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青木真也が得意の関節技を封印されながらもEXTREME&アイアンマンの2冠王に【DDT】

2021.07.16 Vol.Web Original

8・15後楽園で次期挑戦者MAOと防衛戦へ

 DDTプロレスが7月15日、東京・新宿FACEで「Summer Vacation 2021 TOUR in SHINJUKU」を開催。アイアンマンヘビーメタル級王者の青木真也が、DDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスとのダブルタイトルマッチに臨み、関節技を封じられながらも勝利して2冠王者になった。

 EXTREME級選手権は王者が希望するルールを指定できるが、クリスは「ノーDQ・ノーサブミッションルール」を要望。これは、レフェリーが特に危険とみなした行為以外、すべての反則が認められるが、サブミッション(関節技)の使用は反則となるというもの。“関節技のスペシャリスト”である青木にとっては明らかに不利なルールとなった。

 クリスはプラスチックケース、イス、ラダーなどを駆使しハードコアファイトを展開。得意技を使えない青木はミドルキックのほか、ふだんは出さないトペ、スワンダイブ式ボディープレスなどを繰り出して対抗し、机上パイルドライバーまで敢行。クリスはプラスチックケースを青木の体に置き、ラダー上から急角度のダイビング・セントーンを見舞うもカウントは2。さらにプラスチックケース攻撃を狙うも青木が蹴りで阻止。青木が投げ捨てジャーマンを放ち、その後、エビ固めの応酬となったが、青木がダイヤル固めで3カウントを奪った。

EXTREME王者クリス・ブルックスが青木真也に「ノーDQ・ノーサブミッションルール」を要望【DDT】

2021.07.06 Vol.Web Original

「プロレスラーとしての新しい側面を引き出す試合形式になる」

 7月5日、DDTプロレスが東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、同15日の東京・新宿FACEで、アイアンマンヘビーメタル級王者の青木真也とダブルタイトル戦を行う、DDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスがよもやの「ノーDQ・ノーサブミッションルール」を要望した。

 まずは両選手が調印書にサイン。EXTREME級選手権では、王者が希望するルールを指定できるが、クリスは「先日、アオキ選手からEXTREMEのタイトルに挑戦したいという発言があったとき、内心ではとても喜んでました。アオキ選手ほどの選手とプロレスのリングで戦えるのは光栄であり楽しみです。そのリスペクトを踏まえたうえで、どういったルールにしようか考えたんですが、どうやれば楽しい試合をお見せできるかを考えてたどり着いた結論として『ノーDQ・ノーサブミッションルール』を考案しました」と発言。

 これは、レフェリーが特に危険だとみなしたもの以外、すべての反則が認められる一方でサブミッションは認められないという特殊なルール。“関節技のスペシャリスト”である青木にとっては、不利になることが予想されるが・・・。

 青木は「試合にならないじゃないですか。やめましょう」と拒絶反応を示すと、今林久弥GMは「調印書にサインもいただいてしまったので」と説得。

赤井沙希が5・4後楽園でのEXTREME級王座獲りに意欲【DDT】

2021.04.14 Vol.Web Original

「100回やって99回負けるかもしれないけど、残り1回の可能性をたぐり寄せたい」

 DDTプロレスが4月13日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、5月4日の後楽園ホール大会でDDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスとダブルタイトル戦を行う、アイアンマンヘビーメタル級王者の赤井沙希が2冠獲りに意欲を見せた。

 EXTREME級王座戦は王者がルールを指定できるが、クリスは通常のプロレスルールを希望。その理由をクリスは「いろいろアイデアはあったが、4・11後楽園でのアカイさんのコメントを聞いて気が変わった。イラプションを背中から見て、うらやましかったり、DDTで唯一の女子であったり、苦悩を抱えている。調べたら、アカイさんのシングルの王座戦は5年ぶりと分かった。アカイさんのことはリスペクトしているし、彼女に敬意を表したい。そうそうシングルのベルトに挑戦するチャンスは巡ってこないかもしれないので、男性女性関係なく、一人のレスラー対レスラーとして、普通のルールで試合することこそが、彼女への敬意の表れになるんじゃないかと思ったから」と説明。

 赤井は「今DDTは“DDTらしさとは何か?”って、みんな考えている時期かなって思ってます。そんな背中を見てるだけじゃなく、自分もDDTの一選手として戦っていきたい。EXTREME、アイアンマンのベルトはDDTらしさの詰まったベルト。クリスがジェンダーの部分とかも考えてくれたと思うので、5月4日までアイアンマンのベルトを守ってダブルタイトルマッチにしたい。5年前にEXTREMEに挑戦したとき、ジャンケン総選挙があって、勝ち上がって、男色ディーノ選手がチャンピオンで挑戦しました。今回は自分の意思で挑戦しました。100回やって99回負けるかもしれないけど、残り1回の可能性をたぐり寄せて。やる前からあきらめてしまっている人たちに向けて、2本のベルトを掲げて勝ちたいです」とコメント。

3・28後楽園でKO-D無差別級王座を争う秋山準と樋口和貞がピリピリムードでともに勝利宣言【DDT】

2021.03.17 Vol.Web Original

樋口「秋山準が持っている状況は気に入らない」

 DDTプロレスが3月16日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、28日の東京・後楽園ホール大会でKO-D無差別級王座を争う、王者の秋山準と挑戦者の樋口和貞がピリピリムードでともに勝利を宣言した。

 両選手が調印書にサインした後、樋口は「デビューから半年でKO-Dに挑戦してから今回で5回目。HARASHIMAさんに2回挑戦して、石川(修司)さん、入江(茂弘)さん、そして今回の秋山準。自分の歴史はKO-D無差別級とともにあります。その重みを知っております。いろいろなところで発言した通り、今、秋山準が持っている状況は気に入らないので、必ずそのベルトを引っぺがしたいと思います」と力を込めた。

 秋山は「彼とはSNS上、紙(誌)面上、いろいろやってきましたけど。この前(3・14)後楽園で試合をして、勢いだけかなと思ったら、勢いだけじゃなく、しっかりチャンピオンシップのことも考えて攻めてきてるのは分かるし。勢いだけじゃない、樋口というのを感じてますんで、チャンピオンシップではちゃんと対処して勝ちたいと思ってます」とコメント。

青木真也が中村圭吾を退けEXTREME級王座防衛。次期挑戦者に“大鵬三世”納谷幸男を指名【DDT】

2020.05.23 Vol.Web Original

「いつでもどこでも挑戦権」も守り抜く

 DDTプロレスリングのDDT EXTREME級王者・青木真也(37)が5月23日にDDT公式YouTubeチャンネルで配信された2度目の防衛戦(スタジオ実況・解説収録ルール)で若手の中村圭吾(20)を退け、ベルトと「いつでもどこでも挑戦権」を守った。

 青木が4月4日、千葉・2AWスクエア大会(無観客試合)で、「DDTの最底辺を懸けて真剣勝負しましょう!」とアピール。中村を逆指名する形で“実力差対決”が実現したが、実は中村は高校時代、レスリングで鳴らした経歴を持つ“隠れた実力者”。その潜在能力を発揮するかのように、中村は執ようなヘッドロック、机上からのアトミックボムズアウェイ、その場飛びムーンサルトプレスなどで攻め立てた。しかし、それらを返した青木はヨーロピアンクラッチでガッチリ固めて3カウントを奪った。

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