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本格復帰戦で髙木三四郎が葛西陽向にギブアップ勝ち。実はプロレスデビュー30周年も「俺の30周年、誰も覚えてないじゃん!」【DDT】

2025.11.03 Vol.Web Original

 プロレス活動を無期限休業していたDDTプロレスの髙木三四郎が同団体のビッグマッチ「Ultimate Party 2025」(11月3日、東京・両国国技館)で“デスマッチのカリスマ”葛西純の息子、葛西陽向を相手に本格復帰を果たした。試合は粘る葛西を相手に苦戦する場面もあったが、最後はテキサス・クローバー・ホールドでギブアップ勝ちした。

 髙木は体調不良と経営面に専念するため、昨年7月21日の両国国技館大会をもって休業に入っていたのだが、体調面もよくなってきたこともあり、今年8月19日の超日本プロレス上野大会で年内復帰を表明。同31日のDDT後楽園大会でこの両国大会での復帰を宣言し、同時に葛西を復帰戦の相手に指名していた。

 おなじみの入場テーマ曲が流れ、花道に髙木が現れると観客は大きな声援で出迎えた。髙木はパワーとベテランならではのえぐい攻めで葛西を翻弄。ブレーンバスターで投げ捨て、フィニッシュを狙いロープに走ると葛西にかわされ続け、延々とロープワークをさせられるはめに。ガス欠の髙木に葛西がラリアットを叩き込み形勢逆転。葛西のブルドッキングヘッドロック、ミサイルキックに息も絶え絶えの髙木。しかし再度トップロープに上ろうとした葛西に髙木はドロップキックを突き上げ阻止。そしてセカンドロープからのぶっこ抜きの雪崩式ブレーンバスター。とどめのスタナーこそ不発も、最後はテキサス・クローズドライン、デスバレーボム、そしてマッケンローで足を刈ってからのテキサス・クローバー・ホールドをがっちり。葛西がタップしないとみるや、なおも絞り上げタップを奪って勝利を収めた。

髙木三四郎が11・3両国で葛西純ジュニアを相手にレスラー復帰。陽向は「両国の第1試合であなたをぶっ倒します!」【DDT】

2025.08.31 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月31日、東京・後楽園ホールで夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2025【DAY2】」を開催した。プロレス活動を無期限休業していた髙木三四郎が11・3両国国技館で復帰することを発表。対戦相手には“デスマッチのカリスマ”葛西純の息子で8・30ひがしんアリーナでデビューしたばかりの葛西陽向を指名した。

 髙木は体調不良と経営面に専念するため、昨年7・21両国国技館大会をもって休業に入った。ここにきて体調面もよくなってきたこともあり、超日本プロレス8・19上野大会では年内復帰を表明していた。

 この日の第2試合終了後、リングに上がった髙木は「医者の許可が出たので復帰します。復帰場所は11・3両国国技館。対戦相手は、俺がまだDDTで試合をしたことのない男、葛西陽向! おまえだ!」と発表。

 葛西がリングに上がると、髙木が「デビューおめでとう。俺とおまえで両国の第1試合でシングルマッチだ。第1試合はメインの次に大事なんだよ。ここでしょっぺー試合したら、全体にかかわる。今日もいい第1試合だったよ。そうだろ?」と投げ掛けると、突然の指名に葛西は「急な指名で…。何と言えば、いいんだろう。でも入場でバテてるようなオジサンには、将来性ある若い力は負けないので、両国の第1試合であなたをぶっ倒します」と堂々の回答。髙木は「陽向、よく言った。DDTの両国のビッグマッチの第1試合で、この髙木三四郎とシングルで戦ったことをおまえの歴史に刻み込んでやる」と宣言。

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