『アウトレイジ ビヨンド』は 北野映画史上最大&最凶!?

20120418a.jpg
北野武監督の最新作『アウトレイジ ビヨンド』の記者発表会が17日、千葉県のロケ地で行われ、西田敏行、三浦友和、加瀬亮、松重豊、小日向文世、高橋克典、桐谷健太、新井浩文のキャストが登壇した。

 本作は2010年に公開された『アウトレイジ』の続編で、北野作品としては初のシリーズもの。北野監督は「単なる続編にはしたくない。"2"という言われ方が嫌いだし、この作品だけでも楽しめるので"ビヨンド"にしました」と意気込みを見せたものの、「ビヨンドの意味は良く分からないんですけどね(笑)。『アウトレイジ ビヨンセ』でもよかったんだけどね(笑)」と、笑いを取った。

"全員、悪人"のキャッチフレーズ通り、俳優陣も前回を上回るコワモテぶり。「山王会のトップとなり追われる立場となったので疑心暗鬼の中撮影しています。今日も2人殺してきました(笑)」という三浦、「この中で一番悪役経験があると思います」という松重ら続投組の中、初の北野組参加となった西田は「憧れの北野組に参加できてうれしいです。しかも悪役なので心がはずんでいます(笑)」とカワイイ声で初々しさをアピールし、会場の笑いを誘った。

 死んだと思われていた大友組元組長・大友(ビートたけし)が生きており、その出所後に壮絶な戦いが始まる、というストーリー。映画は10月6日より全国公開。