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クレベルが三角絞めでの一本勝ちを予告。「フェザー級のトップに戻りたい」とケラモフ撃破をステップに王座奪還へ意欲【RIZIN大晦日】

2025.12.14 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

 前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が「フェザー級王座返り咲きへの意欲を見せた。

 クレベルは今大会では元フェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と対戦する。

 クレベルは昨年大晦日に鈴木千裕を破り、2度目の戴冠を果たすも、今年5月の初防衛戦でラジャブアリ・シェイドゥラエフに敗れ王座陥落。王座返り咲きへ向けての試金石となる一戦となる。ケラモフは2023年7月に行われた王座決定戦で朝倉未来に一本勝ちを収め王座を獲得も、11月に母国アゼルバイジャンで開催された大会で鈴木に敗れ、王座陥落。こちらも王座奪還に向けて重要な意味合いを持った試合となる。

 公開練習でクレベルは1分半のミット打ちを行い、その後に質疑応答が行われた。

井上直樹が「1R目で負けるという予想をしている時点で負けだと思う」とサバテロの見立てをばっさり【RIZIN大晦日】

2025.12.14 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

 バンタム級王者の井上直樹(Kill Cliff FC)が挑戦者ダニー・サバテロ(アメリカ/アメリカントップチーム)の試合の見立てをバッサリと切って捨てた。井上は今大会ではサバテロを相手に3度目の防衛戦に臨む。

 井上は昨年9月に行われた「バンタム級王座決定戦」でキム・スーチョルを1RでTKOで破り王座を獲得。今年3月の「 RIZIN.50」では元谷友貴と激闘を繰り広げ2-1の判定で初防衛に成功。7月の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」では福田龍彌に3-0の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

 挑戦者のサバテロは2023年7月の「超RIZIN.2」ではマゴメド・マゴメドフに一本負けを喫するも、久々の参戦となった今年5月には太田忍にTKO勝ち、9月には佐藤将光をフルラウンドコントロールしたうえでの判定勝ち。実力者相手の2連勝で今回の挑戦にこぎつけた。

ベイノアがダミー人形相手とはいえ以前とは見違える動き。ノジモフ戦は「アメリカに行くことを選んだ、その答え合わせの舞台」【RIZIN大晦日】

2025.12.14 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

 3日前の10日に参戦が発表されたばかりの元RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/AKA)が緊急参加した。ベイノアは昨年6月以来の参戦でイルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)と対戦する。

 ベイノアはダミー人形を持ち込むと揃って正座をしてから礼。リフトして叩きつけ、マウントからのヒジを連打。下からの三角絞め、がぶってからのギロチンチョーク、マウントからのヒジ。テイクダウンされたポジションからアキレス腱固め。1分半が過ぎてもヒジ、パウンドを落とし続け、最後も三角絞めとダミー人形相手とはいえ、かつてのベイノアとは見違える動きを見せた。

 練習後の質疑応答では「常にこいつとも練習してきたのでAKAから連れてきた。いつもの練習を見せただけです」と説明。そして「今年、僕がRIZINでやったことってポスター配りとバーベキューの司会だけなんですよね。バーベキューの司会をやった時にファンの方に“日本語上手ですね”って言われて“あ、知られてないんだ”って思ったんで、改めて選手“ブラックパンサー”ベイノアをお見せしようと思います」とニューベイノア披露に自信を見せた。

伊澤星花の「ようやく出てきた。ずっと逃げてたRENA選手をぶっ倒したい」にRENAは「なんでもない。この10年をぶつけたい」【RIZIN大晦日】

2025.12.13 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

「女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で対戦する伊澤星花(Roys GYM/JAPAN TOP TEAM)とRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)が11月3日の「RIZIN LANDMARK 12 in KOBE」のケージ内でのカード発表以来、40日ぶりに顔を合わせた。

 その2日後に発表会見が行われたのだが、タイ修行が決まっていたRENAは欠席。伊澤は「挑戦させてもらう立場の奴がなんで会見に来ない」と怒りをあらわにしていた。

 公開練習ではともに1分半のミット打ちを行った。RENAはパンチ、蹴りはもちろん、至近距離でのヒジ打ちも見せた。

 その後に行われた質疑で伊澤は「怒ってたんですけど、ようやく出てきたなって思ってます」と冷静な受け答え。

サトシがフェザー級王者シェイドゥラエフとの対戦に「榊原社長に質問して(笑)。私は誰でもいい。私は嫌とは言わない」【RIZIN大晦日】

2025.12.13 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

 今大会ではライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が野村駿太(アメリカントップチーム)を相手に6度目の防衛戦に臨む。

 サトシは2021年6月に行われた初代王者決定戦でトフィック・ムサエフを破り王座を獲得すると、矢地祐介、ジョニー・ケース、ルイス・グスタボ、ヴガール・ケラモフ、そして9月には野村の代役となった堀江圭功を相手に防衛を果たし、RIZINライト級の絶対王者の座に君臨している。

 野村は今年3月にRIZIN初参戦を果たすと、いきなり王座挑戦経験もあるルイス・グスタボと対戦。偶発的なバッティングによりグスタボが試合続行不可能となり、3R2分27秒までのテクニカル判定ではあったが、3-0の判定勝ち。7月の「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」では元Bellator世界ライト級王者のパトリッキー・ピットブルに判定勝ちと強豪相手に2連勝となり9月の「RIZIN.51」でサトシに挑戦の予定だったのだが、試合のダメージが大きく欠場。今回は仕切り直しの一戦となる。

元谷友貴とフライ級王座をかけて対戦の扇久保博正「堀口選手や平良選手に負けない試合が僕と元谷選手ならできると思っている」【RIZIN大晦日】

2025.12.13 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

 今大会ではフライ級王座決定戦で扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)と元谷友貴(アメリカン・トップチーム)が対戦。扇久保は「堀口選手や平良選手に負けない試合が僕と元谷選手ならできると思っている」と激闘を約束した。

 RIZINのフライ級は2023年大晦日に堀口恭司が神龍誠を破り初代王者となり、2024年大晦日にはエンカジムーロ・ズールーを破り初防衛を果たした。堀口はこの試合を最後にUFCと再契約。3月に王座を返上した。

 RIZINではこの王座を巡り7月から「RIZIN WORLD GP 2025 FLYWEIGHT TOURNAMENT」をスタート。扇久保は1回戦でホセ・トーレス、準決勝でアリベク・ガジャマトフに、元谷は1回戦でヒロヤ、準決勝で神龍誠に判定勝ちしてともに決勝に進出した。

 公開練習では扇久保は1分半のシャドー、元谷は恒例のカード配りをメインに行い、その後に質疑応答が行われた。

 2人は過去に一度対戦し、扇久保が勝利しているのだが元谷は「前回と違うところは全部。全部変わっている」ときっぱり。

久保優太が「この1年で生まれ変わった新しい久保優太を見てほしい」「ものが違うというところを見せたい」と強気コメント連発【RIZIN大晦日】

2025.12.13 Vol.Web Original

「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が12月13日、都内で開催された。

 昨年大晦日以来の1年ぶりの再起戦となる久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が「この1年で生まれ変わった新しい久保優太を見てほしい」「ものが違うというところを見せたい」などと自信満々のコメントを連発した。

 久保は今大会ではカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)と対戦する。

 久保は昨年3月に元修斗環太平洋フェザー級王者でONE Championshipにも参戦していた高橋遼伍に判定勝ち、7月には初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕にKO勝ちを収め、一気にフェザー級トップ戦線に浮上。大晦日には事実上の次期挑戦者決定戦と言っても過言ではなかったラジャブアリ・シェイドゥラエフ戦に臨むも、グラウンドでのパウンド、鉄槌、ヒジといった強烈な打撃の前に無念のレフェリーストップによるTKO負けを喫した。そのダメージはすさまじく、また37歳という年齢もありその後の動きに注目が集まる中、今年5月には8月の参議院議員選挙への立候補を表明。維新から立候補し、全国を駆け回るも無念の落選となり、再びその動向に注目が集まる中、今月4日に大晦日での戦線復帰が発表された。

ベイノアが緊急参戦でノジモフと対戦。ノジモフの「せいぜいブラックうさぎ」に「やってやりますよ」【RIZIN大晦日】

2025.12.10 Vol.Web Original

 RIZINが12月10日、「RIZIN師走の超強者祭り」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 元RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカ/AKA)が昨年6月以来のRIZIN参戦を果たし、イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン/Tiger Muay Thai)と対戦する。

 ノジモフについては前日に参戦が発表され、対戦相手については、この日放送のRIZIN FF公式YouTubeチャンネルの生番組「榊原社長に呼び出されました」で発表となっていた。

 ベイノアは極真空手で活躍し、RISEでも王座を獲得。2021年6月にRIZINに初参戦し、元DEEP王者・弥益ドミネーター聡志相手にMMAデビューを果たすもスプリットで判定負け。2021年11月にロクク・ダリからMMA初勝利を挙げるも、その後、武田光司、宇佐美正パトリックを相手に2年連続大晦日に敗戦。

 一念発起し2023年、単身米国へ渡り、アメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)で練習に励んだ。2024年4月にはRIZINで井上雄策に判定で2年半ぶりの勝利をつかむが消極的な試合内容にブーイングを浴びる結果に。同年6月には体重超過のジョニー・ケースと対戦。負けのない状況での試合となったがダウンを奪われての判定勝利とRIZIN2連勝とはなったものの内容はいまいち。

朝倉未来がMVPとベストバウトをW受賞。斎藤裕との再戦は「2回同じ相手に負けたら引退と思っていた。勝った時にほっとした」【RIZIN AWARD】

2025.12.07 Vol.Web Original

 RIZINが12月7日、10周年を記念したセレモニー「RIZIN AWARD 〜10th Anniversary〜」を都内で開催した。

 同アワードはRIZIN10周年を記念し、これまでで最も優れたファイターや試合の数々を表彰するもので、「ベストKOファイター」「ベストサブミッションファイター」「ベストバウト」「MVP」の4部門の受賞者が発表された。

MVPには朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が選出された。朝倉は2021年大晦日の斎藤裕(パラエストラ小岩)との再戦がベストバウトに選出され、ダブル受賞となった。

 朝倉は「僕たち兄弟は多分8年目ぐらいですかね。RIZINが始まったときは『THE OUTSIDER』にいて、“地上波ですごい大会をやってるな”というふうにすごい嫉妬して、出たいなっていう中で、ようやく出られた。出たはいいんだけど、次は総合格闘技の認知が世間であんまりなくて、それでYouTubeを始めた。この間、数えたら18戦しているってことで、本当に死ぬときに思い返しても僕の青春だったなって思います。本当にこのMVPという素晴らしい賞をいただけて、とてもうれしいです。ありがとうございます」とスピーチ。

 RIZINでのファイトの中で印象に残っていることとして「いろいろありましたよね。やっぱり、あの斎藤戦2は自分の中ですごくプレッシャーも大きかったし、2回同じ相手に負けたら引退だなと思っていたので、本当に勝った時にほっとしたのを覚えてます」とベストバウトを受賞した斎藤戦を挙げた。

 朝倉は大晦日にラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)の持つフェザー級王座に挑戦するのだが「勝ちますよ、本当に」と力強くV宣言をした。

秒殺KO勝ちの芦田崇宏が鈴木博昭とのリベンジマッチをアピール「SBでもRIZINでも。MMAでやられているのでMMAでやり返したい」【SB】

2025.11.25 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われた唯一のMMAルールの試合で元DEEPフェザー級王者の芦田崇宏(BRAVE GYM)が秒殺KO勝ちを収め、鈴木博昭との対戦をアピールした。

 芦田はこの日、MMAルール初挑戦となる現SB日本スーパーライト級王者のイモト・ボルケーノ(FIGHT SCIENCE)と対戦。じりじりと圧をかけるとタックルのフェイントから左のオーバーハンドを放つとイモトは時間差で前のめりにダウン。芦田が追撃のパウンドを狙ったところでレフェリーが試合を止め1R31秒の秒殺KO勝ちを収めた。

 芦田は試合後のマイクで「外敵の芦田です。イモト選手、挑戦を受けてくれてありがとうございます。僕はシュートボクシングでかなり苦い思いをいっぱいしてきています。怪物君、今日はいるのかな? やり返したいんで、ぜひ」と元SB世界スーパーライト級王者の鈴木との対戦をアピールした。

 芦田はシュートボクシングでは2023年6月にイモトと対戦し、判定負け、鈴木とは昨年2月に「RIZIN LANDMARK 8」でMMAルールで対戦し、1RでTKO負けを喫している。

 試合後の会見でも「シュートボクシングの選手なので、シュートボクシングのリングでもRIZINのリングでも、どんなリングでも借りを返したいなという気持ちでアピールしました。MMAでやられているので、MMAでやり返したい」と鈴木へのリベンジを改めてアピールした。

クレベルvsケラモフの元フェザー級王者対決が実現。クレベル「逃げないでください。ケガとか全部やめてください」【RIZIN大晦日】

2025.11.21 Vol.Web Original

 RIZINが11月21日、大晦日に開催される「RIZIN師走の超強者祭り」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 RIZINフェザー級の前王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と元王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が対戦する。

 クレベルは2022年10月に牛久絢太郎を破り第3代フェザー級王者となるが、2023年6月の鈴木千裕を挑戦者に迎えての初防衛戦では体重超過で王座はく奪。その王座を巡って、7月に行われた王座決定戦で朝倉未来に一本勝ちを収め第4代フェザー級王者となったのがケラモフだった。しかしケラモフは母国で開催された大会で鈴木に敗れ、王座陥落。クレベルは斎藤裕、アーチュレッタを破り、昨年大晦日に王者・鈴木への挑戦を実現させると判定勝ちで王座を奪還した。今度こそ長期政権樹立を目指したクレベルだったが、今年5月の初防衛戦でラジャブアリ・シェイドゥラエフに敗れ、再び王座を明け渡してしまった。

 今回の試合はタイトル戦線への再浮上をかけた互いに落とせない一戦となる。

 ケラモフは「日本のファンのみなさんこんにちは。まず始めに前回の試合を飛ばしてしまった事をお詫びします。松嶋選手をはじめ沢山の方を失望させてしまいました。その償いは今回100%万全な状態で試合に望み、試合内容で返すことを約束します。対戦相手は自分と同じ元王者で、しかも同じくタイトルを狙っています。この試合の結果は互いの未来に大きく影響します。この強敵に対して自分の持てる全ての技術を使って勝ちに行きたいと思います。クレベルとの試合はこの大会随一のMMA技術が見られる美しいものになるでしょう。皆さん近いうちに会いましょう」とRIZINを通じてコメントした。

 ケラモフは11月3日の神戸大会で松嶋こよみと対戦の予定だったが、ウィルス性胃腸炎のためドクターストップがかかり、試合を流していた。

 この日の発表はインスタライブで行われたのだが、アメリカントップチームでの練習のため渡米中のクレベルはリモートで参加し「めっちゃうれしいです。大晦日に戦う。でもケラモフ、逃げないでください。ケガとか(欠場とか)全部やめてください。私、あなたを待ってます。絶対あなたをボコボコにします」と勝利を誓った。

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