宮﨑あおい、大沢たかお初共演「大きな家族みたい」

2012619a.jpg アニメーション映画『おおかみこどもの雨と雪』のジャパンプレミアが18日、都内にて行われ、声優を務めた宮﨑あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人、大野百花、加部亜門、細田守監督が登壇した。
 
 同作は『時をかける少女』『サマーウォーズ』で評価を得た細田監督の最新作。"おおかみおとこ"と恋に落ちた主人公・花が、彼の死後、2人の"おおかみこども"を育てながら自身も成長していくという物語。

"おおかみこども"の名前に合わせ、舞台上に"雨"と"雪"が降る演出の中、相合傘で登場した宮﨑と大沢。実は2人の共演は今回が初めて。主人公・花を演じた宮﨑は「(大沢は)大きな、優しい方だと思いました。4日間という短い収録の中でどういう関係性を築けるかと心配だったのですが(自身の収録の無い日にも)毎日現場に顔を出して、おいしい差し入れをしてくださったり、子どもたちと遊んでくれて。花として"おおかみおとこ"に見守られているようでした」と明かすと"おおかみおとこ"役の大沢は「暇だったので(笑)」と冗談めかしながらも「宮﨑さんは集中力も高く、現場にいい空気を放ってくれる女優さんなので、毎日現場に行きたくなりました」とコメント。少女期の雪を演じた黒木も「大きな家族がここにいるような、本当に楽しい収録でした」と語り、本当の家族のように息の合った収録だったことを振り返った。

 同作は現在までに34の国と地域で配給決定。来週はパリにてワールド・プレミアを行う予定で、宮﨑の出席が決まっている。映画は7月21日より全国東宝系にて公開。