85キロ級のトーナメントは清水が優勝

 2部構成で行われたこの日、『Road to GLORY JAPAN −85kg』では日本のトップクラスの4選手による85キロ級のトーナメントが開催された。

 決勝では、事実上の決勝戦といわれた松本哉朗との1回戦を突破したマグナム酒井と小差で新村優貴を破った清水賢吾が対戦。テクニックの酒井、若さの清水といった図式になったこの一戦。1Rから酒井が主導権を握る。2Rも酒井が左右フックを顔面にまとめ攻勢に出る。しかしその離れ際、清水が右ハイキック一閃。この逆転の一発で試合は一気に清水のものに。3R、後がない酒井は距離を詰めてKOを狙うが、清水は徹底したヒザで迎撃。このままゴングが鳴り、2−0の判定で清水が勝利を収めた。

GLORY初参戦
Dykiド派手なKO勝利

 3月にRISEバンタム級王者に就いたばかりのDykiがGLORY初参戦を果たした。

 現在、フジテレビ系の『テラスハウス』に本名の宮城大樹で出演中のDyki。ここでド派手な勝利を収めれば、一気に知名度も上がるとあって、負けられない一戦となった。

 対戦相手のジャン・ヨンホは2月のGLADIATOR福岡大会でライト級(63キロ)の王者決定戦に出場した選手。今回は55キロ契約での対戦。

 1Rから積極的に打ち合う両者だったが、1分21秒、Dykiがカウンターの右フック一閃。KO勝利を収めた。