長澤まさみと岡田将生が”10代の恋”を振り返る

20130919a.jpg 映画『潔く柔く』の完成披露舞台挨拶が18日、都内の会場にて行われ、俳優の長澤まさみ、岡田将生、高良健吾らキャストと新城毅彦監督が登壇した。


 同作は、ベストセラー少女コミックを原作に、青春時代に大切な人を失った境遇を持つ男女が、共に希望から再生を紡ぎだしていく姿を描いたラブストーリー。


 今回、主人公の高校時代も演じた長澤は「15歳を演じるということでかなりプレッシャー」だったと語り、「高良くんも同じ26歳なんですけど、"だいじょぶっしょ!"って言ってくれたので、自信に変わりました」と照れ笑い。長澤、高良らが演じる高校生の役どころも見どころとなりそうだ。


 ストーリーにちなみ、高校生と大人の恋について、違いを尋ねられると、岡田は「高校時代ってあまり直球ではなくて、手をつなぐにも3、4時間かかるみたいなちょっと淡い感じ」と自身の恋愛経験を匂わせて話したが、長澤の反応は「......うん(笑)」とイマイチで、共感を得られなかった様子。そのうえで長澤は「10代のころって本当に"好き"の意味ってどれくらい分かっていただろう。本当の愛とか絆とかちゃんと分かっていたのかな」と語り、恋愛談義は哲学的な展開に。


 また"思いを伝えられなかった経験は?"という質問に、岡田は「小5のときに転校しちゃったんですけど、1年生から好きだった女の子に"好き"って言えずに転校してしまった。ちゃんと言っておけば、もしかしたら何かあったんじゃないか」とほろ苦い話を披露した。


『潔く柔く』は10月26日から全国ロードショー。