帰還1周年! 竹内結子&高嶋政宏 が“はやぶさ”ケーキで祝福

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実話にちなんだ“はやぶさケーキ”で帰還1周年をお祝い!

 13日、東京国際フォーラムにて小惑星探査機・はやぶさの帰還1周年記念イベントが行われ、その実話をもとに製作された映画『はやぶさ/HAYABUSA』に出演する竹内結子、高嶋政宏、JAXA(宇宙航空研究開発機構)名誉教授・技術参与の的川泰宣氏が登場した。
 ちょうど1年前のこの日、はやぶさは7年の旅を終えオーストラリアのウーメラ砂漠にカプセルを投下し使命を全う。幾度もの困難を乗り越え見事、小惑星のサンプルを持ち帰るという世界初の快挙を達成。的場氏は「震災以降、はやぶさの意義が変わったと感じる。(サンプルを)採って帰ってきた無人の探査機というところから、日本人のシンボルのようになってきた。この映画で、さらに“はやぶさ”熱が高まって、日本の力になってくれれば」と語った。
 はやぶさプロジェクトに参加する研究生役の竹内は「専門用語がたくさんあって、セリフが大変でした。よく分からない用語をネットで調べると、さらに難解な用語でいっぱいの説明が出てきて…宇宙って広いんだなと思いました(笑)」。チームを総括する坂上研究員を演じた高島は「僕はもともとセリフ覚えの良いほうなんですが、実は震災以降セリフが覚えられない時期がありまして」と、それぞれ“研究者役”ならではの苦労を明かした。
 実際のカプセルと同じ重さのレプリカを手にした竹内と高嶋は「重い! お米5.8キロくらい?」とビックリ。こちらのレプリカは、東京国際フォーラム1Fに10月10日までの期間限定でオープンする「はやぶさi」に展示される。映画は10月1日より全国公開。