佐々木憂流迦が地元・沼津の「富士山祭り」で1R38秒TKO勝ち

 格闘技イベント「DEEP富士山祭り リベンジ」が25日、静岡県沼津市のプラザヴェルデで開催された。
 同イベントは現在、和術慧舟會駿河道場と富士山道場の代表を務める芹沢健一氏の引退興行として2012年に行われたもので、今回「佐々木憂流迦凱旋」と銘打ち2年ぶりの復活となった。
 格闘技の大会は東京、大阪といった都市に集中しがちだが、選手を育成するジムは各地にある。しかし出場選手の確保や集客などさまざまな問題があり、地方都市では大会を開催するのはなかなか大変なこと。
 今大会は芹沢氏の「格闘技をもう一度メジャースポーツにしたい。そして地域の活性化に少しでも役立てたい」という思いから実現に至った。
 そんな芹沢氏のもとに多くのスタッフや選手が集結。メーンを務めた佐々木憂流迦をはじめ駿河道場のプロアマ選手や地元静岡の精鋭が出場。総合格闘技とキックボクシングの計19試合が行われた。
 メーンでは佐々木が韓国のジョン・ジュンフェと対戦。1R38秒でジュンフェの左腕を破壊し、貫禄のTKO勝ちを収めた。