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KO-D王者クリス・ブルックスが樋口和貞との前哨戦第1ラウンドで直接勝利し防衛に弾み。タッグ組んだ鈴木みのるは無差別級王座獲りにも色気!?【DDT】

2025.06.02 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月1日、愛知・中日ホール&カンファレンスで「名古屋ファイト・フィーバー 2025」を開催した。29日に後楽園ホールで行われるKO-D無差別級選手権試合(王者=クリス・ブルックスvs挑戦者=樋口和貞)の前哨戦第1ラウンドは王者のクリスが直接勝利を挙げ、防衛に弾みをつけた。

 この日、クリスはDDT UNIVERSAL王者の鈴木みのるとチャンピオンコンビを結成し、樋口、納谷幸男組と対戦。序盤、クリスと樋口はレスリングの攻防。鈴木と納谷が場外戦に発展すると、鈴木は容赦なくイス攻撃。リングに戻ると、樋口が鈴木にチョップ連打を繰り出せば、鈴木はスリーパーで応戦。クリスが樋口にミサイルキック、ダイビング・フットスタンプを見舞えば、樋口はクリスに強烈なチョップ連打。クリスが樋口を、鈴木が納谷をダブルで卍固めに捕らえる。樋口と納谷がクリスにダブルのチョークスラムもカット。クリスと樋口がチョップの打ち合い。樋口がラリアットをクリスに叩き込むもカウントは2。クリスはオクトパス・ストレッチで逆襲も、樋口はクローで脱出。鈴木が樋口をスリーパーで捕獲すると、クリスがハイキック、プレイングマンティスボムを決めて樋口から3カウントを奪取した。

樋口和貞が「KING OF DDT」1回戦で青木真也を破り完全復活アピール。2回戦では正田壮史と対戦【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。2022年覇者の樋口和貞が1回戦で“超難敵”の青木真也を破り、完全復活をアピールした。

 樋口は2022年のトーナメントを初制覇して、当時空位だったKO-D無差別級王座を初戴冠。2023年1月に同王座から陥落したが、DDTの強さの象徴として君臨した。だが、昨年6月より首の故障のため長期欠場し、3・20後楽園で復帰した。青木とは2022年10月12日、後楽園で「いつでもどこでも挑戦権」を行使される形で同王座をかけて戦い、樋口がベルトを守った。それ以来、2年7カ月ぶりの一騎打ちとなった。

 序盤、場外戦になると、樋口がチョップ連打、観客席のイスにぶん投げる。青木は傘で首を絞め上げ、スリーパー。丸め込み連発から、腕十字に移行も、樋口は抱え上げてクロースラム。ぶちかまし、アバランシュホールド、チョップ連打と怒涛の攻めも、ラリアットは青木にかわされてワキ固め、さらに腕固めもエスケープ。青木はトペから速攻で樋口をリングに戻すと、ダイビング・ニー、卍固め、エイオキクラッチもカウントは2。青木はヘッドバットにいくも、樋口の石頭で自らダメージを負う。ここで、樋口は一気に(ブレーン)クローで青木の額を締め上げると、青木はたまらずタップ。

クリス・ブルックスが「DGC」覇者・高鹿佑也を退け、KO-D無差別級王座V4。「KING OF DDT、絶対優勝して、挑戦者チョイスします」【DDT】

2025.04.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月6日、東京・後楽園ホールで「CHANGE AGE 2025 ~4月は僕の嘘~」を開催した。クリス・ブルックスが若手ナンバー1決定リーグ戦「D GENERATIONS CUP 2025」覇者・高鹿佑也の挑戦を退け、KO-D無差別級王座4度目の防衛に成功。シングルナンバー1決定トーナメント「KING OF DDT 2025」(5・6後楽園で開幕)での優勝を宣言した。

 戦前から高鹿を“ジェネリック遠藤哲哉”とやゆするなど眼中にない様子だったクリスは、スワンダイブを狙った高鹿の左ヒザにカウンターの低空ドロップキックを叩き込む。高鹿もバーニング時代の盟友だった岡田佑介さんの得意技であるインターセプトからアームロックにつなげ、クリスの腕を集中攻撃。だが、クリスはエルボーを打ち込んできた高鹿にカウンターのインローを叩き込み、ヒザにさらなるダメージを与えていく。これが功を奏し、高鹿がクリス戦用に編み出した新技・変型スカイツイスタープレスを完璧に決めたものの、自身のヒザのダメージでカバーが遅れて勝機を逃してしまう。最後はクリスが蒼魔刀、バズソーキックから、盤石のプレイングマンティスボムを決めて3カウントを奪取。試合後、クリスは高鹿の健闘を称え握手を交わした。

高鹿佑也が遠藤哲哉への思いを胸に「DGC」で万感の初制覇「大事な先輩との約束を果たすため、KO-D無差別級必ず獲ります!」【DDT】

2025.02.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが2月23日、東京・後楽園ホールで「NEXT GENERATION 2025 ~如月ロマン~」を開催した。若手ナンバー1決定リーグ戦「D GENERATIONS CUP 2025」(以下、DGC)優勝決定戦で高鹿佑也が正田壮史を破って初制覇。高鹿は4月6日、後楽園でKO-D無差別級王座(3・20後楽園での王者=クリス・ブルックスvs挑戦者=高梨将弘の勝者)に挑むことが決まった。

「DGC」は2023年(リーグ戦)に初開催され、優勝決定戦で正田が先輩の高鹿を倒して優勝。昨年(トーナメント)はTo-yが優勝決定戦で瑠希也を下して優勝した。今年のファイナルは高鹿にとって、成し遂げなければならないリベンジ戦だった。

 序盤から高鹿は腕を攻めていき、トペを狙うも蹴りで迎撃され場外に転落し、正田のブレーンバスター、パイルドライバーを食う。それでも執ように腕を狙っていく高鹿を正田がジャーマンで投げるも、高鹿はアームロックで逆襲。正田の正田のチカラKOBUムキムキを切り返した高鹿は元バーニングの岡田佑介(引退)の得意技インターセプトを繰り出す。さらに高鹿は兄貴分・遠藤哲哉の得意技・旋回式トーチャーラックボムを見舞うもカウントは2。ムーンサルト・プレスは自爆してしまう。正田は蹴りで反撃していくが、正田のチカラKOBUムキムキをまたもや切り返され、高鹿がアームロック。そして、高鹿は変形トライアングルランサーで締め上げてギブアップを奪った。

2・23後楽園での若手リーグ戦「DGC」優勝決定戦「正田壮史vs高鹿佑也」はメインイベントで実施

2025.02.11 Vol.Web Original
 DDTプロレスが2月10日、東京・渋谷区のAbemaTowersで若手ナンバー1決定リーグ戦「D GENERATIONS CUP 2025」(以下、DGC)の優勝決定戦(2月23日、東京・後楽園ホール)に向けて記者会見を行い、Aブロック代表の正田壮史、Bブロック代表の高鹿佑也が登壇した。
 
 正田は3戦全勝で優勝決定戦にコマを進め、高鹿は最終公式戦(2・9仙台)でTo-yを破り、逆転でブロック突破を果たした。正田vs高鹿の対戦カードは2023年の「DGC」優勝決定戦と同じマッチアップとなる。「DGC」優勝者には、4・6後楽園でKO-D無差別級王座への挑戦権が与えられる。現王者はクリス・ブルックスだが「旗揚げ28周年記念大会」となる3・20後楽園での防衛戦(次期挑戦者は未定)を控えており、その王座戦の勝者に「DGC」優勝者が挑むことになる。
 
 決戦に向け、高鹿は「第1回のDGCのときと同じ状況だと思ってます。第1回、(優勝決定戦で)正田に負けてしまって。あの日を境に自分と正田の差が大きく生まれてしまった。今回は意地でも優勝して、できてしまった正田との差を少しでも埋めたいと思っています。今の自分の熱い気持ち、自分の勢い。これを正田にぶつけて、僕が優勝して正田の計算が大きく狂っていたと証明したいと思います」と意気込んだ。
 
 2023年覇者の正田は「Aブロック、全勝で勝ち上がって、まさしく僕の計算通りだったと思ってます。会見のときに言ったように、決勝では高鹿さんと当たりたいと思っていて。そうイメージしてたんですけど、計算通りだったということで。Bブロック、誰が上がってこようと勝てるイメージで、計算し尽くしたうえでの参戦だったので。決勝戦、過去に起こった出来事は繰り返すってことで。今回も僕がバッチリ勝って、全勝で勝って。その先にはKO-D無差別級のベルト。これはクリスから獲りたいんです。だからクリスには(3・20後楽園で)防衛してもらって、クリスから無差別級のベルトをしっかり獲って、親孝行します」と優勝の先を見据えた。

中村&To-y&高鹿&石田&須見の若手5人衆がKO-D10人タッグ王座初Vに成功し、リーグ戦「DGC」に向け決起【DDT】

2025.01.05 Vol.Web Original
 DDTプロレスが1月5日、東京・板橋グリーンホールで「全席3000円!DDT新春プロレスまつり!2025」を開催した。中村圭吾&To-y&高鹿佑也&石田有輝&須見和馬の若手5人衆がKO-D10人タッグ王座の初防衛に成功し、2・4新宿FACEで開幕する若手ナンバー1リーグ戦「D GENERATIONS CUP」に向け、それぞれが決起した。
 
 昨年10・19池袋で王座戴冠した若手5人衆に課せられたのは「サバイバル4WAY10人タッグマッチ」での初V戦。試合形式は敗者のチームが脱落していき、最後に残ったチームの勝ちとなるシビアなルール。挑戦者組は男色ディーノ&大鷲透&彰人&平田一喜&アントーニオ本多、ダムネーションT.Aの佐々木大輔&KANON&MJポー&デムース&イルシオン、HARASHIMA&高尾蒼馬&納谷幸男&松永智充&夢虹の3チーム。

ノア継続参戦決まった遠藤哲哉が高鹿佑也との区切りの一戦で完勝。「DDTのトップを獲るために、ノアのリングでトップを獲って帰ってきます」【DDT】

2025.01.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月3日、東京・後楽園ホールで年始興行「新春☆ドラマチックパレード2025~答え合わせは一年後~」を開催した。昨年12月28日、両国国技館大会の試合後にバーニング解散を宣言し、1・2新宿FACEでノア継続参戦を表明した遠藤哲哉が高鹿佑也との区切りの試合で勝利を収めた。
 
 遠藤のノア参戦希望を受け、両団体間で協議した結果、ノアへの継続参戦とDDTへの無期限欠場が決まった。DDTには1・5板橋グリーンホール大会が区切りの出場となる。いきなりGHCナショナル王者・征矢学に挑戦表明した遠藤は1・11後楽園でのチャレンジが決定。この日の一戦はデビュー間もない頃から、遠藤が手塩にかけて育ててきた後輩・高鹿とのケジメマッチとなった。
 
 まずはグラウンドでのレスリングの攻防。場外戦になると、高鹿が鉄柱を利して腕攻め。高鹿はバーニングの元メンバーで引退した岡田佑介さんの得意技インターセプトを繰り出すと、変型フィッシャーマンズ・バスター、ムーサルト・プレスからアームロックも遠藤が脱出。遠藤は旋回式トーチャーラックボムから必殺のバーニングスター・プレスを決めるもフォールにはいかず。最後はエクスプロイダーを見舞って3カウントを奪った。

前哨戦全敗だった高鹿佑也がTo-yに一矢報いKO-Dタッグ王座獲り誓う「自分で頑張って、両国でタッグのベルト獲ります」【DDT】

2024.12.23 Vol.Web Original
 DDTプロレスが12月22日、東京・後楽園ホールで「NEVER MIND 2024」を開催した。年末のビッグマッチ「Ultimate Party 2024」(12月28日、東京・両国国技館)で遠藤哲哉とのコンビで、MAO&To-yとのKO-Dタッグ王座決定戦に臨む高鹿佑也が一矢報い、ベルト獲りを誓った。
 
 このタイトル戦が決まってから、一連の前哨戦で高鹿は同世代のライバル・To-yに全敗を喫していた。最後の前哨戦となるこの日はなんとしてでも結果を残したいところだった。
 
 遠藤、高鹿は彰人とのトリオで、MAO、To-y、高尾蒼馬組と激突。気合が入った高鹿は高尾にトペを敢行。遠藤はMAOにサスケスペシャルを投下すると、遠藤と高鹿は合体式のニードロップをTo-yにぶちかます。高鹿とTo-yがエルボー合戦で意地の張り合い。To-yが高鹿にドロップキック、コジマワンダーランド、コジマインパクトとたたみかけるも遠藤がカット。高鹿はTo-yの左腕をつかむと強引にチキンウイング・アームロックへ。耐えたTo-yだったが、危険とみなしたレフェリーが止めて、高鹿がついに前哨戦初勝利を奪った。

To-yが高鹿佑也との激闘制し、KO-Dタッグ王座獲りに自信満々「両国でKO-Dタッグ獲って、2025年は僕とMAOさんの年にしてやるよ!」【DDT】

2024.12.12 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月11日、東京・新宿FACEで「Road to Ultimate Party 2024 in SHINJUKU」を開催した。28日の東京・両国国技館で空位のKO-Dタッグ王座を争うサウナカミーナのTo-yとバーニングの高鹿佑也がシングルマッチで前哨戦を戦い、勝利したTo-yがベルト獲りに自信を見せた。
 
 両国でTo-yはMAOと、高鹿は遠藤哲哉と組み、王座決定戦に臨む。これまでのタッグマッチでの一連の前哨戦ではTo-yが白星を重ねてきた。
 
 序盤は高鹿がTo-yの左腕に集中砲火。高鹿を場外に落としたTo-yはトペコン・ヒーロを発射。リングに戻ると、コーナーでマシンガンチョップからドロップキック連打。エルボー連打で反撃の高鹿は再び腕攻めへ。その後、腕を取って、両者、壮絶なエルボーの打ち合いに発展も、To-yがコジマインパクトを決めて3カウントを奪取。またしても勝てなかった高鹿はマットを叩いて悔しさを露わにした。

KO-Dタッグ王座前哨戦第1ラウンドはサウナカミーナTo-yがバーニング高鹿に快勝。「もっと狂えよ。そうしないと僕とMAOさんには勝てない!」【DDT】

2024.12.02 Vol.Web Original

 DDTプロレスが12月1日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「DDT年末ファン感謝デー! in TOKYO」を開催した。12・28両国国技館で行われるKO-Dタッグ王座決定戦(MAO&To-yvs遠藤哲哉&高鹿佑也)の前哨戦第1ラウンドは、サウナカミーナのTo-yがバーニングの高鹿に快勝した。

 この日、6人タッグ戦で上野勇希&MAO&To-yが遠藤哲哉&飯野雄貴&高鹿佑也で激突。先発したTo-yと高鹿は激しくエルボーを打ち合うなど意地の張り合い。サウナカミーナが好連係を決めると、バーニングも負けじと合体技で攻め込む。To-yが高鹿にチョップを連打すれば、高鹿はTo-yの腕を蹴り上げる。高鹿がTo-yに変型フィッシャーマンズ・バスターからコーナーに上ろうとすると、阻止したTo-yが雪崩式コジマワンダーランドをさく裂させて3カウントを奪取した。

 To-yは「痛いけど、俺の左腕は壊れてない。てことは、高鹿の魂はまだ左腕にすら伝わってきていない。もっとここ(心)にある気持ちでぶつかってこいよ。もっとおかしいくらい狂えよ。そうしないと僕とMAOさんには勝てない。高鹿、悔しいだろ。悔しいまんまじゃ何も始まらないからな。両国までに高鹿だけじゃなく、遠藤哲哉の胸も全部裂いてやるからな」と意気軒高。MAOは「心が強くなってる。俺はもう全力でバックアップするって決めたよ。俺が今まで培ってきたタッグの経験から、おまえがどうベストに動けるかを模索して頑張るよ。おまえの心意気に応えるぜ」とTo-yのサポート役に徹する意向を明かした。

 一方、高鹿は「前哨戦はまだ始まったばかりだろ。残り全部勝って、両国は俺と遠藤さんが勝って必ずベルトを獲ってやる」、遠藤は「DDTで一番燃え上がってるのはサウナじゃないんだ。俺たちバーニングだ!」と叫んだ。

KO-Dタッグ王座挑戦消滅の高鹿佑也がTo-yと火花。12・28両国でMAO&To-yと遠藤哲哉&高鹿で王座決定戦へ【DDT】

2024.11.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月23日、東京・後楽園ホールで「Get Alive 2024」を開催した。KO-Dタッグ王座挑戦が消滅したバーニングの高鹿佑也がサウナカミーナのTo-yとバチバチに火花を散らし、「Ultimate Party 2024」(12月28日、東京・両国国技館)でMAO&To-yvs遠藤哲哉&高鹿によるKO-Dタッグ王座決定戦が実施されることが決まった。

 本来なら、遠藤&高鹿がしゅんまお(MAO&勝俣瞬馬)の持つKO-Dタッグ王座に挑む予定だった。ところが勝俣が11・16横浜での試合で負傷し、左ヒザ前十字靭帯断裂及び外側側副じん帯損傷と判明し、今大会の欠場が決定。王座戦は中止となり、サウナカミーナ(上野勇希&MAO&To-y)vsバーニング(遠藤&飯野雄貴&高鹿)による6人タッグ戦に変更された。

 初の同王座挑戦が消えてしまった高鹿は怒りをぶつけるかのように、キャリアも年齢も近いTo-yと激しい攻防。サウナカミーナの3人が同時に場外ダイブを敢行すれば、遠藤もサスケスペシャルを発射。To-yはコーナーマット、鉄柱超えのトペコン・ヒーロを見舞う。両軍、ノンストップのめまぐるしい一進一退の戦いが続くなか、To-yがコジマインパクトで高鹿を仕留めてサウナカミーナが勝利を収めた。

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