振動が!霧が!スモークも! 平和島に新感覚映画シアター

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 揺れる、風が吹く、香りがする、水も飛び散る! 臨場感たっぷりに映画を楽しめる新感覚シアターが25日、平和島シネマサンシャインに登場する。一昨年に日本初上陸した4DXシアターが東京に新登場するもので、これまで以上にリアルな映画体験が楽しめそうだ。

 4DXは体験型の映画システムで、映画と劇場がシンクロ。劇中のアクションに合わせて、座席が前後左右に動いたり、風や霧やフラッシュが起こったり、さらには香りまでするという画期的なもの。映画を見ながら、その世界に入ってしまったような感覚が味わえる。

 24日、同シアターでプレス発表会が行われ、お笑いコンビのウーマンラッシュアワーが登場、4DXをいち早く体感した。わずか10分程度の体験だったが、その間にも、ガツンという衝撃、座席がゆらゆらと大きく揺れたり、水や霧が噴出。スピード感あふれる映像世界を疑似体験した。

 映画好きで知られ、月に5~6本は劇場で映画を鑑賞するという村本大輔は、「疲れていたりすると途中で寝てしまったりすることがありますけど、(4DXでは)ずっと主人公になった気分でワクワクして見られますね」。特に気になった効果について聞かれると、村本は「ミスト。乾燥肌なのでうるおいました」。中川パラダイスは「においの効果がすごい。これが、おならとか人が嫌な臭い、トイレの映像があったりしたら......すごい映画になりそう」と、話した。

  4DXシアターは、25日の『アメイジング・スパイダーマン2』の公開と同時に稼働する。料金は、通常の映画鑑賞料金に1000円を加算した金額。身長100センチ未満、妊娠中の人、心臓や首に障害を持っている人は利用できないなど条件もある。