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KO-D無差別級新王者・平田一喜、9・28後楽園での初防衛戦の相手は「なるべく弱めの方で」と“らしさ”全開【DDT】

2025.09.03 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月2日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「DDT浅草会 presents 江戸ノ仲見世ファイティング」を開催した。8・31後楽園で「いつでもどこでも挑戦権」を行使して、上野勇希を破り、奇跡のKO-D無差別級王座初戴冠を果たした平田一喜が“らしさ”を全開。初防衛戦の相手には「なるべく弱めの方で」と希望し、HARASHIMA、飯野雄貴の挑戦表明をあの手この手で断った。

 今大会開始前、平田の王座戴冠二夜明け公開記者会見が開かれ「想像以上に祝福していただいて。会場の平田コールもそうなんですけど、売店に行く間にも平田コールを受け、泣きそうになって、ベルト獲ったのかなという感じで。結構レスラーの方からも、(高橋)ヒロムさんからも“おめでとうございます。挑戦させてください”と来たんですけど、それは勘弁してくださいと。(KONOSUKE)TAKESHITAさんからも“おめでとうございます。豪遊してください”とスシローのギフトが5000円分来まして。ちゃんと敬語で“ありがとうございます”と言って。想像以上におめでとうございますと言っていただいて。うれしいなと思った所存です」とコメント。

 現在、「いつどこ」保持者が3選手おり、その動向にもよるが、初防衛戦は9月28日の後楽園ホールで行われることがアナウンスされた。今林久弥GMから「戦いたい相手はいますでしょうか?」と問われると、平田が話をはぐらかそうとして、今林GMがブチ切れ。「戦いたい相手はいるんですか?って、聞いてんだよ!」と迫られると「いないですよ」と回答。今林GMは9・12新宿FACEで答えるように指示。質疑応答で「初防衛戦の挑戦者はどういう基準で決められますか?」と聞かれると「決められるのであれば、なるべく弱めの方で」と答えた。「無差別級王者として、DDTをどういう団体にしていきたいですか?」との質問が飛ぶと、「僕がベルト持っていて防衛を重ねられるのであれば、強いというよりすごいというのを見せたいと思います」と語った。

飯野雄貴&納谷幸男が佐々木大輔&岡谷英樹を退け、KO-Dタッグ王座2度目の防衛。8・31後楽園でHARASHIMA&青木真也が緊急挑戦へ【DDT】

2025.08.31 Vol.Web Original

 DDTプロレスが夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2025【DAY1】」(8月30日、東京・ひがしんアリーナ・メインアリーナ)を開催した。KO-Dタッグ王者のTHE APEX(飯野雄貴&納谷幸男)がダムネーションT.Aの佐々木大輔&岡谷英樹を退け、V2に成功。【DAY2】(8・31後楽園)でHARASHIMA&青木真也の超実力派コンビがスクランブルで挑戦することが決まった。

 試合は開始早々、場外戦となり、ダムネーションT.Aがイスでやりたい放題。佐々木、岡谷が飯野にダブルブレーンバスターを決めれば、飯野は佐々木にエルボー、ショルダータックルを叩き込む。飯野が岡谷にチョップ連打、納谷が岡谷にビッグブーツをぶちかます。岡谷がTシャツを脱ぐと、飯野とエルボーのラリー。岡谷が飯野に逆打ちもカウントは2。飯野が岡谷にバックフリップ、納谷がダイビング・エルボードロップを投下すると、セコンドのイルシオンがレフェリーの足を引っ張って阻止。リング上は無政府状態となり、MJポーが乱入し、佐々木と納谷にイス攻撃。佐々木がイスを手に納谷にダイビング・エルボードロップも2カウント。岡谷が納谷に串刺し式クレイモア、佐々木がミスティカ式クロスフェース。飯野が佐々木をマットが外されたコーナーにぶつけると、佐々木は金具に当たり悶絶。岡谷が納谷に竹刀攻撃も、納谷はチョークスラムで投げ捨てた。納谷はダウン状態の佐々木をカバーすると、ダメージの大きい佐々木が返せず3カウントが入った。

HARASHIMAが先輩・真壁刀義とのチームで地元・青梅で凱旋勝利「今回で終わらさずに、もっと続けてまたやっていきたい」【DDT】

2025.07.28 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月27日、東京・住友金属鉱山アリーナ青梅・第1スポーツホールで「HARASHIMA凱旋!~青梅で大会やるさー!なんでー?地元だからだー!~」を開催した。デビュー24周年を迎えた“ミスターDDT”HARASHIMAは帝京大学プロレス研究会時代の先輩・真壁刀義(新日本プロレス)とのチームで、初の地元・青梅での凱旋試合を勝利で飾った。
 
 HARASHIMAと真壁は2012年8月18日の日本武道館大会でコンビを結成し、石川修司、伊東竜二組を撃破している。この日、久々にタッグを組んだ2人はヤス・ウラノを加えたトリオで、石川&青木真也&彰人の強豪チームと激突。オープニングでは大勢待利明・青梅市長、大会冠スポンサーの三興工業・森本聖社長が来場し、HARASHIMAを激励した。
 
 先発したHARASHIMAは青木とレスリングの攻防でしのぎを削った。真壁と石川が何度もラリアット相打ち。真壁は彰人にノーザンライト・スープレックスホールドもカウントは2。青木は真壁に卍固め、エイオキクラッチもフォールは奪えず。真壁と石川がラリアットを打ち合った。HARASHIMAは石川にミドルキック連打、ファルコンアロー。石川がHARASHIMAにダイビング・フットスタンプ、青木がダイビング・ニーを見舞い、エイオキクラッチでフォールを狙うもカット。HARASHIMA組は彰人にトレイン攻撃。彰人がHARASHIMAを足4の字固めで絞め上げるもエスケープ。HARASHIMAは彰人に蒼魔刀もカウントは2。石川のスプラッシュマウンテンはHARASHIMAが回避。真壁がラリアットで石川を場外に吹っ飛ばすと、HARASHIMAは彰人にバズソーキックからスワンダイブ式蒼魔刀を叩き込んで3カウントを奪った。

KO-D無差別級王者・樋口和貞がHARASHIMA破り初防衛。次期挑戦者は秋山準。勝てば2日連続の防衛戦に樋口は「なんでもいいよ、こうなったら」【DDT】

2025.07.13 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月13日に東京・後楽園ホールで「ROCK IN RING 2025 ~奏でろ打撃、叫べ歓声~」を開催した。メインイベントで行われた「KO-D無差別級選手権」で王者・樋口和貞がクロースラムでHARASHIMAから3カウントを奪い初防衛に成功した。

 試合後には秋山準が次期挑戦者に名乗りを挙げ、8月30日の「WRESTLE PETER PAN 2025【DAY1】」(東京・ひがしんアリーナ・メインアリーナ)での対戦が決まった。

 ゴングが鳴るとセンターを取るのはHARASHIMA。HARASHIMAが引くと樋口が圧。距離の探り合いからグラウンドの攻防に。HARASHIMAが上を取る。樋口が立ち上がり、バックを取りかけるがHARASHIMAが取り返し、ヘッドロックに。樋口が首を抜いてHARASHIMAの左腕を絞り上げる。HARASHIMAがヘッドロックに取り返し首投げ。

 スタンドに戻るとHARASHIMAはスライディングで樋口の左足に絡みつき、グラウンドに持ち込むとバックをキープ。そこから腕十字を狙う。樋口は体を起こしフォールを狙う。HARASHIMAが離すと樋口はクロー。そのままスタンドに持ち込みスラムを狙うがHARASHIMAがカット。左ミドルで右腕を狙い撃ち。なおも右腕狙いのHARASHIMA。右手を踏みつけ、ヒザを落とす。

HARASHIMAがKO-D無差別級王者・樋口和貞との最初で最後の前哨戦で絶好調ぶりアピール【DDT】

2025.07.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「ヨコハマ・ナイトスプラッシュ」を開催した。13日の後楽園ホールで、KO-D無差別級王者・樋口和貞に挑戦するHARASHIMAが絶好調ぶりをアピールした。

 大会開始前に同王座戦の公開調印式が行われ、両者が調印書にサインした後、意気込みを語った。挑戦者のHARASHIMAは「強さへのこだわりは持ち続けていて、一番強いチャンピオン樋口和貞に挑戦できることをうれしく思います。7月27日、地元・青梅では凱旋大会もあるんで、そこで一番強いベルトを持って入場したいと思います」とキッパリ。

 王者・樋口は「ちょうど10年前、DNAでデビューして半年で、KO-Dに挑戦しました。札幌テイセンホール。そこで自分は当時のチャンピオンHARASHIMAさんに完膚なきまで叩きのめされました。それこそ強さを見せられた。そんな感じがありました。その後もKO-D戦、もう1回、後楽園でやりましたが負け。自分はKO-D無差別級戦でHARASHIMAさんに勝ったことがないんです。その後は何回か勝ったことがありますけど、このベルトをかけたとき、最後に勝ち名乗りを受けたのはHARASHIMAさんでした。自分としてはリベンジだと思ってます。全力で行かしていただきます」とチャレンジャーの姿勢で臨む意向を示した。

HARASHIMAがクリス・ブルックスに秒殺勝利で「KING OF DDT」制覇宣言「優勝してKO-D無差別級のベルトを巻きたい」【DDT】

2025.05.06 Vol.Web Original

 DDTプロレスのシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2025」が5月6日、東京・後楽園ホールで開幕した。1回戦で“DDT不動のエース”HARASHIMAが、KO-D無差別級王者クリス・ブルックスによもやの秒殺勝利を挙げ、堂々の優勝宣言を放った。

 過去20年の同トーナメントの歴史のなかで、HARASHIMAは2011年と2013年に優勝を果たした。しかし、2018年以降は決勝戦に残ることもできておらず「今年こそ」との覚悟を持っての出陣となった。クリスは常に「HARASHIMAさんは強い」と認めており、王者としての優勝を目指すうえで、この1回戦は大きな試金石となった。

石川修司が挑戦者決定4WAYマッチ制しクリス・ブルックスとKO-D無差別級王座戦へ。「ベルト獲って、このリングで歌ってやるよ!」【DDT】

2025.01.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月3日、東京・後楽園ホールで年始興行「新春☆ドラマチックパレード2025~答え合わせは一年後~」を開催した。石川修司(フリー)が男色ディーノ、HARASHIMA、KANONとの「KO-D無差別級王座次期挑戦者決定4WAYマッチ」を制して、26日の後楽園大会でクリス・ブルックスの持つ同王座に挑むことが決定した。
 
 開始早々からディーノが“お目当て”のKANONを執ように狙っていく。石川がHARASHIMAにダイビングフットスタンプ。石川はHARASHIMAとKANONを2人まとめてブレーンバスターで投げ捨てる。ディーノが石川にファイト一発から男色ドライバー狙いも、石川は踏みとどまる。石川がKANONにジャーマン、HARASHIMAが石川に雪崩式ブレーンバスター。HARASHIMAが石川に蒼魔刀をヒットさせるもカット。4者入り乱れた目まぐるしい攻防のなか、石川がKANONを担ぎ上げると、倒れていたディーノめがけてファイアーサンダー。KANONが石川の巨体を持ち上げてスリーピーホロウもカウントは2。蘇生した石川がKANONにファイアーサンダー、ニーリフトも、ディーノがカットし、KANONにリップロック。石川が意識もうろうのKANONをスプラッシュマウンテンで叩きつけて3カウントを奪取した。

青木真也がHARASHIMA、勝俣瞬馬を連続で破りKO-D無差別級王座V3。11・4ひがしんアリーナでクリス・ブルックスが挑戦【DDT】

2024.10.21 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月20日、東京・後楽園ホールで「God Bless DDT 2024」を開催した。KO-D無差別級王者の青木真也がHARASHIMA、「いつでもどこでも挑戦権」を行使した勝俣瞬馬を連続で撃破し王座V3に成功。11月4日、東京・ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)でクリス・ブルックスの挑戦を受けることが決定した。

 青木とHARASHIMAは過去に3回シングルマッチで戦って、青木の2勝1敗。2020年3月11日、さいたまスーパーアリーナでのDDT EXTREME王座戦以来、4年7カ月ぶりの一騎打ちとなった。

 序盤はレスリングの攻防、押さえ込みの応酬。青木が卍固めを繰り出せば、HARASHIMAはリバース・フランケンシュタイナー、場外でのボディースラム。青木がトペを発射すれば、HARASHIMAは雪崩式ブレーンバスター。青木はスリーパーで絞め上げ、HARASHIMAが脱出すると、エルボー合戦。青木がパイルドライバー、顔面への蹴りでダウン。HARASHIMAが張ると、青木は飛びつき腕十字狙い。抜け出したHARASHIMAは胸、頭部への蹴りから、助走なしの蒼魔刀を叩き込む。一瞬のすきを突いた青木はフルネルソンから強引に両肩をマットにつけて3カウントを奪い、2度目の防衛に成功。

KO-D無差別級王者・青木真也がHARASHIMA組との最後の前哨戦で勝利も弱気発言「勝ったけど、内容は負け」【DDT】

2024.10.14 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月13日、アクロス福岡で「God Bless DDT 2024 TOUR in FUKUOKA」を開催した。20日の東京・後楽園ホールでKO-D無差別級王座戦を戦う王者の青木真也が、挑戦者・HARASHIMAと最後の前哨戦に臨むも、不安要素が露呈し弱気な発言を残した。

 この日、青木は上野勇希と組み、HARASHIMA、正田壮史組と激突。青木とHARASHIMAはレスリングの攻防でしのぎを削り、押さえ込みの応酬でヒリヒリな戦いに。エルボー合戦を繰り広げると、HARASHIMAがジャンピング・ハイキック、リバース・フランケンシュタイナー、そして蒼魔刀と怒涛の攻め。正田の正田のチカラKOBUムキムキを踏ん張った青木は変型首固めで丸め込んで3カウントを奪い、勝利はモノにした。

“ミスターDDT”HARASHIMAがKO-D無差別級王者・青木真也に挑戦表明。王座獲りに意欲【DDT】

2024.09.30 Vol.Web Original
 DDTプロレスが9月29日、東京・後楽園ホールで「DRAMATIC INFINITY 2024 3時間スペシャル」を開催。同団体の最高峰KO-D無差別級王座を過去10度戴冠した“ミスターDDT”HARASHIMAが同王者の青木真也に挑戦を表明。10月20日、後楽園で青木のV2戦が行われることが決まった。
 
 この日、HARASHIMAは青木と組み、秋山準、中村圭吾組と対戦。青木と秋山が珠玉のレスリングの攻防。秋山がパイルドライバーを見舞えば、青木は腕十字狙い。脱出した秋山がエクスプロイダー一閃。HARASHIMAと中村がミドルキックの応酬。HARASHIMAが中村にファルコンアローを繰り出せば、中村もフランケンシュタイナーで応戦。最後はHARASHIMAがリバース・フランケンシュタイナーから蒼魔刀を中村に叩き込んで3カウントを奪い、HARASHIMA組に凱歌が上がった。
 
 試合後、これまで青木とは幾度となく対戦して、しのぎを削ってきたHARASHIMAは「強い青木真也を見てて、ワクワクドキドキしたよ。ホントは『いつでもどこでも挑戦権』を獲って挑戦したかったけど、我慢できなくなっちゃった。青木さん、そのベルトに挑戦させてください」とアピール。

DDT退団控えた大石真翔が「いつでもどこでも挑戦権」ゲット。アントーニオ本多はKO-D無差別級王者・上野勇希への「いつどこ」行使を明言【DDT】

2024.08.16 Vol.Web Original

 DDTプロレスがコロナ禍を経て、5年ぶりに東京・新宿FACEで「闘うビアガーデン2024 in SHINJUKU【DAY1】」を開催し、おなじみの円卓テーブル席も復活した。10・3新宿大会をもって同団体を退団する大石真翔が「いつでもどこでも挑戦権」をゲットし、KO-D無差別級(王者=上野勇希)、DDT UNIVARSAL(王者=MAO)、DDT EXTREME(王者=勝俣瞬馬)のいずれかのベルト奪取を宣言した。

「いつどこ」は現在5選手が保持しており、無差別級、UNIVERSAL、EXTREMEのどれかに行使することが可能で、期限は11・23後楽園ホール大会まで。

 この日、第4試合でサウナカミーナの上野&MAO&勝俣の王者トリオが、バーニングの遠藤哲哉&飯野雄貴&高鹿佑也、秋山準&大石&納谷幸男と3WAY6人タッグマッチで激突。一進一退の攻防が続くなか、サウナカミーナが絶妙の連係で高鹿を追い込む。最後はMAOと勝俣の合体技・俺たちのまっどまっくすを高鹿にズバリと決めるも、秋山が勝俣を、納谷がMAOを抑え、その間に大石がカバーして3カウントを奪取。まさにとんびが油揚げをかっさらう手法で高鹿の持つ「いつどこ」を大石がゲットした。

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