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三大タイトル戦開催。稲垣柊がヨードクンポンに挑戦「いい勝ち方で内容で勝って65kgを僕の階級にしたい」【K-1】

2025.03.27 Vol.Web Original

 K-1が3月26日、都内で「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)のカード発表会見を開催した。

 K-1 WORLD GPクルーザー級、スーパー・ウェルター級、スーパー・ライト級の3つの階級のタイトル戦が発表された。

 スーパー・ライト級では稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)が王者ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)に挑戦する。

 ヨードクンポンは昨年9月に開催された「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」でカン・ピナール、イオヌット・ポパから連続KO勝ち。決勝は稲垣柊を破り、新王者となった。今年2月には鈴木勇人をKOし、初防衛に成功した。

 稲垣は、K-1とKrushで11連勝した後、昨年9月のトーナメント1回戦でレニー・ブラジをKO。準決勝ではトーマス・アギーレを撃破。決勝はヨードクンポンに敗れ、K-1王者まであと一歩だった。今年2月には佐々木大蔵から判定勝ちを収め、今回、ヨードクンポンの持つ王座への挑戦を実現させた。

 K-1の宮田充プロデューサーは、「ドラマティックなタイトル奪取を目指してほしい。先日、ONEで野杁正明選手が素晴らしいKO勝ちを見せてくれました。ベルトを獲るからには、野杁選手のような誰も文句が出ないような胸を打つ倒しっぷりに期待しています。それができれば、稲垣選手の時代が来ると思います」と期待をかけた。
 
 会見を欠席したヨードクンポンは「こんにちは、ヨードクンポン・ウィラサクレックです。5月31日にK-1 65kg級タイトルの防衛戦に臨みます。最高の準備をして、全力を尽くします。ぜひ5月31日の試合を見てください。ゴンナパーとゲーオさんが試合の準備を手伝ってくれて、心の支えにもなってくれました。そのおかげで、5月31日の試合に向けてしっかりと気持ちを整えることができました。ウィラサクレック会長には、トレーニングや試合に関するサポートとアドバイスをいただき、本当に感謝しています。全力を尽くします」とK-1を通じてコメントした。

「スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の組み合わせ発表。横山朋哉、中島千博、松山勇汰が本戦出場。レオナ・ペタスはリザーブファイトへ【K-1】

2025.03.27 Vol.Web Original

 K-1が3月26日、都内で「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)のカード発表会見を開催した。

 開催が発表されていた「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の出場選手と組み合わせが発表された。

 1回戦の第1試合は「横山朋哉(リーブルロア)vs イゴール・ベクレフ(ロシア/Kuzbass Muay Thai)」、第2試合は「ホァン・シュアイルー(中国/WHITE SHARK FIGHT CLUB/CFP)vs マシュー・ダールマン(オランダ/Hemmers Gym)」、第3試合は「中島千博(POWER OF DREAM)vs アリ・ラーマリ(スペイン/Team Jesus Cabello)」、第4試合は「レミー・パラ(フランス/CARCHARIAS)vs 松山勇汰(ALONZA ABLAZE)」という組み合わせ。

 第1と第2、第3と第4試合の勝者が準決勝で対戦し、その勝者が決勝で雌雄を決する。

 またトーナメント参戦をアピールしていた「RibelLion」の前王者レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)はリザーブファイトで天野颯大(キング・ムエ)と対戦することとなった。
 
 K-1宮田充プロデューサーは「当初は日本人を2枠で考えていましたが、レオナ・ペタス選手からの参戦のアピールがあり、将来性を考えて松山選手を入れることにしました」と日本人に1枠与えた経緯をコメントした。レオナについては「1年半も試合が空いたので、リザーブファイトにして試合をはさんだほうがいいと思った」、天野については「思いを持って登場するはずなので、熱いリザーブファイト戦になると思っています。天野ミサイルです」と語った。

傷害容疑で書類送検の金子晃大の5月大会出場は「いったん考える。今日の今日なので」と宮田Pも困惑【K-1】

2025.02.27 Vol.Web Original

 K-1の宮田充プロデューサーが2月27日、K-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)の「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)への出場について「いったん考える」と語った。

 金子は前日に行われたK-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2024」で技能賞を獲得。その際に宮田氏は「次戦は5月になるのでは」と語っていた。

 一夜明けたこの日、金子が練習相手にけがを負わせたとして、千葉県警が傷害容疑で千葉地検に書類送検したことが一部メディアで報道された。

 宮田氏はこの日行われた会見後に囲み取材に応じ、金子については「今日、午前中にニュースを見た。決まったことがあれば対応するが、現状でK-1として発表することはない。答えようがない。決まったことがあったら発表する。裁きがあればこうなるというのはある。推移を見守っている。担当者が向き合っている」と語った。

 今後は起訴か不起訴かというところに焦点が集まる。K-1としては起訴か不起訴の結果が出たところで何らかの発表をするもよう。この日の段階では5月の試合については「いったん考える。どうしようかというところ。今日の今日なので。ニュースの反響やファンの皆さんの声も見ながら考えたい」と語るにとどめた。

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