今こそ見つめよう。 『第10回 UNHCR 難民映画祭』

 難民をテーマにした、国内外の優れた作品を上映し、今年で10周年を迎えるUNHCR難民映画祭。世界で今起こっている難民問題に、映画を通して意識を向けることができる貴重な機会として、年々注目を集め、今年は東京・札幌に加え仙台でも開催される。

 いま世界では紛争や迫害、人権侵害等によって家を追われ、保護を求める人の数は増加の一途をたどり、その数は6000万人にも上るという。

 本映画祭では、彼らの思いや現状をリアルに伝える、珠玉の10作品が揃う。故郷・シリアへの思いを抱きながら異国で暮らす人々を日本人監督がとらえたドキュメンタリー『目を閉じれば、いつもそこに 〜故郷・私が愛したシリア〜』は、まさに今世界で大きく報道されているシリア難民の思いに迫った作品。『グッド・ライ 〜いちばん優しい嘘〜』はスーダンのキャンプからアメリカにやってきた青年たちとの交流を描いたハートフルドラマ。ハリウッドの人気女優リース・ウィザースプーンの好演も光る。


 期間中は映画上映の他、トークイベントや、南スーダン出身の俳優でUNHCR親善大使のゲール・ドゥエイニー氏も来場予定。

 先日、シリア難民の欧州での受け入れの問題が日本でも大きく報道されたが、難民問題はもはや紛争地だけのものではない。世界のどの国も、意識すべき問題となっている。映画を通して彼らの思いにふれる貴重な機会となるはず。

 本映画祭では入場・鑑賞は無料。会場で募金を受け付けているのでこの機会にアクションを起こしてみては。
『第10回 UNHCR 難民映画祭』
東京会場【期間】10月2日(金)、3日(土)、10日(土)、12日(月・祝)【会場】スパイラルホール、イタリア文化会館【入場料】入場無料(会場にて募金を受け付け)。先着順(当日整理券配布)【URL】unhcr.refugeefilm.org