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捨てづらい!推し愛そそいだアクスタを御祈祷してリサイクル「モノに感謝する日本人の思いは昔も今も同じ」

2023.03.31 Vol.web original

 

 アニメキャラクターやアイドルなどの“推し活”グッズとして近年人気の“アクスタ(アクリルスタンド)”や“アクキー(アクリルキーホルダー)”を、神社でご祈祷をしてもらった後にリサイクルするというイベントが30日、東京・神田明神にて行われ、多くの参加者が自分が愛用していたアクリルグッズを持ち寄った。

「推しからの卒業をSDGs貢献に!アクリルグッズ感謝祭」と題して企画された同イベントは、三菱ケミカル(千代田区)などが発起人として参画するアクリルグッズ等再生利用促進協議会が企画したもの。 

 日常のさまざまなシーンで活用されるアクリル製品。コロナがひと段落した後には感染予防対策の飛沫防止パネルの大量廃棄も予想されるなど、より高いリサイクル意識が求められている。

 そんなアクリル製品のリサイクル啓蒙を目指す企画第一回目は“推し活”で大活躍のアクスタやアクキーに注目。アクスタ、アクキーとは、自分の好きなキャラのイラストやアイドルの写真などがデザインされたアクリルプレートを、フィギュアのように飾ったり、キーホルダーにして持ち歩くことができるもの。立体フィギュアほどかさばらないとあってコレクションもしやすく、今や定番の推し活グッズとなっている。

 とはいえ推し活の常、気づけば増えていくアクスタたち。推しへの愛ゆえに捨てづらく、処分に困っている人も少なくないのでは。そんなファンたちの思いを受け止め、今回アクスタに御祈祷をしてくれた神田明神・禰宜の岸川雅範さんは「日本には“八百万の神々”と言うくらい、いろいろなものに神様が宿るという考え方があり、昔から、ものに対する感謝のお祭りが多く行われてきました」と語る。

 神田明神ではこれまでにも、捨てられない名刺を奉納する名刺納め祭や、ペットロボット「aibo」の七五三など、企業や団体からの依頼で“もの”に対する祈祷を行ってきた。

「今回は、アクリル製品のリサイクル啓蒙ということで、神社も地球環境への貢献は常に意識しているところでもあり、非常にいいお話だなと受けさせていただきました。アクリルグッズという現代的なものではありますが、一つの役割を終えてまた新たな役割を担っていくものへ感謝をするという、昔から変わらない、日本人の良いところが現れた催しだと思います」

 回収されたアクスタたちには、どんな思いを込めた御祈祷を?

「アクリルグッズに対する感謝の気持ちを神様にお伝えすると同時に、こういった再生事業が上手くいきますようにとの願い、そしてアクリルグッズを愛用したりこれからお持ちになる方々への幸せを祈願したいというお話を頂いておりますので、その思いを神様にお伝えしています」

 アクスタに込められた推しへの思いを、神社もしっかりと受け止めてくれている様子。

「神社とはいえ、こういった新しい文化を受け入れる姿勢は大切だと思います。今お参りしてくださる皆さんは現代に生きている方々。現代的な悩みや願いをそれぞれに持ってお参りしてくださっているので、それを受け止めるのが神社の役割だと思っています」

 捨てづらい推し活グッズも、御祈禱を受けて感謝を込めてお別れし、さらにリサイクルできたら、より気持ちよく推し活を楽しめそう。

「こういったリサイクルがまた応援につながっていくなど、何かしらお役に立てたらうれしいですね」

 この日の来場者には記念品として、アクリルのリサイクル板を利用して制作された絵馬型のアクスタケースもプレゼント。リサイクル意識を高めることができた様子だった。

朝比奈彩がSDGs最先端の都道府県・徳島を旅して見つけたサステナブルのヒントとは?

2023.03.25 Vol.Web original

 タレントの朝比奈彩が出演する旅番組『わたしのS-TRIP SDGsをまなぶ徳島旅』が 3月25日(土)19時〜19時30分にTOKYO MXで放送される。

 番組タイトルにある「S-TRIP」とは、SDGs・サステナブルを学びながら旅をすること。番組では、“日本で最もSDGsの最先端を進む都道府県”とも言われる徳島県を朝比奈が 「S-TRIP」する。

「ゴミをゼロにする」と宣言した“ゼロ・ウェイストの町”上勝町や、古くから伝わるもの・文化を大切にしながら普段の生活を営んでいる、“日本三大秘境”のひとつ祖谷エリア(三好市)などを旅して、朝比奈が学ぶSDGsとは。

 さらに、徳島県は、2025年に開催される大阪・関西万博に「万博はゲートウェイ、徳島まるごとパビリオン」をコンセプトとして参画しており、「S-TRIP」体験もできる大阪・関西万博へ向けての徳島県の取り組みも紹介する。

 徳島を旅した朝比奈は「今回番組では、ゆずの皮をむいて手作業で向いてビールの香りづけにして、使わない部分を肥料にするなどいろいろな取り組みを紹介します。この中で、自分たちにできること、できないことを選別して行って いくことが、小さな力が大きな力になるきっかけになると思います。特に東京に住んでいる方に見ていただくということで、東京でも取り入れられることはいろいろあると思うので、それを選択して行うきっかけにしてほしいです」と、コメントを寄せた。

 番組は講談社が刊行するライフスタイルマガジン『FRaU』との共創で制作・放送するもので、『FRaU S-TRIP 4月号 もっともっと、サステナブルな「徳島」へ』と連動した内容。

元サッカー選手の水内猛と早稲田大学の学生が特別授業。「給食」をテーマに小学生がSDGsを学ぶ

2023.03.24 Vol.Web original

 品川区立八潮学園の6年生が3月16日、「SDGs(持続可能な開発目標)」について学習し、給食を題材に、フードロスや貧困などの社会課題を自分ごととして考えた。

 授業は、幅広い業界で活躍している有識者や企業・団体が連携し、SDGsのテーマに基づいてネットワークや情報を共有して平和な社会づくりにチャレンジするアクションプロジェクト&オピニオン参加型プロジェクト「SDGs ピースコミュニケーション」の一環として開発している、SDGs学習カリキュラムの実証実験として行われたもの。同学園の6年生104名が参加した。

 はじめに早稲田大学総合研究機構グローバル科学知融合研究所所長の朝日透氏が、SDGsに取り組む心構えを説明した。社会が抱えている難しい課題に挑戦して解決に貢献する人を「ソーシャル・アントレプレナー」と呼び、ワークを通して新しいことに挑戦することの大切さを呼びかけた。

SUPERNOVAユナクが2日限りのスペシャルライブ!SDGsへ思い「皆さんと一緒に考えていけたら」

2023.03.20 Vol.Web Original

「SUPERNOVA(超新星)」リーダーのユナクが20日、5月20日(土)、21日(日)に2日限りのスペシャルライブ「ユナク/YOONHAK SPECIAL LIVE」を有楽町「I‘M A SHOW」にて開催することを発表した。

EXILE TETSUYAとジェネ小森隼、和歌山で500人で『Choo Choo TRAIN』 TGC×LDHの取り組み

2023.03.19 Vol.Web Original

 
 EXILE TETSUYAが18日、和歌山県の和歌山マリーナシティで、自身が考案した オリジナルワークショップショ ー「EXILE TETSUYA with EXPG」を開催した。ショーにはGENERATIONSの小森隼、EXPG STUDIOと EXPG高等学院の生徒総勢22名も加わり、招待された500人とともにタオルを振った。

 TETSUYAは「盛り上がってますか」声をかけながら登場すると、早速『Choo Choo TRAIN』のレッスンをスタート。約5分間で3つのステップをレクチャーして、みんなでロールダンスをした。

4年ぶりの産業見本市「第16回としまMONOづくりメッセ」がサンシャインシティにて開催

2023.03.08 Vol.Web original

「第16回としまMONOづくりメッセ」が、豊島区のサンシャインシティ展示ホールBにて開催された。

 としまMONOづくりメッセは、2008年に始まった池袋副都心を代表する産業見本市で、区内の基幹産業である印刷業をはじめ、精密機器、金属製品等の製造業を中心とした企業・団体が、それぞれ優れた製品や高い技術を一堂に展示するもの。一般客も楽しめる体験教室、展示コーナー、講演会などが充実しており、例年約2万人が訪れる。

 3月2〜4日まで、4年ぶりの開催となった今年は、85社・団体、102ブースが出展。今年の注目は、区制施行90周年を契機に、豊島区で活躍する企業を中心として立ち上がった「企業実行委員会」によるSDGsブース。東京海上日動火災保険株式会社による企業のためのSDGs診断や、西武造園株式会社によるみつばちから身近な自然を考える「はち育Ⓡ」体験など、それぞれの企業の強みを生かしたブースが展開された。また、SDGsに配慮した企業の取り組みを表彰するSDGsグランプリという企画が開催され、グランプリに株式会社八洋、準グランプリに川村学園女子大学、特別賞に豊島区伝統工芸保存会が選ばれた。

東京ガールズコレクション、鯖江、LDH JAPANで「めがねのまち鯖江応援プロジェクト」

2023.03.03 Vol.Web Original

 東京ガールズコレクションの株式会社 W TOKYOと、福井県鯖江市、そしてLDH JAPANが連携し「めがねのまち鯖江応援プロジェクト」をスタートする。そのキックオフイベントが2日、鯖江市で行われ、鯖江市の佐々木勝久市長、LDH JAPANのEXILE HIRO 代表取締役会長、そして株式会社 W TOKYOの青木充取締役が記者発表に登壇した。

「めがねのまち鯖江応援プロジェクト」は、2020年にスタートした株式会社 W TOKYOと、鯖江市、福井県眼鏡協会、国連の友 Asia-Pacificの4者が連携する地方創生とSDGs推進の取り組みに、新たにLDH JAPANが参加し、エンターテイメントなどの要素を加えて、さらにその取り組みを進めるもの。市民が心も体も健康に過ごしていけるように、「健康」「経済」「希望」の三側面を活性・ 推進することで、すべての市民が「いきがい・やりがい・暮らしがい」のある「幸福寿命」の長く続けられるまちづ くり、そして「幸福社会」の実現を目指す。

 佐々木市長は、「TGC 2009 S/S」に出展したことが「めがねのまちさばえ」の認知度向上につながり、眼鏡産業の活性化やニューヨーク国連本部での発信などSDGs の推進でも大きな効果を上げると、「今後の展開にワクワク感を抑えられないような気持ち」だとし、「チーム鯖江で、市民、特に子どもたちに夢と希望を与えるまちづくりを推進していきたい」と意気込む。また、来年3月に北陸新幹線が敦賀まで開業すること、2025年の大阪・関西万博は鯖江市にとっても大きなチャンスで、市制70周年の節目の年を迎えることにも触れ、「このプロジェクトの取り組みが『鯖江モデル』として、全国に横展開するようなものになるよう取り組んでまいります」と、話した。

 

堀潤氏が中学生とSDGsを考える授業「固定観念にとらわれず、好奇心を失わないでほしい」

2023.02.27 Vol.Web Original

 
 ジャーナリストの堀潤氏が2月10日、静岡県浜松市立北浜東部中学校の1年生に「平和」をテーマにSDGs(持続可能な開発目標)のリモート授業を行った。

 去年、台風15号による記録的大雨で甚大な土砂災害を受けた静岡県油山地区の映像を見ながら、「SDGs」が災害とどう関わっているのか子どもたちと考えていく。

 実際に目にすることで感じたことを交えながら、SDGsの1番「貧困をなくそう」、2番の「飢餓をゼロに」、3番「すべての人に健康と福祉を」、4番「質の良い教育をみんなに」は、それぞれの目標がつながっていると伝え、普段見たり聞いたりするニュースはSDGsにかかわることがたくさんあり、子どもたちに身近なことであると感じさせた。

 さらに、ヨルダンに避難している難民キャンプを堀氏自身が取材した写真とともに紹介。堀氏が難民キャンプで出会った子どもへ話を聞くと、将来は小児科医や学校の先生になりたいという立派な夢を語ったという。現地で支援活動をしている人にこの話を伝えると「ここの子どもたちは職業を国連などから派遣されている医療チームや学校の先生しか知らないんです」と返答され、“医者を目指すのはすごいこと”という固定観念によった考えを痛感させられ、職業を知らないというのは深刻な問題であったと堀氏は語る。

EXILE TETSUYA「タオルを持ってきて」オリジナルワークショップショーを和歌山で開催 GENERATIONS 小森隼がスペシャルゲスト 

2023.02.21 Vol.Web Original

 EXILE TETSUYAのオリジナルワークショップショー「EXILE TETSUYA with EXPG」が3⽉18⽇に和歌山県の和歌⼭マリーナシティで開催される。オリジナルワークショップショーの開催は「oomiya presents TGC WAKAYAMA 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」(2月11日開催、以下、TGC和歌山)で発表されていたが、EXILE TETSUYAに加えて、GENERATIONSの小森隼も参加することが発表された。

 和歌山で開催される「EXILE TETSUYA with EXPG」は、LDH JAPAN×W TOKYOがパートナーシップを組んで行う地方創生のイベントとしては第1弾となる。振り付けのレクチャーや、EXPG STUDIOのKIDSと一緒に誰でも簡単にダンスを楽しめるプログラムで構成したワークショップショーで、⽼若男⼥があらゆる世代の方がダンスに触れ合える機会を作り出す。ダンスを通じて、体を動かす楽しさ、踊る楽しさを通じて、SDGs⽬標の「すべての⼈に健康と福祉を」の推進を目指している。このワークショップショーは昨年開催された日比谷音楽祭やSDGs FES in EDOGAWAなどのイベントでも行われ、好評を博した。スペシャルゲストとして参加する小森も日比谷音楽祭でのショーに参加している。

「チョコレートをどんな基準で選ぶ?」カカオ農家を例に、浜松市の生徒たちがSDGs学習

2023.02.14 Vol.Web original

 浜松市立北浜東部中学校の1年生が2月3日、リモート授業で「SDGs(持続可能な開発目標)」について学習し、チョコレートを題材に世界の同世代の子どもたちのためにできることを考えた。

 この日の授業は、幅広い業界で活躍している有識者や企業・団体が連携し、SDGsのテーマに基づいてネットワークや情報を共有して平和な社会づくりにチャレンジするアクションプロジェクト&オピニオン参加型プロジェクト「SDGs ピースコミュニケーション」の一環として開発している、SDGs学習カリキュラムの実証実験として行われたもの。カリキュラムは、早稲田大学、デロイト デジタル、内閣府認定事業の「BEYOND2020 NEXT FORUM」で作成している。

 はじめに早稲田大学総合研究機構グローバル科学知融合研究所副所長の一木広治氏が、浜松市が2018年に内閣府からSDGs未来都市に選定されたことから、今回の実証実験が始まったことなどを説明した。

FANTASTICS、高校ダンス部とのコラボは「めちゃめちゃ最高」TGC和歌山で「Choo Choo TRAIN」

2023.02.11 Vol.Web Original

 

 ダンス&ボーカルグループのFANTASTICSが11日、和歌山県の和歌山ビックホエールで開催された人気ファッションイベント「oomiya presents TGC WAKAYAMA 2023 by TOKYO GIRLS COLLECTION」に出演した。グループは、イベントも大詰めのタイミングで登場すると「Summer Bike」「Drive me Crazy」、そしてEXILEが歌い続けて来た名曲をカバーした「Choo Choo TRAIN」の3曲を披露、会場は拍手と大きな歓声をあげて盛り上がった。

 盛り上がりのピークは、最後の「Choo Choo TRAIN」。同曲をパフォーマンスすることを告げるとともに、このステージでのコラボ相手として発表されていた開智高等学校ダンス部(和歌山市)のメンバーを呼び込んで、パフォーマンス。象徴的なロールダンスは、FANTASTICSのメンバー2人の後ろにダンス部員が並ぶスタイルで、ステージ上に4本の列を作り、カクカクとしたFANTASTICSバージョンで格好よく決めた。

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