大人の“隠れニキビ”は病院で



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Medical News





 ニキビの予防・治療に関する啓発活動を行う「ニキビ治療推進委員会」が発足、3月22日に「女性のためのニキビ対策セミナー」が開催された。





 セミナーでは、虎ノ門病院皮膚科部長・林伸和先生(写真上段)が「女性を悩ませる“隠れニキビ”と近年のニキビ治療の実態」をテーマに基調講演を行い、“大人ニキビ”の原因と治療法を説明した。発症メカニズムや治療法は同じでも、男性ホルモンの分泌亢進が要因である“思春期ニキビ”とは違い、“大人ニキビ”はストレスや睡眠不足、不規則な生活など悪化要因が多岐にわたると指摘。それを考慮した治療が必要なこと。また一見治ったように見える“隠れニキビ”の治療を継続して行うことで再発を防ぐことができると説明した。





 基調講演に続き、林先生と秋葉原スキンクリニック院長・堀内祐紀先生(写真下段・左)、美容ジャーナリスト・小田ユイコ氏(写真下段・右)によるトークセッション「イマドキ女子のニキビ事情」が行われた。林先生が「ニキビが初期の段階で病院に来る人はいない。自己流ケアで治そうとする人がほとんど」というと、堀内先生も「自己流ケアでかえって悪化させることも。脂分を落とそうと1日何回も洗顔する人がいるが、1日2回で十分で、やりすぎは禁物。肌に手をふれないことが大切」と話した。また林先生が「治療とスキンケアを両方するのが大切。ニキビをファンデーションの厚塗りで隠すのは良くないが、目元や唇のポイントメイクを工夫すればメイクも楽しめます」と提案。小田氏も「下地で肌色をコントロールして、ファンデーションはごく薄く。パフなどのつける道具はいつも清潔にして、コンシーラを伸ばす時は使い捨てのめん棒を使うなどの工夫をして」とアドバイスした。





 最後に、3名の専門家は「自己流ケアではなく、まず病院に行くこと。そして治ったと思っても根気よく通院し、再発を防ぐことが大切。そしてニキビにあったスキンケアをして、季節に合わせて肌をいい状態に保って、ニキビの悩みを解消してほしい」と語った。