SearchSearch

KANONが「KING OF DDT」準決勝で激突の岡谷英樹に苦杯。さらに遺恨深まる【DDT】

2025.05.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月21日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「初夏のビアガーデンプロレス2025【DAY2】」を開催した。セミファイナルで「KING OF DDT 2025」ベスト4に残った樋口和貞、上野勇希、KANON、岡谷英樹の4選手による4WAYマッチが行われ、KANONが準決勝で対戦する岡谷に苦杯を喫し、さらに遺恨が深まった。
 
 同トーナメント準決勝戦(5・25後楽園ホール)の前哨戦的な意味合いを持つこの一戦。試合が始まると、岡谷はリングを降り、しばし3WAYマッチの様相に。頃合いを見てリングに上がった岡谷はTシャツを脱ぎ、それでKANONの首を絞める暴挙。樋口は上野、KANONに豪快な串刺し式ラリアット。樋口とKANONはラリアット合戦。KANONと岡谷はエルボーの打ち合いに。樋口が上野に強烈なチョップ連打。クロースラム狙いを阻止した上野はドロップキックで返す。樋口が上野にラリアットを叩き込めば、上野はスタンド式シャイニング・ウィザードで反撃し、バチバチの攻防に。岡谷のエルボーはエプロンにいたセコンドのイルシオンに誤爆。KANONは岡谷にラリアットからスリーピーホロウもカウントは2。ならばとLONELY DEZIRES(変型フェースバスター)でトドメを刺そうとするも、イルシオンがKANONをイス攻撃。すかさず岡谷がKANONを丸め込んで3カウントを奪った。試合後も、岡谷はKANONをイスで殴り、大乱闘に発展した。

パートナーMAOが新日本「BOSJ」で奮闘中のKANONが「KING OF DDT」優勝宣言【DDT】

2025.05.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月21日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「初夏のビアガーデンプロレス2025【DAY2】」を開催した。大会中にシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」でベスト4に残った4選手による公開記者会見を行い、KANONが力強く優勝を宣言した。
 
 同トーナメントは5・25後楽園ホールで準決勝&決勝戦を実施。準決勝の組み合わせは樋口和貞vs上野勇希、KANONvs岡谷英樹となる。
 
 3年ぶりの優勝を目指す樋口は「今回、KING OF DDTトーナメント。ずっと言ってる通りです。一つ一つ、まずは準決勝、上野勇希、そこを超えることだけを考えていきます」と言葉少なながらも力を込めた。
 
 対戦する上野は「このトーナメントで優勝し、KING OF DDTであるクリス・ブルックスに挑戦し、ベルトを獲るという目標と夢を掲げ、準決勝まで来ました。僕が夢を掲げ、それを叶えるべく、突き進むことで、このKING OF DDTトーナメントへの夢、DDTからあふれる夢をみんなに伝えることが僕の使命でありまして。DDTを背負う、DDTの顔になるということを言い続けてきましたが、僕はDDTのなかで飛び抜けるということが僕の一番の使命だと思っています。この4人でDDT最強を決めるトーナメントでありますが、僕が一番やと思います。頑張ります!」と初制覇を期した。
 
 遺恨深き岡谷との準決勝戦になったKANONは「準決勝までやっとの思いで来れたので、このメンバーのなかで必ず突き抜けて、何の因果か準決勝の相手が岡谷英樹なんで、必ずぶっ潰して決勝に上がりたいと思います。DDTの頂点を取ります」とキッパリ。
 
 対する岡谷は「いい機会だから、己の弱さを隠し続けるようなら潰してやるから。もう笑えないようにしてやるから」と発言。
 
 質疑応答で「決勝で対戦したい相手、または上がってくると想定している選手は?」と問われると、樋口は「今はそれは考えてません。まずは準決勝です」、上野は「決勝に上がってくると思うのは…岡谷英樹さんです」と答えた。KANONは「決勝に上がって来るのは樋口和貞だと思います」、岡谷は「別に戦えればいい」と回答した。
 
 新タッグパートナーのMAOが現在、新日本プロレスの「BEST OF THE SUPER Jr.32」で奮闘中のKANONは「刺激になっているか?」と聞かれると、「MAOちゃんが他団体ですごく頑張っているんで、その姿を近くで見てすごく燃えているんで。自分も絶対に隣に並び立って、劣らないような存在になりたいので、必ずKING OF DDT優勝します」と言い切った。

“復活”樋口和貞が「KING OF DDT」2回戦で正田壮史を粉砕し準決勝で上野勇希と対戦「一つひとつ集中して戦います」【DDT】

2025.05.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月10日、東京・新宿FACEでシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」2回戦を開催した。首の故障から復帰した樋口和貞がD GENERATIONSの正田壮史を粉砕。5・25後楽園での準決勝では上野勇希と対戦することが決まった。
 
 復活を期す樋口がチョップを叩き込めば、正田はミドルキックを繰り出し、その応酬に。樋口がチョップ連打で追い込むと、正田はキック連発で応戦。正田が飛びヒザに来たところを樋口がラリアットで迎撃し、さらにラリアットを叩き込む。再び、樋口のチョップと正田のミドルキックの打ち合いとなったが、樋口が強烈なショートレンジ・ラリアットをぶち込んで勝負を決めた。

“ストロング”男色ディーノがUNIVERSAL王者・鈴木みのるからベルト奪取宣言「DDTに取り戻すのは、私」【DDT】

2025.05.11 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月10日、東京・新宿FACEで「KING OF DDT 2025 2nd ROUND」を開催した。第3試合終了後、5・25後楽園ホールでのDDT UNIVERSAL選手権試合(王者=鈴木みのるvs挑戦者=男色ディーノ)の公開調印式が行われ、ディーノがベルト獲りを誓った。
 
 両者がリングインすると、調印書にサインし、それぞれ意気込みを述べた。鈴木戦が決まり、男色殺法をほぼ封印し“ストロング”男色ディーノとして戦っているディーノは「鈴木みのる戦が決まったのが1カ月前。そこから、私は今までの男色ディーノを捨てて、鈴木みのると殴り合う用の男色ディーノで過ごした。それは誰より、見てる人が分かってくれてると思います。鈴木みのると殴り合う準備はできてます。そして、この1カ月間に、もう一つ、鈴木みのるに勝つ準備ができてます。なぜなら、このベルトが懸かってるわけです。個人的にDDTの主要タイトルで、このベルトだけ獲ったことがありません。なので、思い入れもありますし、今、鈴木みのるが持ってるということは外部に流出してるということ。それをDDTに取り戻すのは、私、男色ディーノ。そして鈴木みのるが望む男色ディーノだと思ってます」と力を込めた。
 
 対する鈴木は「俺が望むのはたった一つ。おまえ20年もプロレスやってんだろ? 何のためにプロレスやってんだ? リングに上がったら、強いか弱いか、勝つか負けるか、それ以外ねえだろ。おまえ、もう覚悟できてるのか?」と問うと、ディーノは「この目を見てもそんなことが言えるんですかね?」と回答。さらに鈴木は「おまえ、俺と殴り合うってどういうことか分かってんのか? やれんのかって言ってんだよ!」と迫ると、両者ともに立ち上がる。ディーノが「あんた昔言ったよね。やれる、やれないじゃない。やるんだよ!」と言うと、鈴木は「そうか。やってやるよ。てめえ後悔すんなよ!」と通告し、にらみ合った。長い沈黙の後、ディーノが「試合が楽しみですね」と発言し、右手を差し出すと、鈴木も握手に応じて退場。

樋口和貞が「KING OF DDT」1回戦で青木真也を破り完全復活アピール。2回戦では正田壮史と対戦【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。2022年覇者の樋口和貞が1回戦で“超難敵”の青木真也を破り、完全復活をアピールした。

 樋口は2022年のトーナメントを初制覇して、当時空位だったKO-D無差別級王座を初戴冠。2023年1月に同王座から陥落したが、DDTの強さの象徴として君臨した。だが、昨年6月より首の故障のため長期欠場し、3・20後楽園で復帰した。青木とは2022年10月12日、後楽園で「いつでもどこでも挑戦権」を行使される形で同王座をかけて戦い、樋口がベルトを守った。それ以来、2年7カ月ぶりの一騎打ちとなった。

 序盤、場外戦になると、樋口がチョップ連打、観客席のイスにぶん投げる。青木は傘で首を絞め上げ、スリーパー。丸め込み連発から、腕十字に移行も、樋口は抱え上げてクロースラム。ぶちかまし、アバランシュホールド、チョップ連打と怒涛の攻めも、ラリアットは青木にかわされてワキ固め、さらに腕固めもエスケープ。青木はトペから速攻で樋口をリングに戻すと、ダイビング・ニー、卍固め、エイオキクラッチもカウントは2。青木はヘッドバットにいくも、樋口の石頭で自らダメージを負う。ここで、樋口は一気に(ブレーン)クローで青木の額を締め上げると、青木はたまらずタップ。

HARASHIMAがクリス・ブルックスに秒殺勝利で「KING OF DDT」制覇宣言「優勝してKO-D無差別級のベルトを巻きたい」【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。1回戦で“DDT不動のエース”HARASHIMAが、KO-D無差別級王者クリス・ブルックスによもやの秒殺勝利を挙げ、堂々の優勝宣言を放った。

 過去20年の同トーナメントの歴史のなかで、HARASHIMAは2011年と2013年に優勝を果たした。しかし、2018年以降は決勝戦に残ることもできておらず「今年こそ」との覚悟を持っての出陣となった。クリスは常に「HARASHIMAさんは強い」と認めており、王者としての優勝を目指すうえで、この1回戦は大きな試金石となった。

上野勇希がアントーニオ本多を撃破し「KING OF DDT」1回戦突破。5・10新宿での2回戦は佐々木大輔との遺恨対決へ【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。1回戦で上野勇希がアントーニオ本多を撃破し、2回戦(5・10新宿)で遺恨深き佐々木大輔との対戦が決まった。

 本多は当初トーナメントに出場予定ながら、首の故障で欠場となった高梨将弘の代替選手としてエントリー。シャーデンフロイデ・インターナショナルの同志である高梨の思いを背負っての出陣となった。両者は昨年8月、上野が当時保持していたKO-D無差別級王座をかけて名勝負を繰り広げたこともある。

新生KANONが1回戦で勝俣瞬馬を下し「必ずKING OF DDTのトップに駆け上がる!」【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。1回戦で新たな道に進んだKANONが勝俣瞬馬を下し、5・10新宿での2回戦では納谷幸男と対戦することが決定した。

 2・23後楽園でダムネーションT.Aから追放されたKANONは、サウナカミーナから脱退したMAOと4・6後楽園で合体し、新ユニットであるストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)を結成。5月1日付でDDTに入団し、心を新たにしてトーナメントに臨んだ。

 1回戦でKANONが対峙したのは勝俣で、くしくも、MAOの現カノと元カノとの激突となった。勝俣がトペコン・ヒーロをぶっ放すも、ととのえスプラッシュは剣山で阻止。KANONがコブラツイストで締め上げると、勝俣もミサイルキックで逆襲。それでもKANONはラリアット、コブラツイストからコブラツイスト2.0に移行してギブアップを奪った。試合後、認め合うものがあったのか両者はクリーンにグータッチをかわした。

 KANONは「勝俣瞬馬、しゅんまおでやってきたことにすごくリスペクトがある。だから俺たちはしゅんまおと違ったことをやり続ける。2回戦、納谷幸男。俺は“納谷幸男キラー”だぞ。シングルで負けたことないからな。S.L.C.の愛で満たされた俺には勝てないぞ。必ずKING OF DDTのトップに駆け上がります」と優勝を誓った。

人気声優・上坂すみれがアイアンマン王座戴冠も一転…王座陥落の悲劇。「1年超えを目指したい」と長期政権見据えるも暗転【DDT】

2025.04.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月20日、東京・神田明神ホールで「神田明神文化交流館 presents 裏スベガス シリーズ ~ネ申~」を開催した。人気声優の上坂すみれがアイアンマンヘビーメタル級王座を戴冠も一転、王座から陥落する悲劇に遭った。

 大会オープニングの前説で、前日(19日)に同王座を奪取した岸川雅範(神田明神禰宜)と髙島瑞暉(神田明神権禰宜)がリングに上がっている際、背後から平田一喜が忍び寄り2人に手刀を浴びせて大の字に。平田が2人を同時にカバーし、ベルトを奪還した。

 メインイベントでは上坂がプロデュースするコンセプトカフェ「Twilight Rouge- トワイライトルージュ – Produced by SUMIRE UESAKA」とのコラボ企画「トワイライトルージュ杯争奪時間差入場バトルロイヤル」が行われ、クリス・ブルックス、上野勇希、彰人、平田、To-y、高鹿佑也、正田壮史の7選手が出場。

 各選手は髪にリボンを着用して登場し、強さよりかわいさを競うような展開に。次々に選手が退場していき、平田、To-y、高鹿の3人が残りダンシングタイムへ。すると平田とTo-yが高鹿をトップロープ越しに投げて失格。To-yがコジマワンダーランドを狙うも、平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで3カウントを奪って優勝し、アイアンマン王座を死守した。

 試合後、上坂から勝利者賞として「Twilight Rouge」のスタッフ候補生の制服が贈呈され、平田は控え室で着替えて戻ってくると笑顔で記念撮影。

EXTREME王者ササダンゴが平田一喜を「嚙んだら開運!嚙んだ明神式デスマッチ」で破り初V。「ベルトかけて矢野通と試合できたら最高」【DDT】

2025.04.20 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月19日、東京・神田明神ホールで「神田明神文化交流館 presents 裏スベガス シリーズ ~日月~」を開催した。DDT EXTREME王者のスーパー・ササダンゴ・マシンが「嚙んだら開運!嚙んだ明神式デスマッチ」で平田一喜を破り、初防衛に成功。6月9日、後楽園ホールでの矢野通(新日本プロレス)との一面対抗戦まで、ベルトを保持し続けることを宣言した。

 神田明神は1300年以上前に創建された由緒正しき神社。DDTはかつて、ここで路上プロレスを実施。2020年夏には「KING OF DDT」トーナメントを開催。神社内にある神田明神文化交流館では頻繁に記者会見を行っており、友好関係にある。今回はDDTと神田明神がコラボする形で、5年ぶりの大会が実現した。

 セミファイナルのEXTREME王座戦は、王者がルールを指定できる。今大会を迎えた時点で、平田がアイアンマンヘビーメタル級王座を保持していたため、この一戦はダブルタイトルマッチとして行われることに。第2試合後の公開調印式でササダンゴは試合形式を「嚙んだら開運!嚙んだ明神式デスマッチ」と発表。これはプロレスでは通常反則になる噛みつき行為が奨励され、対戦相手を3回噛んだら勝ちとなり、3カウント、ギブアップなどの通常のプロレスルールは一切無効。

UNIVERSAL王者・鈴木みのる、ヨシヒコの関節技に苦戦も米国でV1。「次、相手するのは男色ディーノだ」【DDT】

2025.04.20 Vol.Web Original

 DDTプロレスが4月18日(日本時間19日)、米ネバダ州パームス・カジノ・リゾート内パール・シアターで「DDT goes LAS VEGAS!」を開催した。DDT UNIVERSAL王者の鈴木みのるが挑戦者ヨシヒコの関節技に苦しみながらも勝利して初防衛に成功。次期挑戦者に男色ディーノが浮上した。
 
 戦前、「ただの人形だろ!」とヨシヒコのことを一笑に伏していた鈴木。開始早々、張り手、キック、パンチ連打も、ヨシヒコがDDTで逆襲。さらに場外ダイブも鈴木にかわされる。場外で鈴木は壁、客席に放り投げ、鉄柱に頭部をぶち当てるとヨシヒコは大流血。リングに戻ると、鈴木はアキレス腱固めで締め上げた。ところが、ヨシヒコはアンクルロック、ワキ固めと相手のお株を奪う攻めで、鈴木はなんとかエスケープ。鈴木はスリーパーからゴッチ式パイルドライバー狙いも、ヨシヒコは輪廻転生で切り返しカウントは2。さらにヨシヒコは変型腕十字もエスケープ。ヨシヒコはトップロープからダイブして輪廻転生を狙うが、踏ん張った鈴木はゴッチ式パイルドライバーをガッチリ決めて3カウントを奪った。試合後、鈴木は握手を交わすも、ヨシヒコを放り投げた。

Copyrighted Image