になるので、残して来世の自分に渡したい」と回答。一方で「ふざけていいなら、もち肌」と答えたが会場の微妙な空気に、奥山監督から「今日、グループの方がいないから僕では回収できないけど」と心配されていた。

 この日の登壇者は松村北斗、高畑充希、森七菜、青木柚、木竜麻生、上田悠斗、白山乃愛、宮﨑あおい、奥山由之監督。

実写化『秒速5センチメートル』に松村北斗「恐ろしかった」高畑充希「恐怖が8~9割」

2025.08.27 Vol.web original

 

 映画『秒速5センチメートル』(10月10日公開)の完成報告会が27日、都内にて行われ、俳優の松村北斗、高畑充希、森七菜らキャスト陣と奥山由之監督が登壇。松村と高畑が国内外で熱烈なファンを持つアニメの実写化へのプレッシャーを語りつつ、原作者の新海誠監督からの絶賛を喜んだ。

『君の名は。』など数々の大ヒット作を生み出してきた新海誠の劇場アニメーション『秒速5センチメートル』(2007年)の実写映画。主人公・遠野貴樹の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描く。

 新海ワールドの原点とも言われ、公開から18年経った今も熱烈なファンを持つ原作の実写化に、主人公・遠野貴樹を演じた松村が「恐ろしいなという感情がいの一番に湧き上がってきましたね。生身の人間になるんだというワクワク感と得体のしれない恐ろしさ、あこがれていた遠野貴樹を僕なんかがやるんだという恐怖が同時に襲ってきた」と振り返ると、ヒロイン・篠原明里を演じた高畑も「原作では大人になった明里はほとんど登場しないんですよね。私も原作を拝見していて貴樹目線で見ていたキャラクターで、マドンナ的存在。自分に話が来たときは何かの間違いだろうと思いました。恐怖が8~9割くらいでした」。

 大きなプレッシャーを感じながらも、奥山監督や共演陣との信頼とともに挑戦を振り返った一同。

 原作アニメを手がけた新海監督も「自分でも驚いたことに泣きながら見ていた。作っておいてよかったと心から思えた」と大絶賛のコメントを寄せており、新海監督と一緒に完成作を見たという松村は「僕も新海さんも何か分からないけど涙が出てきて。この映画に入る前に“北斗くんの貴樹を見たいですね”と言ってくださったことでチャレンジできた。でも見たかった貴樹になっていただろうか、と。でも新海さんが“北斗くんが貴樹でよかった”と。怖かったハードルを飛び越えさせてくださった」と新海監督に感謝。

 そんな松村に映画オリジナルキャラとなる科学館の館長・小川龍一役を演じた吉岡秀隆は「北斗くんと貴樹くんが一緒になる瞬間を見て泣けてきた」と感嘆し「だから北斗くん自身のことは知りたいのに知りたくないというか…僕の中で大事にしたい人」。吉岡の言葉に松村は「ちょっとピンとこない(笑)」と首をかしげつつ「いろんな姿を見ていてくださったんだなとうれしい」と感激していた。

 この日の登壇者は松村北斗、高畑充希、森七菜、上田悠斗、白山乃愛、宮﨑あおい、吉岡秀隆、奥山由之監督。

天海祐希、13代続く都内の駄菓子屋店主に感服「うちは現金。子どもも自分で計算」

2024.11.12 Vol.web original

 

 映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(12月13日公開)の完成報告イベントが12日、雑司ヶ谷・鬼子母神境内にある駄菓子屋・上川口屋で行われ、主演の天海祐希らキャストと中田秀夫監督が登壇。銭天堂の店主を演じた天海が、上川口屋店主の話に感服した。

 廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による大人気児童小説を原作に描く、幸運な人だけが辿り着ける、ふしぎな駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の物語。

 特殊メイクと衣装で駄菓子屋“銭天堂”の店主・紅子になり切った天海。子ども時代には自身も「行ってましたよー!」と言い「あんずのとか、ふ菓子とか。あの口が赤くなっちゃうやつね」と、共演の子役たちと“駄菓子”トーク。

 この日のイベントは豊島区・鬼子母神境内にある駄菓子屋・上川口屋。240年以上前に創業、13代続く駄菓子屋で、10歳のころから店に立っていたという店主の内山さんが「今は、キャッシュレスで黙ってても買えるコンビニがあるんですけど、うちは長くこの状態のままやってます。現金です。大体100種類くらい扱ってるんですけど、子供に選んでもらって、計算もしていただいて、ということを心がけております」。

 昔ながらの駄菓子屋のかたちに、天海も「子どものころって駄菓子屋さんが社交場でしたよね。小さいことでもちょっとずつ社会のルールを学ぶような場所でしたし。私は駄菓子屋さんは日本の文化だと思っていて。自分が好きというのもあるんですけど、どんどんなくなっていってるのが残念で。ぜひこの映画とともに盛り返してもらえたら」と語りつつ「私、大人買いしに行きますよ。親にやめなさい、って言われるんですけど。やっと大人買いできるようになったんだから」と胸を張り笑いを誘った。

「時代は変わっても、ここに来る子どもたちのキラキラした目は変わらないのでは?」と尋ねた天海は、内山さんから「本当にそうですね。好みも変わらないんですよ。あんずボーも浅草で作ってて100年だそうですよ」と教えられ「大事にしたいですね」。

 日本のみならず海外でも人気の本作。世界展開について聞かれると「ぜひよろしくお願いします!」と中田監督にアピールしつつ「そのときは“バイリンガール”が欲しいですね」と銭天堂で売っている「ふしぎ駄菓子」の名前を挙げていた。

 この日の登壇者は天海祐希、白山乃愛、番家天嵩、中田秀夫監督。

天海祐希、特殊メイクで“ふっくらお婆さん”『銭天堂』店主役

2024.11.12 Vol.web original

 

 映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(12月13日公開)の完成報告イベントが12日、雑司ヶ谷・鬼子母神境内にある駄菓子屋・上川口屋で行われ、主演の天海祐希らキャストと中田秀夫監督が登壇。銭天堂の店主を演じた天海が最初は3時間かかったという特殊メイクでの撮影を振り返った。

 原作は廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による大人気児童小説。幸運な人だけが辿り着ける、ふしぎな駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末を描く。

 5年前に本作の企画を自ら提案したという中田監督。当時小学生の娘が原作の大ファンで「お父さん、これ映画にして、と言われて」と明かし「子供向けの『笑ゥせぇるすまん』のような、ちょっと毒が含まれているところがいいなと思った」と言うと、天海も「子どもは家や学校関係の悩みが多いと思うけど、大人はもっといろんなことがあるので、そこに一つひとつ、チクチクと刺さる。大人こそ楽しめるのでは」と完成作に手ごたえ。

 駄菓子屋“銭天堂”の店主・紅子役を演じる主演の天海祐希も原作人気を知っていたと言い、オファーに「私がやっていいのかと思いました」と、原作の“ふくよかなお婆さん”のイメージに戸惑いもあった様子。

 初めのうちは約3時間かかったという特殊メイクと衣装で紅子になった姿に「鏡を見たら、そこにいた」と天海自身も感嘆しつつ、老けメイクに「祖母に似ていて(笑)。やっぱり似ていくんだな、と」と感慨深げ。

 さらに「メイクさんからは大丈夫と言われたんですけど、はがれないか気になって、口を動かさないようあまりものも食べずにいたらどんどん痩せて…。でもメイクと衣装のせいで誰も気づいてくれなかった」と苦笑した。

 紅子になりきった天海に原作ファンという共演の子役たちも大感動。白山乃愛は「現場でお話していると、テレビで見ていた天海さんと話しているというより紅子さんと話しているような気持ちでした」、番家天嵩も「アニメで見ていた紅子さんのオーラが出ていて、目の前にいる感じでした」と目を輝かせていた。

 

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