腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 早川次郎

富士急行株式会社 富士急ハイランド広報
早川次郎 さん

忙しい仕事の息抜きは?「こだわりのラーメンとか好きですね。やっぱりそこでしか食べられないものを出されたときの感動ってあるじゃないですか。“ここだけ”のサービスは、するのも受けるのも好きなんですよ」。という早川さん。大変な仕事だろうに、いつも楽しそうな理由はコレですね!

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社員みんな“他にない”こと大好き!

 今ネットで“高飛車”と検索すると真っ先に出てくるのが、富士急ハイランドに新登場した絶叫マシン。最大落下角度121度というギネス世界記録を持つ、この夏大注目の大型ローラーコースター。早川さんは、この『高飛車』の広報宣伝担当なのだ。「5年前『ええじゃないか』が開業した直後から『高飛車』企画もスタートしました。広報宣伝担当としての実質的な動きは1年前くらいからなんですが、この5年間は毎年“あと3年だ”、“あと1年だ”という感じでしたね(笑)」。なにしろ『高飛車』は約30億円をかけた超目玉のアトラクション。早川さんたち広報宣伝チームへのプレッシャーもハンパないはず。しかも彼らは未完成の段階で広報宣伝プランを立てなければならない。「CGイメージとか図面を見ながら、どこが面白さのポイントか、それをどうアピールするか、考えに考えました。実際に初めて乗ったときには、自分が言ったことが合っているかどうか、テストの解答合わせでもしている気分でしたね(笑)」。富士急ハイランドらしいユニークなネーミングもこだわりの1つ。「『高飛車』に決まるまでには相当かかりました。ただ“高飛車”という言葉の本来の意味はそれほど重視していなくて、どちらかというと音や漢字のイメージですかね。高飛車と検索すると“意味その2.ジェットコースターの名前”と出るようになればいいな、と」。その狙い、見事に当たりましたね。にしてもこんなユニークなアトラクションばかり作る富士急ハイランドって…。「とにかくウチは社長以下“他にない”とか“初めて”が好きなんです(笑)」。世界に1つだけの富士山を眺めながら“最大121度の落下”。確かに味わえるのは世界でここだけ!

富士急ハイランド
【住所】山梨県富士吉田市新西原5-6-1 【問い合わせ】0555-23-2111 【URL】http://www.fujiq.jp