裕次郎のあの不朽の名作がついにDVD&ブルーレイに

20130117b.jpg 石原裕次郎主演の映画5作品が3月20日、DVDとブルーレイで発売されることになり17日、都内の会場で石原まき子と渡哲也が会見を行った。

 今回発売される『裕次郎 夢の箱‐ドリームボックス‐』は、これまでソフト化されていない「黒部の太陽」「栄光への5000キロ」「富士山頂」「ある兵士の賭け」「甦る大地」を収録。当時の制作スタッフが集結し、デジタル・リマスター、ノイズ除去などの作業を行い、作品にさらに磨きをかけ蘇らせた。

 石原プロモーション設立50周年を記念した同豪華ボックス発売について、まき子夫人は「裕さんは、映画は大きなスクリーンで見ることにこだわっていた。しかし、時勢が変わり家庭でも大型テレビが普及してきましたし、東日本大震災のチャリティー上映会を全国で行った時に、DVD化して欲しいという要望を多くいただいたので...。きっと裕さんも"良くやった"って褒めてくれると思います」と心境を語った。また夫人は、事務所が金銭的に困った時に渡が会社に来て「私の全財産です。役立ててください」と180万円の預金通帳を裕次郎に持ってきたことを告白。「裕さんは受け取らなかったけど、その話を家でしてくれた時、涙ぐんで申し訳ないと言っていた」と語ると、渡は「そんなことしたら怒られるだろうと思っていた。憧れ尊敬していた裕次郎さんと映画で関わりたくて、石原プロに入れて下さいとお願いした」と当時を振り返った。

 尚、DVD&ブルーレイや単品での発売も行う。