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GLORY×RISEトーナメントで1RKO勝ちのYURAが「優勝まで突っ走る」、3RKO勝ちの麻火佑太郎は「1番になって全部ひっくり返す」【RISE】

2025.08.03 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)で「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」の1回戦4試合が行われ、日本勢は麻火佑太郎(日本/PHOENIX/スーパーライト級2位)とYURA(日本/ダイアタイガージム/スーパーライト級5位)が出場し、ともにKO勝ちを収めた。

 YURAは第5試合でコン・デシャン(中国/象王格闘倶楽部/2019年功夫王中王32人トーナメント王者)と対戦。

 1R、ともにオーソドックスの構え。デシャンが左ハイから一気にワンツー。YURAは左ジャブが切れる。そしてワンツーの右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったデシャンだがダメージは明らか。YURAはその後も高速の左ジャブで戦況を制すと、再び右ストレートでダウンを奪う。ここも立ち上がったデシャンだったがふらつき、レフェリーが試合を止めた。

GLORY×RISEトーナメントに出場の麻火佑太郎「怖さを見せて勝ちたい」、3週間前にBreakingDown出場のYURA「ケガする前に倒せばいい」【RISE】

2025.07.02 Vol.Web Original

 RISEが7月2日、都内で「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)の対戦カード発表会見を開催した。

 GLORYとRISEが共同で開催する「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」の1回戦4試合が発表された。

 このトーナメントは両団体から−65kgのトップ選手12人ずつが参加し、5大会に渡りRISEブロック、GLORYブロックに分かれてトーナメントを開催。最後に残った4選手によりワンデートーナメントで決勝ラウンドが行われる。

 この日は各ブロック2試合ずつが発表された。RISEのスーパーライト級2位の麻火佑太郎(PHOENIX)がエドゥアルド・カタリン(スペイン/Moi Rui & Susi Team)と対戦する。

 麻火は昨年は年明けから3連勝し、一気にスーパーライト級のキーパーソンに。9月の「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」ではRISE世界スーパーライト級王者チャド・コリンズとの対戦を実現させるも無念の1RKO負けするも、12月の「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」ではリザーブファイトでヤン・カッファにKO勝ちを収めすぐに復活。今年3月には「第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦」で白鳥大珠と対戦し、先制のダウンを奪い王座に手をかけたが、最終ラウンドの終了間際にダウンを取り返され、判定負けを喫し王座戴冠を逃した。今回はそれ以来の再起戦となる。

2度敗れている王者テッサ・デ・コムに挑戦の小林愛三「33戦目で名前の中に“三”も入っている。三度目の正直にする」【RISE189】

2025.06.28 Vol.Web Original

「RISE189」(6月29日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月28日、都内で開催された。メインイベントで行われる「RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ」で対戦する王者テッサ・デ・コム(オランダ/Fight team Vlaardingen)と挑戦者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)はともに51.75kgで規定体重をクリアした。

 2人は今回が三度目の対戦。一度目は2022年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」で行われたRISEとGLORYの対抗戦で対戦し、テッサがダウンを奪ったうえでの判定勝ち。翌年5月には小林が自身が持っていたRISE QUEENフライ級のベルトをかけてリベンジマッチに臨むも判定負け。ここまでテッサの2戦2勝で小林は「三度目の正直」を期して今回の試合に臨む。

 会見で小林は「やっとこの日が来たなという気持ちでいっぱいです。テッサ選手を見るとしっかりすごく仕上がってきていて、やっぱり対面してみてすごく強くていい選手だなと感じました。だからこそ、このテッサ選手をしっかり超えて、自分に勝って自分に勝って勝ち切ってメインをしっかり締めくくって、私が最後、ベルトを持ち帰りたいと思います」とリベンジと王座奪還への強い決意を見せた。

 テッサは「本当に楽しみです。準備もたくさんしてきました。明日も良い戦いになるとうれしいです。このベルトは私のものです。明日は絶対に私が勝ってまたこのベルトを持って帰ります」と防衛への意欲を見せた。

海人がGLORY1位のエンリコ・ケールに判定負けで2連敗。ベスタティへのリベンジマッチ実現に向け痛い黒星【SB】

2025.06.23 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.3」(6月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が再起戦でGLORY世界ライト級1位のエンリコ・ケール(ドイツ)と対戦するも判定負けを喫した。

 海人は5月23日にタイ・ルンピニースタジアムで行われた「ONE FridayFights 109」でONE Championshipデビュー戦に臨んだもののモハメド・シアサラニの術中にはまり判定負けを喫しており、この日の敗戦で2連敗となった。また海人にとっては70戦のプロ戦績の中で初めての連敗でもある。

 1R、オーソドックスの構えの海人とオーソドックスの構えのケール。いきなり近距離でケールが左右のボディー。海人はローから前蹴り。ケールはガードを固めて左インローから細かいパンチを連打。海人もワンツーを返す。海人はパンチからヒザをボディーに。ケールは首相撲からヒザを連打。ブレイク後も細かいパンチを連打のケール。海人も前蹴り、ジャブを返す。ケールは詰めてヒザを連打。細かいボディーを連打。海人は右ロー、ワンツー。海人のボディーにケールが左フック。とにかく手数を絶やさないケール。海人がパンチを返したところにケールが左フックをヒット。海人は前蹴り、ヒザ。ケールがパンチを返す。

GLORY×RISEのフェザー級トーナメントでSBの笠原弘希が1回戦突破「このまま勝ち進んで世界一を目指したい」。伊藤澄哉は無念の判定負け【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)で「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」が開幕した。

 この日は1回戦4試合が行われ、日本からはシュートボクシングのSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)と伊藤澄哉(戦ジム)が出場した。

 笠原はLOMPETCH(ロンペット)(タイ/W-BEAST GYM)と対戦した。2人は2022年9月に対戦し、その時は笠原が接戦の末、3-0で判定勝ちを収めている。この日は笠原がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めた。

 1R、オーソドックスの笠原とサウスポーのロンペット。笠原の前蹴りがローブローとなり一時中断。笠原は左ジャブ、ロンペットは左ミドル。前手で距離を探りながら、互いにミドルとロー、左右のフック。笠原は左ジャブ、右ボディー。ロンペットは左ミドル、左ストレート。笠原は左フック。笠原が圧をかけてボディーと顔面を打ち分け、そしてヒザをボディーに。ロンペットは左ストレート。笠原は詰めて右アッパー、左フック。笠原はコーナーに詰めると右ストレート。ロンペットは回りながらジャブを突くが、笠原は右ストレートが効果的。

チャトリCEOの「GLORYとRISEはスモールプロモーション」発言に伊藤代表が日本のことわざで反論【RISE】

2025.06.20 Vol.Web Original

 RISEの伊藤隆代表とGLORYのマーシャル・ゼラズニクCEOが6月20日、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOの両団体を揶揄するようなコメントに対しての意見を述べた。

 この日、RISEは「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量と会見を神奈川・横浜市内で開催した。

 会見ではチャトリ氏が海外メディアの取材に「GLORYとRISEは小さなプロモーションだ。ONEは最大の格闘技団体なのに、なぜ彼らにスポットライトを当てるのか?」とGLORYとRISEを「スモールプロモーション」扱いしたことについての質問が飛んだ。

 このチャトリ氏の発言に伊藤代表は「私もニュースで拝見しました。彼とは先月、日本に来た時に会って“今後はそういうことを言わない”という約束をしたんですけれども、あの時も彼は“マスコミに切り取られて、引き出されて言ったので僕は悪くない”ということを言っていたんですね。今回も切り取られたかどうかは分からないんですけれども、言ったことは事実だと思うんですね、このトーナメントに関して。ただ、人のイベントを下げて自分を上げるようなことはONEの関係者も契約している選手も望んでいないと思う。何の意味があるのかなと思う。もしチャトリが刀を抜きたいのであれば、我々も刀を抜く準備をする必要があります。あと、彼は日本人の母親を持ち、日本人の血が入っているので、日本の言葉で言うと“弱い犬ほどよく吠える”。その言葉をプレゼントします。以上です」と以前かわしたチャトリ氏との会話を明かしたうえでバッサリと切って捨てた。

 ゼラズニクCEOも「今回の状況につきまして私はとても興味深いなと思っております。というのも、前にも同じ状況を見てきました。でも彼が本当に思っていることを言っているのか、僕は分かりませんが、自分の言葉には責任を持たなければいけませんし、本当に思っていることとしても言ってはいけない言葉もあると思います。彼が自分は悪くないと思っていても、自分の言葉には責任を持つべきだと僕は思っております」と伊藤代表に同調した。

ONEでの敗戦からの再起戦の海人が「負けた姿はもう誰にも見せたくない」 GLORY1位エンリコ・ケール戦での必勝を誓う【SB】

2025.06.02 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)が6月2日、都内で「SHOOT BOXING 2025 act.3」(6月22日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 会見にはすでにカードが発表されているSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)も出席した。海人は5月23日にタイ・ルンピニースタジアムで行われた「ONE FridayFights 109」でONE Championshipデビュー戦に臨んだもののモハメド・シアサラニの術中にはまり判定負けを喫している。

 海人は今大会ではGLORY世界ライト級王者のティジャニ・ベスタティとの再戦に向けた最終関門ともいえる同級1位のエンリコ・ケール(ドイツ)と対戦する。

 シーザー武志会長は「タイでやった試合は相手が一回り大きかった。その分、海人はもっともっとパワーをつけて、筋肉をもっと増やさなくてはいけない。無駄な筋肉はいらないので、背中とか腕力に努力してつければ。 一回、苦戦して負けると、その分努力をして頑張ると、負けた選手というのは前より強くなって帰ってくる。その試合が22日に見れたらいいなと思っています。海人には変わった“これぞ海人だ”という試合を見せてほしい」と期待した。

 海人は「まずは先日のONEの大会、応援してくれた皆様ありがとうございました。結果は負けて、本当に悔しかったし、カッコ悪いなって自分の中では思っていて。ただ今はこのエンリコ戦に向けてしっかり切り替えて本当に強くなるしかないし、僕は世界最強を目指しているし必ずなりたいと思っている。そのためにもずっと引きずっているより次の一戦のために変わった姿を、強くなった姿を見せないとダメやなと思っている。エンリコ選手は世界でトップに戦ってきた選手。でも僕が目指しているのはまた一つ上のベスタティという選手ですし、ここをしっかり勝たないとそこも挑めないので、しっかり勝ちたい。今回勝ったからといって前回の負けがなくなるわけじゃないですけど、しっかり勝ってベスタティ戦につなげて、そこもしっかり乗り越えていって、またONEという舞台にも必ず挑戦したいなと思っている。まずは次戦に向けてしっかり仕上げて、また強くなった姿を皆さんに見せたいなと思っている。何回も言うけど皆さんにはまた期待しててほしいなと思っています」と捲土重来を期した。

シナ・カリミアンがK-1、GLORY、RIZINのベルト総なめの壮大な目標掲げる【RIZIN男祭り】

2025.05.02 Vol.Web Original

 RIZINの2回目の東京ドーム大会「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム)の前々日インタビューが5月2日、都内で開催された。

 4月25日に緊急参戦が発表された“令和の反則王”シナ・カリミアン(SINA ARMY)が現在の目標として「K-1、GLORY、RIZINでもベルトを獲りたい」との壮大なプランを掲げた。カリミアンはRIZINスタンディングバウト特別ルール 3分3R、−98kg契約で皇治(TEAM ONE)と対戦する。

 カリミアンは皇治について「リング上では素晴らしい選手だと思うが、ルールを外れるところがある。明後日はルールを教えてあげたいと思っている」とカード発表会見での言葉を繰り返した。

 東京ドームでの試合については「でかい花火を打ち上げたい。会場やPPVで見ている皆さんを楽しませたい」と武者震い。

 カリミアンは初代と第3代のK-1 WORLD GPクルーザー級王者。2018年の初参戦以降、長くK-1重量級のトップ戦線で戦うも昨今は曰く付きの試合続き。

海人の次戦はGLORY1位のエンリコ・ケール。ONEのチャトリ氏から直接謝罪を受けたことも報告「“こちらが100%悪い”との謝罪をしていただいた」【SB】

2025.04.13 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)のSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)の次戦が4月12日に東京・後楽園ホールで開催された「SHOOT BOXING 2025 act.2」で発表された。

 海人は6月22日に同所で開催される「SHOOT BOXING 2025 act.3」でGLORY世界ライト級1位のエンリコ・ケール(ドイツ)と対戦する。

 海人は3月23日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われたONE Championshipの日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」でマラット・グリゴリアンと対戦する予定だったのだが、グレゴリアンが規定体重をオーバー。その後、両陣営の協議がまとまらず、試合は中止となった。ONEのチャトリ・シットヨートン会長兼CEOが大会後の会見で海人を誹謗中傷する発言を行ったことから、SB側が抗議文を提出、それにONE側が謝罪の声明を出すなどごたごたが続いていた。

RISEとGLORYが全24選手参加のフェザー級トーナメントを5大会に渡り開催。伊藤代表は「地球最強決定戦」とレベルの高さに自信【RISE】

2025.03.12 Vol.Web Original

 RISEが3月12日、都内で会見を開き、かねてからGLORYとともに開催することが発表されていたトーナメントの概要を発表した。

 昨年12月に開催された「GLORY×RISE フェザー級グランプリ」に続き「GLORY×RISE Last Featherweight Standing(ラスト フェザーウェイト スタンディング)トーナメント」を6月21日の「RISE WORLD SERIES 2025」(神奈川・横浜BUNTAI)からスタート。両団体から−65kgのトップ選手12人ずつが参加する。

 トーナメントは5大会に渡りRISEブロック、GLORYブロックに分かれて行われ、最後に残った4選手により決勝ラウンドはワンデートーナメントで行われる。

 開幕戦は6月21日と8月2日の2大会に渡って行われる。ベスト16を11月大会、ベスト8を来年2~3月に欧州で開催。ベスト4は日本で6月に開催する。

 各ブロック4人のシードが設けられ、シード選手は他の8選手による1回戦の勝者と戦う。RISEのシード選手はRISE世界スーパーライト級王者のチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)と「GLORY×RISE フェザー級グランプリ」準優勝のイ・ソンヒョン(韓国/RAON)は決定。残り2枠は3月29日の「RISE ELDORADO 2025」で「第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦」で対戦する白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と麻火佑太郎(PHOENIX)の勝者と、同大会でワンマッチでソンヒョンと対戦する原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が勝利した場合は原口が選出される。GLORY側は未定となっている。

GLORY王者ベスタティへのリベンジマッチを控えた海人がまさかの参戦で元K-1王者グレゴリアンと対戦【ONE】

2025.01.31 Vol.Web Original
 ONE Championshipが1月31日、都内で約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見を開催した。
 
 シュートボクシング(SB)のSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がまさかのONE初登場を果たし、初代K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者のマラット・グレゴリアン(アルメニア/Hemmers Gym)と対戦する。
 
 海人は現在、2023年8月に敗れたGLORYライト級王者テイジャニ・ベスタティへのリベンジマッチ実現に向けて、GLORYのランカーなどベスタティにつながる海外の強豪との試合が続いている中でのONE参戦。
 
 海人は会見で「世界最強を求めている中で必ず倒さないといけないと思っていた選手と対戦が決まってワクワクしている。日本の格闘家が一番強いということを証明する。(グレゴリアンは)ファイトスタイルは真正面から入って来るファイターという印象。僕も正面からでも、さばいて戦うこともできる。いろいろなことができるので、楽しみにしてもらえれば」などと語った。
 
 今後については「この階級で世界最強が集まっているのはONEだと思うが、僕が今狙っているのは別の団体の王者。取りあえずこの試合に勝たないと何も言えないので、しっかり勝って、今後は流れに任せたいと思っている」と打倒ベスタティの姿勢は崩さなかった。

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