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エチカ・ミヤビが性転換手術前、最後の試合で初勝利。「プロレスに出会えてよかった。絶対このリングに帰ってくる」【PPPTOKYO】

2024.01.09 Vol.Web Original

 PPPTOKYO所属のトランスジェンダーの女子プロレスラー、エチカミヤビが同団体の今年最初の公演「THE New Year Glory-栄光の遊宴-」(1月9日、東京・新宿FACE)でプロ初勝利を挙げた。

 エチカはこの試合をもって性転換手術を受けるための休養に入る。

 この日、エチカは真琴、宮本裕向と組んで、夏すみれ、リアラ、今成夢人組と対戦した。

「エチカ・ミヤビ壮行試合」と銘打たれた試合、開始早々に宮本とともにリアラにメンチを切るが直後に宮本の竹刀がエチカに誤爆。その後も今成のストンピング、エルボー、ボディースラムといったえぐい攻撃、夏のバラムチなど夏組は序盤からエチカに集中攻撃。今成のラリアットを耐え抜き、カウンターのSTOでなんとか危機から脱出のエチカ。

トランスジェンダーの女子プロレスラー、エチカミヤビが性転換手術のため来年1月から休養「もっと強く、素敵になって帰ってくる」【PPPTOKYO】

2023.11.05 Vol.Web Original

 PPPTOKYO所属のトランスジェンダーの女子プロレスラー、エチカミヤビが11月4日に行われた「BaysideParty2023-希望の轍-」(神奈川・横浜ラジアントホール)のリング上で来年1月から休養することを発表した。エチカは性転換手術を受け、来年秋以降の復帰を目指す。

 この日は第2試合に出場しキャリアで大きく勝るチェリーと対戦。パワー殺法で追い込んだものの、最後はチェリーの得意技「地獄へようこそ」(羽根折り脇固め)の前に無念のギブアップ負けを喫した。

 エチカはメインイベント終了後にちゃんよたが観客に「私はもっとPPPTOKYOを広めます」と決意のマイクアピールをしたところでリングに上がると「PPPTOKYOはちゃんよたさんだけじゃない。私、エチカミヤビもいるんだよ。今日の試合では負けちゃったけど、もっともっと強くなって、私だって来年2024年、PPPTOKYOを引っ張っていけるように強くなります」とアピール。

 しかしその直後に「一つだけ報告がありす。今、“来年引っ張っていく”と言ったばかりで言いにくいんだけど、来年1月から休養します。理由は性転換(手術)に行かせていただきますので、ちょっと休みます。でもこの休みの期間でもっと強くなって帰ってきます。こんな私を迎え入れてくれたPPPTOKYO、そしてお客様、私、本当に感謝しています。大好きです。だから、帰ってきた時、もっと強く、素敵になって帰ってくるので、よろしくお願いします」とファンに報告した。

草彅剛「こういう舞台挨拶は人生でも稀!」見切り発車の“#草彅剛代表作”『ミッドナイトスワン』のロングラン上映4年目に突入

2023.09.25 Vol.Web Original


 草彅剛が25日、千代田区のTOHOシネマズ日比谷で映画『ミッドナイトスワン』が公開から3周年を迎えたことを記念し舞台挨拶に立った。

『ミッドナイトスワン』は、2020年に公開され、第44回日本アカデミー賞で優秀作品賞と最優秀主演男優賞を受賞した作品。草彅演じるトランスジェンダーの主人公が母親に捨てられた少女と出会い、母性に目覚めていく物語で、公開当初から感動で多くの人を揺さぶった。

 公開から3年が経った今も毎週水曜にTOHOシネマズ日比谷で上演が続いており、リピーターが絶えないという。

 舞台挨拶があると聞いて「まだ上演してるんだと思った」と笑った草彅だが、「(映画の公開から)3年も経ってるのに、皆さんご覧になっていただいて。こういう舞台挨拶って人生でも多分稀なことだと思います。今日は記念日。皆さんにも今日は絶対にいいことがあると思います」と、うれしそうに挨拶。

ロングラン上演中の『ミッドナイトスワン』公開3周年で草彅剛の舞台挨拶つき上映決定 

2023.09.15 Vol.Web Original

 草彅剛がトランスジェンダーの主人公を演じて話題と注目、感動と涙も集めた映画『ミッドナイトスワン』が公開から3周年を迎えるにあたり、9月25日に、TOHOシネマズ日比谷で公開3周年記念舞台挨拶つき上映が決定した。本作は、2020年に公開され、現在も毎週水曜日にTOHOシネマズ日比谷にて上映が続いている。

 映画は、草彅演じるトランスジェンダーの凪沙と母親の愛を知らずに生きてきた少女の一果が心を寄せ合っていく姿が描かれる。ある事情から一緒に暮らすことになったことで、重なるはずがなかった二人の人生が重なり、互いに欠くことができない存在になっていく。凪沙の生き様や無償の愛に多くの観客が心を揺さぶられた。本作は第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞、草彅は最優秀主演男優賞を受賞している。
 
 当日は、草彅が登壇し、類を見ないロングラン上映への喜びと共に、当時を語る。さらに、2024年公開の最新主演映画『碁盤斬り』(白石和彌監督)の新たな発表も予定しているという。
 
 登壇は、9月25日の13時40分の回の上映後。料金は一律2200円。チケットは、チケットぴあで購入できる。先行抽選販売(プレリザーブ)の申し込みは16日11時から。抽選結果は22日の18時ごろ発表。一般発売は23日10時から。

トランスジェンダーの女子レスラー「エチカミヤビ」のデビュー戦の相手は「プロミネンス」の世羅りさ【P.P.P.TOKYO】

2022.08.16 Vol.Web Original

9・14新宿FACEでSODとのコラボ興行第3弾

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「P.P.P.TOKYO」が8月16日、東京・新宿歌舞伎町のSOD LANDで会見を開き、SODとのコラボ興行第3弾「SOD×P.P.P.TOKYO『The New Beginning of Party~狂演~』」(9月14日、東京・新宿FACE)の対戦カードを発表した。

 7月に行われた会見で今大会でデビューすることが発表されたトランスジェンダーの新人女子レスラー「エチカミヤビ」の対戦相手が女子プロレス界を席巻するユニット「プロミネンス」の世羅りさとなることが発表された。世羅は今年3月の新宿FACE大会に雪妃真矢とのアジュールレボリューションで出場して以来のP.P.P.TOKYO参戦となる。

 会見にはエチカと世羅が登壇。身長178センチ、75キロで高校時代に硬式野球で約140キロを投げ、柔道の黒帯(二段)を持つというエチカの肉体を目の当たりにした世羅は前日にエチカが出演しているYouTubeを見たことと合わせ「筋量、身体能力ともに申し分ない」と警戒しつつも「プロレスはそれだけではない。経験値も重要。自分は今年でデビュー10周年。その10年分の重みと女子プロレスの世界の厳しさを彼女に思い知らせたい」と語った。

9・14新宿FACEでトランスジェンダーの新人女子レスラー「エチカミヤビ」がデビュー【P.P.P.TOKYO】

2022.07.12 Vol.Web Original

高校時代に硬式野球で約140キロ、柔道黒帯

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「P.P.P.TOKYO」が7月12日、東京・新宿のSOD LANDで会見を開き、SODとのコラボ興行の第3弾「SOD×P.P.P.TOKYO『The New Beginning of Party~狂演~』」を9月14日に東京・新宿FACEで開催することを発表した。

 今大会でトランスジェンダーの新人女子レスラー「エチカミヤビ」がデビューすることが発表された。エチカはP.P.P.TOKYO所属の女子プロレスラーちゃんよたが働くマッスルガールズバーの後輩でちゃんよたの試合を見たことをきっかけにP.P.P.TOKYOの門を叩き、約8カ月間の練習生生活を経て、今回のデビューにこぎつけた。

 エチカは筋骨隆々のちゃんよたと並んでも見劣りしない、身長178センチ、75キロの恵まれた体格。過去のスポーツ歴としては小学生でソフトボール、中学で軟式野球、高校では硬式野球部に在籍。硬式野球では投手で140キロ近くの球を投げていたという。野球は1年でやめ、柔道部に移り黒帯(二段)を取得した。

 エチカは「初めての試合、一生懸命頑張らせていただきます」と挨拶。プロレス入りのきっかけについては「ちゃんよたさんが女性として、プロレスラーとしてリングで活躍している姿を見てカッコいいと思った。私もそういうカッコいい、人を魅了できる女性になりたいと思った。ちゃんよたさんに“魅せられた”という感じ」と語った。目指すレスラー像としては「身長が高いしバックボーンもいろいろあるので、派手なプレイや技をかけられるような選手になりたい」との目標を掲げた。

新しいエンターテインメントの形を追求「全力!歌劇団」

2018.08.20 Vol.709

―今年、トランスジェンダーだけのエンターテインメント集団としてデビュー。新宿シアターモリエールで行われたデビューライブでは、9日間14公演で観客動員2500人と新人としては異例の大成功を収めた「全力!歌劇団」。「最初はド素人軍団でした」と語るセンターのなおが、多くの感動を呼んだライブまでの道のりとグループの未来について語る。

「プロデューサーの新田さんが、トランスジェンダーだけの舞台をやった人から、それがすごく面白かったと聞かされたのがきっかけとなり、“全力!歌劇団”の前身である“女装子歌劇団”が結成されました。去年の6月にはメンバーが30人ぐらい集まり、すぐに1月公演の練習を始めました。最終的に、その時に舞台に立ったのは18人で、現在は11人が正規メンバーとして活動しています。歌劇団という名称ですが、ライブの内容は古典落語をベースにオリジナルストーリーを作り、そこに音楽やダンスを盛り込んで、シャッフルするという新しい形のエンターテインメント集団です」

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