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IMFトップに初の女性

 国際通貨基金(IMF)は28日、理事会を開き、新専務理事にフランスのクリスティーヌ・ラガルド財務相(55)を選出した。IMFトップに女性が就任するのは初めてで、任期は5年。不祥事で失墜したIMFの信認回復や組織の立て直し、ギリシャ危機で揺れる欧州の債務問題などの課題に取り組む。


宇和島徳洲会病院を捜索

 生体腎移植をめぐる臓器売買事件で、警視庁組織犯罪対策4課は28日、臓器移植法違反容疑などで逮捕された開業医、堀内利信容疑者(55)が移植手術を受けた宇和島徳洲会病院愛媛県宇和島市)を関係先として家宅捜索した。堀内容疑者は、宇和島徳洲会病院の手術でも臓器売買をした疑いが浮上している。


古賀氏に次官が“退職勧告”

 民主党の政権運営を批判し、参院予算委員会で仙谷由人官房長官(当時)に恫喝された経済産業省のキャリア官僚、古賀茂明氏が、松永事務次官から法的根拠もなく事実上の退職勧告を受けていたことが27日、分かった。「あなたにふさわしいポストはない」と7月15日付での自発的な退職を迫られたという。


家庭ゴミ灰からセシウム検出

 東京都と東京二十三区清掃一部事務組合は27日、一般家庭ゴミなどを処理する23区内の清掃工場のうち、江戸川清掃工場で発生した焼却灰から、1キログラムあたり8000ベクレルを超える放射性セシウムが検出されたと発表した。江戸川清掃工場の飛灰は当面、工場内の放射線を遮れる施設で一時保管される。


ソフトバンク太陽光発電参入へ

 ソフトバンクが24日開いた定時株主総会で、太陽光など再生可能エネルギー発電などの電力事業を新たに定款に加える議案が了承された。東京電力福島第1原発事故を受け、「脱原発」を掲げた孫正義社長が強い意欲を燃やしてきたもので数カ月以内に太陽光発電を手がける子会社を設立する。