吉田秀彦が全日本実業団体対抗で11年ぶり復帰

 柔道の全日本実業団体対抗大会(15、16日、岡山県体育館)で男子3部に選手として出場する1992年バルセロナ五輪金メダリストでパーク24の吉田秀彦監督(43)が3日、東京都内の道場で練習を公開。11年ぶりとなる柔道の実戦に向け、「(暴力問題などで)暗いニュースばかりの柔道界に明るい話題を提供したい」と意気込みを語った。

 今大会は3部の補欠としてエントリーしていたが、「1回戦から出るので、楽しみにしていてください」と笑顔で出場を明言した。

 柔道にはプロとなった選手はその活動後3年間は選手登録できないルールがある。吉田監督の場合は2010年4月25日の試合を最後にプロ格闘家を引退しており、今春、凍結期間が解除されていた。