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6・1後楽園でUNIVERSAL王座争うMAOと高梨が勝利後のプラン明かす【DDT】

2022.05.20 Vol.Web Original

挑戦者は「若い世代とタイトル戦で戦いたい」

 DDTプロレスが5月19日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、6月1日の東京・後楽園ホールで、DDT UNIVERSAL王座を争うMAO(王者)と高梨将弘(挑戦者)が、ともにタイトル戦で勝利した後のプランを明かした。

 高梨は「このベルトに挑戦するのは2度目なんですけど、前回挑戦した際に言わせていただいた目標と同じ気持ちがあるんで。それをもう1度改めて言わせていただきます。吉村(直巳)選手、勝俣(瞬馬)選手、MAO選手と戦っていくうちに、その気持ちが強くなった。新しい世代の選手たちとタイトルマッチを重ねてみたい気持ちがあって。ケガをする前、戦ったことはあるんですけど、シングルのタイトルをかけて戦ったことがないんで。彼らとタイトルマッチという舞台で戦ってみたい。今、DDTのリングに上がってない選手、BASARAの中津(良太)選手、下村(大樹)選手、中野(貴人)選手、神野(聖人)選手だったり。下村選手とHEAT UPで戦ってる姿を見た島谷(常寛)選手とか、若い選手たちと戦ってみたい。比較的、外の団体に出ることが多くて、成長した彼らの姿を見ることは多いんですけど、戦うまではいかない部分があるので」と話した。

 さらに、「このベルトはユニバーサルとして、ある意味、自由に外に出してもいいベルトなのであれば、そういうのにしていきたいと思ってて。海外という枠だけじゃなく、国内でもいろんな枠があると思います。熊本にいる梅田(公太)だったり、樋口(和貞)選手、そういった人たちと戦ってみたい。ベルトを獲った上でやっていきたいことです」とベルトを奪取した後の青写真を描いた。

 また、DDTの後楽園大会でシングルのメインに立つのは約3年半ぶりだという高梨は「(2018年の)DDT総選挙で1位を取って、佐々木(大輔)とやったとき、そのときに公約に掲げていたものが自分のなかで消化し切れてない部分があるんです。ベルトを獲って自主興行で後楽園でやりたいカードをやるというようなことを言わせてもらった。負けてしまって実現できなくて、あのとき見に来てくれたファンの皆さまだったりに伝えたい言葉があったんですけど。今回のチャンピオンはそのときの相手とは違いますし、見てくれている方たちも違うかもしれないですけど、どうしても消化しておきたいものなので。3年半ぶりに立つDDTメインのリングで勝って、皆さんにお伝えしたい気持ち、その後にやりたいことがあります。もう一つ、ベルトを獲った上で、今年のうちにやらなければいけない対戦相手と戦いたい。今ここでは名前は出せないんですけど、先ほど言った若い世代とは違う、どうしてももう1度戦っておかないといけない相手がいるので。これはUNIVERSALとは別の話になっちゃうんですけど」と続けた。

朱崇花がMAOとのコンビで女子初のKO-Dタッグ獲り宣言。王者・高梨は「防衛してCDKの価値を高めてワールドツアーを!」【DDT】

2022.05.20 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月19日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、22日の東京・後楽園ホールでCDK(クリス・ブルックス、高梨将弘)の持つKO-Dタッグ王座に挑む朱崇花(パートナーはMAO)が女子では史上初となる同王座戴冠を宣言した。

 挑戦者組の朱崇花は「5月1日の横浜武道館で、きっと絆が深まったであろうMAO&朱崇花なんですけど。同じハイフライヤーとして、同じくくりで見られることも多かったんですけど。プロレス観が全く合わないんで。その2人が融合することで面白いタッグになるんじゃないかと、私も楽しみ。女子初のKO-Dタッグのチャンピオンになれればいいなと思います」とキッパリ。

 MAOは「正直言って冒険です。ミックストで挑戦することも、サウナカミーナというユニットがあるなかで、別のチームで挑戦するのも冒険です。そこには確固たる自信があって。いけるという自信があるから挑戦するわけで。相手がCDK。こんなにワクワクすることはない。最近サウナカミーナで安定を求めてた部分もあるので、ここは攻めて2人で挑戦する冒険を楽しみたい。過去に女子が挑戦はあったみたいですけど、戴冠はないみたいなんで、史上初の快挙をやって。僕もKO-Dタッグは(マイク・ベイリーとの戴冠で)思い入れがあるベルト。挑戦表明したとき、高梨さんからベイリーの名が出てきて、俺ってタッグ巻いてて、タッグのそういうスタイル得意だったなって。最近忘れてたことだったので、思い出させてもらった。自分の得意なスタイルに、朱崇花もついてこれるし、俺たちのスタイルでKO-Dタッグを獲りたい!」とベルト獲りを口にした。

彰人副社長がフェロモンズとの合体に難色も…高木三四郎社長の懐柔作戦で心変わり「アイツらをだまして、僕がしっかり壊滅させます」【DDT】

2022.05.12 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月11日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -May-」を開催。「CyberFight Festival 2022」(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で、フェロモンズとのタッグが組まれた彰人副社長が難色を示すも、高木三四郎社長の説得に折れて、内側からハレンチ軍団壊滅に動くことになった。

 サイバーファイトフェスで彰人はフェロモンズの飯野“セクシー”雄貴、男色“ダンディ”ディーノ、今成“ファンタスティック”夢人と組み、高木、ケンドー・カシン、青木真也、堀田祐美子組と対戦する8人タッグマッチがラインアップされた。

 この日、彰人は大鷲透と組み、飯野、ディーノ組と対戦。試合前の入場コールで、ディーノが「彰人副社長! そんなにフェロモンズに入りたいんだったら、この試合で我々が査定してやる」と宣言。フェロモンズがリングインすると、彰人は「僕は1ミリたりとも入りたくない。サイバーファイトフェスを盛り上げるために、そっちにいくだけ。そもそも、プロレス界一、お下劣なユニットにいくわけがない」と応じた。

 試合が始まると、フェロモンズは彰人を査定すべく、要所要所で、お下劣殺法に加わるように誘うも、彰人は拒否。最後は飯野が妖ーロピアンクラッチで彰人を丸め込んでフェロモンズが勝利した。

5・22後楽園でKO-D6人タッグ王座を争うダムネーションT.Aとイラプションがバチバチに火花【DDT】

2022.05.12 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月11日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -May-」を開催。22日の東京・後楽園ホールでKO-D6人タッグ王座決定トーナメント決勝を争うダムネーションT.Aとイラプションが前哨戦でバチバチに火花を散らした。

 5・22後楽園ではダムネーションT.Aの佐々木大輔、MJポー、KANON組と、イラプションの樋口和貞、坂口征夫、岡谷英樹が新6人タッグ王座を争うが、この日は坂口の代わりに若手の石田有輝が入って前哨戦を戦った。

 ダムネーションT.Aはイス攻撃で奇襲をかけると、キャリアの近いKANONと岡谷が激しくやり合った。樋口が佐々木をブレーンクローで追い込むと、佐々木はクロス・フェースロックでうまく切り返すなどめまぐるしい攻防が続いた。10分過ぎ、ポーがラリアットからデスバレーボムで叩きつけて石田から3カウントを奪取。試合後も、KANONと岡谷はエルボー合戦を繰り広げた。

MAO&朱崇花が前哨戦でCDKを破り、KO-Dタッグ王座獲りに弾み「KO-DタッグもUNIVERSALも俺たちのモノにする」【DDT】

2022.05.12 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月11日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -May-」を開催。22日の東京・後楽園ホールでCDK(クリス・ブルックス、高梨将弘)の持つKO-Dタッグ王座に挑むMAO、朱崇花が6人タッグでの前哨戦を制して、ベルト獲りに弾みをつけた。

 この日、MAOと朱崇花は勝俣瞬馬と組み、CDKはアントーニオ本多とのトリオで対戦。CDK組は絶妙なコンビネーションを披露するも、MAO組も朱崇花の奮戦で一進一退の攻防が続いた。MAO組は3人がかりの合体式ミラクルエクスタシーで本多を叩きつけるも、これはカットされた。朱崇花が場外へのムーンサルトアタック、勝俣がトペを敢行し、リング上はMAOと本多の1対1に。本多もルー・テーズプレス、トラースキックなどで応戦するも、MAOが掌底連打、竜巻旋風脚、みちのくドライバーⅡとたたみかけて、本多から3カウントを奪取した。

ノア・拳王が一騎打ちの佐々木大輔を火炎蹴りでKO「もう戦いは始まってんだよ」【サイバーファイトフェス】

2022.05.11 Vol.Web Original

 CyberFightが5月10日、都内のホテルで、傘下4団体(DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行「CyberFight Festival 2022」(以下、CFF=6月12日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見を開き、金剛のリーダー・拳王(ノア)が一騎打ちを行うダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔を火炎蹴りでKOした。

 DDTの5月1日、横浜武道館に拳王が乱入し、高木三四郎にシングル戦を要求。これを佐々木が買って出て、両者による全面対抗戦が決まっていた。この一戦は第9試合で行われる。

 ふだん通り、佐々木は会見に缶ビールを飲みながら登壇。一方、コスチューム姿で登場した拳王は、それを見て「テメエ、会見にビール? メチャクチャすべってるからな!」と言い放った。

DDT10代プロジェクトのユニコーン&イルシオンがチャレンジマッチで遠藤、上野を相手に奮闘【DDT】

2022.05.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月6日、東京・新宿FACEで「Audience 2022 TOUR in SHINJUKU」を開催。こどもの日の翌日とあって、DDT10代プロジェクト「DDTeeeen!!」の両輪である14歳のエル・ユニコーン、19歳のイルシオンがチャレンジマッチに臨み、敗れはしたものの奮闘した。

 まず第3試合で、イルシオンが上野勇希にチャレンジ。イルシオンはブレーンバスター、エルボー連打などで必死の攻めを見せたが、上野のフロッグ・スプラッシュで憤死。

 次に第4試合で、ユニコーンがKO-D無差別級王者の遠藤哲哉に破格のチャレンジの機会を得た。体格ではるかに劣るユニコーンは変幻自在の空中殺法、丸め込み連発で食い下がったが、遠藤のふだん以上の回転数の旋回式トーチャーラックボムで沈んだ。

 イルシオンは「20代の選手と初めてシングルやりました。改めて力の差を知りました。結果は全然満足してない。もし次があったら絶対に俺が上野選手を倒します。もうすぐ20歳になるので、たくさん10代の選手とやって、10代興行を盛り上げて、DDTeeeen!!の中心になります」と話した。

5・22後楽園でのKO-D6人タッグ王座決定T決勝はダムネーションT.A対イラプション。佐々木大輔「はく奪されたベルト、俺たち4人で取り戻す」【DDT】

2022.05.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月6日、東京・新宿FACEで「Audience 2022 TOUR in SHINJUKU」を開催。22日の東京・後楽園ホールで行われるKO-D6人タッグ王座決定トーナメント決勝の組み合わせがダムネーションT.A(佐々木大輔、MJポー、KANON)vsイラプション(樋口和貞、坂口征夫、岡谷英樹)に決まった。

 同王座は佐々木、藤田ミノル、ポー組が保持していたが、藤田が左眼窩底(がんかてい)を骨折し戦線離脱したため、団体内で協議した結果、返上の扱いとなった。それに伴い、4チームによる王座決定トーナメントが実施されることになり、この日1回戦2試合を行った。

 まず、第5試合でイラプションの3人が彰人、町田光、タノムサク鳥羽組と対戦。先の「路上プロレス世界一決定戦」でプロレスデビューした元キック王者の町田は、初のリングでの試合となった。町田は強烈なキックの連打で攻め立てたが、樋口のチョップ、ブレーンバスターを食い、プロレスの洗礼を浴びた。10分過ぎ、岡谷が鳥羽のパンチ連打に苦しみながらも、ノーザンライト・スープレックスで鳥羽を仕留めイラプションが勝利。

KO-Dタッグ王者のクリス&高梨が前哨戦でMAO組を制し防衛戦に弾み。「防衛した、その先はワールドツアーやりたいな」【DDT】

2022.05.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月6日、東京・新宿FACEで「Audience 2022 TOUR in SHINJUKU」を開催。22日の東京・後楽園ホールで、MAO&朱崇花の挑戦を受けるKO-Dタッグ王者のCDK(クリス・ブルックス&高梨将弘)が前哨戦を制して、防衛戦に向け弾みをつけた。

 この日、MAOは勝俣瞬馬との「しゅんまお」でCDKと対戦。試合は4者が入り乱れためまぐるしい攻防となったが「しゅんまお」が「俺たちのMADMAX」を狙うも高梨が阻止。クリスは2人まとめてのカッターで攻め込むと、CDKはMAOと勝俣をEverclearで丸め込んで3カウントを奪取。抜群の連係でCDKが王者組としての貫禄を見せつけた。

 高梨は「MAO! タッグと(DDT)UNIVERSALのタイトル決まって。俺と久しぶりに当たるのが楽しみだって? 俺もだよ。ここ2~3年、俺の気持ちがDDTから離れてしまってるんじゃないかって? それだけは否定させてもらうぜ。このDDTを引っかき回すのは、CDK、アントーニオ本多だ」とマイク。

勝俣瞬馬&小嶋斗偉の“親せき”の女子プロレスラーが5・22後楽園でプロミネンス軍を迎撃「私が瞬馬の代わりにぶっ潰してあげる」【DDT】

2022.05.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月2日、東京・渋谷区のAbemaTowersで前日の横浜武道館大会の一夜明け会見を開き、22日の東京・後楽園ホールで、勝俣瞬馬と小嶋斗偉の“親せき”の女子プロレスラーがプロミネンスの鈴季すず、藤田あかねを迎え撃ち、全面対抗戦を行うことが電撃決定した。

 横浜武道館には鈴季らのプロミネンス軍団が乱入し、勝俣をボコボコにして対戦要求したが、これを受けて、5・22後楽園での勝俣、小嶋組vs鈴季、藤田組が決まったとアナウンスされた。

 小嶋とともに会見に出席した勝俣は「リング上でも言ったんですけど、プロミネンスとはやりません。このカード、勝手に決めてもらうのやめてもらっていいですか? 僕は鈴季すずには1回勝ってるし、やる必要がない」と断固拒否。

 今林久弥GMから「会社が決めたカードですから、やっていただかないと…」と突っ込まれると、勝俣は「分かりました。僕、親せきに女子プロレスラーがいるんです。今日帰ってきたばかりなので。近くにいるみたいなんで。その女子プロレスラーでいいですか? 呼んでくるんで」と言って去って行った。

UNIVERSAL王座守ったMAOが2冠獲りに意欲「勢いのある自分と朱崇花とだったら存在感でも、いいタッグチャンピオンになれる絵が浮かんできた」【DDT】

2022.05.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月2日、東京・渋谷区のAbemaTowersで前日の横浜武道館大会の一夜明け会見を開き、挑戦者・朱崇花を破って、DDT UNIVERSAL王座のV2に成功したMAOが登壇した。

 MAOは「結構苦戦しました。あんなに強いとは思わなかった。もともとリスペクトしていたんで、戦ってみてリスペクトが深まりました。朱崇花、いろんなところで結果を出して、勢いある選手と防衛戦やって、競り勝って防衛できたことがよかったです」と笑み。

 その朱崇花とはコンビを組んで、22日の東京・後楽園ホールで、CDK(クリス・ブルックス、高梨将弘)の持つKO-Dタッグ王座に挑むことになったが「K0-Dタッグに挑むとなった場合、本来ならサウナカミーナに所属してるんで、小嶋(斗偉)とかを引っ張っていって、やるべきだとは思ったんですけど。今勢いのある朱崇花と、自分もUNIVERSALのベルトを獲ってすごく勢いがあるので。自分のスキルの底上げじゃないですけど、勢いがあるうちにちゃんと結果を出したいと思って。朱崇花とだったら存在感でも、いいタッグチャンピオンになれる絵が浮かんできたので、行ってみるかって勢いで」と話した。

 朱崇花が「MAOとはプロレス観が違うから、いいタッグになるかも」と発言したが、MAOは「似て非なるんです。スタイル的にそばから見てると、似てる部分が多いかもしれないですけど。朱崇花の根本にあるのは女子プロレスだし、僕の根本にあるのは、また違う系譜のプロレスなので、合わないところは合わないと思います。そこを足し算にできるのが、このタッグだなと思っていて。実際、3年くらい前に京都で組んでメインイベントをやったことがあって、すごく手応えを感じてたので。この3年お互い違う道で進化してきてると思うので。時を経て、タッグを再結成してどう進化してるのか楽しみです」と意欲を見せた。

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